なんだか数日前は暖房入れてたのに急に夏みたいになって、ババアは体が追いつきません。



お花見、してきましたか?

最近の屋台ってすごくいろんな食べ物売っててすごいですね。

でもなぜかセリ美は年々屋台の食べ物が食べれなくなってきてしまって(衛生面が気になる…)、大人になるってイヤだわあ、なんて思っとります。


でも反対に、桜を「アラ~綺麗ねえええ」って思う気持ちは年々増してきてるので、歳を取るのも悪くないって気持ちもあったりします。





さて、今回もまたちょっととっておきのネタを。

どれだけとっておきネタ眠らせてたんだって話でね。


書きたくても仕事に追われてほんとに全然書けなかったんです…






3月の終わりに、ミズさまが主演なさっていらっしゃるタンゴのコンサートに行ってきたんです。






これね、すごいことなんです。

アルゼンチンから一流のタンゴミュージシャンを4人も招いて、ミズさまがメインで歌も踊りも務めるっていう、タンゴのプロダンサーでもなかなか実現できないようなコンサートなんです。

いや、普通、タンゴのダンサーとシンガーって別々ですから、どちらもこなすっていう人はいないそうです。
ほんとに誇らしいわ…私の神様。






そんなタンゴマニアのためのコンサートに、プロダンサーでもプロシンガーでもない、元タカラジェンヌのミズさまが主演するってもう…


神様だからこそ成せる偉業なんです。


アルゼンチンタンゴ、宝塚のショーでもたまに採り入れられるのでご存知の方も多いかと思いますが、日本ではあんまりメジャーじゃないんですよね。

あの、組んだ男女が脚を早業でバシバシ入れ替えるやつです。



そういえばちょうど先日、「ANOTHER SKY」に出演してた米倉涼子さんが「アルゼンチンタンゴがやりたい」ってスペインに行ってたみたいですね。

米倉さん、アルゼンチンタンゴぴったりだと思いますので、ぜひ日本に広めてほしいです。





セリ美はもともとタンゴ大好きで、宝塚関係なくタンゴ音楽のリサイタルに行ったこともあるほど、好きなんです。CDも持ってたりします。

そんな大好きなタンゴを神様であるミズさまが踊って歌ってくださるなんて…






そりゃ全ステもするわ!!!



交通費と宿泊費と飲食代と合わせて10万近くかかってるけど別にいいの。

このために泣きながら仕事してきたんだから、別にいいの。

もやし炒めが日々の食卓を彩ってきたけど、別にいいの。





当然ながら音楽はもううっとりするほど素晴らしくて…

タンゴ音楽ってね、なんだかとっても「自由」なんです。

タンゴって「自由」を表した音楽なのかなって思うほど、心が自由に解き放たれるんです。









torinoyouni







なんか、もともと音楽の発祥って精神的な解放を求める心から生まれたもののような気がするんですね。

特にロックとかブルースとかフラメンコとか、庶民が楽しむための音楽っていうのはさ。


タンゴの旋律も、なにかすごく「我々は自由だあああああ!!!」っていう叫びに聴こえるんです。





唐突ですが、皆さんに質問です。


お金
平和
自由
人(仲間・家族)


とか、人間にとって必要なものっていくつかあるじゃないですか。

その中でひとつしか選べないって言われたら、何を選びますか??



セリ美は
ひとつしか選べないような環境だったので、いつもその自問自答を続けてきました。
セリ美はどれに向かって進んでいけば幸せになれるかなって。


でも、いつも答えは同じでした。



セリ美は「自由」がいちばん大切です。



そりゃお金も平和もみ~んな大事ですけど、

心身共に、自由でいたい。

孤独でも貧乏でも過酷でもいいから、自由だけは死守していたい。




そんなセリ美の心にタンゴってビンビン響いてくるんですね。


そんな大好きなタンゴコンサートをミズさま主演で観られるなんて…






そりゃ全ステもするわ!!!





ミズさまのダンスの見せ場は、タンゴといえばいちばん有名な曲になるのかな?リベルタンゴという定番曲を選択されました。

宝塚でもよく使われていますね。



もうね、このリベルタンゴ、ミズさまの超人的な身体能力とダンススキルとセンスが劇場中を渦巻いていて、初見はあまりに凄いものを見させられて「いまの…ナニ…??」と何が起こったかよく分からないという状況でした。




セリ美のしょーもない絵で神様を表現するなんてことは到底無理なんで…
こんな絵しか描けないんですが…
















grantango






こんなようなとんでもない事態になってました。


えーと、いまミズさまファンの皆様からものすごい怒号が飛んできているのを感じています。


全然そんなんじゃねえわ!!!!このせんべいババアが!!!


と。



あくまでセリ美がミズさまと同じことをしたらこうなっちゃうっていう想像図なので…スイマセン。



まぁ、要は宙返りですわ。


↓これは、ミズさんのお相手を務めてくださってる男性ダンサーと、今回のタンゴの振り付けをしてくださってるNaoさんのダンスですが、この振りにかなり近いです。







片腕だけで相手の肩に掴まってぐるっと宙返りしたり、相手の肩の上で横になったり寝返り打ったり飛び乗ったり飛び降りたりぶん投げられたり…

文字で書くと何が何だか全然分かんないんですけど、実際に見ても何がどうなってんだかよくわかんないくらいとんでもないことしてました。

ほら、体操選手の床競技で、もう何ひねりしたんだか何回転したんだか全然わかんないじゃないですか。素人目じゃあ。
あんな感じです。



でも、アクロバットももちろんとんでもないことなんですけど、もちろんタンゴダンスとしての技も本当にすごくて。

テキパキと超難度技の振付をこなしていく、ものすごく集中してるミズさんの表情もとても素敵でした。


あまりに圧巻で、リベルタンゴの場面が終わった瞬間にいつも劇場中からどよめきが聞こえていました。
「ブラボー!!!」という称賛の声も毎回飛んでいました。





ミズさまがタンゴを踊ってくれたのはこれが3回目となりますが、このお方は一体どれだけの高みまで昇っていかれてしまうんだろう…

と、拝まずにはいられないほど、超人なのです。



特出していただいたOGの皆さんが「ミズさん、あなたすごいのねえええ」とお褒め下さるたびに、セリ美の手柄は何一つないのにいつも「エッヘン!!!」と鼻がどこまでもにょきにょき伸びていました。


なんなら男役時代よりももっともっとスキルを高めていくスピードが速くて、あんなOGさん、他に見たことありません。

ダンスってやっぱり体力的にしんどいから、せっかく素晴らしいダンサーだったのに退団以降はきっぱりとダンスを辞めてしまうOGさんのほうが多いですしね。


年齢とともにダンススキルをめきめき上げていくミズさまを神様と呼ばずしてなんとお呼びしようか!!




ダンスのみならず、お歌は苦手分野だったのに今やもう…本当に見事な歌い手さんにもなられて…

お芝居だっていつも不自然なところまったくなく、役柄の魅力を完璧に引き出して自分のものにしていらっしゃいます。




そしてなによりも、その人間性ですよ…


もともとお勉強がお出来になる方でいらっしゃいますので、IQがお高いんだと思います。

まるでトップアスリートのごとくストイックなところがありつつも(トレーニングの鬼)、それでいて宝塚でいっぱいご苦労なされたからか、人間らしいミスやダメなところも「あはは~いいのいいの!しょうがないしょうがない!」って軽~く笑い飛ばしていらっしゃって…


忍耐エネルギーが少ないくせに割と完璧主義で自分を追い込み過ぎてしまうセリ美は、そのミズさまの「いいのいいの!」という言葉が本当に心を安らかにしてくれます。




それでいて今も雪組公演には欠かさず観劇にいらっしゃって、楽屋であらゆる現役生にアドバイスを欠かさないという…

それなのにびっくりするほど謙虚で真面目で素直でチャーミングで…

OGの先輩に褒められたときの「いやいや、そんなそんな私なんて…」ってもじもじしてる時のミズさま、本当に可愛らしいんです…




ミズさまは、セリ美の永遠の憧れなんです。





こうしてあまりに好きすぎるゆえに、ファンクラブに入れないという始末でして…

だって、前にも書きましたけど、ファンクラブ会員のいちばんの特権って、入り出参加権じゃないですか。

あと、会員限定イベント。


そんなものにセリ美が何度も参加したらもう、ご臨終です。





なので、このタンゴコンサートでも1日のみファンクラブの出待ちが行われていましたが、セリ美は参加権がないので、例のセリ美を明治座の舞台に上げようとした悪友・ミズ友さんのことを劇場エントランス外で待っていました。


出待ち場所はどうやらエントランスをすぐ入ったところで、
エントランスはガラスのドアなので、外からもその様子が見えました。



やった~~~ここからもミズさまが見える!!!

とわくわくして、ギャラリーしていました。

「やっぱりセリ美にはギャラリーが気楽で向いてるわ~~」

と思いながら。




そして終演後30分くらいかなあ?

ミズさまはサングラスをかけてご登場。たぶん御すっぴんでいらっしゃったんでしょうね。
お顔は良く見えなかったけど七色のオーラを発光していらっしゃるので、すぐに分かりました。


お尻の位置が高いこと高いこと…

ライダースジャケットみたいなお召し物だったかなあ?



ちょうどエントランスにいたアルゼンチン大使の人かな?関係者の方と「お疲れ様~」って外国式のハグ挨拶をしてて、なにやら一言二言お話していました。

そのときにあちらの方が何か冗談を言ったらしくて、いつも通りに「あははは~!!」と爆笑してよろめいていたりして、もううっとりしながらセリ美は見つめていました。



ああ…この距離があって本当に良かった…

あんなもん至近距離で見たら体中の液体が出てしまう…



そして間もなくしてファンクラブ会員さんのお手紙お渡しタイムへ。

現役のトップさんと同じ方式ですね。1列にならんで一人ずつ渡していくっていう。


ああ…セリ美があんな風にミズさまから見られてお手紙渡したら気絶してAED持ってこられちゃう…


とか思いながらその様子を見つめていました。


そしてお話タイムに入り、この日はミズさんは結構大きなミスをぶちかましていましたので、その弁明などをされていたようでした。
ときおりエントランスから漏れ響く皆さんの笑い声に多少の疎外感を感じつつも。



数分お話されて、さぁお帰りの時間となりました。

また一旦楽屋に戻って楽屋口からマネージャーさんと一緒に出られるのね~お疲れさまでした~ああ、お帰りになる横顔も遠目でもお美しいわ…
一体どんなご両親からあんな風にお美しく、ご聡明で、ご謙虚で、お可愛らしい方がお生まれになったのかしら…ご両親にも感謝しなk…





















grantangodemachi




ぎ……


ぎ………




ぎえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええぇぇぇ






たすけて!!!!!

だれかたすけてええええええええええええ
蘇生を!!!AEDをおおおおおおお








まさかの…普通にエントランスから帰る………





しかも、その様子を全ファンクラブ会員さんから見られるという…

なんとも滑稽な図式に……






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ミズさまに近寄れないからってファンクラブ入らないようにしてるセリ美が…

なんでこんな目に…





案の定、ほぼ記憶が無いです。

たぶんこのまま失神して劇場スタッフの皆さんにAEDで蘇生してもらったのでしょう。



意識の遠くの遠くのほうで、エレベーターを待つミズさまとマネージャーさんのきゃっきゃしたお喋り声が聞こえてきました…



ミズさまの生声…

ああ…人生に一点の悔いなし…


と臨終の床でセリ美は安らかに目を閉じました、とさ…





この私の事故現場をエントランスの中から終始目撃していたミズ友さんが大爆笑してセリ美に駆け寄ってきたあたりから記憶が戻っています…




ミズさま…


セリ美は一生、あなた様の下僕です…







でも、このようにセリ美が「ミズさまには到底近づけない、近づいてはいけない不可侵の神」と思ったのは、その発端となった出来事があったからなのです。

続く…