いろんな意味で虫の息になっておりますが、4泊5日のアプローズ合宿から命からがら帰ってまいりました……

バウホールで殉死する覚悟で身辺整理をしてから行ったんですが…雪での息子を確認せずに死ぬものですか!!!と東名高速を這いつくばってようやく愛知までたどり着きました。





ミズさま、元男役ということを忘れてしまうくらい、今は本当に本当にお美しくて、舞台女優としてお歌もお芝居も一流なわけですが、でもやっぱりセリ美は踊るミズさまが死ぬほど大好き!!!!!!

というのを痛感した公演でした。




いやね、初日前の情報を聞いた時は「出番が…15分?!?!?!はぁ?!?!」と戦慄していたんですが、その15分にちゃんと9000円の価値はありました。
いや、バウのステージで踊るミズさまはプライスレスです。

翔ちゃんとのMC含めると20分くらいでしたけどね。



ミズさまをバウで拝見したのは、里見八犬伝以来。
それが2003年8月ですから、18年ぶりですよ!!!

18年前、「ここがバウホールってとこだべか~~小せえなぁ~~」とまだ慣れないムラ遠征でキョロキョロしながら来た若いセリ美。

作品に対する良し悪しの判断もできないほどまだヅカ初心者で、「バウホール作品ってこんなものなのかなあ」なんて思ってムラ遠征を終えましたが、いま振り返ると、うん里見八犬伝はかなりイマイチだったねってことが分かります。
夢千鳥とかいう超名作を観ちゃってるから余計にね。


ヒロインの子も大抜擢だったのにそのあとそそくさと辞めちゃって、なんだか妙な作品でした。



まぁそれはさておき。

バウでミズさまが観られるというのは本当に特別な意味があって、ライブネクストさん、よくぞ多くのOGさんの中からミズさまにオファーくださった!!!今後も期待しとるよ!!と賄賂を渡したい気分です。


でも作品としての評価はまた別ですからね。しっかり正直な感想を書かせていただきたいと思います。




まずね、三木先生が非常にどうかと思います。

作品云々の前に。









客席内でぺちゃくちゃ喋ってんじゃないよ!!!!!!!!








一体自分がどういう立場だと思ってんですか!!!!!
みんなちゃんとシーーーーンとして待ってるのに、ご自分はお連れの男性と開演直前までぺちゃくちゃぺちゃくちゃ。

あたしゃ後方からしっっっっかり見てましたからね!!



別にまぁいいですよ。自分でお金出してチケット買ってるかもしれないし、8列10番台に座ったってそこを咎めはしませんけど、うしろに見学席あるのになぜ8列目に堂々いたのか分からないけど、担当演出家が客席で観ちゃいけないルールはありませんからそこはまぁいいでしょう。


スタッフさんが一生懸命「会話はお控えください」のボード持って通路練り歩いてんのに、ムラ内のいたるところに敷地内での会話をやめてくれと書いてあるのに、それを演出家が堂々無視するってまずくないですかねえええええ???


じゃあいいんですね?
セリ美もお隣さんと堂々会話して、スタッフさんに「お話しはお控え下さい」って注意された時に「そこの三木先生には注意しなんですかぁーー?さっきからずーーっと喋ってますけどぉぉぉ」って口答えしますよ~?いいんですね~?



いやむしろいちばん嫌なのは、そんんんんな危機管理意識でOGさんたちとお稽古してきたの?!?!それであなたから感染して公演中止になったり、OGさんが重症化してさいあく死んじゃったらどうしてくれんのよ!!!!!!ってとこですわ!!


なんか、紅子の退団後初作品も感染者出て本当に可哀想なことになっちゃいましたけど、舞台の現場ってみんなそうなんですかねえ?

そんな低い意識でやってるんでしょうかねえ?




でも、千秋楽の挨拶でみんな涙ながらに「無事に千秋楽までこられて本当に良かった。。」って言ってましたし、このアプローズに限らず、大劇場公演だって東京だって別箱だって、みんんんんんないろんなことを我慢して「どうか感染者でませんように…」って祈りながら公演してると思うんですよねえ。

ミズさんだって「早く外食行けるようになりた~~い!」って仰ってるので、責任ある立場故に、一般人よりもずっと我慢されてる生活を1年以上送ってるというのに。


その出演者たちの気持ちを無視して自分はルール守らない、だってお喋りしたいんだもん!ってかなりどうかと思いますよねえ。



あれ見た時にすぐツイッターでみんなに密告しちゃおうかとも思いましたけど、セリ美は一応平和キャラでやってますので、ブログまで我慢しよう…と思ってきました。

セリ美はチキンハートなのでできませんでしたが、もしどこかで三木先生をお見掛けした猛者がいたら、「先生!客席での会話はお控え下さい!生徒さんがどんな気持ちで公演してると思ってんですか!!」って言っちゃってくださいよ!!



いつぞやのツイッターで、何かの公演をたくさんの演出家陣が観に来ていて、そこでもやっぱりぺちゃくちゃぺちゃくちゃやってたそうですね。



生徒さんもファンもみんな一致団結してずっと頑張ってるというのに、なにを考えてんですか!!!!!
宝塚だって去年憂き目に遭ったではありませんか!!!!
それによっていろんな番狂わせが起こって、フェアウェルすらできずに退団されていった生徒さんだっていたというのに!!!
あの悲しみをまた招き入れるおつもりですか!!!!!



「だってワクチン2回打ったからコロナかからないも~~ん。生徒ももうみんな打ってるも~~ん」
ってなもんかもしれませんけど、「示しがつかない」って日本語、知りませんかね~~~???日本語を扱う仕事なのに知らないんですかね~~~??



もうほんとにガッカリしました。
演出家も入社して2年間は音楽学校みたいな訓練校に入れたほうがいいんじゃないですか~??舞台に関わる人間として絶対にやっちゃいけないことを体に叩き込むために。

それができないなら、宝塚の演出家は向いてないので、お辞めになったほうがいいと思います。外部でいくらでもどうぞ。




ジェンヌさん至上主義のセリ美としては、生徒さんやOGさんを守れない行動を取っていた三木先生を今後非常~~~~に厳しい目で見ていくつもりです!!!





話ちょっと逸れますけど、中高年ってほんとにマナー・エチケットが守れない人が多い。
マスクしなかったり電車内で大声で電話したり信号無視するのって本当に老人が多い。
なんでなんだろう?と考えてみると、時代にもうついていけてないんですよね。


自分らの青春時代やバリバリの社会人だった時代、そうねえ、昭和20年代~昭和後期くらいかな?その頃って日本はイケイケドンドンの高度成長期で、マナー?エチケット?そんなもんでメシ食ってけるか!自分たちが生きていくために他人のことなんか気にしてられっか!!

ってんで、たばこのポイ捨て当たり前、その辺に痰吐くの当たり前、チャリで車道を逆走するの当たり前。
ルールやエチケットなんて言葉さえ存在してなかったんじゃないかという時代です。
戦後を生きてきた世代ならなおさら、他人のことなんて気にしてられっか!という価値観は強いように思います。


で、「やめてくれ」って言われてるのにどこででも大声で電話しちゃうのも、自分らが若い頃にはなかった携帯電話のルールをどうしても覚えられないし、「他人の迷惑になることはしちゃダメ」って価値観がそもそも脳に組み込まれていないんじゃないかな、と推測します。

マスクもそうですよね。マスクしなきゃダメってこんんんなに言われてるのに守れないのは、マスクをして出歩いた経験がないから受け入れられないし、やっぱり
「他人の迷惑になることはしちゃダメ」って価値観がそもそも脳に組み込まれてないせいだと思います。


それって、すごくダサい。
いつまでも自分が若かった時代の価値観を引きずってて、時代に取り残されてるってことですもんね。
小学校くらいになれば自転車に乗れるようにみんな勇気をもって努力して乗れる人生にバージョンアップしていくのに、「面倒だから」「怖いから」「嫌だから」って理由で避け続けて結局一生乗れなかった人、みたいな。


そういう、若い頃の価値観をいつまでもバージョンアップできずに若い世代に迷惑をかけている中高年を見ると、「絶対にこうはなりたくない」と思いますね。
携帯電話とかインターネットとか宅配システムとか、現代テクノロジーや現代サービスの恩恵にあずかりたいなら、まずは現代のルールに合わせて出直してきな!って感じです。



三木先生も、息苦しいマスクをずっとしなきゃいけなくて、人が集まる場では話すこともできない時代を受け入れてくださいよ。
長く生きてきた中でそんな時代は経験したことがないから馴染めないのはみんな一緒なんですわ。
頭がもう固くて若い人たちのようにすぐには順応できない、と言うのなら、そんな固い頭で現代人に受け入れられるショーなんて作れるわけなくないですかね?





その怒りを踏まえて、作品の感想を。

三木先生といえば、セリ美にはトラウマがあります。


そう、ロック・オン。
ミズさまの退団公演です。


お芝居のほうのロジェ(正塚先生)ももう全然好きになれなくて、「退団公演に良作無し」の格言がまさに実行されてしまいました。

退団公演、素晴らしかったね!有終の美だったね!と言えるのは、コムちゃん(朝海ひかるさん)とたまさんくらいかなあ。


ロック・オンはなんだかミズさまの個性もあんまり活かされてないし、妙なロックテイストがダサいし、衣装もダサいし……おっさんが無理すんな?スタンダードなショーでいいんだぞ?っていう内容でした。セリ美にとっては。



なので、アプローズの担当演出家が三木先生と聞いた時はもう悪い予感しかなくて……



そしてその予感は当たっていました。



まぁ別に駄作とまでは言いませんけども…
歌係、踊り係に分けられたメンバーの特性をうまく活かした内容に、という目的は理解できました。

でも全体的に意味は不明です。


ポエムっぽい世界観。ポエムって起承転結ないじゃないですか。
抽象的な言葉がつらつら並んでるだけで。

只々それだけでした。


スターを夢見ている青年・ショウと、ショウを見守る舞台の妖精たち、ってところ?


特に意味不明だったのは、妖精の一人である風馬さんが突然ブチ切れるところ、スバルという名の星乃あんりちゃんの存在、子供のような笙乃さんの存在。
いやでも、もんちの存在もよく分からんし、急にジュピター歌い出す透水さんもよく分からんし、ジュリエッタという名のディーバみたいな存在の音花さんも分らんかったわい。

とにかく全然わからんです。


唯一分かったのは、貴千さんのダンスの妖精、かな。
ショウのダンスを育て、見守る妖精ってのはよく分かりましたし、ダンスレッスンの場面はすごく素敵でした。


そのような試練を経てショウは劇中劇で燕の役を演じるんですが、そのおとぎ話も別にたいしたことはない。
別にストーリーなんて皆無でいいので、メンバーそれぞれの得意分野をただひたすら見せつけるっていうシンプルな構成で良かったと思いますねえ。バウワークショップみたいに。



そんで最後に急にQUEENのShow must go onを歌って幕。
なんか宝塚の男性演出家ってShow must go on好きですよね~。これまでにショーで何度も使われてきたの見たなあ。

まぁ「それでも幕は開く」、という舞台人にとってぴったりな世界観なんでしょうけど。
良さがすり減るからそんなに頻繁に使わないでよ~他にもQUEENには名曲いっぱいあるじゃんよ~というのがQUEENファン・セリ美の本音です。





それでも、そのShow must go onの向こう側にはミズさまが!!!待っていらっしゃる!!という思いだけでその1時間半を6公演分乗り越えました。





まずは、元男役!って感じのソフト帽&パンツスーツ姿で背中を向けて登場。

その背中がもう神々しいったらありゃしねえよ!!!!


初日は「いつ?いつ出てくるのおおおお」とさんざん待たされたあとだったので、もう砂漠を歩き続けて力尽きる寸前に降臨した水の女神ですよね。

でもあまりに刺激が強すぎて、目から大量放水しました。

一生懸命声を抑えてたんですけど、「ングゥ!!!」って言っちゃってごめんなさい隣の人。



ソフト帽投げ選手権あったら優勝だよねってくらい、バーーーーーーーン!!!!と豪快にソフト帽を投げ飛ばし、見せつける貫禄。


ミズさんって、いつもなんですけど、発光してんですよね。
LEDペンライトみたいにパァァァァァってしてるんですわ~。
すごく色白ってタイプでもないので、たぶんあれがオーラってやつだと思うんですけどね。ええ。ええ。

気安く見つめたりしたら目がつぶれますので、お気をつけあそばせね。




ジャズの曲調に乗って翔ちゃんとシンメでダンス。
卒業後、ダンスは主にタンゴをメインに踊っていらっしゃったんですが、当然ながら女性側で踊りますので、男役っぽいダンスは本当に久しぶり。


「ああ……ダンサーと呼ばれるスターさんはたくさんいらっしゃれど、やっぱりセリ美の中での最高峰ダンサーはやっぱりミズさんなのよおおおおおおおおお」
(ダンスの神は大浦みずきさんだと思っております)



と終始乙女ポーズ。





乙女ポーズ





観劇中に乙女ポーズが自然と炸裂してしまうのはやっぱりミズさまだけなんですよねえええええ

ミズさんって独特の腕の動き、肩の動きがあるんですが、それがもう大好きでねえええええ


あんんんなにクールなビジュアルなのに、話すとマシンガントークで熱量たっぷりにテンション高く喋ってくれるのも本当に素敵なギャップ。

翔ちゃんとのMCでも毎回客席は大爆笑。
ご本人は笑いを取るつもりなんて全然ないのに、独特な言い回しが可笑しくて可笑しくてみんなずっとクスクス笑ってました。


現役当時からそうなんですけど、なぜかミズさんってオネエ口調なんですよねえ(笑)
それがもうセリ美の耳にも馴染みすぎちゃって、今やセリ美もちょっとオネエっぽい喋りになっておりますです。




もうね、ミズさんほどチャーミングな女性って見たことない!

発言は的確で聡明で思いやりがあってユニークで、あんなにしっかり者なのにいきなりとんでもないミスを見せるところも人間くさくて、その失敗も「いいのいいの!それが次の成功に繋がるからいいの!」ってサバサバと笑ってる姿すら美しくて。

結婚願望もあるしパートナーも欲しいのになぜか全然できないんですよねぇ~アハハハ~~とかいつも自分で爆笑していらっしゃいます。



話すことには何も嘘がなくて、ファンにいつだって感謝を伝えてくれて、年齢を重ねて美貌が衰えるどころかどんどんお美しくなられて、歌もダンスも演技も実力はどんどん上がっていかれて、舞台人としても人間としてもこんんんなに愛せる人、もう絶対に現れることはない!と断言できます!!



退団してから進む道ってほんとに皆さん様々ですけど、やっぱり体力的にしんどくなってくるからとか、育児を生活の軸にしたい人とかで、スーパーダンサーやスーパーシンガーだったのにそれを捨ててしまう人も少なくなくて。

舞台大好きなセリ美としては、あんなに素晴らしいダンスセンスを持っているのに封印しちゃったのか…ととても勿体なく思うんですね。
もちろん、子育てしながらレッスンを続けることなんて非現実的だし仕方ないんですけど。


でも、幸か不幸かミズさんは仕事と結婚してるような人だし、なにより本当に舞台を愛していらっしゃるし、そのためにどこまでもストイックに自分を磨いて鍛えられる人だし、幸か不幸か(笑)戦友のゆみちゃん(彩吹さん)も独身仲間でいてくれるし、それもセリ美にとって本当に幸運だったなって思います。

ご本人は結婚願望もあるしパートナーも大募集中らしいのですが、有難いことに全然ご縁がないままいてくだすって、「神様!ミズさまにご縁を与えないでくだすってありがとう!」という気持ちです、ハイ。

ミズさま、こんなことを願ってしまう弱いセリ美を許して!!

ミズさまが主婦になって舞台から離れるなんて絶対にイヤなの!!!



こんなに素敵なミズさまがモテないはずがない!とは思うんですけどね、いやでも待てよ、ミズさんほど聡明で清廉で美しくて仕事ができる完璧な女性なんて、世界一モテない人種だと巷では言われている日本人男性は尻込みしちゃってアプローチできないのかもしれないですね。イタリア人とかじゃないと。



どうかこのままご縁が訪れることなく、生涯現役で舞台に立ち続けてほしいと願っております。





アプローズレポから話がだいぶ逸れましたね。
これだからミズさんを語らせるとダメねえセリ美って。いつまでも賛美してしまうわ。
話を戻しましょう。



たった20分のミズさんコーナーでは、翔ちゃんとのダンスの他、ミズさんがいま持ち歌としている2曲をご披露してくださいました。

ミズさんファンにとってはお馴染みの曲ではあるんですが、退団以来にミズさんをご覧になった皆さんにとっては、「ミズさん、歌うまっっっっっ!!!!」とさぞかし驚かれたようですね。ツイッターでの皆さんの反応、片っ端からいいねとリツイボタンを押しまくっておきました。

そうでしょう、そうでしょう。
その驚き、わかりますよ。


現役時代のミズさんといえばやっぱりダンスの人で、歌と言えばご本人も認める苦手分野でした。

幼少期に習わされたバイオリンが原因で聴覚がどうかしてしまったと思っている、と現役時代におっしゃられておりました(笑)


もともと男役にしては声は高いほうでしたし、いま当時の映像を見てもやっぱり「おっとっと…」となりますセリ美でも。
それを凌駕するほどの爆発的な魅力があるのでオールオッケーなんですけどね。



でも、自分の歌唱力の可能性を決してあきらめず、退団後はもう男役声を無理に出す必要はないということで、きっとご自身の得意な音域をいろいろ探されたのだと思います。

喉や口の中のいろんな筋肉を使ったり空間を作る専門の訓練を受けるためレッスンに通い続け、研究を続けたようです。

その中でついに自分の声が最も美しく聴こえる出し方と音域を見つけられ、アプローズでご披露された2曲と出会われたのだと思います。



もうね、ファルセットじゃなくて地声でとんでもない音域まで出せるようになっていらっしゃって、皆さんほんとに驚かれたと思います。
歌が苦手だったなんて今やまっっっったく分からないほどです。


OGさんに限らず、歌手の皆さんもやっぱり喉の老化ってのはなかなか防ぎようがなくて、数十年ぶりにテレビで歌唱!とかいって昔の大スターが出てきてヒット曲を歌う時に、当時と歌唱力があまりに違っていて驚く、みたいなことってあるじゃないですか。

それほど、喉の老化ってとても避けがたいんですよね。


それなのに、明らかにどんどん上手くなられていくミズさんは
(いま五十肩に悩まれています…)、もうそれはミズさんの努力の賜物でしかないわけですよ。

舞台の本番やお稽古が無い日でも必ず何かのレッスンに通って、たゆまぬ研鑽を何十年も続けられているわけです。


ご本人、甘いものが大好きなんですが、かなり太りやすい体質らしくて、いつも低カロリーメニューで過ごしていらっしゃるのも、偉いなあすごいなあとせんべいかじりながら感心しているセリ美です。

舞台に立つために、自信を持ってパフォーマンスをお見せするために、できることは全部やる!っていうプロ意識の高さには毎回新鮮に驚かされてしまいます。



しかも、第一興商さんの社外取締役なんですよおおおおお!!!!!
お飾りの取締役じゃなくて、ほんとにちゃんとお仕事されてるんですよ!

ちゃんと会議にも出席して意見を出して、舞台以外の安定収入も確保していらっしゃる堅実さ。

美人で脚長くて聡明で堅実で愛情深くてスーパーダンサーでスーパーシンガーで芝居巧者で。
ミズさん以上に憧れられる女性なんて絶対にいないわ!!!!!!!








……あれ??

またミズさんを賛美する内容になっている……

なぜだ……??

レポを書いていたつもりなのになァ……

どこから逸れちゃったんだろう…





あ、持ち歌の話か!


まぁそんなわけで、ご自身がもはやテーマソングとして大切に歌っていらっしゃる2曲をご披露くださいました。

現役時代のショーナンバーを歌うのかなあ?なんて初日前は思っていたんですが、「過去は振り返らない!!!」がモットーのミズさんらしく、「今の水 夏希をご覧いただこう」という思いで選曲されたのかな、と思います。




そしてその2曲が終わり、次は何を…?と思ったらJoyfulのテーマソングを歌い始められて……


もうセリ美は嗚咽ですよ。
また座席揺らしちゃって両隣の皆さんほんとすみませんでした…



中日、全ツと何回通ったんだろうJoyful……

プレお披露目としての星影の人とJoyfulの中日公演に通っていたあの日のセリ美。
まさか数十年後にそこに住むことになるなんてね……フッ…皮肉なものね……



Joyfulって元々は朝海さんのショーであり、そのタイトル通り、本来は楽しい感じのショーなんですけどね…
ミズさん用にアレンジされたJoyfulはもうどこがJoyやねん……っていうほどエロ仕様に生まれ変わってしまいまして…
エロに次ぐエロ。
いや~~今の場面エロかったなぁ~~って思っていたらまた次もエロ。その次もエロ。


殺す気か!!!!!!!!!


吐血と鼻血で中日劇場を血の海にしたなァ…ふふふ、懐かしい……






buu





そんな、大好きな大好きなJoyfulが、しかもバウで聴けるなんてもう泣かないわけがない!!!

千秋楽までの6回、Joyfulでぜんぶ泣きました。

ウエディングドレスみたいな純白なふわふわ衣装をわっさわっさ言わせてすっかり美女と化したミズさんが歌うJoyful。
肘もしっかり内側に入って、腕を一つ伸ばすだけでももうそれは男役の腕ではなくて、しなやかで美しい女性の腕なわけです。


でも、たまに見えてしまう男役の癖。

あっ、ドレスなのにそんなにキレキレに動いてしまうのね…ダンサーの血が黙っていないわよね…とかいろんな気持ちが混ざりました。

それらが愛しくて切なくて心強くて。



17年もかけてあんなにパーフェクトな男役を完成させたのに、30代後半でそれを全部ぶち壊して自分をさらけ出して、また一から舞台女優としての自分を作り上げていった今のミズさんにしか歌えないJoyfulでしてね……

そりゃ涙なしに聴けますかいな!!!!!




舞台人としての基礎はできているとはいえ、ミズさん曰く「男役で培ったものなんて外ではなんの役にも立たない」そうなので、30代後半で裸一貫でまたやり直すって本当にすごいです。

セリ美はミズさんみたいな才能もないし努力家でもないけど、でもどんなときでもミズさんだけを見ていれば絶対に道を踏み外すことはないと確信しています。


ミズさまは「ネガティブ出身のポジティブ」だそうで、元々はネガティブだったのに自分をコントロールしてポジティブシンキングの癖をつけていった、ってところもとても勇気を貰えますよね。





ちょっと自慢しちゃいますけど、ミズさんの出身中学って千葉大学教育学部附属中学校ってとこなんですけど、志位さんとか政治家も輩出していますし、高校は千葉県立千葉女子高校ってとこなんですけど、作家とかNHKアナウンサーを輩出していますし、つまりはお勉強もお出来になるんですよね。

ご本人も「嫌な言い方かもしれないけど、勉強が好きだった」って仰ってるので、そもそもすんげーIQ高いんですわ。

あまりに頭の回転が速すぎて口が追い付かない、って感じの喋り方されますしね。


その上あの容姿をお持ちで舞台スキルも秀でていて人格者でもあるって、もう神の子じゃないですか?


アプローズの配信回でも、せっかく配信でたくさんの人が見てくださってるんだから、ライブネクストの宣伝しましょうよ!ってご自身から「ライブネクストに期待大ですよ!!」って宣伝してくださるような人格者が神の子でないわけがないでしょう?









………あれ???


またミズさん賛美にになってる……


なんの話してたんだっけ………


だから言ったじゃない…ミズさん賛美は永遠にできるって……





いやもうひととおりミズさんコーナーに関するレポは済んだのでまぁいっか。


ミズさん在団時には翔ちゃんがまだ超下級生だったので、上級生になってどんなスターさんになったのかなってちゃんとスカステとか動画で調べてきたの!っていうミズさんは相変わらず真面目で努力家で優しいし、ミズさんがエリザ公演中に黒天使を全員呼んでパーティーやってあげたって話も「さすがですわ…!」だったし、とあるショーでイヤーカフを忘れてしまった翔ちゃんに「自らが輝けばいいのよ!!」とアドバイスしたのもミズさんらしいし、「あなたが主演なんだから」ってあくまでサポートに徹して脇に控えてくださってた姿もお見事だったし、あんなたった5分のMCで毎回毎回必ず笑いを取ってくるその独特なセンスも楽しませてくださったし、





みんな見てーーーーーーーー!!!!!

このお方がセリ美が心より敬愛する水 夏希さまですよおおおおおおお!!!!!

こんなに素敵な人どこにもいませんよおおおおおお!!!!!





ってムラの中心で愛を叫ぼうかどうしようか悩んだ末にコロナ中だしやめたほうがいいよなって理性を取り戻しました。良かったです。


なんか噂によると、アプローズ公演中なのに普通にタカホに泊まって普通に花の道を朝ガシガシとウォーキングしてたそうで、そういう親近感のあるところなんかも愛してやみません。

水 夏希さまが、いますぐそこで公演中の作品の出演者が、普通に花の道ウォーキングするって…ねえ?

すぐポイントカード作ってポイント貯めちゃうしね。
ユニクロ愛用者だしね。
目に見えて分かる有名ブランド品を持ってることなんて滅多にないしね。
お料理上手だしね。



男役としても最高峰
舞台女優としても最高峰
人間としても最高峰


こんな奇跡のような人と同じ時代を生きていられること、神様に感謝しなくちゃいけないわね……



なんて微笑みながらアプローズ千秋楽を見守り、愛知に帰る前に明日は大阪をいろいろ観光していきましょう、なんつってホテルに帰ったら今日から入ってきた宿泊者がちょっと統合失調症気味っぽくてず~~っと誰かと話していて怖くて眠れやしないし、百舌鳥古墳群に行こうと思って乗ってた電車が謎の緊急停止するし、古墳群が一望できる無料展望台が堺市役所にあるっていうから暑いなか汗だらだらかいて30分歩いて行ったのにワクチン接種会場として使われていて立ち入り禁止だし(市役所HPにも記載なし)、じゃあ千利休の邸宅跡に行こうと思ったらコロナで閉鎖中だし、なぜかおなかが緩くて歩くのにも必死だし、電車待ってたらばあちゃんに横入りされるし、信号なし交差点を通過するときに目の前を猛スピードの自転車が通り過ぎて行ってあわや鼻が削れるところだったし、堺市役所で意気消沈して座ってたら隣に若い女性が来てノーマスクでスピーカーにして大声で長電話しはじめるし、その人が去ったら他のベンチもたくさん空いてるのにセリ美のぴったり横にお年寄り女性が座ってきてセリ美が置いてた百舌鳥古墳群のパンフレットの上に堂々座るし、若者はずいぶん自転車2人乗りしてるし公道をスケボーかっ飛ばして移動してるし道路にツバ吐くし歩きたばこみんなしてるし終点に着いて折り返し運転になる電車の座席をガッコンってやって反対方向にするのなんて誰もやらないし歩いてて誰かにぶつかりそうになっても絶対に自分の進路は譲らないし
ロキソニンが無くなったからどこかのドラッグストアで買わなきゃと思ってそういえば大劇場の先にキリン堂があったなと思ってまた汗だくで歩いていったら店舗工事で臨時休業だし帰りのバスではすぐ近くの席のおっさんが飲酒禁止って言ってんのに淡麗生飲み始めるし自宅に着いてさぁ仕事頑張るぞと思っていつも行ってる有料公園でパソコンやろうと思って水筒2本とおにぎり2個用意して向かったのに休園日だしじゃあ図書館で仕事しようと思ったらそこも休館日だしマンションのリフォームの見積りが出ました!って担当さんが出してきた見積り金額は伝えてある予算より100万もオーバーしてるしふざけんな神様ぁぁぁぁ!!!!!!!!!!



ってなってる千秋楽後です。


なんなんですかこれ。


ミズさまから離れただけでこんなになるんですか。


ちなみにプロミセスの抽選もハズレまくってます。




今のセリ美はあまりに強烈な負のオーラを放っているので、今週末はちょっとお気に入りの神社にでも行ってこようかと思っています……




なんか、家電ってなぜか一斉に壊れるように、いいことも悪いこともなぜか一気に来るよね。ローンみたいにちょっとずつ来てくれたらいいのにさあ。

明日はいいことあるといいなあ……





とはいえ、こんなに好き勝手にミズさま賛美を書きまくってきたのでだいぶ楽しくなってきました!!!


アプローズの客席にはいつも誰かしらOGさんらしき団体さんがいらっしゃったのですが(たぶん現役生は最後列の見学席にいた様子)、初日の終演後にちょうどその御一行様と帰りが一緒になりまして、はしたないと思いながらも耳をダンボにしまくっていたんですね。

そしたら、どうやらそのOGさんたちはミズさまと同時代の方たちではないらしく、ミズさまの舞台姿を観たことがなかった人が数人いたようで、

「ミズさんってあんなに素敵なのね!!!」
「そうよ~!!!」

と大絶賛してくださってる声が聞こえてきまして…

セリ美は「そうでしょうとも!そうでしょうとも!!!」とマスクの中で鼻の穴を思いきり膨らませておりました。



このOG御一行さま以外にも、アプローズを観たたくさんのフォロワーさんたちに「ミズさん、とっても素敵ねえええええ」とめちゃくちゃにお褒めいただき、それすらも9000円のチケット代に含まれていた気分でした。


セリ美をお褒めいただくより、ミズさまをお褒めいただくほうが7兆倍嬉しゅうございます!!!!!


アプローズで貰ったハッピーオーラをもっと培養して、なんとかこの邪気を振り払わねば!!






セリ美によるミズさま自慢と不幸自慢をご清聴いただき、ありがとうございました。









自宅に戻ったら、いま育ててる茄子が病気になってたよ……