春ですなあ~~


花粉症もだいぶ落ち着いてきたので、King of 三日坊主のセリ美はなんとジョギングを始めました!!!

もともと運動は大の得意で、中高と器械体操部で日々バック転などに明け暮れていましたが、「もう一生分の運動はし尽くした」と燃え尽きてしまい、大学からは一気にインドア派に…


そして今では華麗なる引きこもりに転身したわけですが、パソコンとキッチンとトイレの往復しかしない生活にさすがに危機感を覚え、運動せにゃあ…と思ってはいたものの、フィットネスクラブの会費ってすごい高いじゃないですか。


しかもね、過去にフィットネスクラブの受付バイトをしていたことがあって内情は結構知ってるんですけど、いい加減ですよ~~運営。


掃除なんてまぁ~してないしてない。
インストラクターの人間関係も酷くて、バレれば警察沙汰になるレベルのパワハラもありました。
セリ美はそれを告発しようとして握りつぶされました…(大手の、〇ントラルスポーツね)



そんな内情を知っているので、余計に月1万とか払ってフィットネスクラブに通うなんて気持ちにはならず。




皆さまご存知の通り貧乏マスターであるセリ美がこれ以上お金を使うなんて、しかも、たかが運動ごときにお金を使うなんて、美弥ちゃんの退団くらい「あり得ない」ことなわけですよ。


じゃあ近所歩いたり走ったりするか…ということになるわけですが、田舎というのはいかんせん街灯も無いし犬のフンもよく落ちてるし夏場はカエルや蛇も落ちてたりして、あんまり気分よく運動できるような道路じゃないんですね。



セリ美の周囲の若い女の子たちも次々に「運動始めました!」と言っていて、こんな若い子たちが運動してんのにババアのセリ美が何もしないなんて…とか、いつもお茶会でジェンヌさんを間近で見ると、自分の肉を心の底から恨むじゃないですか。

ミズさまもトレーニングの鬼ということで見事なボディをお持ちなんです。
そのうえ努力家で聡明で可愛らしくて才能の塊でお美しくて神様で思いやりがあってチャーミングでユニークでセンスが良くって神様でお話上手で神様でお料理上手で神様でしっかり者で神様で神様で神様なんです。





そういうこともあり、早く運動開始せねば…と焦っていたんです、ずっと。



でも気分よく運動できる場所じゃないと絶対に続かないから、う~ん困ったなぁ…とせんべいかじりながらいい場所をずっと探していたんですが…




ついに見つけまして。



田舎には遊園地やアミューズメント施設が無い代わりに、庭園パークみたいな施設がたくさんありましてね、600円くらいの入場料で広大なお花畑を楽しむみたいな施設なんです。

セリ美宅から車で20分程度のところにもそういう施設がありまして、そこの年パスが2400円で、4回来れば元取れちゃう良心的価格だったので、「ここだ!」と決心、いま週に3~4回は頑張って走っている日々、というわけです。


ジョギング用のポーチとかイヤホンとかサンバイザーとかも楽天で買い集めましてね。
どれも千円ちょいなので、まぁ許容範囲です。



そしてお花に囲まれながら1~2時間気持ちよく走ったりストレッチしたり筋トレしたりしたあと、近くの図書館にパソコンを持ち込んでブログ書いたり仕事したり…というルーティンにしています。




ノル香書いてる頃はそんなヒマ絶対になかったので、今は時間に余裕のある生活を楽しませていただいておりまする。







running







その庭園パークにも桜が舞っておりましたが、花の道の桜舞う中、フェアリー中のフェアリーである美弥ちゃんが大劇場をご卒業されましたねえ。

フェアリーに相応しい、なんだか絵画の世界みたいな美しい楽屋入り風景でした。


舞う花びらに美弥ちゃんもふと振り返り、「わぁ…綺麗~」というお顔をされていらっしゃいましたが、正直言って桜より美弥ちゃんのお姿のほうがよっぽどお美しかったです、ええ、ええ。



以前から「2番手の退団など二度とあってはならない」と彩吹ゆみちゃん以来、セリ美は叫び続けていましたが…

難しいですね。




彩吹ゆみちゃんやちなつさんにも同じことが言えるような気がしますが、どこの組に行ってもどんな役でも場面でも、あまりに上手にやっていける人って、やっぱり「便利使い」されちゃうんですよね。

脇ではなくて真ん中で輝くタイプのスターさんっているので、心身ともにその人の右腕になって支えることを劇団から求められがちなんでしょうね。



でも、ご本人だってきっとできれば真ん中に立ってみたかった気持ちは当然あったと思いますので、なぜ数作品だけでもいいからその望みを叶えてあげないんだろう?一体劇団に何のデメリットがあるというのだろう?というのは、永遠の謎です。



そしてまた酷なのは、それでもきっとご本人たちはきちんと気持ちを切り替えて退団後に明るく元気にOG生活をスタートできてしまうほどの人格者であるということ。


悔しさもないわけじゃないだろうけど、現役時代にはできなかった生活や服装や髪型や役を楽しんで、「ああ、楽しそうで良かった」とファンを安心させてくれちゃうほどの人格者であることがセリ美の胸をさらにしめつけます。

こんなに素晴らしい人が率いる組を見てみたかったな…という思いが、セリ美には一生残ります。



美弥ちゃんのあの「桜キレイ~」という嘘みたいに美しすぎるあのお姿。忘れません。




大千秋楽まで、美弥ちゃんが毎日毎日元気で幸せに舞台に立てますよーに。








さて、前回はセリ美のとんだ大事故をレポしました。

ミズさまに近寄れないからファンクラブにも入らず、いつも遠くから眺めているセリ美なのに、ミズさまのほうから接近されてしまうという…



では、なぜ「ミズさまに近寄ってはならない」と思ったのか。





あれは、ベルサイユのばら45公演中にあった、ミズさま茶。2月17日。


なんとセリ美はそれが初めてのミズさま茶でありました。



もともと、お茶会というイベント自体はもちろん20年前から存じ上げていましたが、セリ美は一匹狼でヅカファンをやっていたということや、舞台上以外のジェンヌさんにあまり興味がなかった、という理由から、「お茶会は…いいかな」と思っていました。

それはミズさまも同じく。




でも今はミズさまは男役ではなくて舞台女優さんなので、なんとなくお茶会への気持ちも変わっておりまして、「いまならお茶会楽しめるかな」と思い、ベルばらの舞台裏エピソードなども欲していたので、参加を決意しました。


トップ時代はどうだったのかセリ美はちょっと存じ上げないんですが、今はどうやらお見送りの握手がある様子だったので、もうそれを想像するだけでセリ美はところかまわず赤面していました。


トイレでも、銀行でも、イオンでも、名古屋行きホームの片隅でも。







home







20年セリ美が一方的に見つめ続けてきたあの神様が…

あの神様の瞳に…



セリ美が…



う  つ   る……だと……?









toilet






とりあえず、遺書だけは書いとこう…






2月17日までそんな日々を過ごしておりました。

そしてベルばらではもう、見事に現役生と化したミズさまが舞台にいらっしゃり、セリ美は終演後に大号泣するなどしておりました。


むしろ現役時代よりも素敵に進化しているミズさま…

アンドレもオスカルも役として見事に表現されていらっしゃいましたし、ダンススキルも現役時代より進化していらっしゃるので、出番は少ないながらもセリ美は大満足の公演でした。




そしていよいよ近づくお茶会…




ミズさまの瞳に汚らしいものを映してはいけない、とセリ美にできる限りのケアをしましてですね、当日に備えました。






pack






現役時代よりもずっとずっと簡素ですけど、でも内容はほとんど現役さんと同じ感じでした。

司会の方がいて、公演に関するエピソードやプライベートの質問があって。

ゲームコーナーみたいなものは特になく、ひたすらミズさまが喋り倒す!みたいな催しでしたね。

ミズさまって本当に聡明な方なので、話し方がとてもお上手で聴いてて全然飽きないんです。



ほら、セリ美って息子の大爆笑お茶会に慣れちゃってるじゃない?

だからちょっとやそっとの面白さじゃ「面白いお茶会!」って言わないんですけど、ミズさまのお茶会も爆笑ポイントたくさんあって、ほんとにおもしろかったです。








…遠くで見てる分には。








最後の最後に難関がセリ美を待ち受けているわけですよ…


もうほんとに逃げ出したくて…

おなか急降下して…

でもどんどん進んでゆく列…




ほんとは、お手紙を渡すつもりで準備していたんです。

こんな封筒で。





無題







これをお渡しすればミズさまも反応してくださるかなって…

ベルばら45なのでね。ちょうどいいかなって。




でもなんと、直前の「お手紙は渡せない」通達!!!


もうダメだ…話しかけるきっかけを失った……



絶望の面持ちでついにミズさまの前へ…





































akushu









たぶんこんな感じだったと思います。
記憶が無いですスイマセン。



きっとミズさまは普通に「ありがとうございますぅ~」と言ってくださったはずなんですが…


記憶にはないけど、ちょうどバレンタインが近かったのでミズさまからチョコを頂いたようです。





神様の前でセリ美など結局何も言えないし、でも何も言えない自分にもすごく嫌気がさして…


現役さんと違うのは、自分の握手が終わっても会場をすぐ出たところでみんなで握手終了を待って、握手が終わったミズさまをみんなでお見送りするという儀式があるんです。

つまり、待ちながらセリ美のあとに握手してる皆さんの様子を見ることができるんです。



そうすると皆さんお上手にお話されてる方もいらっしゃって…

ミズさまは美容オタクなのでいろんな知識を持っていらっしゃるのですが、上手に美容関係の質問をしてる方もいました。



そんな風に上手にお話しできない自分が嫌で嫌で…




「ああ、やっぱりセリ美はミズさまに近づいてはいけない」

というところに辿り着きました。



公演エピソードは聞きたいのでお茶会にはこれからも頑張って行ってみたいと思いますが、「安全な場所からミズさまを見つめるのがセリ美にはちょうどいい」と痛感した、初めてのミズさま茶、でした。








sailer









なので、このブログの存在も、絶対にご本人に知られてはいけないのです。

それはミズさまのみならず、息子にも、現役ジェンヌさん全員にも、OGさんにも、知られてはならないのです。

ゆえに、あまり生徒さんのフルネームを書かないように努めているのです!





それなのに…




それなのに……
















先日のタンゴ公演のプロデューサーさんからリツイートされてしまうというとんでもない事態に!!!!!!!


どうかミズさまが知りませんようにどうかミズさまが知りませんようにどうかミズさまが知りませんように。



pray







恥ずかしすぎてセリ美はもうお空の星となってしまいます。


でも某OGさんがセリ美の名を知っているという情報も入ってきているし…




おお怖い。





お配りしているセリ美ステッカーやセリ美レターセットを使ってご贔屓にお手紙を書いていらっしゃる方もちらほらいますが、ジェンヌさんたちからすると


「この絵よく見るけど…一体何なんだ?!」
「キキさん…その絵!!この前わたしのところにも…!」
「ずんさん…その絵……」
「ゆ、ゆりかさんにまで…!!」
「何なんだこの絵は!!!!!」


という不幸の手紙的存在になっていけたらいいなと思っております(*^^*)






さて、ついにオーシャンズが始まりますね。

本公演ではそらさん史上最大のお役となりますので、セリ美はもう息子のことが心配で心配で…

初日のチケットを必死に取ってしまいました。


初日を観るのなんて…ほとんど初めてだと思います。



ライナス先輩が勢ぞろいしているという有難い環境でライナスができること、本当に良かったねえ息子よ!と思う一方で、ライナス先輩たちと同等の活躍じゃなかったらどうしよう…という不安もかなりあります。

いちばん怖いのは、フィナーレのヒップホップナンバーのところ。



ジェンヌヒップホッパーといったら、群を抜いてうちの息子だと思うんですよね。
つまり、あの場面はもう息子のためにあると言ってもいいようなもの!

もしそれがそっくりそのまま変わっていたら…


おお怖い。




オーシャンズ初日をご覧になる皆さん、相変わらずの赤パーカーのセリ美を見つけたらぜひお声がけくださいましね。

ノベルティ持ってますよ!




ムラは合計4回出没する予定。

皆さん、ムラでセリ美と握手!







ムラ行く前にOSKさんのマチネにいってきまーす