もう全然コメント返しできてなくてほんとに申し訳ないです…
でももちろんすべてしっかり読ませていただいておりますからね!!
いずれ時間が取れたらお返事したいなあと思っております。



いまfffのレターセットを一生懸命作っているところでして。
全身全霊を込めて働くブロガーとなっております。



なんか、fffってほんとに観るのにエネルギーを使う作品ですねえ…良くも悪くも。
とにかく難解な演出や台詞の謎が多くて、それについて悶々と考えているうちに精神がどんどん追い込まれてくるんですね。

しかも、作品の理解を深めるために良かれと思って聴いてたベートーヴェンの音楽がさらに追い打ちをかけてどんどん深淵に追い込んでくるわけです。もう背水の陣でしたよ。


昨日なんてもう結構どん底まで行っちゃって、「あかん!これ以上落ちたら取り返しがつかなくなる!」と必死にツイッターで絶品スイーツのお店を紹介してるアカウントでいちごパフェの画像とかめっちゃ見て自分を見失わないようにしてました。



で、今日たまたま連絡を取る必要があったお友達とかに「いま元気ないんだー」とかちょこっとこぼさせてもらったりして、今はなんとか浮上してまいりました。




どうしてそこまで落っこっちゃったかっていいますと、fffやアナスタシアを観て、セリ美には死を悲しめる血縁者がいない、という事実を改めて自覚しちゃったから、かなあ。
最初は悲しい理由がもう全然分からなくて、生理前でもないのに一体何なんだ?!とパニックでした。


何がこんなに悲しくなっちゃったかって、「死んじゃって悲しいよう!!!」とか、「死んじゃったら嫌だなあ!」と思える身内がセリ美には一人もいないってことですね。


皆さんには、死んでほしくない血縁者、死んでしまってとても悲しかった血縁者、いますか?
普通は一人くらいいますよねえ。血縁者じゃなくてもいいです。旦那さんとかでも。



もちろん、絶対死んでほしくない大切なお友達はたくさんいます。でもお友達は自分だけのものじゃないし、お友達にも基盤となるファミリーがあるわけでね。

例えばセリ美にとっての親やきょうだいって本来はセリ美だけのものですよね。
セリ美にとって母はこの世に一人しかいないし、きょうだいも然り、祖父母も然り。
逆も同じで、セリ美母にとって本当はセリ美という存在はこの世にたった一人の、かけがえのない存在のはずです。


でもセリ美には母と思える人もいないし、身内と思える人も一人もいません。
セリ美はもう一生、誰かにとっての「代わりのいない存在」にはなれないわけです。



で、アナスタシアを観た時に、アーニャには「家族が死んで悲しい」と思える大好きな家族がいたし、大好きなナナもいる。
ディミトリはセリ美と同じ天涯孤独だけど、お父さんとの大切な思い出があって、それがあるから自由に、夢を持って生きている。
グレブさんも、あんなに「父の仕事をやり遂げなくてはならない!!」と思えるほど、お父さんの存在はとても大切だった。


……リリーちゃんとヴラドさんについては分からないですけども。
まぁリリーちゃんは不倫して「主人は間抜け」とか言い放ってるくらいですから、少なくともご主人のことはあまり大切に思っていないのでしょうねえ。でも貴族ですからね。


で、ベートーヴェンにはクソみたいな父親がいましたが、家族代わりになってくれたブロイニング家の皆さんがいました。



どんな悲劇的な登場人物にも、「死んだら悲しい」「死んじゃって悲しい」と思える身内がいるのに、、、セリ美にはいないんだなあ~………






って思ったら、あんまりに自分が可哀想になっちゃってね。

家族なんかいらない!!私には、私を大切にしてくれるお友達がたくさんいるもの!!!と今日まで逞しく生き抜いてきましたが、血縁者でしか埋めることのできないものって、悔しいけどやっぱりあるんですよね~。

特に、幼少期から思春期という、人間が人間らしく育つために最も大切な時期に誰からも愛情を注がれてないっていう穴はあまりに大きすぎる。
祖父母も母親もきょうだいもみ~~んな、セリ美のことを身体的にも精神的にも世界で最も傷つける鬼の人種だった。という事実はあまりに取り返しがつかない。

そしてあの地獄絵図は、経験者でないと想像すらできない。


そんな、人とも思えないような鬼畜人間たちをセリ美はこの目で見てきたんです。何十年も。




人間なんてそれほど愚かで弱い生き物なのに、ベートーヴェンは最後に「人生は幸せだったー!!!」と叫びます。歓喜に歌っています。


それがなぜだかセリ美をめちゃくちゃ追い詰めるんですよねえ……。
はっきりした理由は分からないんですけど。



宝塚を観て追い詰められるのなんて、初めてでしてね。
かなり動転しています。

逆に言えば、それほどパワーのある、影響力のある作品ということなわけで、相変わらずくーみんの威力はハンパねえなあ…!!と今は苦笑いしちゃってますけど。




でも生まれながらにして天涯孤独という境遇の人もきっと世界にはたくさんいるし、なにも自分が世界一の不幸者とは思わないですが、まるで王子様に出会う前のシンデレラのように偽家族にこき使われてサンドバッグにされて灰まみれでボロボロだった自分を振り返ってみて、自分はどうしてシンデレラのように過去を水に流して健全な心で王子様と幸せに暮らせるような精神には至れなかったのだろう、と自分の心の卑屈さを呪ってみたり。


でも自分が卑屈じゃなかったとしても、健全な精神が養われるはずの時期を今さらもう取り戻せるはずもないのに、健全な精神を取り戻すためには生まれ直して普通の家庭でもう一度人生を送るしか方法はないのに、「人生は幸せだったーー!!」って絶叫しながら死の床に辿り着くことってできるのだろうか?否!!


みたいな心境になっちゃいましてね。






でも深淵からどうにかこうにか戻ってきた今では、「でもしょうがないよね、それが『運命』なんだから!!!さて今日もレターセット制作がんばるぞえええええ!!!全身全霊を込めて働く英雄になるぞえええええ!!!!」というところまで来ています。

だからこそこうしてブログも書ける心境になったわけで。



成り行きでかかることになったカウンセラーの先生からも、セリ美のこのリカバリー能力には毎度毎度驚かれています。



とはいえ、火事場の馬鹿力的な力技で這い上がってきてるだけなので、根本の大きな傷は全然そのままあるんですけどね。きっと一生変わらずそのまま。

その傷が、大好きな宝塚によって呼び起こされちゃうことがあるのか~…参ったな~
という感じです。




そして、どうしてもいつも感じてしまう、毒親育ちではない人との境界線がまたさらにセリ美を孤独の淵へ追いやります。


例えば、北海道の人ってゴキブリ見たことないって人が多いみたいですが、見たことないから「とはいえ虫でしょ?スプレーすればいいだけなんじゃないの?何がそんなに怖いの?」ってな感覚のようですが、あの姿、あの動き、あの悪役感を見たことのある人はもう「殺虫剤スプレーのイラストすら見たくない!!脱皮缶サイコー!」くらいまでトラウマになるレベルなんですよね。


だから、毒親から向けられるあの狂気の目つき、まだ非力な自分めがけて毎日のように向かってくる拳や物、大人たちがストレス解消のために私を痛めつけようと見ているあの異様な部屋の様子、一歩外に出るとその大人たちが突如として善人を演じる裏切りを見たことがない人は、みんな北海道民なんです。


「やっぱ本州民は道民とは理解し合えないのか…」
みたいな絶望感に襲われることがよくあって、fffはなぜかその絶望感がめちゃめちゃ襲ってくるんですね。

それは、セリ美が敬愛しているくーみんも道民であることを思い知らされるからなのかもしれない。

まだ明確な理由は分からないですけど。






まぁそんなことで思いがけず瀕死の状態になったセリ美ですが、今は伝家の宝刀・リカバリー能力で元気にレターセット作ってますので(ベートーヴェン聴くのはやめました)、またfff東京公演始まって少ししたら発表しますのでね~。お楽しみに!









それでもまあや見たさに東京公演のチケットを求めている自分…
血吐いてでも観に行かせようとするまあやの魅力がもはや怖いわ…