最近やけに高そうな服やバッグを身に着けている息子、そら。



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近所の山沖さんの奥さんからは「駅前のゲームセンター、パラディッソで虎に足突っ込んだりヨーヨー振り回したりトランプバラまいたりしてる変なグループと一緒にいるそらくんを見た」「満員電車の中でそらくんを見た」とのタレコミもあって…。


絶対になにか怪しいと睨んだセリ美かあさんは、そらのあとをつけてみることに。



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すると、とある怪しいバーに入って行ったそら。

ど、どうしよう!この探偵コスプレじゃ目立ってしまって中に入れない!かあさんピンチ!!!さあどうする!!





「おはようございまぁ~~す」



ん?店に入っていく人たちが。
スタッフの皆さんかしら…??




…そうだ!!!これだ!!!









「ああ、そら、遅かったな」

「まかぜ先輩、遅くなってすみません。うちのかあさんがなんだか妙な動きを見せてて…」

「またお前のかあちゃんかよ!」

「この前なんて狂ったように服にワッペン縫い付けられて…困ったもんですよ、ほんと」

「相変わらずクレイジーだな~。とりあえず今日は設計図を入手したから打ち合わせするぞ」

「ん?らら、どうした?ショーの時間じゃないのか?」

「なんか、入り口で変なおばさんに衣装貸してくれって土下座されて…」

「…あれ?今日から新しいダンサーが入ったのか??やけにむちむちしてるけど…」








































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「おいババア!!!何してんだ!!!!!」

「あ、あら、そそそそら~きき奇遇ね~~かかああさんここで週6バイトししてるのよおおお」

「うそつけ!!!!!オーナーも何やってんすか!!」




あらやだ…バレちゃったわ…!
おかしいわねえ…完璧に化けたと思ったのに…。

でもかあさんこういうの一度やってみたかったのよね~
あのおじいちゃんもノッてくれてたし、かあさん結構向いてるかも♡



あ、いけない!そらが出ていっちゃったわ!
早くそらを尾行しなくっちゃ…!



「あんた、すごくいいよ~~ほらチップ持ってきな!」

「あらおじいちゃんありがとう!!でも急いでるのでごめんなさいね!」

「ちょっとおばさん、衣装返してよね~伸びちゃうじゃない!」

「ご、ごめんね!洗って明日返すから!ごめんねいま急いでてごめんねえええええ」

「ちょっとぉ~!!!」









ふぅ~~あぶないあぶない。

ここまで尾行してきたってことはバレてないわよね…?
今度こそバレないようにしなくっちゃ!!!


どこに行ったのかしらあの子…見失っちゃったわ…




あら?救急車が止まってる!どうしたのかしら!
まさか…飛び出していったあの子が車にぶつかったわけじゃないわよね?!?!

いつも急に走り出したらあぶないって言ってるのに…!!


ああ…可愛いそら……!!!!!


無事でありますよーに…!!!!!









































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あら…違ったわ…立派ないでたちのご老人だわ…


でもなんだかお医者様が困ってるみたい…



「あのう…どうかなすったの??」



え?
ミミズの闘技場?

え?なんだって?澄輝
の幼児性?


よく聞き取れないわ…この先生…歯がないのかしら…



あっ、手術の同意書ね!


「私でよければ書きますわよ…?」




「はい、どうぞ!では私は人を追ってる途中ですので…手術の成功を祈るわ!じゃっ!」


「しじちゅの結果
は追って連絡するよおおおぉぉ」







完全にそらを見失っちゃったわ…

山沖さんの奥さんが「満員電車で見かけた」って言ってたから、駅に向かってみよう!





通勤ラッシュの時間でもないのに、ずいぶん混んでるのね~ホームも人がいっぱい。




むむっっ!!!!!

あの後頭部は!!!!!

あの可愛い可愛い後頭部は!!!!!



やっぱり山沖さんの奥さんの言う通りだったわ…



まさかあの子…

最近ずいぶん羽振りがいいのは…

スリ…なんて…やってるわけじゃ……



そんなこと、かあさんゼッタイ許さないんだから!!!!


よし、こっそり同じ車両に乗って怒ってやるんだから!!!!




『ドアが閉まりまーす』





よし、バレずに乗れたわ…

あそこにいるわね…



突撃----!!!!!!!





「こらぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!そらぁぁぁぁぁ!!!!!!!あんた何やってんのーーーー!!!!!!!!」

























はい、ということでね。

ついにセリ美かあさんは息子を現行犯逮捕してしまうんでしょうか!






さて、先日は横浜アリーナへ行ってまいりまして、その感想を少々。


みりおさんが横アリで公演をする、と聞いた時はまだ宝塚記事の仕事をしているときでして、横アリのキャパを調べて「のべ3回公演、そんな人数さすがのみりおさんでも埋まらんだろ…」と思ったものでした。


でも蓋を開けてみたら3回ともほぼ満員御礼だったようで、みりおさんは本当に大スターだったんだなあ、と最後にしてようやく実感しました。




と言いますのも、セリ美はあんまりみりおさんに縁がありませんで、トップになってからは、エリザベート、カリスタ、源氏物語、アーネスト、ポーの5作品のみの観劇でした。


毎回「美しいよな~巧いよな~~」とは思うものの、まぁ単純に好みとは違ってたわけですね。リピートには繋がらなかったんです。


下級生の頃ももちろんずっと活躍していましたので、存じ上げてはいました。「可愛い子入ってきたな~」なんつって。



で、ちょうどセリ美が宝塚を離れていた頃に花組に組替えをしていたので、割といまだにセリ美の中では「みりおさんは月組の人」というイメージがあったりします。



いま思うと、あのまま月組さんは

瀬奈さん→キリちゃん→まさお→みりお→たま

と順当にいっていたら(美弥ちゃんはそのまま星組で紅子の次になってほしかった)、変なことにはならなかったのになあ、なんて「タラレバ」を思ったりします。



でも、みりおさんがスーパートップになることを劇団は確信していたから、なるべく早い段階でトップの仕事を覚えてもらって(準トップというポジションはそのためかなあ)、なるべく長い時間トップで頑張ってほしかったのでしょうねえ。

確かにみりおさんのチケ難ぶりは最後まで凄まじかったですから、劇団には相当貢献してくださいましたよね。あんなに痩せてまで…涙





ちえちゃんなきあとの宝塚歌劇団の客入りを守ったのはみりおさんですから、みりおさんなきあとの客入りを守るのはだいもんと…その次はどなたになるのでしょうかね。








まぁそんなことで、セリ美はみりおさんのことはそんなに詳しく存じ上げないんですね。


そんな状態で横浜アリーナに行ったわけですが、みりおさんっておとなしい人なんだなあ、という印象を持ちました。



あんなに美人なのに、自信満々という感じが全然なくて、控えめな感じなんですねえ。

それはれーこちゃんにも感じてることですけども。



もしセリ美の容姿があんなに秀でていたら、セリ美なんてゼッタイ性悪女になってますね。
だって中身なんて磨かなくてもいろんな人から褒められるし、
努力なんてしなくても人は寄ってくるし、学校でも会社でもいい思いすることが多いと思うんですよ。


わがままになっちゃいますよね、普通。






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何も努力しなくたって人生勝ち組なのに、普通の人よりも厳しい環境に身を投じて普通の人よりもずっと苦しんで努力して働いてるんですから、もうほんとに頭が下がります。

チケ難だったことをご存知だったのか、「この会場に来られなかった方にも感謝の気持ちです」とおっしゃっていたのも印象的でした。



MCとかご挨拶を聞いてると、ほわわ~んとした空気感をお持ちのようですが、そういう方のほうが実は頑固だったりするので、きっと仕事に関してのこだわりはものすごかったんじゃないでしょうかねえ。

だからこそご自身も苦しいこと多かったのではないかなーと思います。



そのせいか、もういろいろと達観しているのでしょう、華ちゃんに対してはなんだかもう孫みたいに接していて、そんな2人が最後にどんなカップルを見せてくれるのでしょうね。

どうせチケットなんて取れないからセリ美は観に行かれないんでしょうけども。ふーんだ。







で、『恋スルARENA』ですけども。


セリ美が観たのは初日でした。ちなつ回。




いちばん「うわああああ!」と思ったのはなんと女装でした。

みりおさんの女装はミーマイももちろん知っているので、オカマ感のカケラもなくて死ぬほど綺麗であるのは知ってたはずなんですけど、ひっさびさに見たらその圧倒的な美しさに土下座しそうになりました。



金髪ロングのカツラにダービー帽をかぶってミドル丈のドレスを着てたんですけど、ビジュアルは当然ながら、身のこなしが美女美女してるんですよね~~

さっきまで低い声出して男の所作で踊ってたのに、急に膝と肘が内側に入ってしなやかになっちゃって、あの切り替えは本当にすごい。

つい癖で男役の踊りになっちゃうはずなんですけど、もうまったくの女性でした。



同じくフェアリー系で女役を多く演じるタイプの男役さんって過去にも何人か見てますが、やっぱりふとしたときにオカマ感出ちゃうんですよね。


でもみりおさんは完璧な女性でした。

すごくキュートな動きで、あんまりにも美しくて可愛らしくて、ポーーーッと見とれちゃいました。



ご本人は恥ずかしかったのか、はけるときに手で顔を隠しながら袖に入っていかれました。

あんんんんなに美しいのに、ドヤらない謙虚なところもまた素晴らしいですね。

やっぱりどんなに美しくても、「あーこの人自信満々なんだな~」って察知しちゃうと残念なものですよね。



退団後は何をされるかまだ分かりませんが、もし女優になられるのだとしたらすごくすごく楽しみです!






あとは、あきらさんとシンメになって盛り上げてたマイティーもかなり良かったです!

美庭を映像で見たときに色気爆発させていて、男役10年迎えるとこうなるのか~なんて興味深く見ておりました。

今回初めてマイティーをしっかり観たのですが、程よく少年ぽさもありつつ男らしさもありつつ、もちろん色気もありつつ。


これからの花組で一体どういう立ち位置になっていくのか非常に気になりますね。


大空祐飛さんみたいに、熟成させればさせるほど味わいが出る、ワインみたいな男役さんもいますので、マイティーもワイン男役として活躍してもらうのも悪くないな、と思います。

セリ美はお酒飲めないのでワインの旨さ知らないんですけども。






まぁ選曲はね、歌い手次第で良くも悪くもなりますけど、今回の演出がなあ~大きいホールの使い方に慣れてない宝塚演出家って感じになっちゃったかな。

全席満遍なく楽しませる演出ってきっともっとあったはずなんです。ステージの形状含め。


せっかくの円形ホールなんだから、もっとそれを活用したほうが良かったんじゃないかな~っていうのと、トロッコに乗って外周に出てきてくれるのはいいけど、ぜ~~んぶ同じコースなのはちょっと飽きる、かな。


予算の都合もあるのでしょうけど、横アリだからこそできた演出ってのをもっと見たかったです。
キックボード使って通路を縦横無尽に走っちゃうとかね。




セリ美は齋藤くんとあんまり相性良くないんだよな~~。
前回辛口批評したダーイシですらお気に入りのショー(ミレニアムチャレンジャー)があるのに、齋藤くん演出の作品はまだひとつも「これは好み!」ってのが…


なぜだか齋藤くんはコンサート専科みたいになってますけど、もっと次回までにアイデアを溜めておくように!!

セリ美は演出家には厳しいデスよ!!!





ということで、久々の花組さんでした。







横アリのスタッフ誰も最寄りのバス停を知らなくて、しかも調べてくれもせず、宝塚の劇場スタッフの優秀さが身に沁みたわ…