はい皆さん、京都からおこんばんは。



セリ美は今また遠征中でして、西で泊まりの際は定宿にしている京都のホステルに泊まります。

ここは今のところホステル暫定1位。
https://www.ryokanhostel.com/

三条といういい場所にありながら格安で施設も新しく清潔、スタッフさんも程よい。

お水やお茶も飲み放題。100円ローソンすぐ近く。言うことナス。



宝塚に通うにはちょっと面倒くさいんですが、梅田ってほんとにろくなホステルがないので、多少交通費と通勤時間かかってでもセリ美はいつも京都に滞在します。

今日なんかはドラマシティーなので、特急で40分ですしね。


はぁ~快適快適。




新型コロナのせいでいま京都は珍しく閑散としているなんて噂に聞いていましたが、街中は…そうでもないかなあ。

でも確かにこのホステルはいつも平日でもそこそこ宿泊客がいるのに、今日はガラガラですね。


明日あさっては雨だそうなので、街中はもっと人がいなくなるのかしらね。




セリ美は今日出島を観てきまして、いつもならそのまま日帰りで帰るんですが、東京の友人(非ヅカファン)が「京都旅行したい」と言い出して、「12日はあっちで観劇があるから、13日から現地集合で良ければ行けるよ」と承諾したんですね。


そんで女3人で京都旅行の予定をしていたんですが、なんとそのうちの1人が「飼い猫が危篤」という事態に。


いつご他界されてしまうか分からない状態で観光などできるはずもないので、急遽キャンセルになってしまったんです。


で、残り1人の友人もなぜか「コロナのこともあるし、せっかくなので3人で行きたい」ということでキャンセル。




結局セリ美1人で京都観光をすることになってしまいまして。



京都はよく来てるし、割と開拓し尽くした感もあるので、そんなに「京都観光したい!」という感じではなかったんですけども…

既にキャンセル料が発生する期日を迎えていたので、そのまま1人で観光をすることにしました。


ま、一人旅は好きなので別にいいんですけどね。

でもハポンで割と散財して今年はミズさまの期待大の舞台が2つも決まっているのでいつもの貧乏旅にも増して今回は更なる貧乏旅となっております。




ま、その詳細は後述しますね。


まずは出島を。







最近また昼夜逆転生活に戻ってしまい、昨日の15時から寝ておりませんで、ちょっと倍速で書いているので誤字脱字あったらごめんくさい。



戻しても戻しても昼夜逆転になってしまうのは、夜行バスのせいなんですね~。

早朝5時に自宅に戻ってきてそのままバタンキューで目覚めたらお昼過ぎ。



そして不思議なことに、そんなズレズレ生活を送っていればいずれ1周回ってまた昼夜が戻るかと思いきや、なぜだか知らないけど昼夜逆転はズレこまないんですねぇ~


人体ってフシギですね。






ではさっそくいきましょう。いざ出島へ。





宇宙人だか月だか、なんだかBADDYを彷彿とさせるようなイメージでしたよね。

担当演出家は谷 貴矢先生。

アイラブアインシュタインの先生ですね。


セリ美はアイラブ~は生でも映像でも観てないんですけども、なかなかの異色作だったようで。

あらすじを読んでみても確かにそういう感じは伝わってきます。



なにやら東大出身?の先生だとか??
まだウィキもないのでソースが無いんですが。


アインシュタインってことで、科学系が専門だった先生なのかなあ?



そして今回も割と似たようなテイスト。

天体がテーマです。

日本地図を作った伊能忠敬(るうさん)と、その弟子2人(ちなつさんとありちゃん)の物語ですね。




えーとね、一言で言うと、トンチキ作品に含まれる…かなあ。


いやこれは別にディスってるわけではなくて、トンチキにはトンチキなりの醍醐味がありますからね。



さすがにくーみんほどの天才ぶりは感じませんでしたけど、貴矢先生のやりたいことは解りましたし、世界観は嫌いじゃないです。


大正ロマンっぽいPOPなお着物のデザインもすごく可愛かったし、生徒さんみんなそれぞれに工夫した髪型やメイク、小物などをじっくり見るのもとても楽しかったです。


くらげちゃんはパーカー付きのお着物ということで、パーカー派のセリ美はとっても好きな衣装でした。

金髪のウェーブロングもすっごく可愛かった!




ただ、この作品をやるにあたっていちばん足りなかったところは、貴矢先生の「言葉選び」や「情緒」かな。


まず、歌詞が良くない。

歌詞と普通の文章って、同じ日本語でも全然表現が違うじゃないですか。



例えば…そうだなあ。




「私は雪見だいふくを食べようとしているが、これは自分が買ったものではない」



という文章を歌詞に直してみると、




罪悪感と共に溶ける白い柔肌

唇で触れれば感じるその温もり

強く噛み締めれば凍てつく甘さ

誰のものでもない柔肌

そう言い聞かせてその幸福にこの身を任せよう




みたいなことになるわけじゃないですか。

歌詞って状況説明とか感情説明じゃなくて、中2病の延長線上にあるような心の叫びを、間接的な言葉を使っていかに観衆にイメージさせるかというものだと思うので、貴矢先生の歌詞は単なる説明にしか過ぎなかった。


ミュージカル嫌いで有名なタモリさんが「なんでミュージカルは唐突に歌いだすんだ!おかしいだろ!」と文句を言っていますが、出島の歌はまさにそんな感じだったなあ。

そういえばワンスアポンも同じでしたね。唐突に歌い出す感が強かった。




貴矢先生って、やっぱり理系の人なのかしらねえ?

歌詞もそうだし、物語自体にも情緒が感じられないんだよな~

古語で言うと、「もののあはれ」ってやつ?



頭でっかちにたくさん考えて、この生徒にはこんな役をさせて…とかいろいろ組み立ててるんでしょうけど、そこ止まりのような。


うん、設定は分かった。よく考えましたね。
でも、そこから人間の心がどう動いていくかっていうのが見えにくい気がしました。





ただ、ショーアップの手法はすごく良かったと思いますよ!

セットも素敵だったし、盛り上げ方が上手でした。

なにせ、フィナーレがもうすんんんんんんんんんんんんんん
んんんんんんん




ばらしかった!!!!!!!!





セリ美は、あまりにも素晴らしいデュエダンを目にすると、大号泣してしまうことがあります。

振り付け、音楽、衣装、ダンススキル、生徒さんの妙技などなど、すべてがマックスのレベルに達するとそういう状態を迎えます。

それはこの研22の中でまだ2~3度しか経験のないことなんですけどね。



今回のフィナーレナンバーは、数年ぶりに涙を流しながら見させていただきました。




まず、くらげちゃんの見事な裾さばきに唖然。


これが…これが娘役芸かあああああああああああああああああああ!!!!!!!!


と、アゴが外れそうになりました。



裾のはためきを完全に計算しつつ、振り付けとしてもいちばん美しく見える体の位置を徹底的に叩き込んでるな…というのがよ~~~~~~っく分かりました!!!!

あんなに脚上げてるのになんで脚が全然見えないの~~~?イリュージョン~~?




そこからもう涙が溢れていたので、幕が降りる頃にはマスクびしょびしょでした。




楽曲も作品によく合ってたし、和洋折衷の世界観なのにフィナーレナンバーの衣装はスタンダードな洋装にしたのもすごくセンス良かった。



貴矢先生はショー作家のほうが向いてるのでは…??






ということで、作品全体としては「トンチキ属」に分類されますが、駄作とまでは言いません。
あの世界観を楽しむことは充分にできました。

ただ、演劇芸術として見るなら、内容がまだ学生の部活レベルなのでもっと「人間とは」「感情とは」「愛とは」を貴矢先生には思い知ってもらって、それを表現する言葉を見つけていってもらいたいですね。


その辺の浅さは、フィナーレナンバーの素晴らしさでまぁトントンにしたかな。





セリ美が好きな「言葉選びの上手な先生」は、もちろんダントツでくーみん、次点で生田先生です。

植爺とかキムシンとかまで振り切っちゃってるのも、ある意味個性なのでそれはそれで嫌いではないんですけどね。



少しも早く!!!!



すごい日本語ですよね。









さて、個人評にいきましょう。




まずはちなつさんですよね。


ちなつさん、セリ美はカリスタの時に初めて認識しまして、「あの金髪の人素敵~~」とほぅ~っとなっておりまして。


それ以降、どんな役でも見事にエロく演じ切って乙女たちのドM心を満たしてくれていました。


金色とかメサイアの悪役なんて…ねえ…?


うちにも侵略に来てくれないかしら…と朝まで期待して待ってしまった夜もありましたわ…うふ。





どんなに駄作でも、ちなつさんだけはいつも絶対に期待を裏切らなかった。

だから今回もどんな作品であろうとも、ちなつさんの力技で絶対にねじ伏せるんだろうな…ということだけは確信していました。



で、案の定。



ただそこに立っているだけだったり、望遠鏡担いでるだけだというのに…
疼くこの乙女心は何なのかしら…

別にドS役でもないし、かといってスーパーヒーローでもなく、単なる測量士というだけだし、ヒロインのくらげちゃんとも別に想い合うという感じはあまりなく。



なんかもう、ただそこに立ってるだけで男役として完成してるって…
男役の最高峰なんじゃないですかね。

あんなに貴重な人材を別格として便利使いだけするだなんて……


資源の無駄遣いですよ。









あ、やばい。


いま意識飛んだ。三途の川見えた。





睡眠中枢が限界のようです…とりあえず今日はここで。




good-night