ワンワン怖い~~って泣いてたあの子にもう彼女なんてできるお年頃になったのね…
そりゃあ母さんも立ち見観劇がキツくなってくるはずだわ…ふふふ…
でもそれがじゅっちゃんでほんとに良かったわぁ…
じゅっちゃんならあんなに可愛い上にちょっと天然で、でもしっかり者でほんとに良かったわぁ…
でもあの子ったらちゃんとじゅっちゃんに優しくしてあげてるのかしら!
やっぱり男ってのは優しくて頼りになるのがいちばんだからね!
その辺をちゃんとまかぜ先輩やキキ先輩に教わってきてるといいんだけれど…
まかぜ先輩が彼女のまどかちゃんをエスコートしてる姿ったらほんとにいつ見ても母さんうっとりしちゃう…
あんな風に優しいまなざしで見つめて…
じっと見つめあって……
手を頬に置いて……
きやあああああああああああ♡♡♡
いいわねいいわね~!!!!
若人っていいわねえええええええ!!!!
そりゃ母さんだって若い頃はミズ先輩と………
あ、あらいやだわ!!!!!!
母さんったら…!!!!
あの頃は母さんも若かったわぁ……♡
毎日毎日物陰からミズ先輩を見つめ続けて……

まわりのミズ先輩ファンのお友達はみんなラブレター書いてお渡ししてたっていうのに、母さんは恥ずかしすぎてどうしても書けなかった…
ミズ先輩ファンクラブのお茶飲みの宴にも結局一度も参加できずに……
でもそれも今となってはいい思い出…
そらもそんな素敵な恋になるといいわね!!
さて、と!!
あの子に頼まれて買ってきた「江戸知ーらん」って人のCDをあの子が帰ってくる前にそらの部屋に置いてこなくっちゃ。
いつもお部屋は綺麗にしっかり整頓してあってあの子えらいのよね~
お邪魔しま~~~s…………
ちょっ………!!!!!!!
ど、ど、ど、どれす?!?!?!?!?!?!
なんなのかしらなんなのかしらなんなのかしら!!!!!!
えっ?!えっ?!
じゅっちゃんにあげるの?!
でもこんなドレス着ていくような場所って…どこなの?!?!
それともじゅちゃんの他に別の女がいるの?!
こういうドレスを着るような職業の女性が…?!?!?!
だって…せっちゃんじゃないはずだし…
あきもも数か月前まで女装に目覚めてたけど、最近は元に戻ったって聞いてたし…
最近転校してきたっていうしどりゅーくんは男の子だし…
まさかそんな……あの子が二股……?!浮気……?!?!?!
母さんそんなの絶対に許さないんだから!!!!!!
帰ってくるの待ってられないわ!!!!
探しに行こう!!!
事情を聞かせてもらおうじゃないのーーー!!!!!
はい、ということでね。
またやってまいりましたね、この親子。
東京千秋楽までまだまだ長丁場になりますので、気長にお楽しみいただけると嬉しいです。
さて、ではさっそくアナスタシア初日について今更ながら少し書いてみたいと思います。
…とはいえ、あまりの興奮に初日の終演後に怒涛のツイートである程度発散してしまったのでね…
もうそんなに言うこともないんですけども。
ツイッターやっていらっしゃらない読者様もいらっしゃると思うので、セリ美の発狂ツイートからおさらいしてみましょうかね。
ボン乃セリ美@bonnoserimi
とりあえずアナスタシア初日の感想一言だけ。
2020/11/07 19:03:50
………まかぜの斜めがけバッグ、なんか短くない??
お芝居の冒頭でまかぜは斜め掛けバッグを掛けてるんですが、斜め掛けバッグって、本体がお尻くらいのところに来るじゃない?
でもまかぜはもっと全然上の位置にあって、なんだかつんつるてんになっててすごく可愛かった…
小道具さんの予想以上にまかぜの脚が長くてあんななっちゃったのかなあ。
バッグの中からオルゴールとか小道具をいくつか取り出す場面があるけど、なんか取り出しにくそうでそこもとってもキュートでした。
ボン乃セリ美@bonnoserimi
息子に3年ぶりに谷間ができてた…
2020/11/07 20:33:14
ぐへへへへへへへへへへへへへ!!!
ウエストサイドのときにまさかの豊満なお胸に仰天した懐かしい思い出。
男役さんってほんとにすごいよねえ。
あんなにがっつり谷間ができるほどのものを普段はどこにしまってたん?っていう。
そんで必要な時になったら「集合~~~」って言えばあんなに集まってくるんだから、そういうところも含めて男役芸ですよね~
息子のお胸の谷間なんてもう二度と拝めないかもしれない…と、角度的に都合のいい2階席からずっと胸元覗いてた変態母です。ええ。ええ。
ボン乃セリ美@bonnoserimi
@Kiminosorahoshi 世界中で使われるチャーミングという単語を今後「和希そら」に置き換えてもいいと思いました。
2020/11/07 21:44:51
確かすっしー組長も「チャーミング」って褒めてくださってましたけど、あのチャーミングさって何なんでしょうねえ…
気品とか貫禄もそうだけど、努力でどうにかできるものじゃないからねえ。
本人の性格から滲み出てるものなのかしら。
息子とずんさんって、まぁ言っちゃえば不倫カップルなので世間的には「何しとんねん!」なけしからん関係なんですけど、そんなのどうでもよくなっちゃうほど息子がキュートで肉食系で、あんなチャーミングな感じになる男役さんって世界で息子ただ一人だろうなって母はとっても誇らしいです!
ボン乃セリ美@bonnoserimi
@sae_1970 @Kanapen_12 嗚咽で座席揺らしちゃって申し訳なくて……
2020/11/07 21:47:57
ボン乃セリ美@bonnoserimi
@Kanapen_12 劇場内の皆様に粗品を配ってまわりたいくらい誇らしかったわ!!!
2020/11/07 21:51:26
そして稲葉先生にはお高いハムをお贈りしたい気分!!紐でくくられたやつ!
息子寄りな皆さんのツイートがセリ美のタイムラインに中心的に現れるってこともあるんでしょうけど、でもほんとに「和希そら無双状態」「和希そら優勝」って言葉がめちゃくちゃ溢れていて、もちろん階段降りも堂々の一人降りで、こんなにも組で活躍できる地位になって…と母はもう嗚咽するしかありませんでした。
ボン乃セリ美@bonnoserimi
あの金髪のカツラもね、片方ロールアップして片方マリリンモンローみたいなウェーブにして、すごくオシャレだった〜〜
2020/11/07 23:29:11
普段のヘアスタイルとかカラーもすごくオシャレな息子なので、そういうセンスも舞台に活かされてて母は嬉しい!!
ミズさまもそうなんですけど、実はジェンヌさんにとって「オシャレ」ってすごく大事な要素だと思ってるんです。
外部舞台と違って美しさも重要ポイントである宝塚において、生徒さんご本人のセンスってお衣装の着こなしとかカツラとかに顕著に出ますよね。
ミズさまがトート閣下を演じられたときに、ご自身のアイデアで手の甲にギザギザのデザインのタトゥーシールを張ってらっしゃったり、もちろん絶妙な色合いのカツラもミズさまのセンスがふんだんに盛り込んであるだろうし、他にもカフスとかの小物類、『タランテラ』で蜘蛛の役ということで指先に銀細工のキャップみたいなのをはめていらっしゃったりして、もうほんとにほんとにほんとにセンスの塊のようなお方でして……
そして息子も、いつも私服も髪型・髪色もすっごくオシャレじゃないですか。
最近はもう入り出がないので、私服を見る機会もめっきりなくなって寂しい限りなんですが…
そういうセンスの良さが今回のカツラにもバッチリ表れてて、アシンメトリーなまとめ髪なんだけど決して現代風すぎず当時のクラシカルな空気も残しつつ、そして半分真面目、半分奔放なリリーの性格を表してる素晴らしいセンスでした。
ボン乃セリ美@bonnoserimi
マリア皇太后様に仕えてる時は肌の露出が少なくてぴっちりしたお洋服で、プライベートタイムになるとデコルテご開帳になってわがままボディーの小悪魔レディーになるそんな奔放な息子が母は自慢でなりません
2020/11/07 23:35:18
お衣装にも、仕事はきっちりこなすけどプライベートは一転して肉食で奔放なリリーの感じがよく出ていましたねえ。
お稽古場映像で見た極細ウエスト、そしてあのお胸にあのプリケツ…
男役さんってウエスト締めることないからだんだん寸胴になっていくって「男役あるある」なのに、息子は娘役さんみたいなウエストでしたね。
女性の憧れみたいなメリハリわがままボディーの持ち主であることが母はもうたまらない…
ボン乃セリ美@bonnoserimi
ずんさんがリリーの魅力について熱っぽく歌い上げてる隣にお髭でバイト中のリリーがいるの、面白かったなあ
2020/11/07 23:38:05
そこにいる髭メガネがリリーですよずんさんって思って見てた
リリーは1幕でほぼ出てこないので、息子は4番手スターさんなのに1幕はバイトしてるんですけど、その中でずんさんが「愛しのリリー!!」って歌い上げるときの真横に髭面でバイト中の息子がいるのすごい面白かったです。
あれ、稲葉先生の茶目っ気なのかしら…
ボン乃セリ美@bonnoserimi
サルエルパンツ似合う世界選手権で殿堂入りしてる息子には、フィナーレの男役群舞もぜひ出てほしかったしでもやっぱり娘役としてまかぜとキキちゃんとも組んでほしいからはいからさんの大正バージョンと浪漫バージョンがあったように和希娘役バージョンの日程と男役バージョンの日程あればいいのになあ
2020/11/08 00:05:25
ロシア人女性ということでかなり白いお化粧をしている息子は、フィナーレで男役に戻ることに無理があると判断したのか、それとも稲葉くんのたっての希望なのか、今回はフィナーレでもずっと娘役で踊ります。
あんなにしっかりスカート捌いて踊るの初めてだろうに、めちゃくちゃ上手でびっくりしちゃった!
やっぱりダンサーってそういうところも吸収が早いのねえ。
もちろん娘役で踊る息子なんてもう二度と観られないかもしれないくらい貴重なのですっごく嬉しいんですけど、でも男役群舞に入れないのはやっぱりサミシイ。
最後に全員で銀橋に出てオラオラするところがあるので、そこでオラついてる息子観たかったな~っていうのと、お衣装がサルエルパンツなので、息子似合っただろうな~~っていう。
でもこのサルエル、賛否両論みたいですね。
セリ美は自分がよく穿くくらいサルエル大好きなんですけどね~
ボン乃セリ美@bonnoserimi
きよくんはあれ関節外れてるわけじゃないの?人体構造としてあり得ないポジションなんだけども…
2020/11/08 14:53:21
この『アナスタシア』では見どころはめちゃくちゃあるんですけど、その中のひとつにバレエ鑑賞の場面があって。
バレリーナ役にダンサーの子たちが数人出ていて、その中のキヨくんに驚愕。
いやダンサーってことは知ってはいましたよもちろん。
でもあんなとんでもない、中国雑技団みたいなことされて顎が外れそうなほどたまげました!!
この場面は息子も出てるので、初見のときはバレリーナ組を観る余裕がなくて、こんなとんでもねえことしてるなんて全然知らなかったんです。
でも周囲から「キヨくんが…」「ゆいなちゃん…なにあれ…」みたいなザワつきが聴こえてきて、これは次は勇気を出して息子から目を離してキヨくん観てみようと思ったらもう「人としておかしくない??」のレベルでした……
ボン乃セリ美@bonnoserimi
このたび性転換に成功した息子を持つ母の立場とか欲目とかは置いといて、やっぱりアナスタシアは舞台作品としてかなりハイレベルだと思うなあ
2020/11/08 14:55:32
ボン乃セリ美@bonnoserimi
4回中、2回唇を奪われるずんさん、か…
2020/11/08 14:58:08
稲葉くん確信犯なのかなあ
まさかずんさんとこんなにブチュウ、ブチュウとすることになるなんて…
しかも2回は自分から…
息子よ…風紀が乱れておるぞよ……
ボン乃セリ美@bonnoserimi
まどかちゃんすごくいいなにもかも
2020/11/08 14:59:16
今回、タイトルロールということもあって、まどかちゃんはどんな感じなのかな~と思ってましたが、これまでの役と別次元で良かったです!!!!
若い娘役さんならではのキンキン声がどうしてもセリ美は苦手ということや、まどかちゃんはちょっと苦手な部分の滑舌があるようだったり、今までは「可もなく不可もなく」な感想しか抱いてなかったんですけど、今回は本当に本当に良かった。
お衣装も特に1幕は地味なんですが、でも気品があってとても素敵なお衣装で、ボディーラインや裾のドレープがまどかちゃんのスタイルにぴったりです。
カツラも可愛いし、壮大なナンバーも素晴らしく歌い上げてました。
今回、息子以外でMVPを授与したいのはまどかちゃんかな!
ボン乃セリ美@bonnoserimi
稲葉くんのギャグセンスが割と好きです
2020/11/08 15:14:58
そこまで暗い話でもないですし、割と「ふふふ」と笑うポイントも散りばめられてるんですが、なかなかセンスのいい冗談が盛り込まれてました。
特にダーイシあたりのギャグセンスはもう凍り付いてしまうレベルでフォローのしようもないんですけど、稲葉くんは結構面白かったかな。
でも笑うべきところじゃない部分で笑いが起きちゃうのはちょっと課題かな。
ボン乃セリ美@bonnoserimi
わたしも息子とチャールストン踊りたい
2020/11/08 21:51:15
復活祭の後まで待つから……
まっぷーさんがしつこく息子をデートに誘うんですけど、まったく相手にせず冷たくあしらってる息子がとてもかっこいい!
母さんとも一緒にチャールストン踊ろう…?
お金なら出すから…ね…?
ボン乃セリ美@bonnoserimi
息子の網タイツが早く見たいな…
2020/11/13 09:43:49
次は来月か……
先だな………
字面だけ見たらすごい変態母のようですね
アナスタシア関連の怒涛ツイートの〆がこれっていう、ね。
でも息子の網タイツがまさかもう一度見られるとは思ってなかったので…
網タイツってさ……
背後のセンターラインがすごく色っぽいよね……
この網タイツをお衣装替えで息子が一生懸命穿いてるのかと思うとさ……
へへ……ぐへへへへへ……
さぁ、あと5時間後に起きて東京のミズさま遠征に向かわねばなりませんので、急ピッチで書き進めます!!!
今回、結構背景とかに映像をふんだんに使用してるんだけど、盆が回ると一緒に背景も回って、ほんとにカメラで360度グル~っと映してるみたいな錯覚になってすごく効果的でした!
川が夜景の明かりをキラキラ反射してる様子もCGとは思えない美しさだったし、1幕最後に視点がぐーーーっと俯瞰になってパリの夜景を見下ろすかたちになるのね。
それもすごく綺麗で、その映像だけでうっとりしちゃいました。
宝塚でもここ数年は映像を積極的に使用することが増えましたけど、なんでもかんでも映像に頼りすぎちゃうのはあんまり好きじゃなくて、(ハポンは良くない使い方だったと思う…)でもアナスタシアではとても効果的でお見事でした!稲葉くんに拍手!!
あと、さすが海外ミュージカルってことで楽曲がものすごく壮大で、宝塚で作曲したものとはまた全然違った毛色になってるんですが、宙組のコーラスレベルの高さが最大限に生かされてて、鳥肌立ちました!
それ以外の各ソロナンバーも皆さん本当に「よくもここまでまた数段レベルを上げてきたな~!!!」って感動しちゃいました。
もともと「おっとっと…」な人はいない組ですけど、みんな声量もすごいし壮大な曲調に全然負けてなくて、まかぜとかキキちゃんとか、もとはそこまでシンガーではなかった面々もめちゃくちゃレベル上げてきてます!
もちろん息子は言うまでもなく…ね…へへへ……
かなり高いキーとかファルセットも使ってて、喋り声は低いほうだけど音域はずいぶん広いんだな~、と。
本人は「高いキーが出なくて最初の歌の試験で最下位だった」って自虐ネタにしてますけど、今はしっかりと発声法が身についてるから音域めっちゃ広くて、天井知らずに上手くなっていく息子に母は只々嗚咽するばかりでした……
とにかく、息子の大活躍ということを除いても、本当に全体的にハイクオリティな作品になってました。
まかぜ政権ではいちばんいいお芝居になってるんじゃないかなあ。
オーシャンズは物語を楽しむというより、各キャラクターを楽しんだり、カジノの華やかな雰囲気を楽しむ作品でしたからね。
舞台作品として総合的にレベルが高いのはアナスタシアがナンバーワンですね~。
正直、稲葉くんには全然期待してなかったんです……
どうもセリ美とは相性が悪くてですね、春野さんの『アパルトマンシネマ』、ミズさまの『カルネバーレ睡夢』、まぁさまの『クラシカルビジュー』など、ど~~~も全然好みと合わないことが多かったんですね。
でも今回はついに「稲葉くん!キミやればできるじゃないか!!!!」と背中をバンバン叩きたい気分です。
まぁウェストサイドも稲葉くんでしたし、息子を娘役として大活躍させてくれるようなので母としてはやっぱり紐でくくられてるタイプのハムを贈りたい気分です。
特に映像と盆回りを上手にリンクさせたのは素晴らしいアイデアです!!!
で、まだ触れてない生徒さんの個人評いきましょうか。
まかぜ、真骨頂はオトナなエロい役だとずっと思ってたんですが、今回はオトナというより青年に近い雰囲気でエロとは全然離れてますが、やっぱりとにかくかっこいいです。
あんな薄い寝間着をサラッと羽織っただけで女性っぽいラインが全く出ずにどう見ても男になるのはまかぜだけです。
でもあの寝間着、なんで微妙に上下で色が合ってないんだろうね…?
そして特に称賛したいのは、歌唱力。
世に言う「まかぜ節」という独特の節回しがあるまかぜですが、今回の歌唱では全然ありませんでした。
むしろものすごい声量で何曲もソロを歌い上げ、大喝采を浴びるのに相応しい歌唱力にレベルアップしてたということは、「もっと上手くなれるはず」という地道な努力の賜物だと思いますね。
トップさんになっても努力をやめない姿勢はもちろんどのトップさんも同じですし、そこがタカラジェンヌさんの心から尊敬できるところなんですが、セリ美はもともと喉が強かったり美声の持ち主であるより、最初はそうでもなかったのにいつしか努力でシンガーになっていった人のほうが好きでしてね。
だからまかぜのあの堂々たる歌唱はほんとに見事!あっぱれ!!という感じでした。
あとは以前から言ってますが、まかぜはとにかくコメディーセンスがいいので今回もかなり上手にやってくれてます。
ずんさんとの軽快なやり取りが、何度見ても、「次はこれを言う」って分かってても、笑っちゃいます。
メラコリ以降にコメディー作品ってやってないので、次回作あたり見せてくれないかな~~
はい、キキちゃん。
今回の役の中でいちばんシリアスな役割を担っていますが、一か所だけぶっとんだギャグをかますところがあり、しかもアドリブで全日程変えてくるという、ジョンソン先生再来のようなとんでもない挑戦を見せてくれています。
関西人ということもあるんでしょうが、その一発ギャグがウケようがウケまいが、まったく照れを感じさせずに潔くやり切ってくれるところが大好きです!!!
あそこで照れを感じるとこっちまで顔真っ赤になってしまうので、とにかく我が道を突き進んでまどかちゃんへの嫌がらせを徹底してほしいと思いますね。
最近では芸人さんの中でも「スベり芸」なるジャンルが確立されてるようですから、スベろうがウケようが心を強くしてふざけ切るのが大正解だと思います!!!
セリ美もよくブログでスベッてるしね……
別にそんなのぜんぜん気にしてないし……
あとはキキちゃんも素晴らしい歌唱を聴かせてくれます。
アナスタシアの楽曲の中では、キキちゃんの『ネヴァ川』がいちばん好きです。
それだけ印象深く耳に残る抑揚で完璧に、情感豊かに歌い上げてくれるのが本当にすごい。
キキちゃんももともとはシンガーではなかったはずなのに、今ではもう安心しきってソロ歌唱を任せられるスターさんですねえ。
ハポンに続いてまどかちゃんに片思いする役ですが、アレハンドロさんと違って今回はそのつけ狙い方がちょっと気持ち悪くてすごくいいと思いますね。
広場で掃除していただけの少女に一目惚れしてあんなに入れ込むなんて、かなりの気持ち悪さです。素晴らしい!!
はい、ずんさん。
ずんさんね~~~前回の壮麗帝ですごく絶賛したセリ美ですけど、今回もかなり見事な仕上がりでした。
長きにわたって続いた悪役からようやく解放されて、苦い感情をずっと抱えるストレスたまる役から一気に弾けて大スパークしちゃってる感じが今回の役にぴったり合ってます。
お調子者系の、女好き系のおじ様ですが、その爽やかないやらしさと「ちゃっかりしてんな~」感がとてもいいですね~。
お歌はもともと素晴らしいですから、あえてここでセリ美がいちばん評価したいのは、コメディーセンスです。
オーシャンズのときはまぁああいう役だったので仕方ない面もあったとは思うんですが、意地でもジョンソン先生のギャグに付き合わなかったじゃないですか。
すっとぼけてるジョンソン先生への返しもなんかちょっと歯切れ悪いな~コメディー苦手なのかな~~って思ってたんです。
でも今回はすごくいい!!!
アドリブっぽいところも上手に笑わせてくれますし、憎めないお調子者感がよく出ていて、壮麗帝のときに「ついにずんさん、脂乗ってきたぞ!!」と述べましたが、やっぱりそんな感じがしますね。
その時も書きましたけど、これまでは役作りよりもご自身の出世のほうに気が行っちゃってる感じがしてたんですが、壮麗帝からしっかり役と向き合ってる感じがしてすごくいいです。
会のこととかも落ち着いてきて役に集中できる環境になったのかなあ。
色気もすごく出てきたし、やっぱり祐飛ちゃんみたいにじっくり熟成してから炸裂するタイプのような気がするので、どうか焦らずにこのまま頑張ってほしいです!
あとはまた思い出したら追記しますね。
最後にちょこっとツッコミどころを書いておきたい。
まどかちゃんが最後に着てるローズピンクのドレス、あれのお尻にあるお花……
なんか変じゃない??
お尻にブーケをそのまま縫い付けたみたいな。
お花を置きたいならあんな塊でドカンと置くんじゃなくてもっと散りばめる感じで縫い付ければよかったのに…
例えばこんな感じ?
ちょっとこれはおなか側ですけど。
あのドレスはまん丸にまとめたブーケをそのままお尻に括り付けたみたいになっちゃっててねえ。
もっと言っちゃえば色もデザインも、う~~んなんかイマイチのような。。
せっかく皇女としての一張羅なんですから、もうちょっと気品あるセンスいいドレスが良かったなあ。
若いお嬢さんっぽさを出したかったんでしょうけども。
アナスタシアのお姉様たちやあおいさんが着てた真っ白いドレスのほうがずっと良かった。
ま、でも別にさほど問題でもないので、ちょっと言ってみただけです。
さて、ではそろそろ寝ないといけないので、またお会いしましょう皆様。
マリア皇太后に仕えてるときの息子のタイトスカートのプリケツが…ぐひゃひゃひゃひゃ!!


コメント
コメント一覧 (15)
ご無沙汰してます。
最近ちょっとバタバタでした。
わたしも先日アナスタシア観ましたよー。
そらくん、素晴らしかった。
やっぱり歌もダンスもすごい!
そして娘役でも超美声!
ストーリーもディズニーっぽくて素敵でした。
なかなかセリ美さまと観劇が被らず、一度劇場でばったりお会いできたら嬉しいなぁと思っているのですが…。
赤パーカーが目印ですよね!
そして、アクトス最近復帰して頑張ってます。
痩せないけど!
そして、相変わらずスタッフの物品勧誘がウザイ。
今は制菌仕様の上着推しみたいですね。
ヤレヤレƪ(˘⌣˘)ʃ
セリ美さま、その後歯はいかがですか?
わたしも片側の治療は終わりましたが、反対側が違和感があり治療したいですが、ヘソクリが…。
親子劇場……もう、朝から笑かして頂いて……
息子の部屋であんなドレス見たら、心配ですわねえ……どうなるのかしら?
アナスタシア、ミュージカル観たあ!って満足感があって、楽しいですねえ。
ふと一般販売を見ていたら、二階センターが残っていたので、思わず買って久々二階センターから見たんですよ。
真風さんが、やたらと視線をくれるので、いやあ、二階センターたまりませんなあ。
作品も、映像の使い方や、曲が良いですね。
私、梅芸版も葵わかなちゃん、木下晴香ちゃんと両方チケット取ってたんですけど、中止でした。こんな作品だったのなら、観たかったなあ。
ご子息の、いやお嬢様のご活躍、さすがでございました。
もう安定感がすごくてね、安心しちゃう。おまけに、娘役芸と思われるドレスの裾裁き、完璧じゃないですか?
真風もまどかちゃんも、歌い方がミュージカルって感じで、本当に良かったです。
ずんちゃんも、いい味だしてましたね。
私は、キキさんが、なんだか役をつかみきれていないというか、あの役難しいですよ。
稲葉先生がどのように指示されているのかわかりませんが、伸びのある歌声も素晴らしいのに、なんか宙ぶらりんな役どころで(これは作品の方の問題にも思えるけれど)勿体ないなあと感じました。
それとバレエのシーンのキヨちゃん。あそこ、拍手したくなっちゃうんだけど、皆しないもので、パチ……もごもごもごになっちゃった。
ま、あと三回行くんで、より進化していくことを願っております。
私のご贔屓みさちゃんは、最初の従僕とか駅員とか街の男とかやってますけど、クラブのギャルソンが美しくてねえ。
でも、セリ美さんはお嬢様をご覧になるので目には入りませんでしょうなあ。
そうだ、息子さんのいない男役フィナーレ見て見て、下手におりますんで。美、美、美。
ちょっと眉間にしわ寄せたりするのに、悶絶してます。
それと、ちょっとお知らせが……
ジムの純愛物語と、まじょるか母娘様の妄想をイメージソースにしまして、800字程のショートストーリーを書いたんですよ。
オペラの中の贔屓の表情に悶絶している自分と重ね合わせると、イメージ膨らんじゃってね。なんだか筆が進んだものだから、学内公募に出してみたんです。
そしたら、ナント!選ばれちゃって、雑誌掲載されます。てへ。。。
アナ酢タシア初日レポ ありがとうございました。
期待高まる! といったところです。
………にしても、Twitterでのセリ美さんのつぶやきを拝見すると、もはや ステージママ といったおもむき………😁
のんのんは HP上の先行画像で、グッと来る作、来ない作 を占う傾向がありまして、アナ酢タシア は、グッと来ない方に針が触れていたのですが、セリ美さんのTwitter、ブログを読み、ワクワク度を高めているところでございます。
そうそう「アルジャーノンに花束を」ですが、まだ半分くらいまで。ちょっとフラッシュバックのように思い返されることなどあるのですが、感想はまた改めてお送りしたいと思います。
来週は月組公演。
10月、初大劇場観劇の際に何度となく何度となく繰り返された
「♫あなたの夢は何ですか〜♫」
のフレーズが再び蘇り、脳内を駆け巡っております。┐(´д`)┌
cakes というサイトでたそちゃん(天真みちる)が、半自叙伝的エッセイを連載してるんですが、ご存知ですか?
音楽学校を目指したきっかけから、予科本科時代のずっこけエピソード、新公時の大失敗、役作り等々興味深くも、笑える話満載です。
同期、ちなつさんの大運動会時の椅子取りゲームエピソードとか。
近々本になるそうですが。
そんな中、今回はいよいよ終盤。退団時期について心揺らし、それまで交流らしい交流もなかった光月るうさんにアドバイスを仰いだ話でした。
お読みでなければ、是非ご一読を!
たそのエッセイ面白いですよねえ。私も大好きです。
牛五郎にあれだけ入れ込んでおられたとは!
たそとは全然違うタイプの文章ですが、noteの早花まこさんの記事も好きです。
タカラジェンヌさんて、本当にすごいですよね、歌、踊り、芝居に加えて、文章力。
おまけに、美しいなんてね。もう、無敵!
アナスタシア、なかなか素敵な作品ですよね!原作の映画(アニメではないほう)だけ予習で見たんですが、それは割とロマンス色は薄く、まかぜの役の人がかなり厳しくて強引な役柄だったので、「まかぜがこんなに横暴なことするの…?!」なんて思っていたんですが、ディズニー映画のほうに寄せてくれたようで、とても宝塚と親和性があって良かったですね。
セリ美はあと3回の観劇予定です!どこかでナナさんにご挨拶できたらいいんですけどねえ~。いつだって赤パーカー着てます!服の腕とか背中とか、持ってるバッグにセリ美柄入ってます!
出没日の当日か前日にツイッターにて「今日来てます~」とか呟いております。
アクトス復帰しましたか!頑張ってますねえ!
セリ美は遠征に行ったときは近くのどこかしらにアクトスもあるので行こうと思えば行けるんですが、なかなか時間もないし、荷物も増えちゃうのでまだ遠征先でアクトスに行ったことはなくて、「サボってるとまた代謝下がっちゃう~」なんて焦りがあるのですが、でもちょっと歩くとすごく暑くなって汗がすごい出てくるので、痩せてはおらずとも代謝はかなり上がってると実感しております!
筋肉は脂肪より重いといいますし、あまり体重は気にせず細々と続けていこうかなと思います!
歯は全然良くならないです…歯科衛生士のヅカ友さん曰く、「もう大学病院行ったほうがいいと思う」とのことなので、近々行ってみる予定です。怖いよう…
アナスタシア、リピートされているようですね!
ほんと、正統派のミュージカルって感じで満足感ありますよね~~!
私は今のところ、まかぜ政権でいちばん好きなお芝居となりました!うちの息子、もとい、娘の大活躍ももちろん作品のレベルアップに大貢献しておりますが、やっぱりタイトルロールのまどかちゃんの活躍が要になってくる作品なので、まどかちゃんの的確なお芝居と壮大な楽曲に負けない歌唱もかなり大きな成功要因になってるなと感じます!
キキちゃんのお役、すごく難しいですよね。父のやったことが正解だったのかそうでないのか、自分は何をするのが正解なのか。最後まで葛藤し続ける、悶々し続ける苦しい役ですね。きっとキキちゃんのことですから、日を追うごとに役の深みと説得力が出てくると信じております。
バレエシーンは初日も次の日もみんな拍手してたんだけどなあ。SEで拍手音が入ってくるから反射的にしちゃってただけなのかなあ。
でもあんなすごいもの、拍手せずにいられませんよねえ。まさにキヨくんにしかできない場面を作ってきた稲葉先生にも拍手を送りたい!!
こなんくんはクラブにいるのか~~~それはセリ美が探せないはずだわ…
男役群舞、ぜひチェックしたい!!可愛いイメージが強いこなんくんなので、キメッキメにしてるとこが見てみたい~~
ちょっと!!!!!おとぼけさん!!!!!
雑誌掲載だなんて……とんでもないことになってるじゃないですか!!!!!
もし、もしよかったらその雑誌をこっそり教えてくださるとうれしいな…
文章の仕事をしているとはいえ、私は創作系はサッパリなので本当にすごい!!!
しかもジムのあの2人が元ネタになってるだなんて…!!!
もうセリ美、大興奮しております!!!
息子のバウが決まったのと同じくらいの大興奮をしております!!!
アナ酢タシア、今のところセリ美の周辺では絶賛の声しか聞こえてきていませんし、賛否分かれるような作品ではないので、きっと気に入っていただけるはず!!
スタンダードミュージカルといった趣で、主要スターの皆さんもそれにふさわしい実力をさらにつけてきて臨まれているので、本当に見ごたえ充分!
ただ、稲葉くんはどうもショー向きではないようなので、フィナーレナンバーがちょっと無個性かなぁというところですね。
でも絶対に観たあと「ミュージカルを観た!!」という満足感が得られるはずですので、お楽しみに!!
月組観劇、行かれるのですね(笑)
私もあの妙な歌のフレーズ、耳から離れる気がしません…
たその自叙伝、存じ上げております~!
名エッセイストであるさくらももこを思わせる、なかなかの文才ですよね~
なかなか劇団内部のことや音楽学校でのエピソードを知る機会が私たちにはないので、そういう意味でも非常に貴重な証言という感じですね。
ただ、ちょっとここだけの話なんですが、実は以前にたそにメールで仕事を依頼したことがありまして…
もちろんギャランティーをお支払いする正式な依頼だったんですが…
お返事、頂けませんでした…
それ以来、ちょっとたそから離れてしまいました…
こんなファンブロガーなど相手にできるほどお暇ではなかったのだろうということで自分の中で処理しましたが…
お返事くらいくれても……ねえ?
セリ美さん、息子さんのバウホール主演おめでとうございます!!出身地にゆかりのあるストーリーで楽しみですね。
アナスタシアの友人の感想が「リリーさんは『ウエストサイドストーリー』の『アメリカ』を歌い踊るアニタを彷彿とさせて良いお役」ときたので、WSSを観たの?と聞いたら、「いえいえ、リリー役の貫禄と風情がアニタっぽいなあと。彼女がアニタとは」とのこと。何か筋の通ったものがあるんですね。
ずんそら!君たち壮麗帝の世界であれだけ苦しんだのに前世を忘れたの?それはそれでよかったわね…ずんちゃんはセリフ回しや歌がいちいち上手くて、銀橋での歌詞にじーんときました。息子さん、いえ、娘さんはオンオフのお顔が二度美味しくて、昼のクラシカルなお洋服もお似合い。職場にあんな人がいたら皆言うこと聞くような、共感を呼ぶ姐さん。そしてマゼンタ色のドレス!列車のカリフラワー頭も可愛かった。
真風先輩の脱力コメディセンス、まどかちゃんのオリガに続く成長物語。まぁ様どこかに出演されていましたか?キキちゃんはさすがの存在感なんだけど、おとぼけ男爵さんが仰るように、宙ぶらりんなんですよね。まどかちゃんが自分を確かめていく一方で、彼は自分を見失っていく。これからどうやって生きていくのか気になります。
それにしても、真風先輩のパジャマは何故上下微妙に色が違うんでしょうね?まどかちゃんのドレスの花はよく見えなかったけれど、色がリリーのドレスと似ていますよね。アナスタシアのラストシーンとして、淡い水色などのドレスだったら綺麗だったのではと思います。
世間はざわついていますが、セリ美さんの親子劇場から母娘劇場への息の長い序破急、楽しみにしています。
☆おとぼけ男爵さま
シナリオの掲載おめでとうございます!!教えてくださいねー
アナスタシア観るたびに良いです。キキさんも、苦悩の後希望を感じさせる印象に変わっていて素晴らしいなあと思っています。
明日、アナスタシアマイ楽ですが、心して最後のまかまど見てこようと思っています。
ショートストーリーの掲載雑誌は、”どんなサプライズにも動じないそれが研22”の記事にコメントさせて頂きました。そんな、大層な物じゃなくてお恥ずかしいのですが……
よろしければご覧ください。
アナスタシア、観る度に幸せが増幅しそうですね。私は一度限りの観劇でしたが、皆さまのコメントを読んで印象を更新しています。
キキちゃん、異人たちのルネサンスを思い出す悪い顔からの一発ギャグ、始まる前から期待の笑いが起きていました。役づくりを深化されているのですね。
あの日が、まかまどの見納めだったなんて(T . T)
これからそれぞれ新しいお顔をみせてくださることでしょう。
月刊たる!そそられる専門誌ですね。1月号楽しみにしています。
苦節10年…ようやく息子がバウのお芝居で主演として0番に立つ日がやってまいりました…ううう…まさかもえこちゃんに先を越されるなんて…実は母はショックを受けていたりもしました。
でも、岡山が誇る芸術家、そして演出家のデビュー作という話題豊富な作品でとてもうれしく思っています!しかも女優を次々に口説くチャラ男ですって…?
母の腕が鳴るわ!!!!コラーーー!またあんたはーーー!!!!
宙組は毎回、なんとなくお芝居に恵まれていなかった感じがあったので、ここにきてようやくまかまど時代の代表作といえるものができて本当に良かった。でもそれが最後になってしまうなんてねえ…
はじめは「コンビっていうより…兄妹??」なんて言われていたお二人がようやくそれぞれの持ち味を踏まえたコンビ像を描き始めたというのに。惜しいですなあ。
専科に移ってまで活躍する娘役さんなんて歴代そんなにいないのに、そこに名を連ねるほど力のある娘役さんに成長できたこと、その成長にまかぜの尽力があったこと、そしてその成長過程をずっと私たちが見守れたことがとても嬉しいです。
アナスタシア@ムラ、残すところあと2回です!娘の成長を見守らなければ!!