相変わらず大凶真っ只中のセリ美です…どうも……


3日前は、仕事をしようと訪れた公園が休園日、じゃあ仕方なし…と訪れた図書館が休館日、おとといは3時間かけて作ったデータが消え、昨日は突然女子中学生がチャリで車道に飛び出してきて…

育ててる茄子に霧吹きで何十回もおミズを吹き付けていたらハンドルが親指の付け根に擦れてることに全然気づかずに、おミズやり終わって霧吹きにおミズを足したら濡れた手が激痛!!

肉がえぐれてるほどの怪我をしておりまして、今も絶賛痛いです…


しかも親指の付け根っていろんな場面で大活躍してることを初めて知り、バッグ持つ時もトイレ行く時もアルコール消毒する時も「あイタタタタタタ!!!!」ってやってます…


いまは手洗い何度もするから傷が全然乾かなくて治りも遅いしねえ…
もう4日も経つのにかさぶたになってくれないんですわ…




今日もこれから何か不運あるのかな…




あ、女子中学生は、この呪われたセリ美が運転なんてしてると絶対こういうことが起こるだろうと見越して、ものすごく注意深く運転していたので事なきを得ました。

見通しのいい普通の車道なのにセリ美の車に全く気付いていなかったようで、車道飛び出しながらセリ美の車に気付いて「あっ!!」という顔をしてました。



いろんな悲しい交通事故ありますが、池袋のような事故はさておき、やっぱりこのように車が100%悪いわけじゃなく歩行者が非常に危ない行動を取ることも原因ですのでね。


いやいやセリ美だって自分が運転する前はこういう危ない行動を取ってクラクション鳴らされたりなんてたまにありました。
自分も含め、安全確認はしっかりせんといかんなと改めて学びましたね。


孫や子供が車の後ろでウロウロしてるなんてまさか思わずにバックしてしまって轢き殺してしまった、なんてあまりに悲しすぎる事故もけっこうよく聞きますもんね。




話はちょっと違いますけど、「子供は親を選んで産まれてきた」なんてバカみたいな説を展開している人、たまに見かけますね。

セリ美はあれ大っっっっ嫌い!
苦労しながらもなんとか頑張って生きてる人への侮辱ですわ!


セリ美が好き好んであんなクソみたいな親を選ぶわけもないし、そりゃ誰だって両親揃っててお金持ちで優しい家に産まれたいに決まってるじゃんか!!!!


まさにいま話題になってる「親ガチャ」ってやつですよね。

どこの家に産まれ落ちるかなんて所詮ガチャガチャなんですよ。運でしかないんですよ。
セリ美は大ハズレ。あーあ。


でもセリ美なんかよりもっともっと壮絶な家庭に産まれ落ちてしまって暴行されて衰弱して死んでいく子や、そうやって親や祖父母に轢き殺されちゃった子や、なんなら世界的に見ればアフリカ難民などはまだまだエイズも蔓延していて、避妊なんて脳は男に無いし、不衛生な中で女性は好き勝手弄ばれてエイズになって妊娠して、お腹の赤ちゃんは母子感染してエイズを持って産まれてくる、なんて人たちだっているわけですよ。


それでもまだその子たちは「親を選んで産まれてきた」なんて言うわけ???

とても腹が立ちます。

そんなこと言ってる人はエゴの塊だよな、って。



もしくは、自分自身も過酷な家庭に産まれてしまったために、そう思わないと生きていけないほど自分を救えていない未熟者か、のどちらかだと思いますね。



大阪2児餓死事件なんて、もう真相を知れば知るほど「子供は親を選んで産まれてきた」なんて口が裂けても言えないような凄惨すぎる悲しい事件なのに、そういうアホなこと言ってる人はこういう現実の事件を何も知らない情報弱者なんだろうな、と哀れに思ってしまいます。


広島とか長崎とかの戦争被害なんかもそうですけど、この世には目を逸らしたいようなあまりに残虐で悲しい事実がたくさんあって、普通の家庭に育った普通の人なら「怖くて悲しいから聞きたくない、見たくない、知りたくない」と目を逸らしたくなりますけど、でも目を逸らしちゃいけないことだとセリ美は思いますね。


そういう残酷な現実から目を逸らして、何の根拠もない夢物語のような「子供は親を選んできた」とか、「乗り越えられない試練は与えられない」とか不思議ちゃんみたいなことは言っちゃいかんよなと思います。不幸な環境でも頑張ってる人に失礼ですからね。

乗り越えられない試練しか与えられないんだったら、なんで日本ってこんなに自殺大国なんでしょうかねえ?





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人間なんていう弱い生き物の本音は、これですわな。

こういう本音を抱えつつ、たまに弱音吐きながらせんべいかじったりお酒飲んだり宝塚観たり、無理のない範囲でのらりくらりやっていく。
その中で幸せの石はきっと見えにくい場所に転がってるから、それを
見落とさないように注意深く生活して、一生懸命その石を磨いて自分なりの幸せを手に入れる、ってのがあるべき生き方のような気がします。



なんか全然関係ない説教くさい話になっておりますが、何もかもが上手くいかないときってこういうことをもう一度見直したくなるのでね。

自分に言い聞かせるため、確認するようにいま書いています。



あと、ツイッターのフォロワーさんから「水回りのお掃除をしてみては?」なんてアドバイスを頂いたので、この週末にでもキュッキュとしてみようかなと思っとります。


風水的な意味合いもあったりするのでしょうが、「良い『気』が巡るように」って結構だいじなことかなと思いますね。


さっきの親ガチャもそうですがやっぱり人間って『運』にめちゃくちゃ左右されます。
なんならトップの座もそうですよね。

やれることを一生懸命やって、最後は神頼み。
だからジェンヌさんって千社札作ったり、芸能の神様がいらっしゃる神社に何かを奉納したり、ゲン担ぎみたいなことを大切にしますもんね。


目に見えないものは信じないしあんまりスピリチュアル系には積極的な興味を示さないセリ美ですが、人生というのは運にめっちゃ左右されるのは悲しいけど真実なので、ちょっとしたことで運気が上がるならやっておこうかなという感じ。



家は整理整頓されてるほうが好きなので、別にいつお客さんが来ても問題ない状態ではありますが、こういう見えないところの掃除ってどうしてもサボりがちですもんねえ。

昨日はさっそくキッチンの排水溝をビカビカにしてみました!



これで少しは厄落としになるといいなァ……








さて、本題でございます。

雪組のシティーハンターがついに明日から東京で始まります!!

セリ美はムラで4回観たのですが、全然足りていません。
でも東京はムラに比べて愛知からだとちょっと遠いしホテルも高いしチケットも買いにくいしってなことで東京公演は諦めております。




あ~あ~~…Fire Fever観たいなァァ……

めっちゃ楽しそうに激踊りする暑苦しいあがたが観たいなァァ……

やっぱ踊り狂うショーはいいなァァァ……

息子が合流するショー作品のチケットどうなるんだろうなァ……




まぁそんなFire Feverですが、ムラでの観劇中に大変貴重な体験をしましたので、レポしてみたいと思います。




ミズさま猛愛期はミズさまの所属組ばかりを1作品につき20回くらい観るという生活を送っておりましたセリ美でございますが、現在は息子の組を中心に観つつも、基本的には5組観たいし、作品によって観るか観ないか決めているという面が強くなっております。


一人のご贔屓に肩入れするとやっぱり「なんでもっといい役来ないの?!」とか、「ねえいつトップにさせてくれるの?!」とか、愛するがゆえにいろいろとストレスも溜まるのがヅカファンのつらいところですが、今のこのスタンスはとても気楽ですし、視野が広がるので知識も増えて、とても楽しんでヅカファン第2シーズンを送っております。


しかし、唯一の欠点が「金がかかる」です。

ミズさま猛愛期は嫌々ながらも正社員でしたし実家暮らしでしたし、お金には全然困っていなかったので、3列以前をヤフオクでバンバン落札しても痛くもかゆくもありませんでした。


でも今はしがないフリーランスの上に実家を出ているので、とにかく貧乏。

そんな経済状況で5組を観るって結構しんどいんですわ。
そりゃ遠征のたびに家から水筒2本とおにぎり4個持ってきますわ。

スーパーで80円とかの2Lミネラルウォーターを買って宿泊先の冷蔵庫に入れ、毎日水筒に補充しては劇場に向かう遠征生活を送っております。




まぁそんな貧乏ヅカファン期を満喫しているセリ美ですので、基本的にチケットは2千円の最後列です。

いや逆にいまどき2千円であんな豪華な舞台見せてくれるところないわ!
コスパ良すぎでしょうが!
そういうところ愛してる宝塚歌劇団!



ということでもちろんシティーハンターも天井とお友達の2階最後列で観てたんですね。

でもセリ美のようなヅカファンってかなり多くて、2階のA席B席は全然空いてるのに、BB席はいつ行ってもだいたい満席。

しかも「タカラヅカ初めて観に来たんですぅ~」という人ではなく、やっぱりセリ美のような玄人集団ばかりなので、基本的には皆さん静かに微動だにせず脇を締めてオペラを固定、拍手も適所でしっかりする、みたいなチームなんです。




しかし。


とあるシティーハンターの日、セリ美の隣に親子連れが座りました。
30代くらいのお母さんと、5~6歳くらいの女の子。
平日昼間だったので、未就学児だと思います。

でも親子観劇にもぴったりですよね、BB席。
1世帯から2人分のチケット支出なんてかなり大きいですもんね。


だから「おお、楽しんでいってね~」という気持ちで開演を待っていたんですが、開演したら大問題発生。


女の子がしゃべる、しゃべる!!


「ママ~!あれ何~!?」
「ママ~!綺麗だね~~!!!」
「ママ~~!!あの人だれ~~??」


しかも、けっこうなボリューム。
さらに、お母さんは「シ~ッ!」とか言わずに、普通に「うん、綺麗だね~!すごいね~!」と返答する。



あ、あかん…これはあかんぞ……
なんにも入ってこない……


と思ったセリ美はちょうど運良く通路横の席だったので(こういう時のために通路横を買うようにしている)、一旦スタッフさんに相談してみようと思い、客席外に出ました。


この時だけでなくいつもそうなんですが、周囲に迷惑な人がいた場合、セリ美は遠慮せずにスタッフさんに一度相談するようにしています。

以前は直接「すみません、聞こえないので静かにしてもらってもいいですか?」とか声かけることもあったんですが、やっぱりこのご時世なにがあるか分からないので、スタッフさんを通すようにしています。


もし何か対策をしてくれそうならラッキーだし、どうにもできない状況だったら「今日は運が悪かった」と諦めて席に戻ります。



なので、この時も迷わずスタッフさんに事情を相談してみると、このような返答が。


「お客様の席種ですと本日は他に空席がありませんので、ご移動ができないようです。もしガラス室へのご案内で良ければ…」


とのこと。






………ガラス室?????







……ハッッッ!!!!


もしやあれのことか!?!?!?!




以前、相変わらずBB席で観劇を終えて終演後に廊下に出た際、小さな乳幼児を抱っこした女性が小部屋のようなところから出てきたのを見かけたんですね。



「あ!もしかして!泣いたり騒いだりしちゃうお子様連れの人はここで観てるのか!!!」と。

でもまぁ確認のしようもないし、もしかしたら関係者室だったのかもしれないなぁというままになってたんですが、ここでそれが確信に変わりました!


やっぱりあれは席で観られない事情のある人が観る小部屋なんだ!と。



スタッフのおねえさんは

「ただ、最後列よりもさらに後ろのお席になってしまいますので…」

と申し訳なさそうに仰っていましたが、最後列よりも1メートルくらいしか後ろじゃないし、あがたの海坊主とダンスを静かに集中して観たいだけだし、そもそも23年ヅカファンやってきて新たな場所に足を踏み入れられる!!という好奇心が勝ってしまいまして、二つ返事で「ええ!ええ!問題ないでございます!!ぜひともガラス室とやらへセリ美をお導きくださいまし!!!」と答えました。




2階のてっぺん真ん中に、ピンスポを当てる照明ブースがあるじゃないですか。その下手側の隣の部屋ですね。

中に入ると薄暗い映写室みたいになっていて、8脚くらい椅子が並んでいました。

しかもおむつ替えベッドも、おむつ捨てゴミ箱も設置してあって、相変わらずの宝塚歌劇団のホスピタリティに感心しまくり。

この日はセリ美だけだったので、なんか気分的にはもう関係者席でゆったり観劇できる感じ。



「撮影禁止」とは書いていなかったので、終演後に記念に撮ってきたものがこれです。





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↑ 奥に見えるのがおむつ替えベッド!




このように、ガラス越しに舞台を眺めます。
誰もいないときはこのカーテンを閉めてるんでしょうね。


まず、前後左右の人にぶつからないように身を縮めて観る必要もないし、この日は誰もいなかったので8脚の中のどれに座っても自由!
なんなら立って観ちゃっても、ストレッチしながら観ちゃってもOK!!


泣き叫んじゃう赤ちゃんと観る席ということで、たぶん完全防音になっているので、「おおおお~あがたたまんねえ~」とか小さい独り言が漏れちゃっても大丈夫。

ということは逆に外の音も入ってこないから、音声は天井にあるスピーカーから流れてきます。

やっぱりそこがいちばん違うところでした。

同じようにマイクを通した音でも、生徒さんたちの声は校内放送みたいに聴こえるし、音楽は生オケとは全然違う。


BB席とさほど変わらない距離感で舞台を観られるとは言っても、やっぱりガラス越しだと臨場感は伝わってこない。


だからもちろん客席で観られるのがいちばんではあるけど、近くにうるさい人がいたり背中を蹴ってくる人がいて観劇に全然集中できないのであれば、このガラス室に避難しちゃったほうが全然いいんじゃないかなと思います。


でも、基本的にはそのように乳幼児を連れたママたちが観る部屋ですので、うぎゃああああああんと泣く子をあやしながら観るママたちがいつもいるのでしょうから、それなら自分の席に戻って観たほうが静かだし音響もいいですしね。

この日はたまたま誰もいなかっただけで。




ということで、「ああ~今日はハズレ席だぁぁ…」と周囲の迷惑行為で困ってるヅカファンの皆さんは、さいあくここへ逃げ込むこともできるということだけでも覚えておくといいかなと思います。


あがたをはじめ、ちゃんとジェンヌさんたちはこのてっぺんまで視線を送ってくださいましたよ!!!
さすがですわね!!!








そして梅芸会員二次抽選のプロミセスも安定の落選ということで、さてどうしたもんか…と考えあぐねている大凶セリ美でした。





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残すはもう会チケしかない…一か八かの会チケには手を出したくないケド…