GoTo利用で1泊2千円で今年できたばかりの素敵なビジネスホテルに5連泊中、貴族の暮らしを満喫しているセリ美です、どうも。
しかもGoToクーポンを千円分もらって、お釣りが出ないっていうもんだから今日なんて成城石井でパン買い放題でしたわ!!
ついいつもの貧乏癖で夕方の割引シールが付いてる商品ばかりを選んでしまい、「こんなに買っちゃっていいのかしら…♡」とレジに持っていったら650円にしかならなくて、慌てて海老シュウマイを買い足すという貴族ぶり。
こんなにかりそめの貴族を満喫しちゃって、来週からまた貧乏生活に戻れるのかしら…
少しでもこのひとときの貴族生活の恩恵を長引かせようと、ホテルのフロント前にあるアメニティーコーナーでしこたまDHCのクレンジングやら洗顔やら化粧水やらをフロント通過ごとにかき集めております。
でも明日は秋葉原で新しい仕事の打ち合わせがあるから、また稼いで観劇ライフの向上に努めるんだ…!!
さてさて今回の上京は、はいからさんとミズさまご出演舞台「アルジャーノンに花束を」の観劇遠征で御座います。
滞在しつつも仕事はするのでパソコンを持って来てはいるけど、かさばるからいつもの外付けキーボードは持って来ておらず、ノートパソコンのキーボードで打っているので非常に打ちづらく、いつもより多少手短にはなりますが新鮮なうちにレポを書いてみたいと思います。
カレー華コンビは、初見でした。
お2人の実力面では非常に賛否両論分かれているらしく、プレお披露目のときからセリ美の周囲では「苦手…」という声も割と聞いてはいました。
もちろん2番手時代にカレーくんを舞台で観たこともあるけど、とにかくみりおさんが大スターですから、やっぱり目が行ってしまうのはみりおさんで、しかも最後の相手役はゆきちゃんだったので、あの実力コンビに目が集中してしまってカレーさんに関してはあまり注目して観たことはありませんでした。
でも、なかなかの悪評だった『メサイア』でカレーくんはだいぶしんどい役を演じていて、その迫真の演技は「みりおさんに一生懸命ついていってレベルを高めている」という印象でした。
演じていてかなりしんどかったはずですし、怒鳴る演技も多かったですが、決してただわめいてるわけでもなく、しんどい役にしっかり心情を寄り添わせていたと感じました。
「カレーくん、なかなかやるねえ!みりおさんに必死についていったんだなあ」というのがメサイアでの感想でした。
…で、はいからさんを迎えるわけですが。
まずは、劇評から。
いや~~~小柳先生はプロローグの魔術師ですな。
天は赤い河のほとりでもプロローグすごく良くて、漫画の世界観をしっかり表現しつつもかっこいい音楽に乗せて「これから始まるよ~!!」というわくわく感を最高に煽っていく。
コロナ後に観た作品がSAPAだったりピガールだったりで、宝塚らしくない作風のものばかりだったので、「コロナ後に私は宝塚を観ている!!!!」という大感動をようやくはいからさんで味わえ、なぜかプロローグで大号泣してしまいました。
最初はなんで泣いてるのか全然分からなくて、でもポロポロ目から水が出てくるんですよ。
気持ちは最高に楽しいのに泣いてる理由が全然分かりませんでした。
これまで、観劇中に泣くのって「悲劇ゆえの涙」か、「あまりに美しくて泣く」かのどちらかしかなかったので、はいからさんのプロローグで泣いてる自分が全然理解できず、今思えばたぶん「宝塚、最高!!!!幸せ!!!!」という涙だったように思います。
それほど、完璧なプロローグでした。
プロローグの魔術師。
セリ美は小柳先生をこれからそういう目で見たいと思います。
でも……ここでもピガールでの原田くん同様、演出家としていちばんの問題が…
魅力や実力ある生徒を適材適所に使えていない問題。
まず、ひとこの無駄遣いね。
せっかく花組での本公演お披露目なのに、なんですかあのチョイ役は……
いやそもそもね、あの作品自体にそんなに宝塚向きの役の数が多くないというのも分かってはいるんです。
別箱の人数だったからできた作品なわけで。
でもそれなら無理にはいからさんリターンズしなくても良かったんじゃないかなあ。
確かに別箱では全然チケット取れなくてすっごい人気公演で、カレー華にぴったりすぎる作品ではあるけど、VISAガールにまで就けた劇団イチオシのひとこがあれだけの役じゃあ、まさに役不足。
つかさくんも、ほってぃも、いちのせくんも、みんな無駄遣い。
つかさくん、確かにオイシイ役ではあるし相変わらず巧いですけど、たそ枠にあてるのはさすがにまだ若すぎるし、あんなになんでもできる子なのに、その実力を見せられなくてほんとにもったいない。
ほってぃやいちのせくんも、言われなきゃ分からないような役で…
特にほってぃは青い薔薇のときになかなか良かったので、期待してたんですよね~。
とにかく、はいからさんの大きな問題点はそこでした。
もともと大人気漫画ですから、登場人物やストーリーが面白いのはお墨付き。
基本的にはすごく物語を楽しめましたし、少尉のシベリアでの出来事は普通に泣けました。
コメディー色の強い作品で、泣けるところはしっかり泣かせられるというのは小柳先生の手腕が低くないということ。
この辺は原作の巧さと小柳先生の巧さが上手に響き合っていたように思います。
フィナーレナンバーは、セリ美は軍服バージョンを観ました。
う~~~~~~~ん。
どうしたんだ花組!という感想。
セリ美の知ってる花組って、「とにかく群舞が揃う組」だったんですが、あの群舞はずいぶんとバラバラなことで………
しかも、軍人さんの動きをモチーフにした、直線的でビシビシと決めていく振り付けなので、揃わなきゃ意味がない。
「そもそも『芯の人に合わせよう!』という気持ち、あるかな~?」
という感じに見受けられました。
特に、カレーさんがはけてあきらさんが芯になったときがずいぶんと…
あきらさんがもともとダンサーではないので、だからこそあえてそこはあきらさんに合わせなきゃあの群舞の良さは台無しになってしまうのに、マイティーをはじめ、それぞれが「自分のダンスを踊ること」に集中しているように見えました。
みりおさんという絶対的カリスマが抜けて、トップスターとしては若い就任だったカレーさんになり、ちなつさんや実力派娘役陣がごっそり抜けてひとこが来て…という新体制でまだ組子の皆さんの気持ちがひとつになっていないのかもしれないけど、その組状が出てしまっているような群舞でした。
作品数を重ねるごとに組子の気持ちがカレーくんに向かってひとつになっていくといいなあと思います。
個人評いきます。
カレーくんは奇跡のビジュアルであることを再認識いたしました。
あんな顔面で、しかも背まで伸びてくれて、よくも宝塚に入ってくれたものです。
みりおさんみたいに、誰が見てもかっこいいという万人受けするタイプではなく非常に個性的ではあるけど、でもあの金髪巻き毛の髪型になんの違和感もない純日本人なんてカレーさん以外にいないだろうな、と。
あの作り物のような現実感のない端正なお顔で見つめられたらほんとに生身の人間の感じがしないだろうな~と思います。
そしてカーキの軍服がまた似合うこと似合うこと…!
どんなに聞き分けがなくてもガサツに大暴れしてもひたすらに紅緒さんを優しく受け入れて愛し抜く少尉に恋しない女なんているものか!否!
歴代の乙女たちが身悶えてきた「はいからさんが通る」の伊集院忍少尉の魅力を完全に体現していたと思います。
そして、「メサイア」で感じた演技力の高さはやはり健在でした。
シベリアでの迫真の演技、素晴らしかったです。
カレーさんは嘆き悲しむ激情が似合いますねえ。あの美しいお顔が苦しげに歪み、それでもまだ美しい。
一幕最後、銀橋に出てきてそれはそれは苦しそうに生き倒れていくんですが、手足は震えて、あんな目の前に観客がいて自分をジーーっと見つめているのに役に完全に入りきるあの集中力は素晴らしかったです。
いろいろ言われている歌唱力ですが、セリ美は基本的にダンサーが好きということで、「どうしてもこれだけは譲れない」というのは歌ではなくダンスなので、多少の不安定さはあまり問題に思いませんでしたねえ。
見るからに踊れない人はどうしても見るに耐えないんですが、歌に関してはもちろん巧いに越したことはないですけど、研22のセリ美はこれまでにも椅子から転げ落ちるほどの歌唱をたくさん聴いてきましたし、そもそもミズさまだって最初はお歌が非常に不安定だったので、カレーくんごときの不安定さなら全然許容範囲という感じです。
しかも、不安定なのに妙に声量だけはあってすべて音程が半音~1音くらいズレてるのに朗々と歌い上げてくるスターさんも何人かいらっしゃいましたけど、カレーくんは遠慮がちに声量少なく歌ってくださるので全然耳に優しいです。
喋る声が悪いわけではないので、悪声ではないと思いますね。
セリ美も喉の筋肉が弱いみたいなのでよく分かりますが、音程の上下をさせる際に収縮する喉の筋肉がうまく使えないんですよね。
息子とか琴ちゃんとか、もともと上手な人って喉の筋肉の収縮がスムーズにできる体質なんだと思いますが、カレーさんとかセリ美はそれがすごく難しいんです。
これはもう生まれつきなので努力でどうにかできるものではなく、なるべく丁寧に歌う。これしかないと思いますし、カレーくんはそれをしっかり守りながら歌っているのであれが正解だと思います。
歌に気を取られ過ぎず、ご自分の得意分野を伸ばしていってほしいですね!
華ちゃん。
まぁピッタリですよね、紅緒さんに。
あのモンペの短めの手足(セリ美よりは長いと思いますが)や、プク~っとふくれる丸いお顔。
食パンくわえて曲がり角で隣のクラスのイケメンにぶつかる顔ですよね。
昭和の少女漫画にぴったりのキャラクターで、華ちゃんの真骨頂はここにあると思います。
ただ、それ以外のいろんな役に化けられるかといえば…まだ発展途上の部分が大きいかな。
発展するのかどうかは、今後を見守らないとなんとも言えませんが。
こちらも歌唱力についていろいろ言われているようですが、これもセリ美的には許容範囲でした。
喋る声が悪いわけじゃないし、たまにまどかちゃんがそうなるようなキンキン声で喋られるより、全然聴きやすかったです。滑舌も悪くなかったですし。
花組は天下の大女優・音くりちゃんが同期でいることから、昔から比べられたり、音くりちゃんではなく華ちゃんがトップ娘役に就任してしまったことで余計にいろいろと意見が錯綜する要因となりましたが、ヒロイン力や目を引く魅力はやっぱり華ちゃんが相応しいかなあというのも感じました。
なんつーのかな、昔で言うところの「スチュワーデス物語」で堀ちえみさんがどんくさい役を演じていましたが、誰が見てもイケメンでスマートな主人公が、不釣り合いなほどどんくさくて取り立てて美人でもない、でもいつも一生懸命で純粋なヒロインに惹かれていく様子って恋物語として悪くないと思うんです。
そういうイメージを掻き立てられるトップコンビなのだなというのはよく伝わってきました。
たとえばちぎちゃんだって、トップ就任前はセリ美なんて「こんなに歌えなくて大丈夫なのか…?でも他に抜きん出た特技は…」と非常に心配になったものですが、蓋開けてみたらあらビックリ、最後まで満員御礼。
とにかくちぎちゃんにピッタリな役をもらい続けることができたんですよね。
それって、演出家や劇団が「この子にこんな役やらせてみたらいいんじゃないかな」というイメージを抱きやすかったからじゃないかと思うんです。
演出家の想像力を掻き立てるっていうのも、役者として非常に大きな才能です。
カレー華コンビにも、もしかしたらそういうものがあるのかもしれない。
そう思わされるほど、はいからさんはお2人のための作品だったなと思います。
まぁでも、華ちゃんの幼さっていうのが、今後のお芝居やデュエダンにおいて弊害にならないといいけど…とは思います。
シャープなビジュアルと動きのカレーさんに対してやっぱり華ちゃんはビジュアルも動きも幼いから、「素敵な2人~♡」とうっとりさせられるだけの世界観が出るといいんですが。
で、あきらさんは……
そもそも冬星さんのキャラとは違いますよね…?
冬星さんって見た目も動きも洗練されててオシャレで、薔薇背負った感じの瞳キラキラ男子だと思うんですが、あきらさんはだいぶ違うかなあ…
初演はちなつさんが演じたそうですが、まさにちなつさんって感じの役なので、セリ美はあきらさんを見てるはずなのに、何故かずっとちなつさんがチラついていました。
特にあきらさんってマスカレードホテルのときにも思ったんですが、動きが非常に硬いんですね。ギク、シャク、ギク、シャクって感じ。お芝居でもショーでも。
洗練された優雅な身のこなしをしなきゃいけない冬星さんで、あのギクシャクはだいぶ違うんじゃないのかな~~~
あとは、ちょっと男臭すぎる。
紅緒さんとの出会いから、惹かれていく様子、抱きしめ方も、なんだか強引でぶっきらぼうで、ガサツ寄りの男なんですよね~…
セリ美は原作を知らないんですが、冬星さんってたぶんそういうキャラじゃないですよね?
ギクシャクの動き方も台詞の言い方も、全然洗練されたシティーボーイじゃなかったです。
あきらさん云々というより、合ってない役を無理やりやってもらってるという感じでした。
あの役ができる男役さんってなかなかいないだろうなと思うほど、案外難役だったように思いますね。
ひとこ。
ここに感想を書けるほどまったく出番がないのでねえ…
でも。これだけは言えますよ。
ずいぶん色気のある子なんですねえ!!
着崩れた着物にボサボサの頭、下駄で大股に歩いていく背中にすごい色気を感じました…
しばらく見ないうちにあんな色気をまとってきたなんて…
次回作がめちゃめちゃ楽しみになりました。
えーと、音くりちゃん。
安心と信頼の音くりちゃん。
今回も音くりちゃんいなかったらこんな役だれもできないじゃん…というほどの大活躍で…
でも、ちょっと思いました。
あ、音くりちゃんじゃなくて華ちゃんになった理由がちょっとわかるかも…と。
巧すぎるというのもあるし、やっぱりお顔立ちと体型が独特なので、トップさんの横に並ぶヒロインというにはちょっと違うのかな、と。
宝塚は実力だけじゃないからこそ面白いし、予想外の人事があるわけで。
まぁうちの息子含め、「人気も実力も充分なのに、なんで!!!」という不満の扱いのほうが多いんですけども。
誰よりも巧いからと言って、=トップというわけじゃない。
巧い舞台が観たいなら四季とか外部舞台を観たほうがいいし、とにかく宝塚で大事なことは、魅力的かどうか。
その男役さんに恋することができるか。
その娘役さんに自分を投影できるか。
「ときめく舞台」を売りにしてる劇団として、ここがやっぱりいちばん大事なので、音くりちゃんは「とても上手な娘役さん」という印象が強すぎて、自分を投影してうっとりできる…というイメージではないのかもしれない、と感じました。
舞台人として巧いことは素晴らしいことなのに、宝塚の娘役ではあまりに巧いとそれが邪魔してしまうことがある。
それが外部舞台との大きな違いであり、宝塚独自の面白さでもありますから、音くりちゃんは外部舞台でのほうが大活躍できるカメレオン女優さんになるような気がします。
あとは、華雅りりかちゃんにちょっとびっくりしました。
お名前だけ知っていて今回初めて認識したんですが、いくら少女漫画に出てくる令嬢の役でも、あれは大芝居すぎるのでは…
喜劇役者がミュージカル俳優を揶揄するために大袈裟に演じてるみたいでした…
植田歌舞伎にも通じる、見ててちょっと笑ってしまうほどの演技にちょっとびっくり。
お顔立ちも結構独特ですねえ。もう少し似合うカツラなかったのだろうか…
そして。セリ美が個人的に激推ししている詩希すみれちゃん!!!
まだまだモブ役なんですが、現在での花組ナンバーワンの美人さんだとセリ美は思っております。
今回、お三味線を生演奏するという挑戦もしていますし、残念ながらなくなってしまった新公では若草萌香さんがやっていた舞踏会の歌手を演じるはずだったので、そのお歌の巧さを全ヅカファンにご披露できたのに…!!!!
セリ美が観た回のはいからさんはすみれちゃん属するAチームの千秋楽で、組長さんやカレーくんからねぎらいの言葉を受け、客席からも万雷の拍手を受け、大階段上で大号泣している姿が印象的でした。
中止と再開を何度も繰り返し、クラスター認定までされちゃって、新公のお稽古もイレギュラーなスケジュールで進めてきただろうに結局披露することができなくて、本当にいろいろな思いがあったのでしょうね。
次にいつ新公が行われるのか全然分かりませんが、どうか腐らずにモチベーション切らさずに、チャンスを待っていてほしいです。
ほんとに美人さんですし、お歌もとってもお上手なので。
そしてヘアアレンジもすごく上手で、いつもとても可愛くて似合う髪型をしていますので要チェックです!!ロケットでのピンクのボブスタイルもめちゃくちゃ可愛いですよ!!
正統派の美形の人ってどんな髪型でもたいてい似合うので、すみれちゃんもやっぱり正統派美人なのだろうと思いますね。
ダンスもしなやかできれいですし、ぜひすみれちゃん見てみてください!!
今ちょっと花組若手娘役さんは新たなライジングスターを発掘している最中のようですが、セリ美はすみれちゃんを激推しします。
はいからさんの次はカレーさんのほうの別箱に出るようですが、見せ場あるといいな~。
はいからさん、こんなところでしょうか。
思ってたよりはすごく楽しめましたし、聞いていたよりはカレー華コンビ悪くなかったです。
それよりも、脇を固める面々に不安を感じるほうが強く、あきらさん、マイティー、つかさくん、ほってぃ、いちのせくんなど、なんとも微妙なラインに乗っているメンバーが非常に多くて、見ていてスッキリしない気分になりました。
あっちこっちに手を出してみてぜんぶ中途半端になっている印象。
娘役さんもしろきみちゃんやべーちゃん、芽吹さんなどの信頼と実績枠がごっそり抜け、せっかくきわちゃん呼び戻したのにまたいなくなっちゃうし、かといって若手で「この子はいいぞ!」としっかり上げられている子もいないし、なんだか花組不安定ですね。
そういうのが、群舞の不揃いに滲み出ちゃってる感じがしました。
まだ若いトップさんですし、脇をがっちり固めてあげないとトップとして自分のことに思いっきり集中できないと思うので、花組というプライドを持って士気を高めて頑張ってほしいです。
さて、もし余裕があったらミズさまの舞台「アルジャーノンに花束を」の感想も書いてみたいとは思っておりますが、なにせまた仕事量が激増してしまったのでどうなることやら…
そうこうしているうちに息子が娘としての初日を迎えますので、母は娘になる息子の健康と活躍を願ってお星さまに祈りたいと思います。
(でかい見せ場くれよ…パレードで内側に入ってくれよ…太もも見せてくれよ…!!!!)
(できればプリケツも……)
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しかもGoToクーポンを千円分もらって、お釣りが出ないっていうもんだから今日なんて成城石井でパン買い放題でしたわ!!
ついいつもの貧乏癖で夕方の割引シールが付いてる商品ばかりを選んでしまい、「こんなに買っちゃっていいのかしら…♡」とレジに持っていったら650円にしかならなくて、慌てて海老シュウマイを買い足すという貴族ぶり。
こんなにかりそめの貴族を満喫しちゃって、来週からまた貧乏生活に戻れるのかしら…
少しでもこのひとときの貴族生活の恩恵を長引かせようと、ホテルのフロント前にあるアメニティーコーナーでしこたまDHCのクレンジングやら洗顔やら化粧水やらをフロント通過ごとにかき集めております。
でも明日は秋葉原で新しい仕事の打ち合わせがあるから、また稼いで観劇ライフの向上に努めるんだ…!!
さてさて今回の上京は、はいからさんとミズさまご出演舞台「アルジャーノンに花束を」の観劇遠征で御座います。
滞在しつつも仕事はするのでパソコンを持って来てはいるけど、かさばるからいつもの外付けキーボードは持って来ておらず、ノートパソコンのキーボードで打っているので非常に打ちづらく、いつもより多少手短にはなりますが新鮮なうちにレポを書いてみたいと思います。
カレー華コンビは、初見でした。
お2人の実力面では非常に賛否両論分かれているらしく、プレお披露目のときからセリ美の周囲では「苦手…」という声も割と聞いてはいました。
もちろん2番手時代にカレーくんを舞台で観たこともあるけど、とにかくみりおさんが大スターですから、やっぱり目が行ってしまうのはみりおさんで、しかも最後の相手役はゆきちゃんだったので、あの実力コンビに目が集中してしまってカレーさんに関してはあまり注目して観たことはありませんでした。
でも、なかなかの悪評だった『メサイア』でカレーくんはだいぶしんどい役を演じていて、その迫真の演技は「みりおさんに一生懸命ついていってレベルを高めている」という印象でした。
演じていてかなりしんどかったはずですし、怒鳴る演技も多かったですが、決してただわめいてるわけでもなく、しんどい役にしっかり心情を寄り添わせていたと感じました。
「カレーくん、なかなかやるねえ!みりおさんに必死についていったんだなあ」というのがメサイアでの感想でした。
…で、はいからさんを迎えるわけですが。
まずは、劇評から。
いや~~~小柳先生はプロローグの魔術師ですな。
天は赤い河のほとりでもプロローグすごく良くて、漫画の世界観をしっかり表現しつつもかっこいい音楽に乗せて「これから始まるよ~!!」というわくわく感を最高に煽っていく。
コロナ後に観た作品がSAPAだったりピガールだったりで、宝塚らしくない作風のものばかりだったので、「コロナ後に私は宝塚を観ている!!!!」という大感動をようやくはいからさんで味わえ、なぜかプロローグで大号泣してしまいました。
最初はなんで泣いてるのか全然分からなくて、でもポロポロ目から水が出てくるんですよ。
気持ちは最高に楽しいのに泣いてる理由が全然分かりませんでした。
これまで、観劇中に泣くのって「悲劇ゆえの涙」か、「あまりに美しくて泣く」かのどちらかしかなかったので、はいからさんのプロローグで泣いてる自分が全然理解できず、今思えばたぶん「宝塚、最高!!!!幸せ!!!!」という涙だったように思います。
それほど、完璧なプロローグでした。
プロローグの魔術師。
セリ美は小柳先生をこれからそういう目で見たいと思います。
でも……ここでもピガールでの原田くん同様、演出家としていちばんの問題が…
魅力や実力ある生徒を適材適所に使えていない問題。
まず、ひとこの無駄遣いね。
せっかく花組での本公演お披露目なのに、なんですかあのチョイ役は……
いやそもそもね、あの作品自体にそんなに宝塚向きの役の数が多くないというのも分かってはいるんです。
別箱の人数だったからできた作品なわけで。
でもそれなら無理にはいからさんリターンズしなくても良かったんじゃないかなあ。
確かに別箱では全然チケット取れなくてすっごい人気公演で、カレー華にぴったりすぎる作品ではあるけど、VISAガールにまで就けた劇団イチオシのひとこがあれだけの役じゃあ、まさに役不足。
つかさくんも、ほってぃも、いちのせくんも、みんな無駄遣い。
つかさくん、確かにオイシイ役ではあるし相変わらず巧いですけど、たそ枠にあてるのはさすがにまだ若すぎるし、あんなになんでもできる子なのに、その実力を見せられなくてほんとにもったいない。
ほってぃやいちのせくんも、言われなきゃ分からないような役で…
特にほってぃは青い薔薇のときになかなか良かったので、期待してたんですよね~。
とにかく、はいからさんの大きな問題点はそこでした。
もともと大人気漫画ですから、登場人物やストーリーが面白いのはお墨付き。
基本的にはすごく物語を楽しめましたし、少尉のシベリアでの出来事は普通に泣けました。
コメディー色の強い作品で、泣けるところはしっかり泣かせられるというのは小柳先生の手腕が低くないということ。
この辺は原作の巧さと小柳先生の巧さが上手に響き合っていたように思います。
フィナーレナンバーは、セリ美は軍服バージョンを観ました。
う~~~~~~~ん。
どうしたんだ花組!という感想。
セリ美の知ってる花組って、「とにかく群舞が揃う組」だったんですが、あの群舞はずいぶんとバラバラなことで………
しかも、軍人さんの動きをモチーフにした、直線的でビシビシと決めていく振り付けなので、揃わなきゃ意味がない。
「そもそも『芯の人に合わせよう!』という気持ち、あるかな~?」
という感じに見受けられました。
特に、カレーさんがはけてあきらさんが芯になったときがずいぶんと…
あきらさんがもともとダンサーではないので、だからこそあえてそこはあきらさんに合わせなきゃあの群舞の良さは台無しになってしまうのに、マイティーをはじめ、それぞれが「自分のダンスを踊ること」に集中しているように見えました。
みりおさんという絶対的カリスマが抜けて、トップスターとしては若い就任だったカレーさんになり、ちなつさんや実力派娘役陣がごっそり抜けてひとこが来て…という新体制でまだ組子の皆さんの気持ちがひとつになっていないのかもしれないけど、その組状が出てしまっているような群舞でした。
作品数を重ねるごとに組子の気持ちがカレーくんに向かってひとつになっていくといいなあと思います。
個人評いきます。
カレーくんは奇跡のビジュアルであることを再認識いたしました。
あんな顔面で、しかも背まで伸びてくれて、よくも宝塚に入ってくれたものです。
みりおさんみたいに、誰が見てもかっこいいという万人受けするタイプではなく非常に個性的ではあるけど、でもあの金髪巻き毛の髪型になんの違和感もない純日本人なんてカレーさん以外にいないだろうな、と。
あの作り物のような現実感のない端正なお顔で見つめられたらほんとに生身の人間の感じがしないだろうな~と思います。
そしてカーキの軍服がまた似合うこと似合うこと…!
どんなに聞き分けがなくてもガサツに大暴れしてもひたすらに紅緒さんを優しく受け入れて愛し抜く少尉に恋しない女なんているものか!否!
歴代の乙女たちが身悶えてきた「はいからさんが通る」の伊集院忍少尉の魅力を完全に体現していたと思います。
そして、「メサイア」で感じた演技力の高さはやはり健在でした。
シベリアでの迫真の演技、素晴らしかったです。
カレーさんは嘆き悲しむ激情が似合いますねえ。あの美しいお顔が苦しげに歪み、それでもまだ美しい。
一幕最後、銀橋に出てきてそれはそれは苦しそうに生き倒れていくんですが、手足は震えて、あんな目の前に観客がいて自分をジーーっと見つめているのに役に完全に入りきるあの集中力は素晴らしかったです。
いろいろ言われている歌唱力ですが、セリ美は基本的にダンサーが好きということで、「どうしてもこれだけは譲れない」というのは歌ではなくダンスなので、多少の不安定さはあまり問題に思いませんでしたねえ。
見るからに踊れない人はどうしても見るに耐えないんですが、歌に関してはもちろん巧いに越したことはないですけど、研22のセリ美はこれまでにも椅子から転げ落ちるほどの歌唱をたくさん聴いてきましたし、そもそもミズさまだって最初はお歌が非常に不安定だったので、カレーくんごときの不安定さなら全然許容範囲という感じです。
しかも、不安定なのに妙に声量だけはあってすべて音程が半音~1音くらいズレてるのに朗々と歌い上げてくるスターさんも何人かいらっしゃいましたけど、カレーくんは遠慮がちに声量少なく歌ってくださるので全然耳に優しいです。
喋る声が悪いわけではないので、悪声ではないと思いますね。
セリ美も喉の筋肉が弱いみたいなのでよく分かりますが、音程の上下をさせる際に収縮する喉の筋肉がうまく使えないんですよね。
息子とか琴ちゃんとか、もともと上手な人って喉の筋肉の収縮がスムーズにできる体質なんだと思いますが、カレーさんとかセリ美はそれがすごく難しいんです。
これはもう生まれつきなので努力でどうにかできるものではなく、なるべく丁寧に歌う。これしかないと思いますし、カレーくんはそれをしっかり守りながら歌っているのであれが正解だと思います。
歌に気を取られ過ぎず、ご自分の得意分野を伸ばしていってほしいですね!
華ちゃん。
まぁピッタリですよね、紅緒さんに。
あのモンペの短めの手足(セリ美よりは長いと思いますが)や、プク~っとふくれる丸いお顔。
食パンくわえて曲がり角で隣のクラスのイケメンにぶつかる顔ですよね。
昭和の少女漫画にぴったりのキャラクターで、華ちゃんの真骨頂はここにあると思います。
ただ、それ以外のいろんな役に化けられるかといえば…まだ発展途上の部分が大きいかな。
発展するのかどうかは、今後を見守らないとなんとも言えませんが。
こちらも歌唱力についていろいろ言われているようですが、これもセリ美的には許容範囲でした。
喋る声が悪いわけじゃないし、たまにまどかちゃんがそうなるようなキンキン声で喋られるより、全然聴きやすかったです。滑舌も悪くなかったですし。
花組は天下の大女優・音くりちゃんが同期でいることから、昔から比べられたり、音くりちゃんではなく華ちゃんがトップ娘役に就任してしまったことで余計にいろいろと意見が錯綜する要因となりましたが、ヒロイン力や目を引く魅力はやっぱり華ちゃんが相応しいかなあというのも感じました。
なんつーのかな、昔で言うところの「スチュワーデス物語」で堀ちえみさんがどんくさい役を演じていましたが、誰が見てもイケメンでスマートな主人公が、不釣り合いなほどどんくさくて取り立てて美人でもない、でもいつも一生懸命で純粋なヒロインに惹かれていく様子って恋物語として悪くないと思うんです。
そういうイメージを掻き立てられるトップコンビなのだなというのはよく伝わってきました。
たとえばちぎちゃんだって、トップ就任前はセリ美なんて「こんなに歌えなくて大丈夫なのか…?でも他に抜きん出た特技は…」と非常に心配になったものですが、蓋開けてみたらあらビックリ、最後まで満員御礼。
とにかくちぎちゃんにピッタリな役をもらい続けることができたんですよね。
それって、演出家や劇団が「この子にこんな役やらせてみたらいいんじゃないかな」というイメージを抱きやすかったからじゃないかと思うんです。
演出家の想像力を掻き立てるっていうのも、役者として非常に大きな才能です。
カレー華コンビにも、もしかしたらそういうものがあるのかもしれない。
そう思わされるほど、はいからさんはお2人のための作品だったなと思います。
まぁでも、華ちゃんの幼さっていうのが、今後のお芝居やデュエダンにおいて弊害にならないといいけど…とは思います。
シャープなビジュアルと動きのカレーさんに対してやっぱり華ちゃんはビジュアルも動きも幼いから、「素敵な2人~♡」とうっとりさせられるだけの世界観が出るといいんですが。
で、あきらさんは……
そもそも冬星さんのキャラとは違いますよね…?
冬星さんって見た目も動きも洗練されててオシャレで、薔薇背負った感じの瞳キラキラ男子だと思うんですが、あきらさんはだいぶ違うかなあ…
初演はちなつさんが演じたそうですが、まさにちなつさんって感じの役なので、セリ美はあきらさんを見てるはずなのに、何故かずっとちなつさんがチラついていました。
特にあきらさんってマスカレードホテルのときにも思ったんですが、動きが非常に硬いんですね。ギク、シャク、ギク、シャクって感じ。お芝居でもショーでも。
洗練された優雅な身のこなしをしなきゃいけない冬星さんで、あのギクシャクはだいぶ違うんじゃないのかな~~~
あとは、ちょっと男臭すぎる。
紅緒さんとの出会いから、惹かれていく様子、抱きしめ方も、なんだか強引でぶっきらぼうで、ガサツ寄りの男なんですよね~…
セリ美は原作を知らないんですが、冬星さんってたぶんそういうキャラじゃないですよね?
ギクシャクの動き方も台詞の言い方も、全然洗練されたシティーボーイじゃなかったです。
あきらさん云々というより、合ってない役を無理やりやってもらってるという感じでした。
あの役ができる男役さんってなかなかいないだろうなと思うほど、案外難役だったように思いますね。
ひとこ。
ここに感想を書けるほどまったく出番がないのでねえ…
でも。これだけは言えますよ。
ずいぶん色気のある子なんですねえ!!
着崩れた着物にボサボサの頭、下駄で大股に歩いていく背中にすごい色気を感じました…
しばらく見ないうちにあんな色気をまとってきたなんて…
次回作がめちゃめちゃ楽しみになりました。
えーと、音くりちゃん。
安心と信頼の音くりちゃん。
今回も音くりちゃんいなかったらこんな役だれもできないじゃん…というほどの大活躍で…
でも、ちょっと思いました。
あ、音くりちゃんじゃなくて華ちゃんになった理由がちょっとわかるかも…と。
巧すぎるというのもあるし、やっぱりお顔立ちと体型が独特なので、トップさんの横に並ぶヒロインというにはちょっと違うのかな、と。
宝塚は実力だけじゃないからこそ面白いし、予想外の人事があるわけで。
まぁうちの息子含め、「人気も実力も充分なのに、なんで!!!」という不満の扱いのほうが多いんですけども。
誰よりも巧いからと言って、=トップというわけじゃない。
巧い舞台が観たいなら四季とか外部舞台を観たほうがいいし、とにかく宝塚で大事なことは、魅力的かどうか。
その男役さんに恋することができるか。
その娘役さんに自分を投影できるか。
「ときめく舞台」を売りにしてる劇団として、ここがやっぱりいちばん大事なので、音くりちゃんは「とても上手な娘役さん」という印象が強すぎて、自分を投影してうっとりできる…というイメージではないのかもしれない、と感じました。
舞台人として巧いことは素晴らしいことなのに、宝塚の娘役ではあまりに巧いとそれが邪魔してしまうことがある。
それが外部舞台との大きな違いであり、宝塚独自の面白さでもありますから、音くりちゃんは外部舞台でのほうが大活躍できるカメレオン女優さんになるような気がします。
あとは、華雅りりかちゃんにちょっとびっくりしました。
お名前だけ知っていて今回初めて認識したんですが、いくら少女漫画に出てくる令嬢の役でも、あれは大芝居すぎるのでは…
喜劇役者がミュージカル俳優を揶揄するために大袈裟に演じてるみたいでした…
植田歌舞伎にも通じる、見ててちょっと笑ってしまうほどの演技にちょっとびっくり。
お顔立ちも結構独特ですねえ。もう少し似合うカツラなかったのだろうか…
そして。セリ美が個人的に激推ししている詩希すみれちゃん!!!
まだまだモブ役なんですが、現在での花組ナンバーワンの美人さんだとセリ美は思っております。
今回、お三味線を生演奏するという挑戦もしていますし、残念ながらなくなってしまった新公では若草萌香さんがやっていた舞踏会の歌手を演じるはずだったので、そのお歌の巧さを全ヅカファンにご披露できたのに…!!!!
セリ美が観た回のはいからさんはすみれちゃん属するAチームの千秋楽で、組長さんやカレーくんからねぎらいの言葉を受け、客席からも万雷の拍手を受け、大階段上で大号泣している姿が印象的でした。
中止と再開を何度も繰り返し、クラスター認定までされちゃって、新公のお稽古もイレギュラーなスケジュールで進めてきただろうに結局披露することができなくて、本当にいろいろな思いがあったのでしょうね。
次にいつ新公が行われるのか全然分かりませんが、どうか腐らずにモチベーション切らさずに、チャンスを待っていてほしいです。
ほんとに美人さんですし、お歌もとってもお上手なので。
そしてヘアアレンジもすごく上手で、いつもとても可愛くて似合う髪型をしていますので要チェックです!!ロケットでのピンクのボブスタイルもめちゃくちゃ可愛いですよ!!
正統派の美形の人ってどんな髪型でもたいてい似合うので、すみれちゃんもやっぱり正統派美人なのだろうと思いますね。
ダンスもしなやかできれいですし、ぜひすみれちゃん見てみてください!!
今ちょっと花組若手娘役さんは新たなライジングスターを発掘している最中のようですが、セリ美はすみれちゃんを激推しします。
はいからさんの次はカレーさんのほうの別箱に出るようですが、見せ場あるといいな~。
はいからさん、こんなところでしょうか。
思ってたよりはすごく楽しめましたし、聞いていたよりはカレー華コンビ悪くなかったです。
それよりも、脇を固める面々に不安を感じるほうが強く、あきらさん、マイティー、つかさくん、ほってぃ、いちのせくんなど、なんとも微妙なラインに乗っているメンバーが非常に多くて、見ていてスッキリしない気分になりました。
あっちこっちに手を出してみてぜんぶ中途半端になっている印象。
娘役さんもしろきみちゃんやべーちゃん、芽吹さんなどの信頼と実績枠がごっそり抜け、せっかくきわちゃん呼び戻したのにまたいなくなっちゃうし、かといって若手で「この子はいいぞ!」としっかり上げられている子もいないし、なんだか花組不安定ですね。
そういうのが、群舞の不揃いに滲み出ちゃってる感じがしました。
まだ若いトップさんですし、脇をがっちり固めてあげないとトップとして自分のことに思いっきり集中できないと思うので、花組というプライドを持って士気を高めて頑張ってほしいです。
さて、もし余裕があったらミズさまの舞台「アルジャーノンに花束を」の感想も書いてみたいとは思っておりますが、なにせまた仕事量が激増してしまったのでどうなることやら…
そうこうしているうちに息子が娘としての初日を迎えますので、母は娘になる息子の健康と活躍を願ってお星さまに祈りたいと思います。
(でかい見せ場くれよ…パレードで内側に入ってくれよ…太もも見せてくれよ…!!!!)
(できればプリケツも……)
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コメント
コメント一覧 (6)
来週「はいからさんが通る」観劇を控えて、とてもとても参考になりました。
「はいからさん」、のんのんが高校生の頃のチョー人気少女マンガでして、当然コミックスも持っていました。
冬星さんね、のんのんは伊集院忍さんより、冬星さん支持派で、それは「エースをねらえ!」で藤堂さんより、宗方コーチを支持していたことにも共通するワケですが、愛するが故に身を引く、愛する人が幸せかどうか に最も重きを置く侠気とでもいいましょうか、そこにグッときたものでございます。
冬星さんて、ハイソで奔放な母の在り方を受け入れられず、母親像=女性像という価値観から女嫌い、女性に触れると蕁麻疹が出ちゃう という屈折した個性の持ち主。
まー、母から愛されたい、母たるもの聖くあってほしい という願望が心の奥底にあるんでしょうが。そんな冬星さんがドジだけれど純粋で真っ直ぐ、一途な紅緒にどんどん惹かれていく という少女マンガ中の少女マンガ。2017年外箱で初演されましたが、この時の冬星さんは、ちなつ様!!!これは、まさにもう、マンガから抜け出たといっても過言ではありませんでした!しかし、2幕物で、1幕は至極快調に展開し作品の出来栄えに期待高まるといったカンジだったのですが、何故か2幕は失速⤵⤵💦大急ぎでストーリーを運んだ感。したがって、今やせっかくのちなつ様は無駄遣いされた というガッカリ感しか記憶にありません。
絶対トップみりおさん退団後、ユズカレーが若くしてトップに就任、2番手に上級生のあきら という布陣。新トップコンビお披露目演目が「はいからさんが通る」に決まった時点で、冬星さんがあきらの柄か、否かに関わらず、番手で配役が決まっちゃったかな〜〜と、思います。
何はともあれ、来週観に行って参りまーす。
はいからさんのプロローグ、いいですよねえ、あれ。
私再開初日にあれ見たんで、もう、嗚咽つきの号泣でした。
華ちゃん、モンペ着こなしランキングがあれば世界一の可愛さですよねえ。
ひとこちゃんの無駄使い。本当に……
でもあの色気は、あの役で培われている気もするので、どんな役もジェンヌさんは糧にしていくのだと思います。
詩希すみれちゃん、来ますよきっと。Dream Onで目を奪われましたもの。
でも、Dream Onの頃が、まるで幻の様に感じてしまいます。
月組見ましたよ。感想、ちょこっとだけピガールの記事にコメントしておきました。
私は、最近舞台に飢えているせいか、かなり満足しちゃって甘い感想ですけれど……
次は!アナスタシアですねっ!息子さんのご活躍、楽しみですね。
華ちゃん。あのいでたちで銀橋を渡って許されるトップ娘役は稀有ですよね。ソファの上での表情が愛おしい…サンドイッチを食べる華ちゃんを見つめるカレーくんの眼差し。男女の愛というよりは、歳の離れた妹を可愛がるような気持ちを感じてしまいます。
あきらさんは確かに男らしすぎますよね。番手を気にしなくていいなら、マイティかひとこの冬星さんを観てみたかったです。
音くりちゃんは、くせ者感の強い役で本領発揮するジェンヌさんのように感じるので、外部で活躍の場が広がるかもですね。
詩希すみれちゃん、注目してみます。お母様も花組の娘役さんだったんですね。
軍服の群舞。ライブ配信日の大正バージョンは好きな曲なのでそれにのっての群舞ということでコーフンしてたけど、揃ってないんですね。カレーくんの求心力に期待。
宙組楽しみですね。親子劇場の母娘バージョンはできるのでしょうかー?
>愛するが故に身を引く
素敵ですよね~~グッときますよね~~~
漫画での冬星さん、セリ美は読んでいませんが想像できます。やっぱりちなつさんがぴったりですよね~。あきらさんだとやっぱりどうも声も含めて男臭いんだよなあ。。
小柳先生は長編少女漫画担当みたいになってきていますが、やはりどれも後半戦の詰め込み感が気になりますね。
もちろん長編を2時間ちょいにまとめるなんて至難の業ですけど、もう少しエピソードを選抜してうまいことまとめてくれると良かったんですが。
そもそも主要な役の数が宝塚用にするには足りないのできっと仕方ないことだったんだと思いますが、もう少し方法があったような…という感想でした。
でも、とにかくカレーさんは美しいし素敵だし、華ちゃんはお転婆でキュートだし、全体的にはとても良かったなあという感じでした。
何度も何度も続行困難になったこの作品、無事に幕が下りて良かった…
再開初日にあんなもん見せられたらそりゃ嗚咽しますわ…
小柳先生は本当にプロローグで疾走感のある音楽にのせて登場人物をかっこよく登場させる術に長けてますよね~~
舞台で弾けるばかりに笑顔を振りまいて、それぞれの登場人物の個性を振りまきながら次々に登場してくる妖精たち…あんなに不思議な涙を流したのはセリ美は初めてでした。
無事に千秋楽を迎えられて、本当に良かった…
>カレーくんはメサイアもそうですが、キラキラ全開よりも輝きを封印し屈折した表情や演技に惹かれます
まさに!!!!!
苦しさに歪んでもなお美しすぎるお顔…
ミズさま信者のセリ美は、そもそもシャープなお顔立ちがどストライクですので、あの目で苦しそうに睨まれたり流し目されたらひとたまりもありません。
次のお嫁さんはいったい誰になるのでしょうかねえ。
マイティかひとこの冬星さん…ゴクリ……
マイティもここ数年の色気、すごいですよね…なにかのショーで観た、セットにもたれかかって妖しくみりおさんを見つけていた顔が忘れられない…
そしてひとこの背中から漂う色気の気配…しばらく見たいうちにあんなことになっていたなんて…
次回作ではそろそろ次期2番手としての役付きになってくるのでしょうかねえ。
非常に楽しみです。
親子劇場、現在思案中でございます!!
ふふふ…どうしようかな…
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