「しばらく家をあけます」と書き置きして出ていった息子そら……



そして山沖さんの奥さんから「そらちゃんが恨みを持ってる人がいる」とかいう、とても信じられないような証言を得て…

山沖さんの奥さんだって、あの目が死んでる息子さんが最近銃を手に入れたらしいとかいう大変な時だっていうのに…そっちも心配ね…





最近のそらは確かに
なんだか思いつめたような顔をしていたし…

恨みを持っている人がいるっていうのと繋がるわね…


素振りの練習みたいなこともしてたし…





まさか…



まさか…






そら!!!!!!早まっちゃダメよ!!!!
とにかく、そらの行方を追わないと!!!

でも、一体どこへ行ったのかさっぱり見当もつかないわ…


そうだっ
幼なじみのみんななら何か知ってるかも…!!!

急げ~~~っっ!!!!






ピンポ~~~ン


「はぁ~い?」

「あ、せっちゃんママ?セリ美だけど、せっちゃんいる!?」

「いるわよ~どうぞ入って~2階の自分の部屋にいるから行ってみて~」

「お邪魔しま~~~すせっちゃあああああああん!!!!そらがどっか行っちゃったの~!!!!どこに行ったか知らなーーい?!?!」

「あれ~?そらのおばちゃん?どうしたの~~?」

「せっっちゃ………!?!?!?!?!?!?!?」



















setchan







「ちょ、ちょっとせっちゃ…!!!!!ど、どうしたのその恰好?!?!」

「ああこれ?いまバイトで王宮に仕えてるのよ~」

「え…?!王宮に仕えるバイト…??」

「もうすぐバイトだから着替えてるの~」

「あ、そ、そうなの…いろんなバイトがあるのねえ…」

「ところでどうしたの??」

「あ、そうそう!!!そらがどっか行っちゃって…あの子が行きそうなところ知らない?!」

「え~?!そうだなあ…なんか最近志摩スペイン村が気になるって言ってたなあ」

「は?!?!志摩スペイン村?!?!?!」

「なんだかいろいろと調べてたみたいだけど…スペイン村のダンサーに応募でもするのかなあ?あとはパリパリアイスのクッキーサンドがどこにも売ってないって悩んでたくらいかなあ…?」

「そう…ありがとー!お邪魔しましたあああああ!!」




志摩スペイン村…パリパリアイス……何かしら…


もうちょっと聞き込みしてみよう!!





ピンポ~~~ン



「はぁ~い?」

「あ、あきもママ?セリ美だけどあきもいる?!」

「いると思うわよ~自分の部屋にいるんじゃないかしら。どうぞあがって~」

「お邪魔しまあああああああすあきも~~~~~!!!!!!!そらが…そらがどっか行っちゃtt…」


























akimo





「あれ?そらのおばちゃん?」

「ひええええええええええええ!!!!しっしっ、失礼しましたあああああああああ!!!!!!!!!」







どっ、ど、ど、どど、どうしたのかしらあきも……!!!!

んま…まさかそういう願望があったなんて……ついこの前までヨーヨーの新技覚えたんだってうちに見せに来てたのに…


で、でもやけに綺麗だったから…まあいいのか…人生いろいろよね…



あきもに幸あれ!!!!







さて困ったわ…結局スペイン村とパリパリアイスってことしかヒントが得られなかったわね…


でもそうこうしてるうちにあの子がどなたかに危害でも加えたらもう…母さんは…母さんは…一生かけてあの子と一緒に償っていかなくちゃいけない…



なんとかして阻止しなきゃ!!!!!

迷ってる場合じゃない!!!いざ、志摩へ!!!!!
















はい、ということでね。

やけにぶっ飛んでる幼なじみたちが登場しましたねえ。
そしてなんと息子そらを追って伊勢志摩へ向かうセリ美かあさんでした。

暴走エリアが日本全土に拡大してきましたね。どうなるのでしょうか!(まだ続き考えてない)








さてさんざんお待たせしてしまっているセリ美茶レポですが、ようやく書けるところまで時間が作れました。


皆さんセリ美のことを「セリ美さん忙しいのに…」と気づかってくださってその優しさにいつも助けられておるわけですが。

体質だと思うんですがセリ美は超ロングスリーパーなので(10時間は寝る)、起きてる時間が人より少ないことが忙しさのいちばんの要因なんですけどね。

子育てして仕事して家事して劇場通いしてっていうスーパーウーマンみたいな方もたくさんいらっしゃるので、セリ美なんて全然楽してるほうですよ。






セリ美茶からもう1か月が過ぎたんですねえ。

初日だった大阪でのあの吐くほどの緊張が懐かしや。



なんか、いろいろと調べてみると宝塚ブロガーさんでお茶会を開催したことのある方は数名いらっしゃったんですね。

でもオリジナルゲーム作ったりグッズまで作ってる人はそうそういないでしょうから、このまま独自路線を突き進んでゆきます!!!!




最初はヅカ仲間たちと「セリ美茶とかやっちゃったりして~!なはははは!」とかいってふざけていただけの話から発展しまして、ちょろっとブログでそんなようなことを書いたら「ぜひやってください!!」という、奇特な皆さんが結構いらっしゃいましてね。

さすが、こんな変わったブログを愛読してくださる個性的な皆さんですよね。

ノリがいいっていうか、どうかしてるっていうか(褒めてる)。




んで、じゃあとりあえずツイッターで「セリ美茶あったら行きたい人~?」ってアンケートしてみて、それから考えようと思って調査したんですね。


そしたら100人ほどの奇特な方々が挙手してくださいまして。


「ファンは贔屓の鏡」なんて言葉がありますが(贔屓の性格とそのファンの性格は似ているというヅカ格言)、セリ美の読者さまもセリ美に負けず劣らずどうかしてますねえ(褒めてる)。



じゃあ100人全員は無理でも、ほんとに開催したら半分くらいの方が来てくださるかしら…?と思い、最初で最後となるかもしれないセリ美茶の開催を
勇気を振りしぼって決めたのでした。



お茶会っていってもセリ美はジェンヌさんではないし公演中でもありませんし、書く人であって喋る人ではないので、公演にまつわるお話しもできないセリ美が何やるねんって思っていたんですが、最終的には1回におさまりきらないほどのアイデアが出てきました。



宙組ファンじゃない方もいらっしゃるだろうし、ファン歴もきっとそれぞれだろうし、「置いてきぼり」がいちばんいけないな、ということに留意して…ヅカファンなら誰でも楽しめてセリ美茶でしか味わえないことを考えて演出・構成しました!





今回のテーマは「楽屋入り体験」でした。



ジェンヌさんたちが「いってきま~す」と消えてゆく楽屋口。

限られた者しか入ることを許されない、妖精たちが舞うあの扉の向こうに行ってみたい…!!!!!という夢を抱いている方も多くいらっしゃると思います。


セリ美なんてそう夢見すぎて歌劇編集部を受験したくらいですからね。
ジェンヌさんになれないならスタッフになるしかない!!と。

なんならいまだに「トランペット奏者募集のお知らせ」とか公式で見ると「受けてみようかな…」とかよぎるくらいですわ。

トランペットなんて触ったこともないけど。
今から習っても間に合わないかなあ。間に合わないね。





tranpett





なので、セリ美茶ではあの夢の楽屋口体験をしていただこうと思いまして。



着到板をひっくり返す→お稲荷さんで公演祈願


というゾーンを入り口すぐに設置しました。
着到板は出席者皆さんのお名前でひとつひとつ作成しました。



東京セリ美茶_191107_0003



ご本尊
↑ お稲荷さん



セリ美茶in大阪_191107_0071




あ、もちろんお茶会といえばウェルカムボードですから、それも作りました!



そして左側に見える大きなセリ美は、「殿堂ごっこゾーン」です。
せんべい型のシャンシャンを持って記念撮影できるよう、ちくちく縫って作りました。



これが地味に大変で…

ダイソーで売ってたコーデュロイ素材のバッグを解体して円形に切って、中に芯となる魚焼き網と綿を入れて、黒のフェルトを上から縫って、持ち手とリボンを付けて…



ちゃんと海苔の角も光りますよ!




↓ スタッフさんも記念撮影してくれました

セリ美茶in大阪_191107_0006





壁に見えるのはリアルせんべいです。


お茶会と言いながらいろいろな条件でお茶をお配りすることができなかったので、セリ美といえばせんべいくらいはお出ししたい!と思いまして。


でも普通に配ってもつまらないので、壁にせんべいを貼りまくってビュッフェ形式にしてみました。

おなかがすいたらいつでも好きな時に壁からもいで食べていただこうと思いまして。



大阪ではセリ美がバーーン!と登場したら皆さんもうせんべいを召し上がった形跡があって、「食べてる!(笑)」と心の中で爆笑してました。



セリ美グッズの販売もさせていただきまして、そのお持ち帰り用の袋もふざけてみました。






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もうね、使用したりお配りしたりするアイテムは全部ふざけようと思いました。


グッズも大変ご好評をいただいたんですが、実はこの偽キャトル袋がいちばん好評だったっていう、ね。

この紫色は徹底的に本物に寄せました。
何十枚テスト印刷したんだろう…



そしてお土産はセリ美柄のデニムポーチ、封筒セット、メモセット、挨拶カードを。



そんな感じで皆さんにセリ美の登場を楽しみながら待っていただいて、開演5分前には大劇場で録音してきた、あのすみれの花咲く頃のオルゴール音と「大劇場、間もなく開演となります」というお姉さんの声を流しました。

あれは別に録音禁止されてない、よね…?



そしてセリ美が一生懸命おうちで録音してきた、


「皆さま。本日はようこそ〇〇へお越しくださいました。ボン乃セリ美です。ただいまより、ボン乃セリ美 脚本・演出・企画・製作、お茶会スペクタクル『ボン乃セリ美Tea Party』を開演いたします」

を流し、ハッスルメイツのテーマソングにのって登場しました。



お衣装はこちら。








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やっぱり初めてのお茶会ですから正装でね。

意外と袴と赤パーカーの相性は悪くありませんでした。

袴のヒモの結び方がわからず、適当に結んでます。



最近は袴も安く出回ってるので、2千円くらいでヤフーショッピングで買いました。
またちょうどいい色があったんだ!



さすがに細かすぎて誰にも気づいてもらえなかったんですけど、足元は草履が買えなかったので白いビーサンでした。



ここに、息子がお気に入りでよく斜め掛けしているバレンシアガの黒いポシェット

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を紙とビニール紐で手作りして、斜め掛けしました。




大阪では控室が無かったので、会場前に車を停車させて、この格好で車内でひたすら30分じーーーっと待ってました。


そんな中、続々と会場のビルにセリ美茶参加らしき皆さんが到着してきて、ものすごく緊張感が高まると同時に、「ほんとにセリ美茶のために皆さんが足を運んでくださってる…!!!」と人知れず涙しておりました…


セリ美が「お茶会やってみる!」と決意し、この日のために4か月コツコツと準備してきたもののために皆さんが集まってくださるということがなんだか信じられなくて。




開演5分前になる頃にはもう緊張感はピーク。
セリ美は緊張するとおなかが急降下する癖があるので、正露丸を1粒飲みました。




そしてついにその時。

会場のドアにそっと耳を当ててみると、皆さんの喋るガヤガヤとした声が聞こえる。


「ああ、こんなにたくさんの皆さんがセリ美茶のために…!!!」とまたここで落涙。

このあたりになるともう「ええい、どうにでもなれ!」と腹をくくり、緊張は和らいでいました。




いよいよ13時。スタッフさんが気を利かせてくださって「セリ美ちゃんの登場で~~~す!!!」ときっかけを作ってくださり、思いきってドアを開け放ちました!!!!
























続く。









登場の音が小さすぎたのが失敗…