書くことめっちゃ溜まってるんですけどね、仕事もめっちゃ溜まってましてね、その上不運なことばかり続いて、そろそろ厄除け神社に行かなきゃダメかな、なんて遠くを見つめているセリ美です、どうも。
えーと……どの不幸自慢からしようかな。
あ、まずは、沖縄行き航空券の顛末から書こうかな。
結局ですね、キャンセルはできました。………が。
LCCなんてぜってー使わねえからな!!!!!という結論に至りました。
「安物買いの銭失い」ってセリ美のこの体験を未来スコープで見越した先人の誰かが残した名言なんじゃないの?というくらいの。
まず、いきなりジェッ〇〇ターから変な英文のメールが届きましてね。
なにこれ詐欺メール?とか思ったんですが、セリ美が乗る予定のフライト便の便名が載っていたので、何かのお知らせだなということは分かりまして、アメリカ人のご主人を持つ友人に転送して翻訳してもらったんですね。
そしたら、「突然の変更、誠に申し訳ございません。この変更については、代理店のほうにも伝えてありますので必要な手続きはありません。」っていう内容のメールだったんです。
何かの変更があったらしいということは分かるけど、何がどう変更になったかについては何も書いてない。
どういうこと??と思い、〇ェットスタ〇のコールセンターに電話したんですよ。
いやそれもね、コールセンターがあるということ自体も公式サイトのどこにも載ってなくて、「よくある質問」くらいしかないんですね。
そもそも英文のみでこんな大事な連絡を寄越すなんて不親切すぎるし、こんなこと「よくある質問」に載ってるわけない。
どうにかしてコールセンターの番号を探せないか…?と思って、ようやくどっかから見つけてきたんですね、公式サイト以外で。
それで有料の番号にかけたわけですが、このコロナでキャンセル殺到してるせいか、全然繋がらない。
でも保留のままとにかく順番を待つしかないと数分放置して待ったわけです。この間もどんどん通話料は嵩んでいくわけです。
で、ようやく順番が来て繋がり、事情を説明して調べてもらってようやく「お客様が購入された便が往復どちらも時間が変更になっております」と案内されたわけですね。
そんな重要なこと、あんな詳細無しの英文メールだけで済ますなんてとんでもねえですよね。
こうやってコールセンターの番号を必死で探して電話しなきゃ判明しなかったわけです。恐ろしいデスネ~~。
LCCはキャンセル不可だから安かったわけだし、息子もいない沖縄に行って公演観てくるしかないか…とも思っていたんですけど、到着時間が2時間も遅いんじゃ、その公演時間にも間に合わない。
これはもう航空会社都合なんだから是が非でもキャンセルに持っていこう!と思って交渉を始めたら、またここで不手際発生。
ジ〇〇トスター「お客様は代理店様からこちらの航空券を購入されていますので、私どものほうでは変更やキャンセルはお受けできません。代理店のほうへお問い合わせください」
セリ美「かくかくしかじかでジェ〇〇ターさんのほうから代理店に言えと言われて電話したんですけど…」
ス〇イチケッ〇「私たちのほうでキャンセルをお受けすることはできず、航空会社とお客様が直接交渉していただくことが決まっております。その旨を航空会社さまにはっきり言っていただいて大丈夫ですので、航空会社へお問い合わせください」
セリ美「かくかくしかじかでスカイ〇ケッ〇さんから航空会社と直接交渉してくれと言われたんですけど…」
〇ェット〇ター「いえ、あくまで購入された代理店さんとご交渉ください。ジ〇ットス〇ーからそのように言われたと明言してくださって大丈夫です。」
セリ美「あのう…もうたらいまわしにされてるんですけど…ジェット〇〇ーさんもスカ〇〇ケットさんのほうも『うちじゃない』ってどういうことなんですか??どうすればいいんですか?」
ス〇イチケ〇ト「承知いたしました。では弊社と〇ェットスタ〇さんのほうで話し合いますので、数日お時間をいただけますか?」
こっっっっっれだけのやりとりをしてようううううううやく!!!ですよ!!!!!
電話代返せ!!!たぶん千円近くにはなってる!!!
いまコロナでキャンセル希望なんて死ぬほどあるだろうに、全員にこのくだりやってんの?!馬鹿じゃないの?!?!って感じですよね。
それでようやく「キャンセルお受けできます」とはなったものの、「このうち、3700円の手数料はキャンセルできかねますので、ご了承ください。お客様の場合は往復で2枚の航空券をご購入されていますので、2万円のうち、7400円が手数料となっており、それを差し引いた12600円がご返金となります。」
だってさ!!!!!!
航空会社都合でフライト時間を変更したくせに、7400円も手数料取るってもうヤ〇ザですよね。
「その旨をご了承いただいた上でご購入していただいております」だそうなので、きっとどこかに小~~さく書いてあったんでしょうよ。よくある手口ですわな。
つまり、コロナであろうと富士山が噴火しようと地球が滅亡しようと、手数料はぜってー返さねえ!!!ってことのようです。
ちなみに、セリ美と同じくフライングゲットで沖縄航空券を買ってしまったヅカ友さんはJALで買ったので、キャンセル時の手数料は1枚当たり500円だったそうです。
まぁ常識的にそんなもんですよね。
なるほど、LCCの悪評は聞いてはいたけど、こういうことね…とよーーーく勉強になりました。
いや、もしかしたら消費者センターに相談するとか弁護士に相談するとかしたらその7400円は返ってくるのかもしれないけど、もうジェッ〇スタ〇と〇カイチケッ〇とは金輪際一切関わりたくないので、勉強代として泣くことにしました。
菩薩的に考えれば、いま航空会社は火の車でしょうに、手数料だけでもぶん取らないとマジでヤバいんでしょうね。
ちなみに、ツイッターで「誰か愛知と那覇の往復航空券買いませんかー?」って拡散してもらってたんですけど(現在は削除済み)、一応規定では搭乗者の名義変更は禁止だということも教えてもらいましたので、航空券を誰かにお譲りするということはできないそうです。
つまり、セリ美に残されていた道は結局この「7400円をドブに捨てる」しかなかった、というわけですね。腹をくくって沖縄行きを決めてたとしても、フライト2時間遅れじゃ公演に間に合わなかったしね。
いい勉強になりましたです、ハイ。
やはりBB席常連の下層階級のセリ美が無理して王族の乗り物に乗ろうとしたことがそもそもの間違いでしたね。
二度と空なんて飛ぼうと思いません。
王家に捧ぐ歌のエチオピアチームのように地を這いつくばって生きてゆきます…スゴツヨ民と同じ乗り物に乗ろうとするなんてね…ふふ…おこがましいですよね…ふふふ……あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!!!
で、さらなる仕打ちがセリ美を待っていたわけですよ……
えーと、まずは宝塚移住計画の夢が破れたわけです……
セリ美の人生前半、もう血を吐くようなハードな人生だったことはここでも何度か告白しておりますが(おおたわ史絵さんや小島慶子さんとよく似ています)、人生後半戦で宝塚に住めたら、前半の地獄の日々だって全部チャラになる!!!くらいの夢をかけていたわけです。
でも、人生そううまくはいかなかった………
やっぱり不運な家に生まれ落ちた超アンラッキーなセリ美はこのままアンラッキー人種として生きていかねばならないのか、、、、
それほどまでに落ち込みました。いや、現在進行形です。
戸建てではないとはいえ、やっぱり家を買うって人生最大の買い物、人生最大の借金じゃないですか。だからセリ美は結構条件を厳しくして探していたんですね。
築年数や駅からの距離、間取りくらいが一般的な条件ですが、それに加えてセリ美はそのマンションの総戸数とか管理費・修繕積立金・駐車場代、都市ガスなどまで吟味します。
とはいえ出せる金額はそう多くはないので、この条件を言うと大抵の不動産屋さんは「う~~~ん。。。」と険しい顔をします。「そんなに言うならもっと金出せ」ってところなんでしょうね。
ま、それほど結構うるさいわけです。
これから宝塚に不動産を買おうと思ってる遠方在住の人にもぜひ参考にしてほしいんですが、その厳しい条件もあってか、宝塚の不動産屋さんでは割と門前払いでした。
そもそも「不動産を買う」ということ自体が初めての経験なので何も分からなかったセリ美は、まずSUUMOで条件に近い物件をマークして、それを取り扱ってる不動産屋さんをメモり、その不動産屋さんの公式HPをチェックし、「ここなら大丈夫そうかな」と思ったところにアポなし訪問をしてみました。
あんまりたくさん訪問しても訳が分からなくなりそうだったので、「まずは3軒行けばいいかな」と目途をつけ、
を選び、突撃訪問してみました。
〇急阪神不〇産は、南口駅前にあります。
センチュ〇ー〇1は、JR宝塚駅の踏切のところにあります。
ウィル不動産さんは、逆瀬川駅前にあります。
赤パーカー姿の変な突撃訪問者であるセリ美に、冷たいお茶を出してくれてどこも親切に話を聞いてくれました。
でも、邪険な態度はしないものの、遠回しに「愛知県に住んでて、宝塚が好きだからこっちにマンションを買いたい?しかもフルローン?そんなの話にならんね。」という感じでした。
「う~~ん、難しいですね」と言った理由としては、「コロナでリモートが始まったとはいえ、まだ1年ほど。これから先またどうなるか見通しがつかない状況で、愛知県の人に何千万もお金は貸せない、と銀行さんは判断すると思う」という言い方でした。
それを言ったのが、阪急阪〇とセンチ〇リ〇21。
どちらも不動産業界の長そうな人で、〇ンチュリーのほうは不動産部の次長さんでした。
つまり、「頑張って物件探して銀行の融資担当と交渉してみてもたかが2000万程度の売上だろ?そんな金額のために動く価値はない」と判断したんだと思います。
業界歴長いがゆえに。
しかし!!その中で唯一「頑張って探してみます!」と言ってくれたのが、逆瀬川のウィル不動産さんでした。
こちらは推定20代のお若いお嬢さんで、でもハキハキとして「あ、この子は営業成績めっちゃいいだろうな」というのがすぐ分かりました。
阪急と21が「銀行がお金貸してくれないだろう」と取り合ってくれなかった、とその女性に話してみたら、「そんなことないと思いますよ!事前審査やってみましょう!」とすぐに動いてくれて、案の定、事前審査は通りました。
やっぱり阪急と21は「たいした旨みもない案件に動く気はない」ということだったんだと悟りました。
ヅカファンとしては阪急さんにぜひ売上協力したいという気持ちだったのに、残念ですね。
で、ようやくウィルさんのサポートで物件探しに乗り出せたわけですが、とにかく宝塚市っていうのは古いマンションがとても多くて、セリ美の希望する「築30年程度」「2000万円以下」という物件自体がすごく少ないそうな。
あとは皆さんご存知のように、大劇場や駅周辺以外はかなり急な坂ばっかりなんですね。
駅からもすぐ山が見えますもんね。
その山のてっぺんのほうなら築浅の安い物件はあるんですよ。その上、眺望も最高。
でも生まれてからずっと坂の町に住んでるならいいけど、セリ美は平坦地にしか住んだことがないので、あの急坂に住むのは絶対ムリだ…と思い、坂周辺の物件も除外すると、もう本当~~に無い。
あとは、築50年とかで良ければ結構たくさんあるんですけどね。でも今で築50年だと、セリ美がもし80歳くらいまで生きたとしたらその頃には築90年になっちゃう!
90年でも建ってるかもしれないけど、まだなんとも言えないじゃないですか。
なので、ギリギリのラインで築30年なら40年後でも築70年、まぁなんとか建ってるかな…という判断です。
でもせっかく宝塚に住むんだから、やっぱり徒歩でも劇場に行ける範囲がいいし、駅にもそれなりに近いほうがいいし、間取りも気になる。
そんなこと言ってるとどんどん除外されて、ああもう劇場徒歩圏内という条件くらいは諦めないと無理かな…と思ってるところに、1軒だけ奇跡的に条件にピッタリ合った物件を見つけたんです!!!
駐車場の空きがないということで当初は除外していたんですが、調べてみたら隣が月極駐車場で、空きがあるということが判明し、価格も悪くない。
「これだーーーーー!!!!!!」ってなったんです。
でも………
結局仕事の都合で、「賃貸ならまだしも、遠方に家を買うというのはちょっと賛同できかねる」ということをメインのクライアントから言われてしまいまして…
やっぱりお仕事あっての、収入あっての不動産購入ですもんね…
「遠くに行くなら今後仕事があげられなくなるけど、それでもいいの?」と言われちゃあ、ね………
まあね、このコロナがどうなるかで1年1年状況は変わっていくのでしょうから、数年後、数十年後に「今度こそ宝塚にマンション買える!!!」ってなる可能性もゼロではないので、この夢はそれまで温めておこう、という風に考えることにしました……
とはいえ。
セリ美はもう42歳。家を買う適齢期です。お年頃です。
いや、むしろ遅いです。なんならギリギリです。皆さんはたいてい30代で買いますもんね。早い人は結婚してすぐ20代とかで買いますよね。
35年ローンが組めるとしたら、順当に払っていって払い終えるのは77歳。
いや~~35年ローン組ませてくれる年齢としてはもう最終案内ですよね。
なので、宝塚で買えないなら賃貸で…なんて言ってる場合ではないんです。
宝塚で買えなくても、どこかでは買わなくちゃならないんです。
だってそれこそ70歳80歳になって年金で生活してる時に賃貸の7万とか8万なんて毎月払えないですもんね。
すると、もう今住んでる愛知県で買っちゃうしかない。
本当は地元の浅草に戻りたいけど、東京を愛してるけど、しがないライターである貧乏人セリ美が買えるようなマンションは無いし、とにかく今のクライアントさんが「遠くに行かれたら困る」と言ってることがすべてです。
それならもう、愛知にいるしかないんです。
まぁ、これもご縁ですから、愛知あんまり好きになれないけど(運転がヒドすぎる…)、ご縁があったと思うしかない。
ということで、宝塚がダメならということで、滑り止めとして愛知県でも同時進行で探していたんですね。
愛知県の中ならセリ美は安城市が好きなので(三河安城の安城です)、そこで地道に探していたんです。
ま、もちろんそこでも例の厳しい条件を提示しますから、けっこう難航はしていました。
それでも!
唯一「これだ!!!!」という物件があったんです!!!!
よし、じゃあ宝塚に今はご縁が無いということなら、この安城の物件だってすごく魅力的じゃないか、この間取りをどうやって変えようか、憧れの書斎も作れちゃうな、近所には好きなお店も多いから嬉しいな、なんて健気に気持ちを切り替えていたんです………
とか思ってたら…………
売れちゃった………………
そりゃ売れるよね、ものすごくいい物件だったものね………
ということで、マンション探しはふりだしに戻ってしまいました……
もうね、引っ越す気満々だったので、今の賃貸も嫌いじゃないけど「こことももうおさらばか~。日用品のストックはもう買い足さないようにしなきゃな~~」なんて思っていて……
もうしばらくここにお世話になることになっちゃいました……
やっぱりさ、賃貸って自由なところが長所だけど、お手軽ということで住民の質はまぁ…いろんな人が住んでるわけですしね。
セリ美は3階ですけど、どうやら1階には腕にがっつりお絵描きしてる人とかもいたり、ね…
駐車場に停まってる車の中には、「これ、車検通るの…?」っていう車もあったり、ね……
むろんオートロックではないので、
こういう人も玄関前まで来ちゃうわけですしね…
だから、賃貸としてはとても素敵な物件ではあるけど、そろそろマンションに住みたいよううううという気持ちも高まってましてね。
それなのに、ことごとく物件に逃げられてゆく……
家探しってこんなに難しいものなのね…
ああ、家がない!!!!!!
でもきっと「あなたに出会うためにセリ美は今まで待たされてきたのね!!」っていう物件に出会えると信じて、この賃貸で慎ましく生活を続けたいと思います……
でも、きっと人生で最初で最後の物件探しをこの数ヶ月してきて、ひとつ判明したことがあります。
「若い人ほど、経験が浅い人ほど、一生懸命やってくれる」
ということですね。
これは宝塚でも安城でも同じでした。
どの担当者の方も感じの悪い人は誰もいませんでしたが、「マメに連絡をくれて、出し惜しみなく物件情報を出してくれて、スピーディーに動いてくれる誠実な人」というのは、年齢が上がれば上がるほど、業界経験が長ければ長いほど、それとは反比例しますね。
これ、悲しい事実だな…なんてしみじみ思いましたねえ。
本来ならば、経験を積んでベテランになればなっただけお客様のお役に立てるはずなのに、人間というのは本当に残念な生き物でして、経験を積めば積むほど欲や腹黒さというものが出てきて、客を値踏みするようになるんだな、と。
なんとなく、若い子よりも店長クラスなどのベテランに担当してほしい気持ちってあるじゃないですか。
でも、実際に頑張ってくれるのは若い子や入社したての人でした。
それぞれの物件に関する詳細な知識も、意外とベテランのほうが「ジュノーブル?(ってどこだっけな…)え~っと…あそこは駐車場どうだったかな…ちょっとパソコンで見てみます…」とか記憶がかなり曖昧で、若い子のほうが「あそこのあの物件」と言えば、すぐに「はいはい!あの角にあるところですよね!あそこは駐車場は継承可能です!」とかすぐに情報が出てきます。
中年になるとなかなか記憶できない現象はセリ美もよ~~~~っく解りますが、やっぱりその道の専門だったら必要な情報くらいは頭に入れておかなきゃねえ?
つまり、「一生懸命さ」が経験を積めば積むほどなくなっていく、ということです。
悲しいですよね~~~。人間の業の深さってのがよく分かります。
これは「経験値増えたからって一生懸命さを失えば経験なんてなんの意味もなくなる」と自分への戒めにしたいですね。
ということで、セリ美の家探しは長丁場に突入です。
「人生に必要なことは3つ。いい仕事といいパートナーと、いい家」とSEX AND THE CITYのキャリーも言ってました。
せめて家だけでも恵まれたいよ~~~~~~~!!!!!!
では明日、厄除け神社に行ってきたいと思います……
「いい物件に出合えますよーに」ってお参りもしてたんだけどな……
えーと……どの不幸自慢からしようかな。
あ、まずは、沖縄行き航空券の顛末から書こうかな。
結局ですね、キャンセルはできました。………が。
LCCなんてぜってー使わねえからな!!!!!という結論に至りました。
「安物買いの銭失い」ってセリ美のこの体験を未来スコープで見越した先人の誰かが残した名言なんじゃないの?というくらいの。
まず、いきなりジェッ〇〇ターから変な英文のメールが届きましてね。
なにこれ詐欺メール?とか思ったんですが、セリ美が乗る予定のフライト便の便名が載っていたので、何かのお知らせだなということは分かりまして、アメリカ人のご主人を持つ友人に転送して翻訳してもらったんですね。
そしたら、「突然の変更、誠に申し訳ございません。この変更については、代理店のほうにも伝えてありますので必要な手続きはありません。」っていう内容のメールだったんです。
何かの変更があったらしいということは分かるけど、何がどう変更になったかについては何も書いてない。
どういうこと??と思い、〇ェットスタ〇のコールセンターに電話したんですよ。
いやそれもね、コールセンターがあるということ自体も公式サイトのどこにも載ってなくて、「よくある質問」くらいしかないんですね。
そもそも英文のみでこんな大事な連絡を寄越すなんて不親切すぎるし、こんなこと「よくある質問」に載ってるわけない。
どうにかしてコールセンターの番号を探せないか…?と思って、ようやくどっかから見つけてきたんですね、公式サイト以外で。
それで有料の番号にかけたわけですが、このコロナでキャンセル殺到してるせいか、全然繋がらない。
でも保留のままとにかく順番を待つしかないと数分放置して待ったわけです。この間もどんどん通話料は嵩んでいくわけです。
で、ようやく順番が来て繋がり、事情を説明して調べてもらってようやく「お客様が購入された便が往復どちらも時間が変更になっております」と案内されたわけですね。
そんな重要なこと、あんな詳細無しの英文メールだけで済ますなんてとんでもねえですよね。
こうやってコールセンターの番号を必死で探して電話しなきゃ判明しなかったわけです。恐ろしいデスネ~~。
LCCはキャンセル不可だから安かったわけだし、息子もいない沖縄に行って公演観てくるしかないか…とも思っていたんですけど、到着時間が2時間も遅いんじゃ、その公演時間にも間に合わない。
これはもう航空会社都合なんだから是が非でもキャンセルに持っていこう!と思って交渉を始めたら、またここで不手際発生。
ジ〇〇トスター「お客様は代理店様からこちらの航空券を購入されていますので、私どものほうでは変更やキャンセルはお受けできません。代理店のほうへお問い合わせください」
セリ美「かくかくしかじかでジェ〇〇ターさんのほうから代理店に言えと言われて電話したんですけど…」
ス〇イチケッ〇「私たちのほうでキャンセルをお受けすることはできず、航空会社とお客様が直接交渉していただくことが決まっております。その旨を航空会社さまにはっきり言っていただいて大丈夫ですので、航空会社へお問い合わせください」
セリ美「かくかくしかじかでスカイ〇ケッ〇さんから航空会社と直接交渉してくれと言われたんですけど…」
〇ェット〇ター「いえ、あくまで購入された代理店さんとご交渉ください。ジ〇ットス〇ーからそのように言われたと明言してくださって大丈夫です。」
セリ美「あのう…もうたらいまわしにされてるんですけど…ジェット〇〇ーさんもスカ〇〇ケットさんのほうも『うちじゃない』ってどういうことなんですか??どうすればいいんですか?」
ス〇イチケ〇ト「承知いたしました。では弊社と〇ェットスタ〇さんのほうで話し合いますので、数日お時間をいただけますか?」
こっっっっっれだけのやりとりをしてようううううううやく!!!ですよ!!!!!
電話代返せ!!!たぶん千円近くにはなってる!!!
いまコロナでキャンセル希望なんて死ぬほどあるだろうに、全員にこのくだりやってんの?!馬鹿じゃないの?!?!って感じですよね。
それでようやく「キャンセルお受けできます」とはなったものの、「このうち、3700円の手数料はキャンセルできかねますので、ご了承ください。お客様の場合は往復で2枚の航空券をご購入されていますので、2万円のうち、7400円が手数料となっており、それを差し引いた12600円がご返金となります。」
だってさ!!!!!!
航空会社都合でフライト時間を変更したくせに、7400円も手数料取るってもうヤ〇ザですよね。
「その旨をご了承いただいた上でご購入していただいております」だそうなので、きっとどこかに小~~さく書いてあったんでしょうよ。よくある手口ですわな。
つまり、コロナであろうと富士山が噴火しようと地球が滅亡しようと、手数料はぜってー返さねえ!!!ってことのようです。
ちなみに、セリ美と同じくフライングゲットで沖縄航空券を買ってしまったヅカ友さんはJALで買ったので、キャンセル時の手数料は1枚当たり500円だったそうです。
まぁ常識的にそんなもんですよね。
なるほど、LCCの悪評は聞いてはいたけど、こういうことね…とよーーーく勉強になりました。
いや、もしかしたら消費者センターに相談するとか弁護士に相談するとかしたらその7400円は返ってくるのかもしれないけど、もうジェッ〇スタ〇と〇カイチケッ〇とは金輪際一切関わりたくないので、勉強代として泣くことにしました。
菩薩的に考えれば、いま航空会社は火の車でしょうに、手数料だけでもぶん取らないとマジでヤバいんでしょうね。
ちなみに、ツイッターで「誰か愛知と那覇の往復航空券買いませんかー?」って拡散してもらってたんですけど(現在は削除済み)、一応規定では搭乗者の名義変更は禁止だということも教えてもらいましたので、航空券を誰かにお譲りするということはできないそうです。
つまり、セリ美に残されていた道は結局この「7400円をドブに捨てる」しかなかった、というわけですね。腹をくくって沖縄行きを決めてたとしても、フライト2時間遅れじゃ公演に間に合わなかったしね。
いい勉強になりましたです、ハイ。
やはりBB席常連の下層階級のセリ美が無理して王族の乗り物に乗ろうとしたことがそもそもの間違いでしたね。
二度と空なんて飛ぼうと思いません。
王家に捧ぐ歌のエチオピアチームのように地を這いつくばって生きてゆきます…スゴツヨ民と同じ乗り物に乗ろうとするなんてね…ふふ…おこがましいですよね…ふふふ……あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!!!
で、さらなる仕打ちがセリ美を待っていたわけですよ……
えーと、まずは宝塚移住計画の夢が破れたわけです……
セリ美の人生前半、もう血を吐くようなハードな人生だったことはここでも何度か告白しておりますが(おおたわ史絵さんや小島慶子さんとよく似ています)、人生後半戦で宝塚に住めたら、前半の地獄の日々だって全部チャラになる!!!くらいの夢をかけていたわけです。
でも、人生そううまくはいかなかった………
やっぱり不運な家に生まれ落ちた超アンラッキーなセリ美はこのままアンラッキー人種として生きていかねばならないのか、、、、
それほどまでに落ち込みました。いや、現在進行形です。
戸建てではないとはいえ、やっぱり家を買うって人生最大の買い物、人生最大の借金じゃないですか。だからセリ美は結構条件を厳しくして探していたんですね。
築年数や駅からの距離、間取りくらいが一般的な条件ですが、それに加えてセリ美はそのマンションの総戸数とか管理費・修繕積立金・駐車場代、都市ガスなどまで吟味します。
とはいえ出せる金額はそう多くはないので、この条件を言うと大抵の不動産屋さんは「う~~~ん。。。」と険しい顔をします。「そんなに言うならもっと金出せ」ってところなんでしょうね。
ま、それほど結構うるさいわけです。
これから宝塚に不動産を買おうと思ってる遠方在住の人にもぜひ参考にしてほしいんですが、その厳しい条件もあってか、宝塚の不動産屋さんでは割と門前払いでした。
そもそも「不動産を買う」ということ自体が初めての経験なので何も分からなかったセリ美は、まずSUUMOで条件に近い物件をマークして、それを取り扱ってる不動産屋さんをメモり、その不動産屋さんの公式HPをチェックし、「ここなら大丈夫そうかな」と思ったところにアポなし訪問をしてみました。
あんまりたくさん訪問しても訳が分からなくなりそうだったので、「まずは3軒行けばいいかな」と目途をつけ、
- 阪急阪〇不動〇
- セン〇ュリー2〇
- ウィル不動産
を選び、突撃訪問してみました。
〇急阪神不〇産は、南口駅前にあります。
センチュ〇ー〇1は、JR宝塚駅の踏切のところにあります。
ウィル不動産さんは、逆瀬川駅前にあります。
赤パーカー姿の変な突撃訪問者であるセリ美に、冷たいお茶を出してくれてどこも親切に話を聞いてくれました。
でも、邪険な態度はしないものの、遠回しに「愛知県に住んでて、宝塚が好きだからこっちにマンションを買いたい?しかもフルローン?そんなの話にならんね。」という感じでした。
「う~~ん、難しいですね」と言った理由としては、「コロナでリモートが始まったとはいえ、まだ1年ほど。これから先またどうなるか見通しがつかない状況で、愛知県の人に何千万もお金は貸せない、と銀行さんは判断すると思う」という言い方でした。
それを言ったのが、阪急阪〇とセンチ〇リ〇21。
どちらも不動産業界の長そうな人で、〇ンチュリーのほうは不動産部の次長さんでした。
つまり、「頑張って物件探して銀行の融資担当と交渉してみてもたかが2000万程度の売上だろ?そんな金額のために動く価値はない」と判断したんだと思います。
業界歴長いがゆえに。
しかし!!その中で唯一「頑張って探してみます!」と言ってくれたのが、逆瀬川のウィル不動産さんでした。
こちらは推定20代のお若いお嬢さんで、でもハキハキとして「あ、この子は営業成績めっちゃいいだろうな」というのがすぐ分かりました。
阪急と21が「銀行がお金貸してくれないだろう」と取り合ってくれなかった、とその女性に話してみたら、「そんなことないと思いますよ!事前審査やってみましょう!」とすぐに動いてくれて、案の定、事前審査は通りました。
やっぱり阪急と21は「たいした旨みもない案件に動く気はない」ということだったんだと悟りました。
ヅカファンとしては阪急さんにぜひ売上協力したいという気持ちだったのに、残念ですね。
で、ようやくウィルさんのサポートで物件探しに乗り出せたわけですが、とにかく宝塚市っていうのは古いマンションがとても多くて、セリ美の希望する「築30年程度」「2000万円以下」という物件自体がすごく少ないそうな。
あとは皆さんご存知のように、大劇場や駅周辺以外はかなり急な坂ばっかりなんですね。
駅からもすぐ山が見えますもんね。
その山のてっぺんのほうなら築浅の安い物件はあるんですよ。その上、眺望も最高。
でも生まれてからずっと坂の町に住んでるならいいけど、セリ美は平坦地にしか住んだことがないので、あの急坂に住むのは絶対ムリだ…と思い、坂周辺の物件も除外すると、もう本当~~に無い。
あとは、築50年とかで良ければ結構たくさんあるんですけどね。でも今で築50年だと、セリ美がもし80歳くらいまで生きたとしたらその頃には築90年になっちゃう!
90年でも建ってるかもしれないけど、まだなんとも言えないじゃないですか。
なので、ギリギリのラインで築30年なら40年後でも築70年、まぁなんとか建ってるかな…という判断です。
でもせっかく宝塚に住むんだから、やっぱり徒歩でも劇場に行ける範囲がいいし、駅にもそれなりに近いほうがいいし、間取りも気になる。
そんなこと言ってるとどんどん除外されて、ああもう劇場徒歩圏内という条件くらいは諦めないと無理かな…と思ってるところに、1軒だけ奇跡的に条件にピッタリ合った物件を見つけたんです!!!
駐車場の空きがないということで当初は除外していたんですが、調べてみたら隣が月極駐車場で、空きがあるということが判明し、価格も悪くない。
「これだーーーーー!!!!!!」ってなったんです。
でも………
結局仕事の都合で、「賃貸ならまだしも、遠方に家を買うというのはちょっと賛同できかねる」ということをメインのクライアントから言われてしまいまして…
やっぱりお仕事あっての、収入あっての不動産購入ですもんね…
「遠くに行くなら今後仕事があげられなくなるけど、それでもいいの?」と言われちゃあ、ね………
まあね、このコロナがどうなるかで1年1年状況は変わっていくのでしょうから、数年後、数十年後に「今度こそ宝塚にマンション買える!!!」ってなる可能性もゼロではないので、この夢はそれまで温めておこう、という風に考えることにしました……
とはいえ。
セリ美はもう42歳。家を買う適齢期です。お年頃です。
いや、むしろ遅いです。なんならギリギリです。皆さんはたいてい30代で買いますもんね。早い人は結婚してすぐ20代とかで買いますよね。
35年ローンが組めるとしたら、順当に払っていって払い終えるのは77歳。
いや~~35年ローン組ませてくれる年齢としてはもう最終案内ですよね。
なので、宝塚で買えないなら賃貸で…なんて言ってる場合ではないんです。
宝塚で買えなくても、どこかでは買わなくちゃならないんです。
だってそれこそ70歳80歳になって年金で生活してる時に賃貸の7万とか8万なんて毎月払えないですもんね。
すると、もう今住んでる愛知県で買っちゃうしかない。
本当は地元の浅草に戻りたいけど、東京を愛してるけど、しがないライターである貧乏人セリ美が買えるようなマンションは無いし、とにかく今のクライアントさんが「遠くに行かれたら困る」と言ってることがすべてです。
それならもう、愛知にいるしかないんです。
まぁ、これもご縁ですから、愛知あんまり好きになれないけど(運転がヒドすぎる…)、ご縁があったと思うしかない。
ということで、宝塚がダメならということで、滑り止めとして愛知県でも同時進行で探していたんですね。
愛知県の中ならセリ美は安城市が好きなので(三河安城の安城です)、そこで地道に探していたんです。
ま、もちろんそこでも例の厳しい条件を提示しますから、けっこう難航はしていました。
それでも!
唯一「これだ!!!!」という物件があったんです!!!!
よし、じゃあ宝塚に今はご縁が無いということなら、この安城の物件だってすごく魅力的じゃないか、この間取りをどうやって変えようか、憧れの書斎も作れちゃうな、近所には好きなお店も多いから嬉しいな、なんて健気に気持ちを切り替えていたんです………
とか思ってたら…………
売れちゃった………………
そりゃ売れるよね、ものすごくいい物件だったものね………
ということで、マンション探しはふりだしに戻ってしまいました……
もうね、引っ越す気満々だったので、今の賃貸も嫌いじゃないけど「こことももうおさらばか~。日用品のストックはもう買い足さないようにしなきゃな~~」なんて思っていて……
もうしばらくここにお世話になることになっちゃいました……
やっぱりさ、賃貸って自由なところが長所だけど、お手軽ということで住民の質はまぁ…いろんな人が住んでるわけですしね。
セリ美は3階ですけど、どうやら1階には腕にがっつりお絵描きしてる人とかもいたり、ね…
駐車場に停まってる車の中には、「これ、車検通るの…?」っていう車もあったり、ね……
むろんオートロックではないので、
こういう人も玄関前まで来ちゃうわけですしね…
だから、賃貸としてはとても素敵な物件ではあるけど、そろそろマンションに住みたいよううううという気持ちも高まってましてね。
それなのに、ことごとく物件に逃げられてゆく……
家探しってこんなに難しいものなのね…
ああ、家がない!!!!!!
でもきっと「あなたに出会うためにセリ美は今まで待たされてきたのね!!」っていう物件に出会えると信じて、この賃貸で慎ましく生活を続けたいと思います……
でも、きっと人生で最初で最後の物件探しをこの数ヶ月してきて、ひとつ判明したことがあります。
「若い人ほど、経験が浅い人ほど、一生懸命やってくれる」
ということですね。
これは宝塚でも安城でも同じでした。
どの担当者の方も感じの悪い人は誰もいませんでしたが、「マメに連絡をくれて、出し惜しみなく物件情報を出してくれて、スピーディーに動いてくれる誠実な人」というのは、年齢が上がれば上がるほど、業界経験が長ければ長いほど、それとは反比例しますね。
これ、悲しい事実だな…なんてしみじみ思いましたねえ。
本来ならば、経験を積んでベテランになればなっただけお客様のお役に立てるはずなのに、人間というのは本当に残念な生き物でして、経験を積めば積むほど欲や腹黒さというものが出てきて、客を値踏みするようになるんだな、と。
なんとなく、若い子よりも店長クラスなどのベテランに担当してほしい気持ちってあるじゃないですか。
でも、実際に頑張ってくれるのは若い子や入社したての人でした。
それぞれの物件に関する詳細な知識も、意外とベテランのほうが「ジュノーブル?(ってどこだっけな…)え~っと…あそこは駐車場どうだったかな…ちょっとパソコンで見てみます…」とか記憶がかなり曖昧で、若い子のほうが「あそこのあの物件」と言えば、すぐに「はいはい!あの角にあるところですよね!あそこは駐車場は継承可能です!」とかすぐに情報が出てきます。
中年になるとなかなか記憶できない現象はセリ美もよ~~~~っく解りますが、やっぱりその道の専門だったら必要な情報くらいは頭に入れておかなきゃねえ?
つまり、「一生懸命さ」が経験を積めば積むほどなくなっていく、ということです。
悲しいですよね~~~。人間の業の深さってのがよく分かります。
これは「経験値増えたからって一生懸命さを失えば経験なんてなんの意味もなくなる」と自分への戒めにしたいですね。
ということで、セリ美の家探しは長丁場に突入です。
「人生に必要なことは3つ。いい仕事といいパートナーと、いい家」とSEX AND THE CITYのキャリーも言ってました。
せめて家だけでも恵まれたいよ~~~~~~~!!!!!!
では明日、厄除け神社に行ってきたいと思います……
「いい物件に出合えますよーに」ってお参りもしてたんだけどな……
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