皆さまお察しの通り、しばらく魂が抜けてました。
いやね、分かってはいたんですよ。
↓↓これ仕事で6月に書いたやつです
https://zuka-note.com/archives/11635
この記事でも息子が組替えターゲットの大本命だと断言しました。
あの可愛い身長の息子がこのままタワーに囲まれて生え抜きになるわけない、そして新生雪組の3番手として白羽の矢が立つのは実力・実績共に見てもどう考えても息子しかいない、と。
覚悟はしっかりとできていたつもりだった。
雪組か!ミズさまの組だな!ミズチルドレンである咲ちゃんから息子にまたミズイズムがこうして受け継がれていくんだな!息子の中にミズイズムが芽生えるなんてこりゃもう世界で一番セリ美得の組替えじゃねーか!
ってね。
人間の覚悟なんてちっぽけなものですねえ。
いざそれが現実になってみると呆然としちゃって、発表は確かお昼頃だったと思うんですが、ハッと気が付いたらもう日が暮れていました。
…あれ?こんなこと、21年前にもあったな~……。
ああ、宙組から雪組にミズさまの組替え発表があった日だ~……
宙組から雪組、またこのコースか~……
どうしてセリ美の贔屓は宙組から雪組に行く運命なんだろ~あはは~~……
栄転ってことは重々解ってるんだけどね~……
贔屓の覚悟や馴染みのメンバーとの別離の寂しさを思うとね~……
せっかくその組で築いた絆や立ち位置があったんだろうにね~……
またイチからやり直しになっちゃうのか~……
ミズさまはまだしも、息子はああ見えてひどい人見知りだからな~……
また一生懸命ピエロになろうとして無理しちゃうんだろうな~……
そもそもほんとに栄転なのかな~~……
巧い生徒さんって便利使いされちゃう運命あるからな~……
もしそうなったら劇団に放火しちゃおうかな~………
なんていう日々を送っておりました。
有難いことにセリ美のもとにいろんなメッセージを頂いたりしてましたけど、どうしても中には自分の心とフィットしないメッセージもあったりして、ショックを受けてる人にかける言葉って本当に難しいんだな、自分も慎重に言葉を選んで生きないといけないな~なんて、仕事で日本語を扱う立場としていろいろ思ったりすることもありました。
自分ならこんな言葉をかけてもらったら少し気持ちがやわらぐな、っていう言葉を吟味しなきゃいけないから、人間にとって共感性ってすごく重要だな、うわべだけの言葉ってやっぱり伝わるし人を傷つけるな、って。
そうこうしているうちに、延期になってしまったまあやDSの穴埋めとして大至急手配した桜嵐記遠征の日が来ちゃったり、割と大きい仕事が決まったり、まぁ悶々と考えずに済むような忙しい毎日を送っておりますが。
ブログ書かなきゃな~…なんて思ってたら次の衝撃退団が発表になっちゃったりしましたね。
この前、何かの懐かしいショーをDVDで見たんですよ。
なんだったかなあ?仕事の資料として見たんですけどね。
分かってはいたけど、パレードで大階段を降りてくるスターさんの多いこと多いこと!
一人降りの路線スターさんも続々降りてくるし、パレード始まってからトップさんが降りてくるまでにすごい時間かかるんですよね。
そうだったそうだった、昔って3番手羽根も当たり前にあったし、なんなら4番手羽根もあったような気がするし、いま3番手羽根が拝めるのって宙組だけだもんな~、と。
それで5枠しかないトップの場所にあまりにもたくさんの候補スターさんが渋滞しちゃったもんだから新専科なんて新しい制度(組?)が作られたわけで、その名残を残すのは今やかちゃ一人となったわけですが。
そろそろ新専科さんの補充があるのか?と思っていたら、りんきらさんゆりちゃんまゆぽんはきっと本専科さんという位置づけでしょうし、どうやら新専科制度も終了を迎えるようですね。
あの時もとんでもない制度の誕生にヅカオタ一同すごい衝撃でした。
それまでは組替え自体もそんなに頻繁になかったし、この新専科さんがシャッフルで5組に行ったり来たりすることでその組との相性を見て、残念ながらトップ就任できなかったスターさんもいたり、古巣に帰れずにあまり馴染みのない組でトップ就任したり、めでたく凱旋帰組できたスターさんもいたり、次期が見えにくい状況にみんなヒヤヒヤしながら人事発表を受けて一喜一憂したものでした。
そしてこの時代、セリ美は初めてヅカ友さんという人ができました。
基本的に一匹狼タイプなので今も観劇はほとんど一人ですし、会には今も昔も近寄らないし、ヅカ掲示板などに出入りしたりすることもなく、黙々と自宅と劇場を行き来するだけのファン活動だったんですが、和央さんのディナーショーに一人参加したときにさすがに心細くて、勇気を出してお隣の人とお話ししたんですね。
幸運にもその方がとてもいい方でして、その後もしばらく交流は続いたんですが、この新専科制度が発足してからというものの、彼女は「組ファンとしてはもうついていけない」と離脱されてしまいました。
ずんこさんが宙組初代トップスターとなり、その下に和央さん、わたるさん、樹里ぴょん、コムちゃん…と路線さんが続々と続くピラミッドが大好きだったのに、新専科制度でわたるさんと樹里ぴょんが抜けることになりまして、その代わりに他組出身の新専科さんが毎公演特別出演される。
そのシャッフルにはついていけない、と。
お気持ちはよ~~っく解りました。
ずんこさんが退団されても次は和央さんが控えてるし、その次はわたるさん、樹里ぴょん…と大好きなスターさんが今後もずっと宙組を支えてくれるから安泰だと思っていたのに、それが一気に白紙になってしまった。
今まで観たこともない他組の路線スターさんに急に来られても、どう応援したらいいか分からない。
あの「身内感」が宝塚ならではの良さだったのに、これじゃあ全然親身に見守る気持ちになれない。
その気持ちはよ~~~~っく解りますよね。
セリ美だってファンを辞めるまでではなかったものの、今まで観られなかった新しい組み合わせが観られるんだ!という楽しみの気持ちよりも、「え~~っ……」という気持ちのほうが強かったのは事実です。
そうこうしているうちにミズさまが宙組にいらっしゃってセリ美は見事に下僕へと変身していけたおかげでヅカファンを辞めずに今もこうしてブロガーなんてものをやっているわけですが。
何が言いたかったかというと、痛み無くして改革無し、というのも理解はできるけど、こうしてファンを辞められたら元も子もないということ。
辞めていく人の分だけまた新規を取り込めばそれでいいと思ってるんでしょうけど、Beforeコロナならまだそれでも良かったかもしれないけど、コロナで阪急グループも大赤字というまさかの局面を迎えているわけでね。一人でもファンを減らしてはいけない状況だと思うんですよね。
今回の愛ちゃんの退団によって、愛ちゃんファンはもちろん、他のヅカファンにも不信感ってものが芽生えましたよね、間違いなく。
うちの贔屓も今は路線にいるけど、いずれ便利使いされるだけされて「トップにはさせないけどね~」って舌出されちゃうの?!って。
植ジイや過去の理事長たちがいつも口を揃えて言うのは、「宝塚が100年以上も繁栄し続けているのは『変わり続けてきた』からだ」と。
いや、分かるよ。
変革や改革を断続的に続けているからこそ時代に置いてけぼりにされないでいられたというのは真実だと思います。
でもさ。2番手羽根さえも背負わせない現状って絶対に違うと思うんですよね。
だってさ、宝塚にとって大羽根っていちばんの象徴だと思うんですけど、そのいちばんの象徴である羽根がトップコンビの2つしか無いのって、ちょっと本末転倒じゃない??
20年前は羽根いっぱいだったのに、20年ぶりに観劇に来てみたら…えっ?!今ってトップコンビしか背負えないの?!ってなってる出戻り組の皆さんもきっといるんじゃないかしら。
宝塚=ゴージャス
っていうのが大きな売りの一つであるなら、やっぱり大羽根は減らしちゃいけないし、少なくとも3番手羽根くらいまでは出さないとねえ。他の予算削ってでも。
特にムラでは学生さんの団体が芸術鑑賞でよく2階席にいらっしゃいますけど、そういうところから新規ファンを獲得して、なんならそういうところから次世代のタカラジェンヌの卵が誕生するわけじゃないですか。
彼女たちを一目で虜にさせるほどの圧倒的なゴージャスを見せなければ、新規獲得や未来のタカラジェンヌの獲得も難しいですよねえ。
ほら、今のジャニーズってもう全然変わっちゃったじゃないですか。
昔は美少年たちの巣窟で、よくもまあこんなに顔面偏差値の高い子を日本中から集めてくるもんだと感心してしまうほどでしたけど、今はう~ん正直、イケメン…どこ??って思ってしまう。
それって、日本の少年たちの顔面偏差値が下がったんじゃなくて、美少年たちが「ジャニーズ事務所に入りたい!」と思わなくなったからだと思うんですよ。親御さんやお姉さんも含めて。
「うちの子(弟)、めっちゃ顔がいい…どこのプロダクションに入れようか」
って美少年を身内に持つ皆さんの中で、「ジャニーズさんならきっと大活躍できる!」と思えないわけですよね。
それよりは、吉沢亮さんが所属するアミューズとか、横浜流星さんや山崎賢人さんが所属するスターダストとか、松坂桃李さんが所属するトップコートとかに入れたいと思うようになってるわけですよ。
その結果、テレビを席捲していたジャニーズ事務所の盛り上がりは今やまったく違うものになり、ジャニーズの黄金期を築いた面々がどんどん事務所を離脱し、新しく入る子では芸能界の若手頂点にのぼっていけない。
それと同じことが宝塚歌劇団で起こらなければいいけど…と老婆心MAXのセリ美は思っとるわけです。
ま、それでも宝塚の文化はもう完全に兵庫県の武庫川沿いに土着してるし、全く隙のないビジネスモデルが完全に崩れ去ることなんてないとは思いますけどね。
それにしたって、愛ちゃんなき星組は一体どうするつもりなのでしょうねえ。
3番手はおろか、2番手ですら不明瞭だなんて、10年前のヅカファンが知ったら仰天するでしょうね。
とにかく言えることは、やっぱり劇団に多大なる貢献をしてくれた生徒さんを便利使いすることはやっぱり人道的に絶対に良くない。
その先にトップスターという地位があるから、ミズさまのようにたらいまわしにされようが、3番手羽根も2番手羽根ももらえなかろうが頑張ってるわけでね。
例えば小柳ルミ子さんみたいに、宝塚でトップを目指すよりも他に大きな目標を見つけちゃったの!とか、結婚決まっちゃったんで!とかの退団なら全然その判断を応援するんですけど、少なくとも愛ちゃんは宝塚が好きで好きで好きで好きで。
宝塚愛は誰にも負けないし、絶対に男役というものを極めてみせる!!!という強い強い信念を持った生徒さんであることは周知の事実ですからね。
その愛ちゃんが退団を決めたというのは、他に目標ができたんです~でもなければ、結婚します!でもないはずです、絶対に。
「トップになれないなら、これ以上居ても意味がない。すべてやり切った、出し尽くした。」
そう思ったからだと推測します。
だって、トップになれないことはなかったはずです。
トップになるにはタイミングも非常に重要ですが、愛ちゃんにもタイミングはありました。
あのままキキちゃんの組替えがなくて、まかぜ愛ずんそら、という布陣でいっていたら、まかぜの卒業を見送ってからの就任でも決して遅すぎたことはなかったと思います。
みりおさんのあとにこんなに早くカレーさんを就任させずに、順当にキキちゃんを次期にすれば良かっただけのことですからねえ。
カレーさんは就任当時は確か研11でしたから、トップ就任にはまだ少し早い。
ま、それには生徒さん達それぞれの意向もきっと多少はあるのでしょうから、そうは言っても憶測の域は出ませんけどね。
生徒の皆さんはご自身の夢を叶えるためもあるけど、同年代が遊びに熱中している青春時代の貴重な時間をすべてお稽古に捧げて、宝塚歌劇団を全力で守ってきてるわけですから、あまりに非人道的な措置は自分らの首を絞めることになるよ、というのを劇団にはいい加減に理解してほしいものですなあ。
セリ美のヅカ友さんが以前に「彩吹以外はかすり傷」という名言を放っていましたけど、今となっては彩吹以外も全然かすり傷じゃなくなってきましたね。
ゆみちゃん(彩吹さん)はとても人間ができたお方なので、あんな酷い仕打ちを受けても劇団の図々しい提案(演技指導で来てほしい)にも乗ってあげて、後進の育成に協力して今も関係性を保ってくれていますが、他の皆さんはどうなるのでしょうねえ…
そのゆみちゃん事件や96事件のあおりを受けた音月さんは、今は雪組の観劇には来てくださいますけど、他のOG関連の公演には(ガラコンなど)には一切出演されませんしね…美弥ちゃんも結構距離を置いているような気がしますね。
愛ちゃんが今後OG公演に一切出演しないとか、大好きな大好きな宝塚を嫌いにならないでいてほしいと切に願うばかりでございます。
さて、残る問題は……まかぜの去就ですよね。
専科行きが噂されていたり、ネバセイでの退団が噂されていたり、もうセリ美の周囲では情報が錯綜しまくってます。
もし退団ならばムラ楽後に発表があってもいいタイミングですが、今のところありませんね。
そしてもうひとつの大問題が、宙組別箱の振り分けです。
それによってセリ美はブリリアの刑 or 沖縄の刑が決まります。
東京公演中に発表があるんですかね~?
そしてそのあとは息子の雪組デビュー作の発表があるわけでございます。
コロナ感染者が減るどころか過去最高にまでなっちゃって、今年のタカスペもお預けかな~。本来ならばタカスペが息子の雪組デビューだったのにね。
出てもいないのに、まるで中心メンバーだったかのようにシルクロードのテーマソングを歌う息子が観られたのにな~~。のたうち狂う~~♪
雪組の別箱も発表がありましたけど、宙組最後の別箱の千秋楽から考えて、お稽古に合流するとなるとお休み全くなしってことになるからなあ。
でもショー作品に息子を出さないなんて手は無いよなあ、という気もするし。
とにかく母はあの子が無理せず自然体で伸び伸びと雪組で楽しく過ごしてくれることを願うばかりですわ。
ミズさまの雪組ですもの、きっと居心地がいいに決まってる!大丈夫!!
ああ、そういえば親子劇場が途中になってるなあ…
もうまったくそれどころじゃなくなってしもうた…
大きい仕事もとりあえずひと段落したし、また親子劇場書きたいと思いつつ、シャーロック&デリシューのレターセットも作りたいんだよな~なんて。
入り出がなくなってもう1年以上?
ご贔屓をあんなに近くで眺めたり、お手紙を直接渡したりプチギフトもらってたりしてたことが今や夢のようですわね。
キキ会の皆さんはいまお手紙を送るのもNGになってるようですが、他の会はどうなんだろ。
もしレターの需要がありそうなら頑張って作りますので教えてくださいね~。
あっ、もう全然コメント返しができなくなってしまって…本当に申し訳なかです…
でも本当に嬉しく全部じっっっくり読ませていただいてますのでね。
いつもありがとうございます!!!!
それでは今週末はムラへマンションの見学に行ってまいります~
でも遠方の人間は住宅ローン組むのが難儀なようで、諦めざるを得ないかも…
いやね、分かってはいたんですよ。
↓↓これ仕事で6月に書いたやつです
https://zuka-note.com/archives/11635
この記事でも息子が組替えターゲットの大本命だと断言しました。
あの可愛い身長の息子がこのままタワーに囲まれて生え抜きになるわけない、そして新生雪組の3番手として白羽の矢が立つのは実力・実績共に見てもどう考えても息子しかいない、と。
覚悟はしっかりとできていたつもりだった。
雪組か!ミズさまの組だな!ミズチルドレンである咲ちゃんから息子にまたミズイズムがこうして受け継がれていくんだな!息子の中にミズイズムが芽生えるなんてこりゃもう世界で一番セリ美得の組替えじゃねーか!
ってね。
人間の覚悟なんてちっぽけなものですねえ。
いざそれが現実になってみると呆然としちゃって、発表は確かお昼頃だったと思うんですが、ハッと気が付いたらもう日が暮れていました。
…あれ?こんなこと、21年前にもあったな~……。
ああ、宙組から雪組にミズさまの組替え発表があった日だ~……
宙組から雪組、またこのコースか~……
どうしてセリ美の贔屓は宙組から雪組に行く運命なんだろ~あはは~~……
栄転ってことは重々解ってるんだけどね~……
贔屓の覚悟や馴染みのメンバーとの別離の寂しさを思うとね~……
せっかくその組で築いた絆や立ち位置があったんだろうにね~……
またイチからやり直しになっちゃうのか~……
ミズさまはまだしも、息子はああ見えてひどい人見知りだからな~……
また一生懸命ピエロになろうとして無理しちゃうんだろうな~……
そもそもほんとに栄転なのかな~~……
巧い生徒さんって便利使いされちゃう運命あるからな~……
もしそうなったら劇団に放火しちゃおうかな~………
なんていう日々を送っておりました。
有難いことにセリ美のもとにいろんなメッセージを頂いたりしてましたけど、どうしても中には自分の心とフィットしないメッセージもあったりして、ショックを受けてる人にかける言葉って本当に難しいんだな、自分も慎重に言葉を選んで生きないといけないな~なんて、仕事で日本語を扱う立場としていろいろ思ったりすることもありました。
自分ならこんな言葉をかけてもらったら少し気持ちがやわらぐな、っていう言葉を吟味しなきゃいけないから、人間にとって共感性ってすごく重要だな、うわべだけの言葉ってやっぱり伝わるし人を傷つけるな、って。
そうこうしているうちに、延期になってしまったまあやDSの穴埋めとして大至急手配した桜嵐記遠征の日が来ちゃったり、割と大きい仕事が決まったり、まぁ悶々と考えずに済むような忙しい毎日を送っておりますが。
ブログ書かなきゃな~…なんて思ってたら次の衝撃退団が発表になっちゃったりしましたね。
この前、何かの懐かしいショーをDVDで見たんですよ。
なんだったかなあ?仕事の資料として見たんですけどね。
分かってはいたけど、パレードで大階段を降りてくるスターさんの多いこと多いこと!
一人降りの路線スターさんも続々降りてくるし、パレード始まってからトップさんが降りてくるまでにすごい時間かかるんですよね。
そうだったそうだった、昔って3番手羽根も当たり前にあったし、なんなら4番手羽根もあったような気がするし、いま3番手羽根が拝めるのって宙組だけだもんな~、と。
それで5枠しかないトップの場所にあまりにもたくさんの候補スターさんが渋滞しちゃったもんだから新専科なんて新しい制度(組?)が作られたわけで、その名残を残すのは今やかちゃ一人となったわけですが。
そろそろ新専科さんの補充があるのか?と思っていたら、りんきらさんゆりちゃんまゆぽんはきっと本専科さんという位置づけでしょうし、どうやら新専科制度も終了を迎えるようですね。
あの時もとんでもない制度の誕生にヅカオタ一同すごい衝撃でした。
それまでは組替え自体もそんなに頻繁になかったし、この新専科さんがシャッフルで5組に行ったり来たりすることでその組との相性を見て、残念ながらトップ就任できなかったスターさんもいたり、古巣に帰れずにあまり馴染みのない組でトップ就任したり、めでたく凱旋帰組できたスターさんもいたり、次期が見えにくい状況にみんなヒヤヒヤしながら人事発表を受けて一喜一憂したものでした。
そしてこの時代、セリ美は初めてヅカ友さんという人ができました。
基本的に一匹狼タイプなので今も観劇はほとんど一人ですし、会には今も昔も近寄らないし、ヅカ掲示板などに出入りしたりすることもなく、黙々と自宅と劇場を行き来するだけのファン活動だったんですが、和央さんのディナーショーに一人参加したときにさすがに心細くて、勇気を出してお隣の人とお話ししたんですね。
幸運にもその方がとてもいい方でして、その後もしばらく交流は続いたんですが、この新専科制度が発足してからというものの、彼女は「組ファンとしてはもうついていけない」と離脱されてしまいました。
ずんこさんが宙組初代トップスターとなり、その下に和央さん、わたるさん、樹里ぴょん、コムちゃん…と路線さんが続々と続くピラミッドが大好きだったのに、新専科制度でわたるさんと樹里ぴょんが抜けることになりまして、その代わりに他組出身の新専科さんが毎公演特別出演される。
そのシャッフルにはついていけない、と。
お気持ちはよ~~っく解りました。
ずんこさんが退団されても次は和央さんが控えてるし、その次はわたるさん、樹里ぴょん…と大好きなスターさんが今後もずっと宙組を支えてくれるから安泰だと思っていたのに、それが一気に白紙になってしまった。
今まで観たこともない他組の路線スターさんに急に来られても、どう応援したらいいか分からない。
あの「身内感」が宝塚ならではの良さだったのに、これじゃあ全然親身に見守る気持ちになれない。
その気持ちはよ~~~~っく解りますよね。
セリ美だってファンを辞めるまでではなかったものの、今まで観られなかった新しい組み合わせが観られるんだ!という楽しみの気持ちよりも、「え~~っ……」という気持ちのほうが強かったのは事実です。
そうこうしているうちにミズさまが宙組にいらっしゃってセリ美は見事に下僕へと変身していけたおかげでヅカファンを辞めずに今もこうしてブロガーなんてものをやっているわけですが。
何が言いたかったかというと、痛み無くして改革無し、というのも理解はできるけど、こうしてファンを辞められたら元も子もないということ。
辞めていく人の分だけまた新規を取り込めばそれでいいと思ってるんでしょうけど、Beforeコロナならまだそれでも良かったかもしれないけど、コロナで阪急グループも大赤字というまさかの局面を迎えているわけでね。一人でもファンを減らしてはいけない状況だと思うんですよね。
今回の愛ちゃんの退団によって、愛ちゃんファンはもちろん、他のヅカファンにも不信感ってものが芽生えましたよね、間違いなく。
うちの贔屓も今は路線にいるけど、いずれ便利使いされるだけされて「トップにはさせないけどね~」って舌出されちゃうの?!って。
植ジイや過去の理事長たちがいつも口を揃えて言うのは、「宝塚が100年以上も繁栄し続けているのは『変わり続けてきた』からだ」と。
いや、分かるよ。
変革や改革を断続的に続けているからこそ時代に置いてけぼりにされないでいられたというのは真実だと思います。
でもさ。2番手羽根さえも背負わせない現状って絶対に違うと思うんですよね。
だってさ、宝塚にとって大羽根っていちばんの象徴だと思うんですけど、そのいちばんの象徴である羽根がトップコンビの2つしか無いのって、ちょっと本末転倒じゃない??
20年前は羽根いっぱいだったのに、20年ぶりに観劇に来てみたら…えっ?!今ってトップコンビしか背負えないの?!ってなってる出戻り組の皆さんもきっといるんじゃないかしら。
宝塚=ゴージャス
っていうのが大きな売りの一つであるなら、やっぱり大羽根は減らしちゃいけないし、少なくとも3番手羽根くらいまでは出さないとねえ。他の予算削ってでも。
特にムラでは学生さんの団体が芸術鑑賞でよく2階席にいらっしゃいますけど、そういうところから新規ファンを獲得して、なんならそういうところから次世代のタカラジェンヌの卵が誕生するわけじゃないですか。
彼女たちを一目で虜にさせるほどの圧倒的なゴージャスを見せなければ、新規獲得や未来のタカラジェンヌの獲得も難しいですよねえ。
ほら、今のジャニーズってもう全然変わっちゃったじゃないですか。
昔は美少年たちの巣窟で、よくもまあこんなに顔面偏差値の高い子を日本中から集めてくるもんだと感心してしまうほどでしたけど、今はう~ん正直、イケメン…どこ??って思ってしまう。
それって、日本の少年たちの顔面偏差値が下がったんじゃなくて、美少年たちが「ジャニーズ事務所に入りたい!」と思わなくなったからだと思うんですよ。親御さんやお姉さんも含めて。
「うちの子(弟)、めっちゃ顔がいい…どこのプロダクションに入れようか」
って美少年を身内に持つ皆さんの中で、「ジャニーズさんならきっと大活躍できる!」と思えないわけですよね。
それよりは、吉沢亮さんが所属するアミューズとか、横浜流星さんや山崎賢人さんが所属するスターダストとか、松坂桃李さんが所属するトップコートとかに入れたいと思うようになってるわけですよ。
その結果、テレビを席捲していたジャニーズ事務所の盛り上がりは今やまったく違うものになり、ジャニーズの黄金期を築いた面々がどんどん事務所を離脱し、新しく入る子では芸能界の若手頂点にのぼっていけない。
それと同じことが宝塚歌劇団で起こらなければいいけど…と老婆心MAXのセリ美は思っとるわけです。
ま、それでも宝塚の文化はもう完全に兵庫県の武庫川沿いに土着してるし、全く隙のないビジネスモデルが完全に崩れ去ることなんてないとは思いますけどね。
それにしたって、愛ちゃんなき星組は一体どうするつもりなのでしょうねえ。
3番手はおろか、2番手ですら不明瞭だなんて、10年前のヅカファンが知ったら仰天するでしょうね。
とにかく言えることは、やっぱり劇団に多大なる貢献をしてくれた生徒さんを便利使いすることはやっぱり人道的に絶対に良くない。
その先にトップスターという地位があるから、ミズさまのようにたらいまわしにされようが、3番手羽根も2番手羽根ももらえなかろうが頑張ってるわけでね。
例えば小柳ルミ子さんみたいに、宝塚でトップを目指すよりも他に大きな目標を見つけちゃったの!とか、結婚決まっちゃったんで!とかの退団なら全然その判断を応援するんですけど、少なくとも愛ちゃんは宝塚が好きで好きで好きで好きで。
宝塚愛は誰にも負けないし、絶対に男役というものを極めてみせる!!!という強い強い信念を持った生徒さんであることは周知の事実ですからね。
その愛ちゃんが退団を決めたというのは、他に目標ができたんです~でもなければ、結婚します!でもないはずです、絶対に。
「トップになれないなら、これ以上居ても意味がない。すべてやり切った、出し尽くした。」
そう思ったからだと推測します。
だって、トップになれないことはなかったはずです。
トップになるにはタイミングも非常に重要ですが、愛ちゃんにもタイミングはありました。
あのままキキちゃんの組替えがなくて、まかぜ愛ずんそら、という布陣でいっていたら、まかぜの卒業を見送ってからの就任でも決して遅すぎたことはなかったと思います。
みりおさんのあとにこんなに早くカレーさんを就任させずに、順当にキキちゃんを次期にすれば良かっただけのことですからねえ。
カレーさんは就任当時は確か研11でしたから、トップ就任にはまだ少し早い。
ま、それには生徒さん達それぞれの意向もきっと多少はあるのでしょうから、そうは言っても憶測の域は出ませんけどね。
生徒の皆さんはご自身の夢を叶えるためもあるけど、同年代が遊びに熱中している青春時代の貴重な時間をすべてお稽古に捧げて、宝塚歌劇団を全力で守ってきてるわけですから、あまりに非人道的な措置は自分らの首を絞めることになるよ、というのを劇団にはいい加減に理解してほしいものですなあ。
セリ美のヅカ友さんが以前に「彩吹以外はかすり傷」という名言を放っていましたけど、今となっては彩吹以外も全然かすり傷じゃなくなってきましたね。
ゆみちゃん(彩吹さん)はとても人間ができたお方なので、あんな酷い仕打ちを受けても劇団の図々しい提案(演技指導で来てほしい)にも乗ってあげて、後進の育成に協力して今も関係性を保ってくれていますが、他の皆さんはどうなるのでしょうねえ…
そのゆみちゃん事件や96事件のあおりを受けた音月さんは、今は雪組の観劇には来てくださいますけど、他のOG関連の公演には(ガラコンなど)には一切出演されませんしね…美弥ちゃんも結構距離を置いているような気がしますね。
愛ちゃんが今後OG公演に一切出演しないとか、大好きな大好きな宝塚を嫌いにならないでいてほしいと切に願うばかりでございます。
さて、残る問題は……まかぜの去就ですよね。
専科行きが噂されていたり、ネバセイでの退団が噂されていたり、もうセリ美の周囲では情報が錯綜しまくってます。
もし退団ならばムラ楽後に発表があってもいいタイミングですが、今のところありませんね。
そしてもうひとつの大問題が、宙組別箱の振り分けです。
それによってセリ美はブリリアの刑 or 沖縄の刑が決まります。
東京公演中に発表があるんですかね~?
そしてそのあとは息子の雪組デビュー作の発表があるわけでございます。
コロナ感染者が減るどころか過去最高にまでなっちゃって、今年のタカスペもお預けかな~。本来ならばタカスペが息子の雪組デビューだったのにね。
出てもいないのに、まるで中心メンバーだったかのようにシルクロードのテーマソングを歌う息子が観られたのにな~~。のたうち狂う~~♪
雪組の別箱も発表がありましたけど、宙組最後の別箱の千秋楽から考えて、お稽古に合流するとなるとお休み全くなしってことになるからなあ。
でもショー作品に息子を出さないなんて手は無いよなあ、という気もするし。
とにかく母はあの子が無理せず自然体で伸び伸びと雪組で楽しく過ごしてくれることを願うばかりですわ。
ミズさまの雪組ですもの、きっと居心地がいいに決まってる!大丈夫!!
ああ、そういえば親子劇場が途中になってるなあ…
もうまったくそれどころじゃなくなってしもうた…
大きい仕事もとりあえずひと段落したし、また親子劇場書きたいと思いつつ、シャーロック&デリシューのレターセットも作りたいんだよな~なんて。
入り出がなくなってもう1年以上?
ご贔屓をあんなに近くで眺めたり、お手紙を直接渡したりプチギフトもらってたりしてたことが今や夢のようですわね。
キキ会の皆さんはいまお手紙を送るのもNGになってるようですが、他の会はどうなんだろ。
もしレターの需要がありそうなら頑張って作りますので教えてくださいね~。
あっ、もう全然コメント返しができなくなってしまって…本当に申し訳なかです…
でも本当に嬉しく全部じっっっくり読ませていただいてますのでね。
いつもありがとうございます!!!!
それでは今週末はムラへマンションの見学に行ってまいります~
でも遠方の人間は住宅ローン組むのが難儀なようで、諦めざるを得ないかも…
コメント
コメント一覧 (2)
そして、私も諦めていませんでした。
月組トップの発表があるまでは…(れいこさんのトップ就任が不満な訳ではないです。)
マノンの発表があった時に、美弥ちゃんのアンナカレーニナ後の退団発表を思い出して、何となく察してしまいました。
私は会に入っていた訳ではないのですが、愛ちゃんにはトップになって欲しかったです。
宙組千秋楽をライブ配信で観て、息子さんとずんちゃんの並びにじーんときました。宙から雪への輪廻は、きっといい巡り合わせになりますよね。息子さんの前途に幸あれ!お祈りしています。
愛ちゃんの卒業のお知らせに魂が抜けてます。会には入りませんでしたが、トップハットでのジェンヌさんの概念を超えた演技に惹かれてから、物陰から応援していました。お茶会は2回だけ、不滅の棘と、黒い瞳。抽選しょっぱなで愛ちゃんから魔女の名前を呼ばれ、初心者の魔女は「はいっ」と思わず立ち上がり、愛ちゃんが「いいお返事ですね」と言ってくださったこと…大切な思い出になりました( ; ; )
博多で「私は諦めていません!」と言われていましたよね。もっと色んな役を宝塚の舞台で観たかったです。そして、0番に立つお姿を夢見ておりました。
セリ美さんの仰るように、劇団は方向をよく見極めていただきたいです。
品格のため自転車に乗らなかった愛ちゃんの新しい幸せを祈っています。
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