スリ疑惑も晴れてようやく落ち着いたと思ったのに…
最近のあの子ったら、今度はロン毛にしはじめて…!
しかもなにやら必死に練習している……
お友達の間でるろうに剣心ごっこでも流行ってるのかしら?
ナイスガイ高でついにドンキーキンキー先生に怒られて金髪が終わったと思ったら今度はロン毛だなんて…相変わらずなんでも良く似合って可愛いわぁ~~~
でもそういえばドンキーキンキー先生も金髪だったわよねえ…?
授業中にいきなりシャウトしたりとかする様子のおかしい先生だって山沖さんの奥さんが言ってたわ…
そらったらなんだか最近は難しい顔して何やら考え事してるようだし、口数も減ったような…
何か悩みごとがあるのかしら…
確かに最近のスイカバーってちょっと小さくなったような気もするし…
おこづかい増やしてあげないといけないかしら…毎月500円じゃ少ないのかしら…
でも母さんはちょこっと【えと文】を書くアルバイトしかしてないから…これ以上は増やせないの…
貧乏な母さんでごめんねそら……
心配だわそら…ちょっと声をかけてみよう…
「そら~?最近どう~?」
「1人より2人…2人より3人…」
「…え?」
「別にっ!何でもない!ちょっと出かけてくる!」
あっっ…また逃げられちゃったわ…
困ったわねえ…
とりあえず今日の晩ご飯はそらの好きなから揚げとポテトサラダにしましょうかね。母さんも買い物に行こうっと。
あらっ?あの殺し屋みたいな死んだ目つきは山沖さんの奥さんだわ!
「山沖さ~ん!」
「あら、どうも~~。ねえ知ってる~?今度そらちゃんの組に転校生が来るんだってねえ?」
「え?そうなの?」
「あら、聞いてなかった?なんだかクリスマス頃に来るんですって!しゃもじ君っていう名前とかなんとか。」
「変わったお名前ねえ。まったくあの子ったらなんにも言わないんだから…」
「そらちゃんと言えば、誰かに恨みを持ってるっていう…」
「えっ?!?!そうなの?!?!?!だから最近様子が…そんな子に育てた覚えはないのにあの子ったら…帰って問いたださなくっちゃ!!!じゃあね山沖さん!!!」
「え?!いやそらちゃんの話じゃなくてえええええええ!!!!誰かに恨みを持って生きてるとかいう主人公の舞台チケットがなかなか取れなくて抽選当たるかどうかそらちゃんが心配してたって話でえええええええええちょっとおおおおおお!!!」
まったくあの子ったら…人様に恨みを持つなんて…!!
ちょっと反抗的だけど根はすごく優しい子のはずなのに!!一体どうしてそんなことに!!!!
「そら~~~!!!!!!いるんでしょ?!?!?!そおおおおおらああああああああ!!!!!!」
………。
…あれ?いない?
まだ帰ってないのかしら…
「そら~~?」
ん?台所に何かあるわ…
こ、これは一体……?!?!?!?!?!
はい、ということでね。
今回もまた始まってしまったようですね。
東京千秋楽までに完結するといいんですけどねえ。
さて、前回ハポンレポとか言いながら息子の躍進に感無量すぎて気絶してしまってすみませんでした。
皆さんの「セリ美を帰して!!!」というお声に導かれ、なんとか蘇生してまいりました。
今回の公演、セリ美的にはもう息子の銀橋一人渡りと階段一人降りが見られただけで充分元は取ってますのでね、どんなにハポンが退屈なお芝居でもオールオッケーなんですが、でもちゃんと感想を書きたいと思います。
あ、メッセージのほうで「早くお茶会レポ書いて~~!!」というリクエストを頂いておりまして。
アドレスの記載がありませんでしたので返信ができず、ここでのご返答になります。
あと少し!待ってくださいね~~~
観劇レポって料理と同じで、素材が新鮮なうちに調理しないとどんどん質が落ちていってしまうんですね。
今回の記事でとりあえずハポンレポは完了しますので、次回こそお茶会レポを書く予定でございます。お待たせしちゃってスミマセン。
あと、ご参加の皆さんにお写真をメールするのももちろん忘れていませんのでね~
お待ちくださいませ。
さて、今回の藤九郎という役ですが、ん~まぁだいぶライナスとかぶってるよね。出番の数も含め。
出てくると印象は強いけど出番自体は少なくて、身内が原因でひねくれまくっちゃってる若者っていう。
でも、ライナスは言葉だけ乱暴で威勢がいいけど中身は怯えてる少年って感じでしたが、藤九郎は殺す気満々で目から殺気が出ている感じはちゃんと伝わってきます。
その辺がやっぱり息子は巧いよね~~
きっと美人で優しくて芯の強いお姉さんのことが大好きで、その恋人であったまかぜのことも大好きで、剣の師範としてもすごく尊敬してたからこそ、それが一気に憎しみに反転した感じ、すごく伝わってきました。
純粋だからこその反転ですよね。分かります。
最後無理やりハッピーエンドになって本舞台ではなんだかコメディータッチな雰囲気になっていますが、藤九郎はちゃんと最後まで藤九郎で、コメディーに流されて笑顔を見せたりせず、その辺もさすがなんです、ハイ。
名ダンサーならではの美しい見事な殺陣も披露してくれますし、群衆芝居ではなく単体で登場するので観客の印象に残りますし、見どころは無くもないんですね。
でも今回も出番自体は少ないので、そらファンとしてはちょっとサミシイ。
そして最初の登場ではカラスのくちばしみたいなマスクをしてるので声がこもっちゃって可哀想…
アレもうちょっとどうにかなんないですかね。
いやまた褒めちゃいますけど、そのカラスのくちばし場面はまだ藤九郎という正体を明かしてないのに、目しか出てないのに、その目はちゃんとすでに殺気を帯びていて、暗い光を放っています。
いつもとはお化粧も多少変えてるんでしょうけど、妙に睨むでもなくあの殺気と悲しみを目に映せるのはさすがっす。天才っす。
ずんさんに至近距離から右もも撃たれちゃって可哀想にねえ…
あんなに可愛い太ももなのに…
早く止血してあげないといけないのにまかぜ達は「そーれキース!キース!」みたいな状況になってて「武士がそんなことできるかーーい」「結局するんかーーい」とかなんとかやってますけどね。
いいから早く止血を。
あと他の生徒さんで特筆すべきは……
ああ、そうだ。
じゅっちゃんがまかぜに「おらに剣を教えてけろ!!」ってせがむ場面で、まかぜが「そんなのはダメだ」って応じないんですけど、そのときに
「はーーる(ダメだって言ってるだろ?みたいな言い方)。」って言うんですけど、(「はる」はじゅっちゃんの役名)それがもうめっちゃくちゃグッと来ます。
鼻血出る系です。
セリ美、まかぜには優しく怒られたいんです…
「こーーら。こんな夜更けにまた煎餅1袋食べて…ダメだって言ったろ?(上から見下ろされる)」
的な。
そんな感じでじゅっちゃんを「はーーーる。」と諭してくれるわけです。
全国のまかぜファンの皆様、そこ必見です!!!!!!
あとは、ららちゃんがまかぜの元カノってわけですが、台詞がほとんど「はるみちさま…」しかないのが残念。
いやむしろそのひとことで藤乃の気持ちすべてを表してくるららちゃんに感服ですが。
そのように、もえこちゃん以下の生徒さんたちにあまり役が無いのが残念ですなあ。
もえこちゃんもまかぜの上司役ということで貫禄を出すのに苦労したと思いますが、まださすがに6学年上のまかぜの上司役ってのは無理があるかな~と思いました。
りんきらさんの役と交代じゃダメだったのかなあ?
そういう役の割り振り方も含めて、大野先生にはまだまだ頑張ってもらわにゃあという感じでした。
和モノショー作れる先生って貴重だからほんとに頑張ってほしいです。
さて、ショーです。
お芝居はもともと期待値低かったので、ショーで通えるようにしてくれよダイスケーー!!!と祈るような気持ちで身構えたんですが…
もうね、ダイスケには足向けて寝られんわ。
「またアルコールシリーズ~?もういいよ~~しかも今度はロックグラスでカンパ~イってか??どうせあたしゃ1階通路席なんて行けやしないよ!」
とか言ってほんとごめん。
いやいや、違うの違うの。
ダイスケのショーってさ、基本的に構成要素は似てるじゃない?
一見さん向けの分かりやすい感じで、耳に残る主題歌で、オラオラオラ~いぇいいぇいいぇい~~!!!みたいな。
しかも、これもつい先日までナイスガイやってたしさ、「またダイスケか~」って気持ちもあって。
連続ダイスケにしてくる劇団も悪いよね。
そういうのもあって、それほど期待値は高くなかったんですわ。
で、実際「あんまり好みじゃないなあ」って作品もあったので、当たりダイスケだといいけどなあ…という気持ちで臨んだんです。
んで蓋開けてみたら当たりダイスケだったわけです。
セリ美はお酒が全く飲めないのでウィスキーなんてもう一生口つけることないほど上級者のお酒ってことで、全体的にすごく大人っぽい演出になってました。
それが「オラオラオラ~いぇいいぇいいぇい~~!!!」とは違って、すごく良かった。
幕開きが羽山先生振り付けってのがもう最高よね~~~~
羽山先生の振り付けって一発で分かるほど特徴あるけど、あの振り付けはタカラジェンヌでないとサマにならないようなオリジナリティがありますよね。
もうほんと、シビれちゃうってこのことだわ。
衣装もマットなスパン系衣装で、とてもオシャレ。
まかぜをきっちり開襟させてるところも「解ってるよね~~~」って言いたい。
そんであの高めの台から「そ〜れ」ってみんながどんどん降りてくるの、すごくいい!!
プロローグの総踊りが終わるとまどかちゃんメインで舞台に残って主題歌リプライズするんですけど、一緒にその場面を盛り上げてくれてる下級生たちがまたすごく可愛くて釘付けになっちゃいます。
それぞれカップルになってるんですけど、ちゃんと一組一組のカップル像があるようで、一生懸命考えてきたんだろうな~って思うと母はもう目尻が下がりまくっちゃいますね。
そのあとはキキちゃんメインの赤い衣装の場面。
激しく踊る場面なので当然のごとく息子が大活躍するんですけど、今回はなんとお歌でも大活躍しちゃいまして…
うちの子、走攻守揃ってるもんで~~
せっちゃんとかっこよくスキャット合戦を見せてくれて、最後はかなりのハイトーンボイスまで。
あまりの名ダンサーぶりに「和希そらってあのダンサーの子でしょ?」という印象が強い息子ですが、実は歌もすんばらしいんですぅぅぅってアピールできてほんと鼻高々。
ダイスケ~~ありがとよ~~~~
ここではゆいちぃ(実羚淳さん)がとんでもないダルマ姿で降臨してるわけですが…
噂では「ゆいちぃはリアルバービー人形」と聞いていましたし、男役のお衣装の上からでもその凄さはしっかり見えてましたけど…
さすがにダルマで見せつけられると、普通はそこから足生えないよね??あれ?人間ってこんな形してたっけ??ってゲシュタルト崩壊します。
他にも春瀬さんや七生さんもダイスケにダルマはかされてますけど、本当に宙組ってのはゲシュタルト崩壊組ですわ。
そんでうちの息子もついにダイスケからダルマ指示を受けたのですが……
いや、とはいえほら、ウェストサイドやってるじゃないですか。
そこで悩殺ガーターベルトご披露してるじゃないですか。
だからまぁ割と想像はできるんだよね~とか思ってたわけですよ。
ぜん~~~~~~~~ぜん違った……
悩殺っていうよりも、ゲシュタルト崩壊っていうよりも、健康ピチピチギャルがみずみずしいお肌をぷりっぷりいわせながら全身からハートを放出して通り過ぎてく感じ。
一歩進むたびに「ぷりっ」って聞こえたね。
だから銀橋歩く間はずっと「ぷりぷりぷりぷりぷりぷりぷりぷりぷりぷりっっ」って聞こえた。
もうそれが可愛いのなんのって……
息子が娘になったら可愛さ破裂したね。
あんまりにぷりぷり言ってるもんだから、セリ美ったらそれが銀橋一人渡りって気付かなかったんですよ…
2回目の観劇で気付いたっていう…ね。
息子はウェストサイドのときもお胸の谷間がしっかりあって「おおっ!(ヨダレ)」と思いましたが、手足は細いのに出るとこ出てるタイプのボディーなので、下品なおっさん風に言えば「ええカラダしとるわぁ~~」という感じ。
かなこちゃん、まりなちゃん、ゆいちぃのゲシュタルト崩壊スタイルとはまた全然ジャンルの違うナイスバディ―です。
今のところ金髪ショートのカツラですが、また違うパターンあるのかなあ。
すっごく楽しみ!!!!
ちょっと前後しちゃいますけど、そのぷり子の前にまかまど中心のアロハシャツ衣装の場面があるんですが、あの場面は相当好きです。
最初男役さんだけで幕前で踊るんですが、その振り付けがすごくいい!!!
音楽にもよく合ってるし、斬新だし、男役さんがなにしろかっこよく見えるし。
中でもこってぃーの踊りがすごく良かったです。
こってぃーって特にダンサー枠ではないと思うんですが、あの独特の振り付けの良さをちゃんと理解してアピールしている踊り方でした。
女の子たちだけで踊るところも、ボーイズvsガールズで踊る場面も、そのあとにカップルになって踊る場面もすごく可愛くて、意外にもセリ美はこのショーの場面の中でいちばん好きですね、あそこ。
ショー場面としての完成度が高い場面です。
そんでお稽古場映像でもザワついてた、「ウィスキーがお好きでしょ」の場面。
まぁアレはお遊び場面という感じなので、お三方にはガンガン一本釣りしちゃってほしいですね。
あのレオパード柄スワロフスキーの衣装可愛いですね。レオパードなのに白×シルバーだから爽やかで。
息子はぷり子から男役にお着替え中なので客席降り無し。
そして見事にいつもの素敵な息子姿で登場して、センターで踊ります!!
さらに歌手であるもんちさんと桜音さんと3人で銀橋渡り。退団者であるお2人に混じってだなんて、光栄ですなあ。
ここ、当初はヒップホップと聞いていたので、ヒップホップ出身の息子にとってはもう水を得た息子だわ!!と思っていたのですが…
あれはヒップホップではないよねえ…?
いつか息子の本格ヒップホップダンス、見てみたいなあ。
そのあとはまかぜ中心のタンゴ。
セリ美はね~ミズさまが本格的にタンゴやってますのでタンゴ舞台はかなり見てるし、音楽も大好きでよく聴きますのでちょっとうるさいですよ?
そんなうるさいセリ美も今回の演出は「なかなかいいぞ!」と思いましたね~。
まず、まかぜにオーシャンズの時のようなブルーのスーツを着せたこと、開襟させたこと、ソフト帽をかぶせたことでダイスケに千点。
そして女性と組んで踊るのではなく、男役のみのタンゴにしたこと、小道具としてタバコを持たせたことでもう千点。
さらにあきもと組ませたことでボーナスポイント1万点差し上げちゃう!
セリ美ね~、あきもかなり好きなんですよね。
単純に息子がお世話になってるってこともあるけど、オーシャンズの時に「あきもすごくいい!!」ってなって、追憶のバルセロナでも「やっぱいい!」ってなって、今回タンゴで女役ですからね~~
息子に比べたらやっぱり台詞も少ないしなかなかあきもを堪能できる場面って多くないですけど、今回のタンゴ女役はもうガンガンにまかぜにツンデレして暴れちゃってほしいですね。
そんでまた総踊りで、まさかの和風もいいですね~~~
確かにウィスキーって山﨑とか日本製のものもすごくいいって聞きますからね。
ダイスケは日本製ウィスキーのつもりであそこを和風にしたのでしょうねえ。
宙組はなんだかソーランが伝統的になってますけど、宙組に和風の群舞踊らせるのってなんででしょうかね?
相変わらずねじり鉢巻きが似合う「鉢巻きジェンヌ」そらさんが堪能できます。
あの風情で高知のよさこいの本場になんて行ったら女性陣から逆ナンされまくるんでしょうね。
あの程よいヤンキー感。
雨の中で捨て犬拾ってほしいですね。
今回のロケットは「ホワイトホースウィスキー」ってことで白馬ちゃんたちが踊ってくれ、もえこちゃんと夢白ちゃんがロケットボーイ&ロケットガールで出てきます。
夢白ちゃん、今回から急に出てきましたね。
しょっぱなからキキちゃんの相手で何度も踊っているのを見て、ああもうこれはまどかちゃんの後継を夢白ちゃんにするんだろうなあというのが非常に分かりやすく伝わりました。
巷ではよく「白羽ゆり似」と言われているそうですが…まぁとなみちゃんファンのセリ美としては似てるとまでは言いませんが、ゴージャス系の美人という枠は同じでしょうね。
確かに、宝塚の娘役さんって可憐で清楚な美人さんとか、まどかちゃんや華ちゃんやみちるちゃんみたいなアイドル系美人がほとんどで、意外とゴージャス系美女って少ないんですよね。
うららちゃんもそのジャンルですね。
そうなると、夢白ちゃんの貫禄すら感じる美貌はなかなか稀有なんでしょうし、ダンスという武器もあるようなので宙Pが推したくなる気持ちは分かります。
でもららちゃん、じゅっちゃんもいるからなあ…
たぶんキキちゃんはこのまま宙組でまかぜの跡を継ぐと思うのでキキちゃんの意向もあると思いますし、前回書いたようにまどかちゃんがトップ娘役として集大成を見せてきている時期のように感じたのでね。
夢白ちゃんがこのまま宙組でまどかちゃんの後継となるのか、他組に嫁いでゆくのか、来年あたりに動きが出そうな気がしますが…気になりますね。
えーと本題に戻りましょう。
次は黒燕尾です。
シンプルな黒燕尾に胸に赤い薔薇を一輪挿していて、とても素敵です。
曲はアンチェーンマイハートで、これは和央さんのときのショー「満点星大夜總会」の黒燕尾でも使われたな~かっこよかったな~なんて思いもよぎりました。
で、デュエダン。
ここでとにかく声を大にして言いたいのは……
キキちゃんの歌唱力の高さよ!!!!!
オリジナル英語歌詞そのままを歌ってくれるわけですが、曲自体も発音もめちゃくちゃ難しいはずなんですよね。
だって純日本人で英語曲を上手に歌いこなせる歌手ってそうそういないじゃないですか。
それをとんでもない巧さでキキちゃんが歌いきって、セリ美はアクアヴィーテの中で一番感動しました!!!!(息子の出世関連除く)
キキちゃんってシンガー枠ではなかったはずなのに、なんんんんんんですかあの巧さは……
一体どうしちゃったの?!?!って思うほど、すんんんんばらしい歌でした。
しかもひとしきり踊ったすぐ後にあの声量。素晴らしいですわ。
なんか、あのキキちゃんを見て少しタカラジェンヌさんへの見方が変わったくらい衝撃でした。
キキちゃんって、まぁいわゆる塩対応に入るジェンヌさんだと思うんですよ。
もちろん冷たいというわけではないけど、必要以上のサービスはしない、オンオフのスイッチングはしっかり行う、と明確に一線を引いてる感じ。
そういうジェンヌさんって天海さんだったり姿月さんだったり瀬奈さんだったり、たまにいらっしゃいますけど、確かに舞台では素晴らしい男役さんだけど、なにも減るもんじゃなし、たった数分のことなんだからもうちょっと愛想良くしてくれても…
というのがセリ美がいつも感じてることでして。
でも、シンガーではなかったキキちゃんがあれだけ圧巻の歌を聴かせてくれたということは、絶対にすごい努力をしているわけで。
「スイッチ切るときは切らせてもらいますけど、仕事はきっちりやりますから」
というキキちゃんの信念やプロ根性が見えた気がして、ファンサービスに使うエネルギーをレッスンに注ぐっていうのは正しいことなんだ、と理解できました。
確かに今回、お芝居でもショーでもキキちゃんは素晴らしかった。
いや、今回だけじゃないよね。
少なくとも宙組に来てからずっっっと素晴らしい。
まかぜと学年が近いせいか、「トップさんについていきます!!」みたいな感じではなくて割と対等な感じで、一個人対一個人として独立して立ってる大人っぽい関係性なのかな。
で、舞台人として男役としてそれぞれ精一杯頑張りましょう。っていうすごく合理的でスマートな考え方をする人なのかなというふうに感じました。
あのデュエダンの1曲のみでそこまで思想が飛んでしまったセリ美ですけど、それほどまでにすごい威力を持った1曲でした。
2番手時代が長くてモヤモヤしちゃう方も多いかもしれないですけど、2番手として居られる間に着実に実力と魅力をどんどん伸ばしているのは確かなので、いつか来るその日を楽しみに待ちたいですね。
…という感じのアクアヴィーテレポでした!!!
・息子の躍進
・ぷり子
・ゲシュタルト崩壊ダルマ
・上質な演出
・キキちゃんの圧巻ソロ
という特長がある今公演はこれまでの本公演と比べて「見ごたえ」という点ではまかぜ政権になってから一番だと思うのでほんとはもっと通いたいんですけどねえ…
いかんせん次の別箱がウエクミ女史じゃないですか…
セリ美はウエクミ信者ですので、そりゃきっと通うわけですよ(チケット有無は別件)。
そんでずんさんのほうに息子が振り分けされたら、そっちのほうも通うわけですよ(チケット有無は別件)。
同時に2公演に通わなきゃいけなくなる可能性が高く、ここで体力温存せねばならず…
東京合わせてあと2回しかチケットないです…
2020年からはもっと5組を観る!と思ってますし、とはいえ予算は増えませんので、悩ましいところですなあ…
しかも、あまりの運動不足に「このままではバス移動もできなくなるほど筋力が無くなる」という危機感が生まれ、いまセリ美はカーブスに通ってるんです…
カーブス、月6500円…
どっかの物流センターででもバイトしようかなあ…
でもそうなるときっとブログ書けなくなる…
ジェンヌさんも活躍するにはそれなりに資本が必要ですし、ファンも劇場で活躍するなら資本が必要ですなあ…
セリ美にもどこぞのマダムか社長さんのスポンサーつかないかなあ!!
亀田製菓さんとか!越後製菓さんとか!
とりあえずまた朝になっちゃったので寝ますね…
次こそセリ美茶レポをば!!!!
なんとなくプライドとしてアフィリエイトには頼りたくないのよねえ…
最近のあの子ったら、今度はロン毛にしはじめて…!
しかもなにやら必死に練習している……
お友達の間でるろうに剣心ごっこでも流行ってるのかしら?
ナイスガイ高でついにドンキーキンキー先生に怒られて金髪が終わったと思ったら今度はロン毛だなんて…相変わらずなんでも良く似合って可愛いわぁ~~~
でもそういえばドンキーキンキー先生も金髪だったわよねえ…?
授業中にいきなりシャウトしたりとかする様子のおかしい先生だって山沖さんの奥さんが言ってたわ…
そらったらなんだか最近は難しい顔して何やら考え事してるようだし、口数も減ったような…
何か悩みごとがあるのかしら…
確かに最近のスイカバーってちょっと小さくなったような気もするし…
おこづかい増やしてあげないといけないかしら…毎月500円じゃ少ないのかしら…
でも母さんはちょこっと【えと文】を書くアルバイトしかしてないから…これ以上は増やせないの…
貧乏な母さんでごめんねそら……
心配だわそら…ちょっと声をかけてみよう…
「そら~?最近どう~?」
「1人より2人…2人より3人…」
「…え?」
「別にっ!何でもない!ちょっと出かけてくる!」
あっっ…また逃げられちゃったわ…
困ったわねえ…
とりあえず今日の晩ご飯はそらの好きなから揚げとポテトサラダにしましょうかね。母さんも買い物に行こうっと。
あらっ?あの殺し屋みたいな死んだ目つきは山沖さんの奥さんだわ!
「山沖さ~ん!」
「あら、どうも~~。ねえ知ってる~?今度そらちゃんの組に転校生が来るんだってねえ?」
「え?そうなの?」
「あら、聞いてなかった?なんだかクリスマス頃に来るんですって!しゃもじ君っていう名前とかなんとか。」
「変わったお名前ねえ。まったくあの子ったらなんにも言わないんだから…」
「そらちゃんと言えば、誰かに恨みを持ってるっていう…」
「えっ?!?!そうなの?!?!?!だから最近様子が…そんな子に育てた覚えはないのにあの子ったら…帰って問いたださなくっちゃ!!!じゃあね山沖さん!!!」
「え?!いやそらちゃんの話じゃなくてえええええええ!!!!誰かに恨みを持って生きてるとかいう主人公の舞台チケットがなかなか取れなくて抽選当たるかどうかそらちゃんが心配してたって話でえええええええええちょっとおおおおおお!!!」
まったくあの子ったら…人様に恨みを持つなんて…!!
ちょっと反抗的だけど根はすごく優しい子のはずなのに!!一体どうしてそんなことに!!!!
「そら~~~!!!!!!いるんでしょ?!?!?!そおおおおおらああああああああ!!!!!!」
………。
…あれ?いない?
まだ帰ってないのかしら…
「そら~~?」
ん?台所に何かあるわ…
こ、これは一体……?!?!?!?!?!
はい、ということでね。
今回もまた始まってしまったようですね。
東京千秋楽までに完結するといいんですけどねえ。
さて、前回ハポンレポとか言いながら息子の躍進に感無量すぎて気絶してしまってすみませんでした。
皆さんの「セリ美を帰して!!!」というお声に導かれ、なんとか蘇生してまいりました。
今回の公演、セリ美的にはもう息子の銀橋一人渡りと階段一人降りが見られただけで充分元は取ってますのでね、どんなにハポンが退屈なお芝居でもオールオッケーなんですが、でもちゃんと感想を書きたいと思います。
あ、メッセージのほうで「早くお茶会レポ書いて~~!!」というリクエストを頂いておりまして。
アドレスの記載がありませんでしたので返信ができず、ここでのご返答になります。
あと少し!待ってくださいね~~~
観劇レポって料理と同じで、素材が新鮮なうちに調理しないとどんどん質が落ちていってしまうんですね。
今回の記事でとりあえずハポンレポは完了しますので、次回こそお茶会レポを書く予定でございます。お待たせしちゃってスミマセン。
あと、ご参加の皆さんにお写真をメールするのももちろん忘れていませんのでね~
お待ちくださいませ。
さて、今回の藤九郎という役ですが、ん~まぁだいぶライナスとかぶってるよね。出番の数も含め。
出てくると印象は強いけど出番自体は少なくて、身内が原因でひねくれまくっちゃってる若者っていう。
でも、ライナスは言葉だけ乱暴で威勢がいいけど中身は怯えてる少年って感じでしたが、藤九郎は殺す気満々で目から殺気が出ている感じはちゃんと伝わってきます。
その辺がやっぱり息子は巧いよね~~
きっと美人で優しくて芯の強いお姉さんのことが大好きで、その恋人であったまかぜのことも大好きで、剣の師範としてもすごく尊敬してたからこそ、それが一気に憎しみに反転した感じ、すごく伝わってきました。
純粋だからこその反転ですよね。分かります。
最後無理やりハッピーエンドになって本舞台ではなんだかコメディータッチな雰囲気になっていますが、藤九郎はちゃんと最後まで藤九郎で、コメディーに流されて笑顔を見せたりせず、その辺もさすがなんです、ハイ。
名ダンサーならではの美しい見事な殺陣も披露してくれますし、群衆芝居ではなく単体で登場するので観客の印象に残りますし、見どころは無くもないんですね。
でも今回も出番自体は少ないので、そらファンとしてはちょっとサミシイ。
そして最初の登場ではカラスのくちばしみたいなマスクをしてるので声がこもっちゃって可哀想…
アレもうちょっとどうにかなんないですかね。
いやまた褒めちゃいますけど、そのカラスのくちばし場面はまだ藤九郎という正体を明かしてないのに、目しか出てないのに、その目はちゃんとすでに殺気を帯びていて、暗い光を放っています。
いつもとはお化粧も多少変えてるんでしょうけど、妙に睨むでもなくあの殺気と悲しみを目に映せるのはさすがっす。天才っす。
ずんさんに至近距離から右もも撃たれちゃって可哀想にねえ…
あんなに可愛い太ももなのに…
早く止血してあげないといけないのにまかぜ達は「そーれキース!キース!」みたいな状況になってて「武士がそんなことできるかーーい」「結局するんかーーい」とかなんとかやってますけどね。
いいから早く止血を。
あと他の生徒さんで特筆すべきは……
ああ、そうだ。
じゅっちゃんがまかぜに「おらに剣を教えてけろ!!」ってせがむ場面で、まかぜが「そんなのはダメだ」って応じないんですけど、そのときに
「はーーる(ダメだって言ってるだろ?みたいな言い方)。」って言うんですけど、(「はる」はじゅっちゃんの役名)それがもうめっちゃくちゃグッと来ます。
鼻血出る系です。
セリ美、まかぜには優しく怒られたいんです…
「こーーら。こんな夜更けにまた煎餅1袋食べて…ダメだって言ったろ?(上から見下ろされる)」
的な。
そんな感じでじゅっちゃんを「はーーーる。」と諭してくれるわけです。
全国のまかぜファンの皆様、そこ必見です!!!!!!
あとは、ららちゃんがまかぜの元カノってわけですが、台詞がほとんど「はるみちさま…」しかないのが残念。
いやむしろそのひとことで藤乃の気持ちすべてを表してくるららちゃんに感服ですが。
そのように、もえこちゃん以下の生徒さんたちにあまり役が無いのが残念ですなあ。
もえこちゃんもまかぜの上司役ということで貫禄を出すのに苦労したと思いますが、まださすがに6学年上のまかぜの上司役ってのは無理があるかな~と思いました。
りんきらさんの役と交代じゃダメだったのかなあ?
そういう役の割り振り方も含めて、大野先生にはまだまだ頑張ってもらわにゃあという感じでした。
和モノショー作れる先生って貴重だからほんとに頑張ってほしいです。
さて、ショーです。
お芝居はもともと期待値低かったので、ショーで通えるようにしてくれよダイスケーー!!!と祈るような気持ちで身構えたんですが…
もうね、ダイスケには足向けて寝られんわ。
「またアルコールシリーズ~?もういいよ~~しかも今度はロックグラスでカンパ~イってか??どうせあたしゃ1階通路席なんて行けやしないよ!」
とか言ってほんとごめん。
いやいや、違うの違うの。
ダイスケのショーってさ、基本的に構成要素は似てるじゃない?
一見さん向けの分かりやすい感じで、耳に残る主題歌で、オラオラオラ~いぇいいぇいいぇい~~!!!みたいな。
しかも、これもつい先日までナイスガイやってたしさ、「またダイスケか~」って気持ちもあって。
連続ダイスケにしてくる劇団も悪いよね。
そういうのもあって、それほど期待値は高くなかったんですわ。
で、実際「あんまり好みじゃないなあ」って作品もあったので、当たりダイスケだといいけどなあ…という気持ちで臨んだんです。
んで蓋開けてみたら当たりダイスケだったわけです。
セリ美はお酒が全く飲めないのでウィスキーなんてもう一生口つけることないほど上級者のお酒ってことで、全体的にすごく大人っぽい演出になってました。
それが「オラオラオラ~いぇいいぇいいぇい~~!!!」とは違って、すごく良かった。
幕開きが羽山先生振り付けってのがもう最高よね~~~~
羽山先生の振り付けって一発で分かるほど特徴あるけど、あの振り付けはタカラジェンヌでないとサマにならないようなオリジナリティがありますよね。
もうほんと、シビれちゃうってこのことだわ。
衣装もマットなスパン系衣装で、とてもオシャレ。
まかぜをきっちり開襟させてるところも「解ってるよね~~~」って言いたい。
そんであの高めの台から「そ〜れ」ってみんながどんどん降りてくるの、すごくいい!!
あれ天才的演出!
ウエストサイドの金網降りも良かったけど、脚長宙組さんがああいう動きするとほんと映えますね〜。
プロローグの総踊りが終わるとまどかちゃんメインで舞台に残って主題歌リプライズするんですけど、一緒にその場面を盛り上げてくれてる下級生たちがまたすごく可愛くて釘付けになっちゃいます。
それぞれカップルになってるんですけど、ちゃんと一組一組のカップル像があるようで、一生懸命考えてきたんだろうな~って思うと母はもう目尻が下がりまくっちゃいますね。
そのあとはキキちゃんメインの赤い衣装の場面。
激しく踊る場面なので当然のごとく息子が大活躍するんですけど、今回はなんとお歌でも大活躍しちゃいまして…
うちの子、走攻守揃ってるもんで~~
せっちゃんとかっこよくスキャット合戦を見せてくれて、最後はかなりのハイトーンボイスまで。
あまりの名ダンサーぶりに「和希そらってあのダンサーの子でしょ?」という印象が強い息子ですが、実は歌もすんばらしいんですぅぅぅってアピールできてほんと鼻高々。
ダイスケ~~ありがとよ~~~~
ここではゆいちぃ(実羚淳さん)がとんでもないダルマ姿で降臨してるわけですが…
噂では「ゆいちぃはリアルバービー人形」と聞いていましたし、男役のお衣装の上からでもその凄さはしっかり見えてましたけど…
さすがにダルマで見せつけられると、普通はそこから足生えないよね??あれ?人間ってこんな形してたっけ??ってゲシュタルト崩壊します。
他にも春瀬さんや七生さんもダイスケにダルマはかされてますけど、本当に宙組ってのはゲシュタルト崩壊組ですわ。
そんでうちの息子もついにダイスケからダルマ指示を受けたのですが……
いや、とはいえほら、ウェストサイドやってるじゃないですか。
そこで悩殺ガーターベルトご披露してるじゃないですか。
だからまぁ割と想像はできるんだよね~とか思ってたわけですよ。
ぜん~~~~~~~~ぜん違った……
悩殺っていうよりも、ゲシュタルト崩壊っていうよりも、健康ピチピチギャルがみずみずしいお肌をぷりっぷりいわせながら全身からハートを放出して通り過ぎてく感じ。
一歩進むたびに「ぷりっ」って聞こえたね。
だから銀橋歩く間はずっと「ぷりぷりぷりぷりぷりぷりぷりぷりぷりぷりっっ」って聞こえた。
もうそれが可愛いのなんのって……
息子が娘になったら可愛さ破裂したね。
あんまりにぷりぷり言ってるもんだから、セリ美ったらそれが銀橋一人渡りって気付かなかったんですよ…
2回目の観劇で気付いたっていう…ね。
息子はウェストサイドのときもお胸の谷間がしっかりあって「おおっ!(ヨダレ)」と思いましたが、手足は細いのに出るとこ出てるタイプのボディーなので、下品なおっさん風に言えば「ええカラダしとるわぁ~~」という感じ。
かなこちゃん、まりなちゃん、ゆいちぃのゲシュタルト崩壊スタイルとはまた全然ジャンルの違うナイスバディ―です。
今のところ金髪ショートのカツラですが、また違うパターンあるのかなあ。
すっごく楽しみ!!!!
ちょっと前後しちゃいますけど、そのぷり子の前にまかまど中心のアロハシャツ衣装の場面があるんですが、あの場面は相当好きです。
最初男役さんだけで幕前で踊るんですが、その振り付けがすごくいい!!!
音楽にもよく合ってるし、斬新だし、男役さんがなにしろかっこよく見えるし。
中でもこってぃーの踊りがすごく良かったです。
こってぃーって特にダンサー枠ではないと思うんですが、あの独特の振り付けの良さをちゃんと理解してアピールしている踊り方でした。
女の子たちだけで踊るところも、ボーイズvsガールズで踊る場面も、そのあとにカップルになって踊る場面もすごく可愛くて、意外にもセリ美はこのショーの場面の中でいちばん好きですね、あそこ。
ショー場面としての完成度が高い場面です。
そんでお稽古場映像でもザワついてた、「ウィスキーがお好きでしょ」の場面。
まぁアレはお遊び場面という感じなので、お三方にはガンガン一本釣りしちゃってほしいですね。
あのレオパード柄スワロフスキーの衣装可愛いですね。レオパードなのに白×シルバーだから爽やかで。
息子はぷり子から男役にお着替え中なので客席降り無し。
そして見事にいつもの素敵な息子姿で登場して、センターで踊ります!!
さらに歌手であるもんちさんと桜音さんと3人で銀橋渡り。退団者であるお2人に混じってだなんて、光栄ですなあ。
ここ、当初はヒップホップと聞いていたので、ヒップホップ出身の息子にとってはもう水を得た息子だわ!!と思っていたのですが…
あれはヒップホップではないよねえ…?
いつか息子の本格ヒップホップダンス、見てみたいなあ。
そのあとはまかぜ中心のタンゴ。
セリ美はね~ミズさまが本格的にタンゴやってますのでタンゴ舞台はかなり見てるし、音楽も大好きでよく聴きますのでちょっとうるさいですよ?
そんなうるさいセリ美も今回の演出は「なかなかいいぞ!」と思いましたね~。
まず、まかぜにオーシャンズの時のようなブルーのスーツを着せたこと、開襟させたこと、ソフト帽をかぶせたことでダイスケに千点。
そして女性と組んで踊るのではなく、男役のみのタンゴにしたこと、小道具としてタバコを持たせたことでもう千点。
さらにあきもと組ませたことでボーナスポイント1万点差し上げちゃう!
セリ美ね~、あきもかなり好きなんですよね。
単純に息子がお世話になってるってこともあるけど、オーシャンズの時に「あきもすごくいい!!」ってなって、追憶のバルセロナでも「やっぱいい!」ってなって、今回タンゴで女役ですからね~~
息子に比べたらやっぱり台詞も少ないしなかなかあきもを堪能できる場面って多くないですけど、今回のタンゴ女役はもうガンガンにまかぜにツンデレして暴れちゃってほしいですね。
そんでまた総踊りで、まさかの和風もいいですね~~~
確かにウィスキーって山﨑とか日本製のものもすごくいいって聞きますからね。
ダイスケは日本製ウィスキーのつもりであそこを和風にしたのでしょうねえ。
宙組はなんだかソーランが伝統的になってますけど、宙組に和風の群舞踊らせるのってなんででしょうかね?
相変わらずねじり鉢巻きが似合う「鉢巻きジェンヌ」そらさんが堪能できます。
あの風情で高知のよさこいの本場になんて行ったら女性陣から逆ナンされまくるんでしょうね。
あの程よいヤンキー感。
雨の中で捨て犬拾ってほしいですね。
今回のロケットは「ホワイトホースウィスキー」ってことで白馬ちゃんたちが踊ってくれ、もえこちゃんと夢白ちゃんがロケットボーイ&ロケットガールで出てきます。
夢白ちゃん、今回から急に出てきましたね。
しょっぱなからキキちゃんの相手で何度も踊っているのを見て、ああもうこれはまどかちゃんの後継を夢白ちゃんにするんだろうなあというのが非常に分かりやすく伝わりました。
巷ではよく「白羽ゆり似」と言われているそうですが…まぁとなみちゃんファンのセリ美としては似てるとまでは言いませんが、ゴージャス系の美人という枠は同じでしょうね。
確かに、宝塚の娘役さんって可憐で清楚な美人さんとか、まどかちゃんや華ちゃんやみちるちゃんみたいなアイドル系美人がほとんどで、意外とゴージャス系美女って少ないんですよね。
うららちゃんもそのジャンルですね。
そうなると、夢白ちゃんの貫禄すら感じる美貌はなかなか稀有なんでしょうし、ダンスという武器もあるようなので宙Pが推したくなる気持ちは分かります。
でもららちゃん、じゅっちゃんもいるからなあ…
たぶんキキちゃんはこのまま宙組でまかぜの跡を継ぐと思うのでキキちゃんの意向もあると思いますし、前回書いたようにまどかちゃんがトップ娘役として集大成を見せてきている時期のように感じたのでね。
夢白ちゃんがこのまま宙組でまどかちゃんの後継となるのか、他組に嫁いでゆくのか、来年あたりに動きが出そうな気がしますが…気になりますね。
えーと本題に戻りましょう。
次は黒燕尾です。
シンプルな黒燕尾に胸に赤い薔薇を一輪挿していて、とても素敵です。
曲はアンチェーンマイハートで、これは和央さんのときのショー「満点星大夜總会」の黒燕尾でも使われたな~かっこよかったな~なんて思いもよぎりました。
で、デュエダン。
ここでとにかく声を大にして言いたいのは……
キキちゃんの歌唱力の高さよ!!!!!
オリジナル英語歌詞そのままを歌ってくれるわけですが、曲自体も発音もめちゃくちゃ難しいはずなんですよね。
だって純日本人で英語曲を上手に歌いこなせる歌手ってそうそういないじゃないですか。
それをとんでもない巧さでキキちゃんが歌いきって、セリ美はアクアヴィーテの中で一番感動しました!!!!(息子の出世関連除く)
キキちゃんってシンガー枠ではなかったはずなのに、なんんんんんんですかあの巧さは……
一体どうしちゃったの?!?!って思うほど、すんんんんばらしい歌でした。
しかもひとしきり踊ったすぐ後にあの声量。素晴らしいですわ。
なんか、あのキキちゃんを見て少しタカラジェンヌさんへの見方が変わったくらい衝撃でした。
キキちゃんって、まぁいわゆる塩対応に入るジェンヌさんだと思うんですよ。
もちろん冷たいというわけではないけど、必要以上のサービスはしない、オンオフのスイッチングはしっかり行う、と明確に一線を引いてる感じ。
そういうジェンヌさんって天海さんだったり姿月さんだったり瀬奈さんだったり、たまにいらっしゃいますけど、確かに舞台では素晴らしい男役さんだけど、なにも減るもんじゃなし、たった数分のことなんだからもうちょっと愛想良くしてくれても…
というのがセリ美がいつも感じてることでして。
でも、シンガーではなかったキキちゃんがあれだけ圧巻の歌を聴かせてくれたということは、絶対にすごい努力をしているわけで。
「スイッチ切るときは切らせてもらいますけど、仕事はきっちりやりますから」
というキキちゃんの信念やプロ根性が見えた気がして、ファンサービスに使うエネルギーをレッスンに注ぐっていうのは正しいことなんだ、と理解できました。
確かに今回、お芝居でもショーでもキキちゃんは素晴らしかった。
いや、今回だけじゃないよね。
少なくとも宙組に来てからずっっっと素晴らしい。
まかぜと学年が近いせいか、「トップさんについていきます!!」みたいな感じではなくて割と対等な感じで、一個人対一個人として独立して立ってる大人っぽい関係性なのかな。
で、舞台人として男役としてそれぞれ精一杯頑張りましょう。っていうすごく合理的でスマートな考え方をする人なのかなというふうに感じました。
あのデュエダンの1曲のみでそこまで思想が飛んでしまったセリ美ですけど、それほどまでにすごい威力を持った1曲でした。
2番手時代が長くてモヤモヤしちゃう方も多いかもしれないですけど、2番手として居られる間に着実に実力と魅力をどんどん伸ばしているのは確かなので、いつか来るその日を楽しみに待ちたいですね。
…という感じのアクアヴィーテレポでした!!!
・息子の躍進
・ぷり子
・ゲシュタルト崩壊ダルマ
・上質な演出
・キキちゃんの圧巻ソロ
という特長がある今公演はこれまでの本公演と比べて「見ごたえ」という点ではまかぜ政権になってから一番だと思うのでほんとはもっと通いたいんですけどねえ…
いかんせん次の別箱がウエクミ女史じゃないですか…
セリ美はウエクミ信者ですので、そりゃきっと通うわけですよ(チケット有無は別件)。
そんでずんさんのほうに息子が振り分けされたら、そっちのほうも通うわけですよ(チケット有無は別件)。
同時に2公演に通わなきゃいけなくなる可能性が高く、ここで体力温存せねばならず…
東京合わせてあと2回しかチケットないです…
2020年からはもっと5組を観る!と思ってますし、とはいえ予算は増えませんので、悩ましいところですなあ…
しかも、あまりの運動不足に「このままではバス移動もできなくなるほど筋力が無くなる」という危機感が生まれ、いまセリ美はカーブスに通ってるんです…
カーブス、月6500円…
どっかの物流センターででもバイトしようかなあ…
でもそうなるときっとブログ書けなくなる…
ジェンヌさんも活躍するにはそれなりに資本が必要ですし、ファンも劇場で活躍するなら資本が必要ですなあ…
セリ美にもどこぞのマダムか社長さんのスポンサーつかないかなあ!!
亀田製菓さんとか!越後製菓さんとか!
とりあえずまた朝になっちゃったので寝ますね…
次こそセリ美茶レポをば!!!!
なんとなくプライドとしてアフィリエイトには頼りたくないのよねえ…

コメント
コメント一覧 (4)
初めておじゃまいたします。
ご子息に魂を射抜かれておりまして、更新を心待ちにしておりました。
数多く作品を見てきましたが、演出家さんの特徴や振り付け家さんの個性となると目が利かない私ですので(安寿さんの振りは聞けばあー安寿さんだと思う程度)セリ美さんの観察眼、洞察力には感服するばかりです。ライターさんってそうでないとできないお仕事なのですね。
でも、ご子息はもちろん、ちなつさん、あきも、まいあちゃんなど同じ感覚で見ておられる方だなぁと勝手に喜んでおります。
これからも楽しみに読ませていただきます。
訳あって家を出られたご子息、成長して戻ってこられることを祈っております。
相変わらずの セリ美空想劇場 でしたね。
そして、宙組公演の詳細レポも楽しく拝見しました。
のんのんは東宝公演を楽しみに待つことにします。
そらくんの輝きいや増すばかり でしょうしねーーー
ストーリー展開むっちゃな「エル・ハポン」も演者それぞれの 芸 を楽しみにしとります♥
お茶会レポも楽しみにしていますね。
お茶会のおかげでシロップさんともお近づきになれましたし。
セリ美様には 感謝感謝 でございます。
息子に加えて私のことまでお褒めにあずかり…ありがとうございます!!!
れんげさんをはじめ、息子の才能を感知することができるそらファンの皆さまは、かなりの鋭敏な感覚の持ち主だとセリ美はいつも思っています!
恵まれた喉や身体能力に加えて、あのセンスの塊。
「高く跳べる」とか、「早く回れる」とか、「音域が広い」という測定しやすいものではなく、「センスがいい」としか表現できない不確かな才能をしっかりを感じ取れる私たちもまた「感じ取れる才能」があると自負しています!
ついに番手が明確になってきた息子は、これからが正念場!
楽しみながら一緒に見守りましょうね~
本公演が始まってしまうと同時にまた再開される親子劇場。
実はまだ今回のオチを考えておりませんで、悩み中…
というのも、ハポンがどうにもいじりようのない物語でしてねえ…小道具とか固有名詞もあんまり出てこないし…(『L直後』的な)
年内には必ずお茶会レポを完成させなければ!と今から執筆を開始します!
がんばるぞおおおおお