7年使ってきたパソコンがついにそろそろ引退ということになり、なけなしの大金はたいて新しいノートパソコン(それでも最低ランク)を買ったらいきなり初期不良だった可哀想なセリ美です、どうも。


月末近くはいつもバタバタしていて今もまさにその真っ最中なのですが、「好きなこと書きてえ!!」という禁断症状が出てきたのでいま無理やり書いてます。

なので、コメント返しはも少しお待ちくだされね~~





さて、まずは宝塚の近況について思うことをちょこっと書いてみましょか。



せーらちゃん、まさかの退団発表でしたねえ。
退団理由も退団方法も生徒さんごとに様々ですから、せーらちゃんもせーらちゃんなりに理由や事情もあったのでしょう。

まぁでもなんか、立つ鳥 跡を濁しちゃった感はちょっと否めないかなァ~。

後ろ足で砂かけた、とまでは言わないですけども。



宝塚歌劇団の生徒の公式プロフィール写真っつったら紋付の黒いお着物に不自然なまでの黒髪にぴっちりヘアースタイルが掟なわけですけども、せーらちゃんのためにはいわゆる宣材写真みたいなものを撮影して、まるでプロダクション所属の若手女優みたいなプロフィール写真も数パターン用意するなど、劇団としてもせーらちゃんにはお金も手間もかけてきたわけです。

それは抜きにしたって、何度も大きなチャンスや見せ場を作ってすごく大切に育てようとしていたのは明らかだったわけでね。


集合日付け退団の生徒さんは下級生には割といらっしゃるし、せーらちゃんだけが、というわけではないんですが、やっぱり明らかに他の生徒さんとは一線を画してお金も手間もかけて特別扱いを受けていたわけですし、「映像専科としてがんばりまっす!」と言った直後というタイミングが、ね。

いろいろ思うことはありますわね。


地上波民放ドラマに出てどっかの大手プロダクションに声かけられちゃったのかな~とか、
東京で撮影に参加して、ご実家のある東京に住んで芸能界で華やかなお仕事するほうが良くなっちゃったのかな~とか。


たったドラマ1作で「やっぱ辞めますぅ~」って言われちゃうと、面接で「御社の作るケーキが大好きで、私がいつも可愛くて甘いケーキに元気をもらってきたように、今度は私が皆さんに元気をお届けしたいんです!」って目をキラキラさせて面接官にアピールしてた子に期待をかけて入社させたら3日で辞めちゃった、的な。

映像専科なんていう目新しい試みがスタートしたことにヅカファン一同「せーらちゃんほどの美貌なら確かに舞台よりも映像のほうがいいかもしれないね!」って思ってたから余計にガッカリ感が出ちゃった気がしますね。



いや、真相はもうご本人にしか分からないことなので、もしかしたら三浦春馬さんとの共演で何か思うことがあって大きなショックを受けてしまったのかもしれないし、他にのっぴきならないご事情があるのかもしれないし、分からないですけどね。

劇団にあんなに大切に育ててもらったのに、あっけなく辞めちゃうんだな~…という感想でした。
大切に育ててもらえない生徒さんのほうが圧倒的に多いのに、もったいないなあ、と。
うちの息子だってあれだけの実力と人気なのに、なぜこんなに可愛がってもらえないのかしら…カレンダー2人写り…(まだ言う)うっうっうっ…








さて、本題に入りましょう。


宝塚とは関係のないお話ですが、なかなか興味深い内容なので、何かの片手間にでも読んでくださると嬉しいです。



セリ美は観劇のための体力をつけるという目的と、もし少しでも痩せられたらラッキーという目的でスポーツジムに通っております。

カーブスから始まり、現在はアクトスWill_Gさんという、貧乏なセリ美に優しい2700円という破格で運動をさせてくれるジムに通っております。

一般的にスポーツジムって月額7~8千円とかが相場なので、ほんとに破格なんですよね。
だからといって別に何か劣っているところもなく、ちゃんと綺麗な設備でしっかり運動器具やマシンもあってスタッフさんもいてくれるし、シャワーとかはないけど更衣室もあってセリ美にはちょうどいいレベルのジムなんですが。



セリ美は基本的に晩ご飯を食べ終わった平日の夜20時くらいに行って小一時間ほどストレッチや筋トレ器具や自転車こぎをして帰ってきます。

でもやっぱり仕事ヒィヒィ言いながらやって夕食を食べて、ときには季節のフルーツなんかも頂いちゃったあとに「よっこらせ~」とジムに行くのはなかなか精神力の要ることでしてね。

幼い頃に好きでもない習い事や塾に嫌々行かされてたときのような気持ちになるわけです。


でも、2700円もったいないし観劇や旅行のための筋力つけなきゃいけないし、なんとか這いつくばって行くわけですが、どうにかモチベーションの上がるものはないかとあれやこれやと試行錯誤したわけです。


自転車こぐ時にだけ見ていいと決めて動画で連ドラ見るとか、好きな音楽聴くとか、運動中にできる楽しみとしてありふれたことはひととおり試してみたんですが、そんなもんじゃこの筋金入りの運動嫌いが毎日ジムに行く活力になるはずもなく、どこかにモチベーションの種は無いものか…と知恵を絞りに絞っておりました。


で、スタッフや利用者にイケメンや美女はいないのか?と思い当たり、美しい人を見れば自分への戒めにもなるし、ジム内にいる人を少し観察するようにしたんです。
セリ美は知らない人が苦手なので、普段は人の顔なんてほとんど見ないんですが。



すると、ジムっていうのはやっぱり同じ曜日・同じ時間帯にいつも来てる人が多くて、セリ美が行く時間帯のメンバーはだいたい把握できてくるわけです。


「ああ、あの2人は夫婦だな」とか、「あそこはコロナ太り解消しようって友達同士で来てるんだな」とか、「部活の仲間で来てるんだな」とか、視覚情報からある程度の関係性は読み取れるわけですね。




その中で、ひときわ目立つ2人組がおりました。



まず、いつもペアルック(今風に言えば双子コーデ)してるわけです。

Tシャツから靴まで、黒づくめで全部お揃い。
なんなら髪型まで一緒。
なんなら使う器具も全部タイミング合わせて、全部一緒に移動していく。
同じ格好で一緒に来て、同じ器具を使って、一緒にプロテインを飲んで、一緒に帰っていく。


「仲のいいラブラブカップルなんでしょ?」
「双子コーデ大好きな女子2人なんでしょ?」

とお思いでしょう?






男性2人組なんですね、これが。


同じ髪型で、同じヘアバンドして、同じTシャツ着て、同じ短パン穿いて、同じ靴下履いて、同じ靴履いて、同じバッグを持ってる。

なんなら体型もほぼ同じ。


最初はガチで「双子なのかな…?」と思いました。

でもお顔を見てみると、似ていない。
幼い双子が双子コーデするなら分かるけど、いい大人の双子が双子コーデしてジムに来るわけもない。



でも、「これいいじゃん!おそろで買おうぜ!」的な、めちゃめちゃ仲のいい親友という可能性もまだゼロじゃないし、確証を持てずにセリ美はマシンで太もも裏を鍛えながらずっと2人を見つめていたわけです。







look






お2人のビジュアルとしては、



芸人「かまいたち」の濱家(はまいえ)さんと、(右が濱家さん)


1d7130066964c33147a80ba11c4f3936



俳優の間宮祥太朗くんが顔もスタイルもとてもよく似ています。



o0480072713996192825




お2人とも、さっぱり顔とキリッと顔のタイプの違うなかなかのイケメンですよね。本来ならジムになど来る必要もないくらい、背も高くて脚も長くて細くて色白ですっごいスタイルいいんですよ。



そんなモデルみたいなイケメン2人が黒づくめの双子コーデしてるもんだから、そりゃあ目立つわけです。


でもセリ美含め、ジムのスタッフさんも利用者さんたちも2人の関係性を察してみんな別にジロジロ見るでもなく、大人の対応で普通に運動してるんですね。



ここでセリ美の個人的な意見を述べておきますと、セリ美は同性愛者の皆さん含む、いわゆるLGBTsの皆さんのことはちょっとした憧れの目で見ています。

異性とか同性とかそんな医学的なものに囚われず、ジェンダーレスに愛情を持てる、人間の最先端の進化系の人種くらいの感じで「心が豊かで素敵だな~」と思っています。

なんならなぜ自分がジェンダーレスに恋ができない感性で生まれてしまったのか、とても残念に思っているくらいです。




ドイツの哲学者であるエーリッヒ・フロムの名著「愛するということ」という本では、人を愛するという行為は非常に崇高で難儀なものであるという説を説いています。


「愛する」という行為は非常に難しいもので、一般的な恋愛感情は性欲などの「愛欲」と勘違いしやすく、他人の長所短所ぜんぶひっくるめてキリストのように、菩薩のように誰かを丸ごと愛せる資格のある人は非常に少ない。


多くの人は、寂しいからその穴を埋めてくれる誰かを探し、「私はこの人が好きだ」と錯覚するわけですが、寂しいから誰かを探すという時点でもうそれは愛ではない。


「優しい彼氏ほしー」
「可愛い彼女とイチャイチャしてえ~」
「ハイスペックなイケメンと結婚するのが夢♡」
「子供産んで自分の家庭を作りたい!」


というのはすべて煩悩から来るもので、愛ではありません。

本来の「人を愛する」ことは、性欲とも違うし安泰な結婚でもないし子作りでもありません。



そのどの目的でもなく、ただ「好きだから」「一緒にいたいから」と思える人に偶然巡り会えることなんて宝くじに当たるくらいの話だし、そこまで人を愛するためには自分も人としてかなりの高みにいかなければならないので、人を純粋に愛することはそんなに簡単なことじゃないとセリ美は思っています。

自分の子供にだって感情的になってイライラしてしまうのが人間ってものですものね。



だから、「ただ一緒にいたいから」という気持ちで寄り添っているLGBTsの皆さんってすごく純愛なんじゃないのかな、と思うんです。

いや、セリ美の友人の中にはLGBTsの方は誰もいらっしゃらないので、直接聞いたことはないので分からないですが。





まぁとにかく、セリ美にはLGBTsの皆さんへの偏見なんてものは一切なく、別に腐女子とは言いませんが、男性同士でも女性同士でも、美しい愛のカタチだなあという感じで捉えています。


なので、いい大人の男(しかもイケメン)が双子コーデしてたらどうしたって目立ってしまうというのに、他人の目なんて気にせず「大好きなこの人とペアルックで運動をしたい!」という強い愛を貫いているこの濱家と間宮くんをセリ美は見守るために一生懸命重い腰を上げて日々ジムに通っていたわけです。



2人は本当にいつ見ても仲良しで、ルーティンは全部決まってるんです。

一緒にジムにやってきて、ストレッチゾーンで向かい合って一緒にストレッチをして、隣り合ったランニングマシンで一緒に走って、走った後のマシン周辺に落ちた汗の雫を濱家が間宮くんの分も一緒にモップ掛けをして、腹筋マシンに一緒に移動して同じタイミングで腹筋運動、それが終わったらマシンに付いた間宮くんの汗を濱家が自分のタオルで拭いてあげて、一緒にロッカーに戻ってなにやら談笑しながらプロテインを飲み干す。
そして最後にまた向かい合ってストレッチをして、少し先にストレッチを終えた濱家がロッカーに戻って間宮くんのバッグも一緒に持ってあげて、2人でジムを出て行く。

そのお揃いのバッグにはディズニーランドのチケットケースがそれぞれぶら下がっていて、濱家はミッキーの、間宮くんはモンスターズインクの。そこにジムの会員証を入れているようだ。きっと2人で行ったディズニーランドのお土産なのだろう。夢の国でも人目を気にせずペアルックしてたらいいなあ。



























look

※見るだけなら犯罪にはなりませんよね…?








スタイル抜群のイケメン2人が仲睦まじく爽やかに運動をしているその様子を見るためなら、通える。


セリ美は2人をモチベーションの源にしようと決めて頑張ってジムに通っていたわけですが、ある日、たまたまジムを出る時間が2人とかぶってしまったことがあって、2人が車に乗り込むところを目撃したんです。


ここまでの仲睦まじさ、てっきりセリ美は同居(同棲?)してるものだと思い込んでいたので2人は一緒の車で来ていると思っていたら、それぞれの車で来ていることが判明しまして。

で、別々の方向に帰っていった。



でも、色は同じ、赤(車種は違う)。

ジムに現れるのは必ず2人揃ってなので、先に着いたほうが先に入らずに、駐車場でわざわざ待ち合わせしてから来るのね…ほんとに大好きなのねえ…なんて微笑ましく思っていたんです。







そして、ある日。


驚愕の事実が判明した。












いつものように談笑しながらプロテインを飲んでいる2人の背後でセリ美は必死に耳をダンボにしながらウエストひねりマシーンをやっていたのですが、ジム内は音楽が流れてるので2人の声はまったく聴こえずもどかしい思いをしていたら…

セリ美はとんでもないものを目にしてしまったのです!!!!!!!


























濱家の…………








左手薬指に…………








け、けっ、けっっこ、ん……ゆび…わが…………








もちろん、2人のペアリングよね?!って思ってすぐ間宮くんの指を見ましたよ!!!!






でも、間宮くんは指輪をしていない……


ネックレスにしてるパターン?とか思って首を見てみたけど…無い。





あれはどう見てもファッションリングじゃなくて、シンプルなプラチナの結婚指輪。





これで一気に、「やっぱりただの親友なの……?」に逆戻り。

もうセリ美は暇さえあれば2人の関係性をあらゆるパターンで仮定してみましたよ。

兄弟?親戚?先輩後輩?


いやいや、いくら仲が良くたってペアルックにする成人男子はいないだろう。




そういえば、先日NHKの深夜ドラマで見た、『腐女子、うっかりゲイに告る』(こんなタイトルですがすごくシリアスな社会派同性愛ドラマです)で、同性愛者は偏見もあるし社会的地位が与えられないから、割と多くのゲイの皆さんがカモフラージュで普通に女性と結婚して子供を産んで家庭を作って、こっそり彼氏と愛を育んでいるという人も多いという実情を知りました。






そう思えば、あんなに毎日毎日毎日ぴったり寄り添って片時も離れない2人が同居していないのも、不自然な話だ。



まさか……濱家は既婚者でカモフラ結婚しているというパターンなのか?!

じゃあ間宮くんはどんな思いで濱家と付き合ってるんだ!!!!

今日も妻と子が待つ家庭に帰っていく濱家を、どんな気持ちでそのテールランプを見送っているんだ!!!!!


と思ったら、なんかもう切なくて切なくて…セリ美は人知れずお風呂で泣いたよ…



そういえば、間宮くんはとてもきれいなお顔立ちをしているけれど、本物の間宮くんと決定的に違うのは、すごく憂いのある物悲しい表情をたたえていることだ。

濱家と談笑してるときももちろん笑ってはいるけれど、屈託のない笑顔というのとは全然違う。


ああ…間宮くん……濱家の前ではいつも笑顔を浮かべてはいるけれど、ジムから帰って誰も待っていない自分の部屋に帰った時、何を思っているのだろう…
あの指輪を見るたびにどんな目をしているのだろう…

ラブラブ爽やかイケメンカップルを物陰から無邪気に愛でてジム通いのモチベーションとしてきたセリ美だったが、間宮くんのつらい想いも知らないで、なんと身勝手な……

温かいシチューを作って「おかえり~」「パパおかえり~!!今日よーちえんでねー!」と出迎える濱家ファミリー、一方で冷たいベッドに入って涙をひとしずく落として眠る間宮くんを勝手に想像し、夜空の星を見上げて胸を焦がしていたセリ美だが、またある日、事件が起きた!!!!





ジムの近くにダイソーがあるので、とある土曜日に買い物に行ったんです。


ちなみにセリ美は基本的に土日はジムには行きませんし、2人も土日には来ていないことは判明していた。


お世話になってるヅカ友の皆さんにセリ美オリジナル除菌スプレーボトルを作るためにダイソーに行ったセリ美ですが、その時はもう買い占められてしまったあとで、「セリアにあるかなあ」なんて思いながらぼんやり歩いてたんです。



そしたら、見覚えのある赤い車が前方からやってきた。



「間宮くんと同じ車…?」と思って車内に目をやったら…



なんと運転席に間宮くんが、助手席に濱家がいるではないか!!!!!!!





しかも2人はまるでここが太陽降り注ぐカリフォルニアのビーチサイドかのように、ミラー加工のしてあるゴキゲンなお揃いサングラスをかけて車内で笑い合っていた。

とりあえずここはカリフォルニアではなく、愛知県の国道である。しかも曇りだ。




土曜日に、お揃いのミラーサングラスかけて、車内でビッグスマイル。

どう見てもデート中だよね……



既婚者が週末に「友達と遊んでくる」ってあんまりない状況ではないだろうか…?





もう、わけがわからない。


2人の関係性をあらゆるパターンで想像してみたけれど、私が見てきた視覚情報がすべて合致するような関係性がどうしても思い浮かばない。



でも、これだけは言える。


2人は、平日に毎日会って毎日プロテインを飲みながら楽しく笑い合ってもまだ足りずに週末にも会うほど、お互いのことが大好きである。
それがどのような種類の「好き」なのか確かめようもないけれど、少なくとも私はそんなに毎日毎日会っても足りないほど好きな人には出会えなかったし、これからも出会うことはないだろう。


2人を待ち受けてる未来がどんなものか分からないけど、アクトスの片隅で今日もババアは太もも鍛えながら若い2人の無邪気な笑顔を見守るよ……


濱家と間宮くん、幸せになれ!!!!









さて、皆さんはこの2人の関係をどう想像しますか?


ぜひ、大暴走した妄想を聞かせてね!!!




ではまたね~~~













今度の日曜から怒涛の5連泊ではいからさんとミズさま舞台へ!!