スーパーでニンジンが2本入り198円で最近ニンジンを食べていないセリ美です、どうも。
βカロテン欲しいよう!!




さて、政府や各自治体は「お出かけ自粛」という言葉を使い始めているけど、チケットは売ってるしなあ…行ってもいいんだよねえ…?とお悩みの方も多いと思われます。

劇団としても「観劇以外の目的で劇場周辺に集まらないでください」というようなお願いは出していないし、キャトルに行ったり柴田先生展見たりお友達に会ってチケット代の払い戻し清算とか慰め合いとかは別にしてもいいんだよねえ…?自己責任でってことでいいのよねえ…?



とはいえ、仲良しのヅカ友さんたちがみんな自分と同じ意見とは限らないし、難しいですよね。

「え…セリ美ちゃん、今は行くのやめなよ…」って思うヅカ友さんもいるかもしれないし、なかなかこういう公の場で「行ってきまーーーーーす!!!!」とは言いづらい状況です。


サパもかろうじてチケットは確保できたけど…レポを書いていいものか、いまだ思案中デス。






このコロナのせいもあったりコロナと別要因のせいもあったりで、思いがけない人たちのご他界が続いているし、感染者も減らないし、琴ちゃんたちが無事に東京行って帰ってこられるのかとても不安だし、ネガティブ空気は変わらないままですねえ。

もともと陰気なセリ美はこういう感情に割と慣れているので、日々を淡々と過ごしております。
有難いことにいま膨大な量の仕事を依頼されているので、そのやっつけにヒィヒィ言っとる毎日です。



そんな陰気を少しでも紛らわそう!ということで、『1日だけ貸して!アンケート結果~喉編~』まいりましょう!!!





今回は、また新たな面白みがありましたよ!!

歌うまさんっていっても本当に好みは人それぞれですから、予想外のジェンヌさんも含まれていてなかなか興味深かったです。


ちなみにセリ美は確か「彩乃かなみさん」と答えたような気がします。


よく歌うまさんの条件として一般の皆さんが固く信じているのは、「高い声が出る」「音域が広い」「〇オクターブの歌姫」みたいなことがありますけど、セリ美は割とそれはどうでもいいタイプですね。

むしろ、超音波みたいなキンキンした高い声がとても苦手なので、(小型犬の鳴き声も本当にニガテです…)女性オペラ歌手とか誰もうまいと思わないなあ。

それよりも表現力とか、低音をどう響かせるかとか、抑揚や緩急のセンスとか、聴き心地とか、そういう技術に惚れ惚れします。



ということでかなみちゃんを選ばせていただきました。
高音ももちろん出せるけど、それがなぜか全然キンキンしなくて、むしろすごく柔らかくて、ベールに包まれたような、マリア様のような母性を感じる聴きやすい高音をお出しになるんですね。

と思いきや低音はものすごくかっこよくて、歌うまの娘役さんは大勢目にしてきましたけど、誰にも真似できない声の操り方をする方だなと思っております。





さあ、まずは2票獲得の皆さまからいきましょう~!








【2票獲得の皆さま(5位)】

みっちゃん
みりおさん
キキちゃん
息子



この4名でした!!

息子のランクインおめでと~!



みっちゃんに関しては、もう月組の下級生時代から「なんと甘い声の持ち主…!」と思っておりました。

確かTCAスペシャル(タカスペの前身)で『心中・恋の大和路』の曲を壮大に歌い上げた時に「この声は和モノ向きだなぁ~~!!!」といたく感心したことを覚えております。

歌謡曲向きというか、演歌っぽい情深い声の持ち主なんですよね。



『心中・恋の大和路』とか『殉情(春琴抄)』とか和モノの
救いようのない悲恋好きなんだよね~~
ああいうコテコテの和モノ、バウでまたやってくれないかなあ。
下級生のうちにああいう難しい和モノ芝居の経験しておくと、その後の芸の幅が格段に上がると思うんですよね。

『心中・恋の大和路』は宝塚では4回公演されてて、直近では壮さんがやったのかな。



『曾根崎心中』という有名な浄瑠璃作品をもとにした激しい悲恋でして、えーと確か主演カップルが遊郭から駆け落ちして最後は雪の中で遭難して2人して死んじゃうみたいな悲劇なんですけど、最後の見せ場となるのはその遭難シーンで。



大量の紙吹雪が舞うなか行き倒れる2人の脇で朗々と作品2~3番手相当の男役さんがソロを歌い上げるわけですが、ものすごく壮大な曲なのでとても難しいわけです。

ちょっとやそっとの歌うまさんではとてもじゃないけど歌いこなせないような難曲です。


それを、まだ下級生だったみっちゃんが、TCAというたった数回しかお稽古していないような場面でそれはそれは素晴らしく歌い上げまして。
あのちょっと湿り気のあるねっとりした歌い方が和モノによく合うんですよね~



みっちゃんの和モノ、もっと観たかったなあ。
芸の幅の広いみっちゃんはなぜか最後のほうは喜劇役者みたいな立ち位置になっていましたが、真骨頂は真剣な和モノだと思うんだけどな~~




みっちゃんの歌と言えば、そんな思い出が蘇ってきました。





あとはキキちゃんといえば『アクアヴィーテ』でのデュエダンのソロ歌唱ですよね~

あれにはたまげました。

もともとシンガーではないキキちゃんが、オール英語でよくもあんなに情感たっぷりに発音も美しく喉も潰すことなく千秋楽まで見事に歌い上げたな~と毎回心の中で大喝采を送っていました。

あの歌唱場面、デュエダン中だから拍手できなったんですよね~
拍手したくてしたくて地団駄踏んじゃう勢いでした。


その伸びしろはキキちゃんの努力のみで築き上げたものですから、あんな死んだ目をしていながらも(褒めてる)努力は怠らない人なんだな、と改めてキキちゃんの見方が変わった歌唱場面でした。




みりおさんはエリザベートを観た時に「えっ?!こんなに歌える人だったっけ?!?!」と大変驚いた記憶があります。


無理な低音って、高音よりも喉を酷使するので歴代トート全員が苦しめられたと思いますし、みりおさんはもとから声の低いタイプでもなかったので、たくさんたくさん練習を重ねて「お披露目からエリザね」という劇団のいつもの無茶ぶりに(ミズさまもこの無茶ぶりに耐えていらっしゃいました…よくぞやり遂げられました…!)ここまで歌唱レベルを上げてこられたんだ!と感動したものです。


トートやると大抵のトップさんが病的にげっそりされますよね。

オサさんやミズさまもお披露目だったこともあって、ストレス性の顎ニキビがたくさんできちゃって可哀想でした。


でも、確かにトートをやりきると格段に歌唱レベルが上がるので、劇団はそれを狙っているんでしょうなあ。



みりおさんも例に漏れず、エリザ以降は「これはもう歌うまさんの中に名を連ねてもいいんじゃないのかね」と毎回思うほど、とても聴き心地のいい歌をたくさん披露してくれました。

喋る声もとても良かったと思います。高すぎず低すぎず、滑舌も良くてとても聴きやすかったです。






そして、息子ね。

そう。確かにそうなんです。

セリ美だって実は息子に完全にストーーーンと堕ちたのは、ダンスではなくて歌でした。

『シェイクスピア』にて、劇中劇で女役として歌を歌ったときに「なんじゃこの美声は…!!!」と目を見開きました。


ダンサーとして巷に名を馳せている息子ですが、シンガーとして扱われてもいいほどの美声なんですよね~。



ただ、息子は最近しゃくりあげの癖が強くなってしまっているので、その辺に気を付けてほしいです。
しゃくりあげって歌ってるほうは気持ちいいし、なんとなく高い技術に聴こえるんだけど、実際のところは「楽に、巧く聴かせる方法」だとセリ美は思っとります。


息子なのであえて厳しく言いますが、息子の強みであり、同時に弱点はあの才能だと常々思っております。

生まれつきのあの美声に頼ってしまう癖があるように思うので、「巧く歌うか」ではなく、「何を伝えたいか」をじっくり研究して、説得力をもってそれを伝えるためにはどう表現すればいいかという方向に努力を重ねていってくれたらいいなと思います。


OGさん含め、タカラジェンヌさんには歌うまさんなんて本当にたくさんいらっしゃいますが、その中で抜きんでてる人ってやっぱり「説得力」だと思うんですよね。


その説得力が出るまでには研11の息子ではまだ発展途上だとは思いますが、素養は充分すぎるほど持ってると思うので、楽しみにしています!!!






2票の時点でめっちゃ熱く語ってしまっていますねえ。

セリ美はダンサー好きなのに、意外とシンガーにもうるさいようですね。



そしてアンケートご回答者の皆さまにとっては、「歌声」というよりも「話し声」という捉え方をされていらっしゃる方も多かったですね~。

もちろん、「喉」ですから、話し声でも全然OKですよ!!



≪コメントご紹介≫

明日海りお氏の喉を借りて、数多の女達の耳元でグラッツェってささやきまくる。/ぴょん太さま」

ワルい男ですね~~~たぶらかしますね~~~



芹香斗亜さんの声で目覚まし時計の着ボイスをいろんなバージョン取りまくる。/もふもふさま」

ご贔屓の声で起こされる朝…それは果たして起きやすいのか起きにくいのか…どっちなのでしょうねえ。

夢見心地の声を聞いて起きたのに、これから待ち受けているのは労働の現実…ついお布団でこのまま夢を見ていたいと思ってしまいそうで怖いですね。




和希そらちゃんの喉をお借りして、一人カラオケを歌って歌って歌いまくる。その際、録音は絶対忘れにように!!後々楽しむ/愛の水面下さま」


セリ美もあの喉を手に入れたらあらゆる歌手の曲を歌うために、普段全然聴かないJ-POPを朝から一生懸命覚えるだろうな~。

案外高音も出せるようになってる息子ですが、やっぱり武器はあの艶のある
中性的な低音ですよね。
男性シンガーの曲を片っ端から録音しておきたいです。

おまけにめちゃくちゃのイケボで一発ギャグとかもやってみたいです。

「クソが!!!!」とか、「角野卓三じゃねえよ!!!」とか。






さて、3票獲得はお2人のみです。いきましょう!





【3票獲得の皆さま(4位)】


涼風真世さん

彩乃かなみさん




ここで出ましたセリ美のナンバーワンシンガー!

同じ感想を抱いている方がいらっしゃって、とっても嬉しいです!!



涼風さんはセリ美が宝塚と出合う前のスターさんなので、お歌を聴いたことがほとんどなく…シンガーさんだったのですね!

いまだに「PUCKはかなめさんじゃなきゃ!!」というお声をよく聞きます。

中性的なスターさんはたくさんいらっしゃったけど、涼風さんがいちばん女性寄りだったイメージですね。
それでも男役として成立してるっていうのは、絶妙なラインを築き上げた涼風さんの高いスキルだったのだと思います。





そしてかなみちゃんですよね~~

新公時代から既に低音担当されていて、『ザ・ショーストッパー』で「ベサメムーチョ」をタキさん(出雲綾さん)と2人で歌われたんですけど、それはそれは素晴らしかったです。
新公学年で組長さんとベサメムーチョですよ!!!いや~~シビレたわ~~。

そしてコロナ直前に観劇したオギーのショーでもずっと低音曲を歌ってくれていて、変わらずのシビレる低音にシビレすぎてもはや寒くてずっと震えてました。


あんなに母性溢れるのに、いまだに独身っていうのもなんとなく不思議ですし、ブログの文章もとても魅力的で聡明ですし、大きなプロダクションを選ばないところとか、あんなに実力高いのに割とマイナー作品に出演することが多いとか、とても気になるOGさんの一人です。
あさちゃんと仲良しってのも嬉しいしね。

やっぱりヅカファンの夢として、トップコンビにはいつまでも仲良くしていてほしいものです。






≪コメントご紹介≫


涼風さんのミラクルボイス。あんな風に声を操りたい。/ちんあなごさま」


ミラクルボイス…!!それはそれは聴いてみたかった…!
あの時代は天海さんもいらっしゃって、なかなかすごい時代ですねえ。

涼風さん:オスカル、天海さん:アンドレ
ってぴったりすぎてびっくりしちゃいますよね。あんなお2人が同じ組に居てトップ&2番手なんて…!!




「彩乃かなみちゃん。高音から低音まで、あんな風に歌えたら気持ちいいだろうなぁ/じゅんさま」


いや~~ほんとにおっしゃる通り。
どの音域も完璧に聴き心地が抜群なんですわ。

現役時代にスカステで「千の風になって」を歌ってくれましたが、もっともっといろんな曲を歌ってほしかったなあ。
いまいろんな歌手が「カバーアルバム」を出すのが流行ってますが、セリ美は「結局、原曲がいちばん」派なのであんまり興味ないんですね。

でもかなみちゃんだけはカバーアルバムを出してほしい!って思うなぁ~。








さて、ではトップ3にいきますよ~~~~!!!

ここからはお一人ずつのランクインです!





あと3人ってなると、もうほとんどの皆さんは「3人っていったら…もうあの3人しかいなくない…?」とお気づきですよね~。


じゃあその3人がそれぞれ一体何位なのか、何票獲得なのか!



いきましょう!!!第3位!!!!












【第3位(10票獲得)】




琴ちゃん!!!!





ここで琴ちゃんです!!!

琴ちゃんもすごく魅力的なお声の持ち主ですよね~~。

一見すごくハスキーなのに、歌うとポーーーーーン!!と高音が出て伸びやかで。


お顔も可愛らしいし、あのダンス能力だし、普通に歌手やアイドルになっても絶対売れただろうなって感じの生まれながらのスターさんですよね。

確か、入団前にタレント活動もしてたんですよね。そりゃそうだわ。


なんつーか、「華があるってこういう人のことを言うのね!!」って感じのスターさんですよね。あまりにキラキラし過ぎて陰気なセリ美にはもう刺激が強すぎて…


琴ちゃんも唯一無二の声の持ち主だと思うので、これからどんな成長を見せてくれるのか楽しみですよね~~お披露目の次はついにロミジュリですし。


2021年以降の宝塚歌劇団の客入りは琴ちゃんにかかっていると思うので、どうかプレッシャーに負けずのびのびと楽しく舞台に立ってほしいです。
ああ見えて意外と豆腐メンタルだという噂を聞くのでね。






さあ!!!!では!!!!!


あと2人ですよ!!!!



どっちが1位になるのでしょうか!!!!


聴く者すべてをねじ伏せるあの人か!

それとも、聴く者すべてに「踏まれたい…」と思わせるあの新時代ヒロインか!!!







いきまーーーーす!!!!













【第2位(20票獲得)】















だいもーーーーーーん!!!!!










な、な、な、なんと……!!!!!!!!!


アイツが……男役よりも男前なあの子が…だいもんを制しました!!!!!









【第1位(21票獲得)】



まあやーーーー!!!!!!!!










graph2020july








lavoile







なんということでしょう……1票差だったんです!!!!!



投票していただいた先着順に集計を始めまして…


「お~やっぱだいもんとまあやが競ってるね~~でもやっぱり天下のトップスター様が勝つんだろうな……やっぱりね~だいもんがどんどん増えてく………ん…?まあやの追い上げがすごいぞ……?これはまさか…まさか……うおおおおお!並んだ!!まあやがだいもんに並んだ!!これはもしかするともしかするのか?!?!残り3票…2票……1票……最後にまあやが抜いたあああああああああ!!!!!!!勝利の1票はまあやに~~~~!!!!!」


と、集計の最後は一人で競馬実況みたいになってしまいました。





おそるべし、まあや……あのだいもんを最後に1票差で追い抜くとは……




常々、「もっと娘役は評価されるべきだし劇団の顔としてもっと前に出てもいい」と唱えているセリ美ですが、なんだか本当にそんな時代をまあやが切り拓いたような気がしました。


98期生、研9なので本来ならばまだまだ活躍できる学年。


だいもんを食う勢いでぐいぐい出てくる遠慮のないまあやを観られるのもあと1作品…本当に残念です。もっとまあやに踏まれていたかった。DS行きたかった。

こんなに惚れた娘役はまあや、あんただけだよ…あたいの負けだよ…さぁ煮るなり焼くなり好きにしな…




セリ美の個人的嗜好はさておき、皆さまのコメント紹介いきましょう。





≪コメントご紹介≫


のぞ様。一日コンサートを開いて、客の涙を搾り取り、荒稼ぎする。/おとぼけ男爵さま」

一択なら、低音部分にフラ〜ッとくる、だいもんで!/のんのんさま」

望海風斗の喉を借りて屋上で大熱唱します/水星の住人さま」

望海風斗さま。あちこちののど自慢大会(古い)をハシゴして賞金をかっさらって儲ける。こんな考えをしている時点で、わっちはジェンヌになれねのす。おもさげながんす。/まじょるか魔女さま」



皆さんのよこしまな妄想が炸裂していて素晴らしいラインナップです!!!(笑)
あの喉を使って荒稼ぎする気満々でひどいもんです(笑)やっぱ金か!




真彩ちゃん。生まれ変わったら真彩ちゃんの声になりたいとファントムを観た時に思いました。/こまきさま」

真彩希帆 様♡公園の噴水の側で練習したい。いつの間にかギャラリーが集まってて、帰ろうとしたらリクエストされて、仕方なく1曲歌唱。大歓声に恥ずかしくなって、逃げるように帰る。たまたま見ていた音楽プロデューサーに血眼になって探されたい。 /あかりさま」


こちらもなかなか妄想炸裂しています!!!(笑)

まあや好きとして相応しい妄想力です!同志よ!!






こんなに圧倒的な票差でヅカファンから支持されるお2人が同じ雪組で、同じ時代にトップコンビになってくれた奇跡。

そしてその雪組の歴代トップスターにはミズさまのお名前も。とってもとっても誇らしく思います!!!




だいもんは花組での下級生時代に、それほど「すげえシンガーな子が入ってきた!」みたいな立ち位置じゃなかったと記憶しています。
もちろんヘタじゃないけど、飛び抜けて巧いというわけでもなかった。


でも、ご本人の真面目一直線な性格や、宝塚を誰よりも愛す!という「俺に触ったらヤケドするぜ!」レベルの情熱で追い求めた「理想の男役像」でこんなにも圧倒的な歌唱力を身に着けられました。


生まれつき喉が強くて美声で…というスターさんより、ものすごい伸びしろを見せるスターさんのほうに惹かれるセリ美としては、だいもんのこの変貌ぶりには本当に驚きました。


約10年のブランクの末にヅカファンとして舞い戻ってきたセリ美が見ただいもんは、「あの貧ちゃんがこんなにドラマチックな男役さんになってる…!!」でした。



2500の観客を飲み込む勢いで迫ってくるあの迫力と、普段のゆるゆるした脱力系の姿のギャップがまた彼女の壮絶な努力を物語っている気がします。

「もっとごはん食べてね…」と思うほどカリッカリになっているあの身体から、あんなにすごい声がどうして出てくるのでしょうね。人体の不思議です。


ああいう情熱を秘めていることも、タカラジェンヌとして必要な才能ですよね。

ダイエット協会の名誉会長のくせに今日もブルボンのチョコをむさぼってるセリ美なんてあと50万回生まれ変わってもタカラジェンヌになんてなれやしないよ…



退団発表後にまさかの世界恐慌が待っていましたけど、どうかご本人もファンの皆様も何も我慢することなく、しきたり通りにすべての退団イベントを滞りなく行えますよーーに。
これだけの客入りを牽引しつづけた功績は偉大過ぎるほど偉大ですからね。








そして、【まあやに踏まれ隊・隊長】の肩書を自称するセリ美にとって、この名誉ある1位は本当に嬉しい結果でした。

セリ美はまあやの歌唱力はもちろんですが、まあやのカリスマ性に一目置いているので、まあやの舞台度胸や自己アピール能力、すべてがあの歌声に表現されていると感じています。


「ひかりふる路」でだいもんと2人でそれぞれ舞台端に立ってピンスポを浴びながらものすごい絶唱を見せたあの場面、忘れられません。

2人の歌声が電磁波みたいになって舞台中央に向かい、火花を散らしてバチバチ闘い合っているのが肉眼で見えたようでした。

あんなトップコンビのデュエット、研22のセリ美はだいきほ以外に観たことありません。



デュエットなんて綺麗に調和するようなメロディーで作られてるわけじゃないですか。(エリザベート除く)

なのに、あの場面ではお互いに髪の毛引っぱり合って取っ組み合いの喧嘩しているように見えてですね。


「トップさんであるだいもんに張り合うように歌うまあやはどうかと思う」なんて声もあるみたいですが、あれは張り合う場面なので、あれで正解なわけです。
逆に、あんな風に激しく歌える娘役さんが他にいるだろうか。否!


だいもん自身もまあやには「全身でぶつかって来い!!」とぶつかり稽古を容認しているわけですから、あれが2人のあるべき姿であり、2人が目指したゴールにしっかり着実に辿り着いていると感じます。

女性も男性と変わらず社会進出して活躍するこの時代にピッタリなヒロイン像じゃないですか。

「娘役は1歩下がってトップさんを引き立てよ」という価値観を持つヅカファンもまだ多い中、批判を恐れずに自分なりの新しい娘役像を開拓したパイオニアであるまあや先輩は男の中の男なのです!!!!もっと強く踏んでください!!!!!





……なんだか喉とは無関係なところにだいぶ飛躍していますが、まあやの声にはまあやのそんな信念が見事に表れていると思うので、これほどまでに多くのヅカファンが「まあや先輩…!」と手を胸の前で組んで目をハートにするのではないでしょうか。

1票差での見事な第1位、あっぱれです!!!!!






では、最後に1票獲得の皆さんをご紹介。




【1票獲得の皆さま(順不同)】

まどかちゃん
咲ちゃん
みちるちゃん
小春乃さよさん
瀬戸花まりさん
りんきらさん
まかぜ
ずんこさん
みりおん
音くりちゃん



でした!!個人的には、瀬戸花さんへの票がなかなかセンスいいな~なんて思いました。
せっちゃんも娘役さんにしては珍しいハスキーボイスですが、宙組の開演前アナウンスも務めていらっしゃいますし、魅力的なお声の持ち主だと思いますね。


あと、個人的には天彩峰里ちゃんが入っていても良かったな~とも思いました。
息子の『ハッスルメイツ』で聴かせてくれたソロ曲がとても素晴らしかったので!
彼女も地声が美しい娘役さんですね。






さて予想外に熱く語り過ぎてめっちゃ重くなってきましたので、今日はこの辺で。

残るは「ダンス能力を貸してもらえるなら?」と、「性格を貸してもらえるなら?」です!
お楽しみに~~~!!





shoudoku