前回の更新からもう2週間か…時の流れは早いですなあ…
もう音楽学校の願書受付も始まったみたいだしね。
音楽学校の受験生については前回の記事で少し書きましたけど、また3月までに改めて「セリ美にとっての音校受験」について書きますね。
最近のセリ美はですね、湧き水にハマっております。水っていいですよねえ。ミズってほんとにいいですよねえ。
温泉もそうですが、とある場所から滾々と水が流れてくるなんて、なんだか地球の神秘を感じるのよねえ~。
だから「泉」ってお名前も大好きです。
ときに皆さん、美容院では美容師さんとトークする派?黙って雑誌読みたい派?
セリ美は結構お喋りする派です。
人見知りが激しいくせにそれを絶対に見せないように気さくキャラを全面に押し出すことが多いので、よく知らない人と話すのはとてもパワーが必要で疲れちゃうから、若い頃は美容院で「放っておいてオーラ」を出してましたけど、なんだかババアになってきてからは若い人とお喋りするの楽しくってねえ。
まぁ今も静かに週刊プロレスでも読みながら染まりあがりをじっと待つのもいいんですけど、美容師の皆さんって、セリ美が絶対に仲良くならないジャンルの人種が多くてですね、意外と知らないお話が聞けて、ライターとして非常に興味深いんですよね。
なんかもうインタビューみたいになっちゃいます。
この前なんかは、初めて見かける若い男の子がシャンプーについてくれて、セリ美がスマホでやってたゲームを見て「ゲーム好きなんですか?」と聞かれ、好きなゲームジャンルの話をしたらその男の子も結構ゲームが好きという話題になり、でも見た目は「耳にピアス何十個あけてんの?」ってくらい超ビジュアル系バンドなので、「え、意外ですねえ!ゲーマーに見えないなあ」なんて言ったら、「そうなんすよ~実は前の職業、ホストなんですよ~。その前はビジュアル系バンドやってました!ッス!」みたいな話になり、ホストの人と出会うことってまず無いじゃないですか(笑)
それでもうインタビュースタートですわ。
ホスト業界の裏話をあれやこれや。
太客がストーカーになっちゃって今も追われてるから、うちの店のホームページに僕の写真載せてないんスよ!見つかって店に来られたらみんなに迷惑かけちゃいますからね!とか、ガールズバーで他の男性客にインネンつけられた時の殴り合いのやり方とか(笑)
「せっかく喧嘩強いなら、なにか格闘技やってみたらいいのに~」
「何がいいすかねえ?」
「いまRIZIN流行ってるし、やっぱり足技と寝技使う総合格闘技がいいんじゃないかなあ」
「あ!マジでやりたいって思ってたス!!」
「でも友達のプロレスラーはもう結構体ボロボロだから、やるなら気を付けてね~」
「えっ?!プロレスラーの友達いるんすか?!すげえ!!!(笑)」
なんつって結構盛り上がっちゃったりしてね。
この前、ツイッターで「ウォーキングアプリのピクミンブルームってやつが楽しいよ!」って紹介したんですが、
これも実はその男の子から教えてもらったゲームアプリでした。
セリ美の他にも同じこと考えてたヅカファンの皆さんがいらっしゃったようで、結構いまヅカファンの中でもやってる人多いみたいですよ。
その男の子は確か22歳とかそのあたりでしたけど、22歳の元V系バンドの元ホストと話す機会って絶対ないから(笑)、やっぱり美容師さんと話すと全然知らないジャンルのお話聞けて楽しいなあ、なんて思ってるんです。
で、この男の子にシャンプーしてもらったあと、店長に白髪染めしてもらってる間に「あの子、個性的でいいねえ(笑)」「そうなんだよね~いつまで続くか分かんないけど面白いよね!ホスト時代には相当悪かったみたいだけど、おクスリとかには手出してないといいな~」みたいなこと言ってるうちにセリ美の引越しの話になりましてね。
「前に住んでた岡崎市はなんとなく水が合わないっていうか、なんとなくあんまり好きになれなくて…今の安城市は大好き!」
って言ったら、美容師の皆さんってあんまり「国立大でてます!」とか、「読書が趣味です!」みたいな人って少ないからかなあ?まぁ結構やんちゃっぽい人多いじゃないですか。
その店長もまぁドンキホーテにいそうな感じの、これまたセリ美が絶対に仲良くならないタイプの人種なんですが(カットの腕はいい)、そのせいか「水が合わない」っていう言葉の意味が分からなかったらしく、本気で「岡崎市の水道が体質に合わない」という意味だと思ったらしくてですね(笑)
でもその勘違いがすごいミラクルを生みまして、「オレいま湧き水にハマってるんすよ!」ってな話になりましてね。
そんな、ドンキにいそうな感じの店長が湧き水???って思って、「え~~!!湧き水の何がそんなにいいの?」って訊いたら、「もうね、明らかにコーヒーとかお茶の味が違う!!!」って断言するわけですよ。
いやいやいやいやいや!
ドンキ大好き店長が(ほんとにドンキ大好きなわけではない)飲み水の違いが分かる?そんな繊細な味覚もってんの?!気のせいでしょうよ!とセリ美は完全にバカにしてしまいまして、「ほんとにぃ~~?気のせいじゃなくてぇ~~??」と突っ込んだら、「いやいやいや!!明らかに!!あっきらかに違う!!!」とまで豪語するわけですよ。
ほんならセリ美が確認してやろうじゃないの!!と思いましてね、どこに汲みに行ってるか聞いたんです。
https://okazaki-kanko.jp/mizutomidori/model/2483
ここです!と。
まぁでも、「平成の名水100選」ってことですから、水どころと言われている地方も多いなか、日本全国で選ばれし100か所のうちに岡崎市が入ってるというのは驚きでした。
もちろん山はあるけど、そんなに「自然豊かな市」というわけでもないのでねえ。
しかも、いつだかの「名水ランキング」では、その100選のうちここが全国1位になったこともあるんですって!!
日本一の名水が岡崎市に?!?!?!
ということだけでも、知らない情報が手に入って、やっぱり美容院での情報収集ってバカにならない。
ということで、「水が合わない」という意味を知らなかった店長の勘違いから面白い方向に話が行きまして、さっそくその週末にセリ美もこの湧き水を汲みに行ったんです。
今の家から車で1時間くらいなのでそんなに遠くないし、めっちゃ山奥というわけでもなく、普通にアスファルトの道路沿いにちょろちょろと湧き出していました。
しかも名水100選の中の1位だっていうのに、セリ美以外に誰も汲みに来てる人はいない……
ほんとに名水なのかよ!!!と思いながらダイソーで買ったタンクに4リットルほど頂戴して、家に帰ってさっそく紅茶を淹れてみました。
…………あれ????
美味し…い……??
なんだか美味しいような気がするけど…ほら、プラシーボ効果ってあるじゃない?
「薬ですよ」と言われて飲み続けたら症状が軽くなったけど、実はそれは薬ではなくただのラムネだったって話。人間なんて結局思い込みの生き物なんだよねって話。(あ!あがたバウのテーマに沿っている!!)
山から沁みだした澄んだ水ってことでなんとなく美味しいような気がしてるだけだろセリ美?しっかりしろセリ美!!!!と思って、いつもの水道水で紅茶を淹れてみて、じっくり飲み比べてみました!!!
うん………明らかに……美味しい……
ありがちな表現だけど、まさに「まろやか」。
特に後味がすごく良くて、水道水だって沸騰させてるんだからそんなにまずいわけはないけど、やっぱり後味になんとなくキンとした雑味が残ってて、でも湧き水のほうはスンッ……と体に吸い込まれていくような感じがして、「これが美味い水かーーー!!!」と驚きでした。
少ししか汲んでこなかったので、次週は20Lタンクを持ってヒィコラ運んで持って帰り、お米を炊いたりおでんを煮込んでみました。
うん………明らかに……美味しい……
出汁なんてどこだか知らんメーカーのやっすいだしの素しか使わない、みりんもスーパーの激安「みりん風調味料」しか使わないセリ美のしょーもないおでんが、なんてまろやかに…!!!
そろそろセリ美の鼻は花粉を検知してるんですが、前にも紹介したかな?「なた豆茶」というのがけっこう花粉に効くんですね。
もともと美味しいお茶なんだけど、この湧き水で淹れたらやっぱり美味しい!!!
そう考えてみると、けっこうお水って使うんだな、と。こんなに使うお水なんだから大切だな、と。
しかも無料で手に入るんだから、これはできるだけ毎週通ってこのお水と共に生活してみようかな、と。
都心部にお住まいの皆さんはお水ってスーパーで買ったりウォーターサーバー導入したりしてけっこう支出あると思いますが、無料で手に入るってとても恵まれたことですねえ。
SDGsによってようやく自然との共存を意識し始めた我々ですが、ただの雨や雪をこんなに美味しい飲み水に変えてしまう魔法を持つ大地ってすごいですね。
さて、本題に入りましょう。
あがたバウです。配信の前日(前楽)に行ってまいりまして。
オデッセイがあんなことになり、兵庫県もまん延防止態勢に入り、ああ、あがたたちはせめて最後まで公演できますよーに…と毎日のウォーキングでピクミンたちと一緒に神社にお願いしておりました。
そのみんなの願いが通じ、休演なく千秋楽を迎えられて、どうやらあがたは大号泣してしまったようですねえ。
ちょうど歯医者の時間と配信の時間がかぶってしまったので仕方なく配信を諦めたんですが…諦めるべきは歯医者のほうだったようですね……
月組へ行くあみちゃんに向けて粋なサプライズもあったようで、プロミセスで花束をサプライズプレゼントされていた息子の姿を思い出しました。
ああして宙組のみんなから別れを惜しまれて、でも背中を押してもらって雪組に合流したというのにねえ……うっうっうっ……
でも…でも…ゼッタイに夢介のあとに公演してくれるって信じてるから!!!!!
息子のカルメン観ずに死ねるもんですか!!!!!!
あがたバウのレポでしたね……気が緩むとすぐに嘆いてしまう癖が……
そうですね~~~作品レベルとしては、う~~ん、コントに近いかな(笑)
かなり吉本新喜劇に近かったですね。
よく新喜劇で「お~~う!邪魔するでええ~~~!!」みたいにのれんくぐって入ってくるチンピラみたいなまぬけな悪役が出てきたり。
でも、あがたの魅力が出つつも課題もクリアできるような演目ってことで中村A先生が考えた結果、ああなったんだろうなということは理解できました。
そりゃね、セリ美直近のバウが夢千鳥なんていう天才作品ですから、「バウ作品の振り幅の広さよ!」とは思いましたが、あがたの良さって、あの「若さ爆発!!!」な粗削り感ですから、夢千鳥のような「高い技能なきゃ不可能」みたいな繊細な作品はまだまだ先の話で、まずは0番に立つことの意味とか、お芝居ってどうやるのかとか、男役の神髄って何かとか、そういう課題を見つけてもらうための作品だった感じがしました。
特にああいうコテコテのコメディーってとにかく血管切れそうなハイテンションを維持しつづけなきゃいけなかったり、「恥」なんてすべて捨てきって体当たりで力技で一発ギャグぶちかまさなきゃいけないので、気品あふれるタカラジェンヌたちにとっていちばん難しいことなんじゃないかと思いますねえ。特に下級生が多かったですもんね。
まだ舞台に立ち始めて数年の子たちに、「はい、面白いことやって」って難しいですよねえ。
そういう脚本を書くほうもすごく大変だと思いますし。
なので、作品としては正直声出して笑っちゃうような部分はあまりなく、とにかく「ハイテンションコメディーってこういうものなんだ」っていうことを下級生たちが学ぶ場だったような感じですね。
あ、唯一愛すみれさんに笑いました。めっちゃ縦横無尽でした。無双してました。
登場第一声が「新学期ふぉぉぉぉぉぉぉう!!!!」ですもんね~。
昔で言ったらすーさんみたいな、ああいう娘役さん素晴らしいですよね。
うちの息子のこと、可愛がってやってくださいね…
あと、原作がシェイクスピアの『から騒ぎ』ということで、セリ美も仕事で予習記事を書いたりしてまして、「このカップルをあがたと夢白ちゃんが演るなら、あんまりオイシくないよねえ…?」なんて思っていました。
やっぱり、あんまりオイシくなかった感じでしたねえ。
役柄がなんであろうともあがたはその存在感でこちらの視野にグイグイ入り込んでくるのでまぁ別にいいんですが、な~~~んにも知らない人があの作品を観たら、いちばん印象に残るのは眞ノ宮くんと華純沙那ちゃんカップルじゃないのかなぁ~。
から騒ぎって2組のカップルが主軸だから、あがた夢白、あみ音彩がそれを担うんだと思ってたら、まさか眞ノ宮くんカップルにも大きな役割があるとは思わなかった。
から騒ぎをざっと予習した感じだと、一組のカップルが人の噂によって「大嫌い!」から「大好き!」になって、もう一組のカップルが人の噂によって「大好き!」から「裏切者!」になる、という皮肉を表現した物語なんですけどね。
中村Aバージョンはそれを3組にバラけさせましたね。
Pの意向なのかな?
でも、作品の内容がどうあれ、あがたの魅力を出すにはピッタリの作品だったように思いますし、これからまだまだ別箱主演作が待ってるでしょうから、一発目はこんなもんでちょうどいいように思いますね。
あがた含め、下級生たちもコメディーの難しさを体感したと思いますし、「恥を捨て去る」という舞台人としての大切さを学べたのではないでしょうか。
バウホールの存在意義ってまさにそれだと思うしね。
それにしても、あがたの暑苦しさって本当に素晴らしい。
ああいう昭和の男役みたいな暑苦しさって今や無形文化財だし、世界中で男役しか出せないオーラですからね。
飛龍つかさくんとかルイマキセも似たようなものを持っててすごくいいですよね。
本編がアメリカンハイスクールだからか、フィナーレはスタンダードなレビュー系というのも「さすが中村A!!」という感じ。
最近やけに多いK-POP系のはちょっといいかな……
念願だったであろう黒燕尾のセンター、あがたのほとばしる暑苦しさに胸やけしまくって殺されるかと思いました。
しかし、「宴会芸ってこういうところで活きるんだなあ」なんて感心してしまうような場面がいくつかあり、まなはるさんをはじめとしてみんな一発芸みたいなのを頑張ってやってましたけど、でも宴会なんてもう2年もやれてないでしょうに、そういうところで舞台人として学ぶことも絶対多いのに、そういう機会もどんどんなくなって、若い子たちはほんとに芸や舞台度胸を磨くチャンスを奪われちゃってますよねえ。
確か組旅行なんて、幹事になってる学年が必ずひとつテーマを決めて、それになりきった旅行プランを徹底的に考えて皆さんを盛り上げるとか、舞台人集団である彼女たちならではのすごい旅行だと聞いてますからねえ。
一見アホみたいなおふざけですが、そうやって自分で一生懸命アイデアを練って、皆さんに楽しんでもらうために徹底的に考え抜くって、役作りの過程と同じですもんね。
スベることへの恐怖心もそうやって鍛えられていくんでしょうしね。
うちの息子もよくお茶会で「はいスベった~~あはは~」とかって自虐してました。
スベることなんてもう当たり前すぎてなんとも思わない、ってそれこそ舞台度胸ですもんね。
音楽学校のあの軍隊のような厳しさがすべて舞台に通じているように、宝塚の独自文化ってぜ~~んぶ「素晴らしい舞台をお届けする」っていうひとつの目標に向かって用意されてるってのがほんとに「よくできてるなあ」って何度も感心しちゃいます。宴会も組旅行もぜ~~んぶ。
だから、いい舞台人をどんどん育てていけるように、お茶会や入り出なども含めて早くすべて元通りになってほしいものですね。
入り出なくなってホッとしてるジェンヌさんもたくさんいるでしょうけども…(^^;)
生徒さんの負担を思えば「入り出もお茶会も大変だよなあ」って気持ちはもちろんあるんですが、朝に続々と美しい人たちが美しいお洋服を着て颯爽と現れて、我々一般人を引き連れて大名行列するってやっぱり宝塚の名物のひとつだし、「他の舞台に負けない宝塚の良さは華やかさ」って皆さん自負しているように、やっぱり出勤風景も華やかであることって売りでもあると思うんですよね。
麻乃佳世さんだったかな?学生時代にゴリゴリの涼風さんファンで、会にもガッツリ入ってて、もちろん入り出にもいつもいて、とても可愛いお嬢さんだったから皆さんにも「宝塚受験しなよ!」と言われまくり、確か涼風さんご本人にも「可愛いから」ってことで背中押されたんじゃなかったかなあ?
それで一念発起して受験して合格して、見事に涼風さんの相手役を射止めるというシンデレラストーリー。
それってやっぱり入り出でお姉さまがたのプッシュがあったおかげもあるし、入り出で目立つほどの美少女だったから涼風さんの目にも留まったわけで。
つまり、あの華やかな入り出に参加して「私も受けてみよう!」って思う少女もたくさん輩出されるわけだから、やっぱり後進の育成という面でも大事な文化のように思いますね。
あとは「入り出に参加したいから」って理由で会に入る人もたくさんいるから、各ファンクラブの潤いのためにも、やっぱり入り出は復活してほしいなあ。
まぁとにかくあがたですよ。
お芝居も歌もダンスも、まだまだ粗削りで発展途上。「もっと丁寧に!繊細に!」と思う部分はたくさんあります。
なんでも最初から天才的にお出来になるうちの息子とはまた全然違ったタイプだけど、だからこそ放出される「放っておけない感」があって、下級生を応援する醍醐味って「成長過程を楽しむ」ってところにあると思うんですが、まさにそれにはうってつけの人材ですね。
これからきっと「歌えるようになったじゃん!!!泣」とか、「下級生にあんなに慕われるようになって…!!泣」とか、そういうステップをたくさん踏んでいくんだろうな、という輝きがとても眩しかったです。
その輝きがアメリカンハイスクールという舞台にぴったりハマっていたのではないかな。
あの熊みたいな大きな体で、千秋楽にぼろぼろ泣いてたというところも本当に可愛いですよね。
普段の喋り声はずいぶん高いし、わたるさんに少し近いかな?
わたるさんのようなパッショネイトな男役になって、昭和の男役カラーの継承者としてノバボサとかやって大暴れしてほしいですね。
さて、次の観劇はようやくご縁にありつけた月組です。
ムラのBB席で観せてもらおう~っと♪とかいって呑気に構えてたらあっという間にチケット完売して、「やっぱり月組さんにはご縁が無いなあ…」と河原で石を蹴っていたら友会でダブってしまったからという有難いお声がけがありまして、東京で観られることになりまひた。
お披露目作品って結構当たりハズレ大きいけど、どうやられーこちゃんは当たりだったようですねえ!
意外にも感動系のお話ということで楽しみにしております!
そしてそうこうしてる間にネバセイが始まりますねえ。
「ええっ?!まかぜがネバセイ?!」って驚愕したのはつい先日だったように感じるのにねえ。
宙組資金まではもう捻出できないので観に行けませんが、こちらも無事に初日から千秋楽まで休演なしにみんな元気に舞台に立てることを願っていますです。
それでは皆さんも最後までコロナから逃げきって、入り出ありお茶会ありのヅカライフを取り戻しましょうぞ!!!
ムラ遠征の時は家から巨大おにぎり4個にぎって水筒2本担いで、山岳部みたいな荷物で行くんだ…
おかげで電車賃以外は1円も使わないよ…それでも5組ぜんぶは観られないんだ……

もう音楽学校の願書受付も始まったみたいだしね。
音楽学校の受験生については前回の記事で少し書きましたけど、また3月までに改めて「セリ美にとっての音校受験」について書きますね。
最近のセリ美はですね、湧き水にハマっております。水っていいですよねえ。ミズってほんとにいいですよねえ。
温泉もそうですが、とある場所から滾々と水が流れてくるなんて、なんだか地球の神秘を感じるのよねえ~。
だから「泉」ってお名前も大好きです。
ときに皆さん、美容院では美容師さんとトークする派?黙って雑誌読みたい派?
セリ美は結構お喋りする派です。
人見知りが激しいくせにそれを絶対に見せないように気さくキャラを全面に押し出すことが多いので、よく知らない人と話すのはとてもパワーが必要で疲れちゃうから、若い頃は美容院で「放っておいてオーラ」を出してましたけど、なんだかババアになってきてからは若い人とお喋りするの楽しくってねえ。
まぁ今も静かに週刊プロレスでも読みながら染まりあがりをじっと待つのもいいんですけど、美容師の皆さんって、セリ美が絶対に仲良くならないジャンルの人種が多くてですね、意外と知らないお話が聞けて、ライターとして非常に興味深いんですよね。
なんかもうインタビューみたいになっちゃいます。
この前なんかは、初めて見かける若い男の子がシャンプーについてくれて、セリ美がスマホでやってたゲームを見て「ゲーム好きなんですか?」と聞かれ、好きなゲームジャンルの話をしたらその男の子も結構ゲームが好きという話題になり、でも見た目は「耳にピアス何十個あけてんの?」ってくらい超ビジュアル系バンドなので、「え、意外ですねえ!ゲーマーに見えないなあ」なんて言ったら、「そうなんすよ~実は前の職業、ホストなんですよ~。その前はビジュアル系バンドやってました!ッス!」みたいな話になり、ホストの人と出会うことってまず無いじゃないですか(笑)
それでもうインタビュースタートですわ。
ホスト業界の裏話をあれやこれや。
太客がストーカーになっちゃって今も追われてるから、うちの店のホームページに僕の写真載せてないんスよ!見つかって店に来られたらみんなに迷惑かけちゃいますからね!とか、ガールズバーで他の男性客にインネンつけられた時の殴り合いのやり方とか(笑)
「せっかく喧嘩強いなら、なにか格闘技やってみたらいいのに~」
「何がいいすかねえ?」
「いまRIZIN流行ってるし、やっぱり足技と寝技使う総合格闘技がいいんじゃないかなあ」
「あ!マジでやりたいって思ってたス!!」
「でも友達のプロレスラーはもう結構体ボロボロだから、やるなら気を付けてね~」
「えっ?!プロレスラーの友達いるんすか?!すげえ!!!(笑)」
なんつって結構盛り上がっちゃったりしてね。
この前、ツイッターで「ウォーキングアプリのピクミンブルームってやつが楽しいよ!」って紹介したんですが、
ボン乃セリ美@bonnoserimi
まわしものではないんですが、ピクミンブルームっていうウォーキングアプリ、とても楽しいです!
2022/01/19 00:21:14
ピクミンをたくさん連れて歩くんだけど、全員に名前つけられるから好きなジェンヌさんの愛称片っ端からつけるとかいいと思う!簡単な日記もつけら… https://t.co/1kxUEUsiQt
これも実はその男の子から教えてもらったゲームアプリでした。
セリ美の他にも同じこと考えてたヅカファンの皆さんがいらっしゃったようで、結構いまヅカファンの中でもやってる人多いみたいですよ。
その男の子は確か22歳とかそのあたりでしたけど、22歳の元V系バンドの元ホストと話す機会って絶対ないから(笑)、やっぱり美容師さんと話すと全然知らないジャンルのお話聞けて楽しいなあ、なんて思ってるんです。
で、この男の子にシャンプーしてもらったあと、店長に白髪染めしてもらってる間に「あの子、個性的でいいねえ(笑)」「そうなんだよね~いつまで続くか分かんないけど面白いよね!ホスト時代には相当悪かったみたいだけど、おクスリとかには手出してないといいな~」みたいなこと言ってるうちにセリ美の引越しの話になりましてね。
「前に住んでた岡崎市はなんとなく水が合わないっていうか、なんとなくあんまり好きになれなくて…今の安城市は大好き!」
って言ったら、美容師の皆さんってあんまり「国立大でてます!」とか、「読書が趣味です!」みたいな人って少ないからかなあ?まぁ結構やんちゃっぽい人多いじゃないですか。
その店長もまぁドンキホーテにいそうな感じの、これまたセリ美が絶対に仲良くならないタイプの人種なんですが(カットの腕はいい)、そのせいか「水が合わない」っていう言葉の意味が分からなかったらしく、本気で「岡崎市の水道が体質に合わない」という意味だと思ったらしくてですね(笑)
でもその勘違いがすごいミラクルを生みまして、「オレいま湧き水にハマってるんすよ!」ってな話になりましてね。
そんな、ドンキにいそうな感じの店長が湧き水???って思って、「え~~!!湧き水の何がそんなにいいの?」って訊いたら、「もうね、明らかにコーヒーとかお茶の味が違う!!!」って断言するわけですよ。
いやいやいやいやいや!
ドンキ大好き店長が(ほんとにドンキ大好きなわけではない)飲み水の違いが分かる?そんな繊細な味覚もってんの?!気のせいでしょうよ!とセリ美は完全にバカにしてしまいまして、「ほんとにぃ~~?気のせいじゃなくてぇ~~??」と突っ込んだら、「いやいやいや!!明らかに!!あっきらかに違う!!!」とまで豪語するわけですよ。
ほんならセリ美が確認してやろうじゃないの!!と思いましてね、どこに汲みに行ってるか聞いたんです。
https://okazaki-kanko.jp/mizutomidori/model/2483
ここです!と。
まぁでも、「平成の名水100選」ってことですから、水どころと言われている地方も多いなか、日本全国で選ばれし100か所のうちに岡崎市が入ってるというのは驚きでした。
もちろん山はあるけど、そんなに「自然豊かな市」というわけでもないのでねえ。
しかも、いつだかの「名水ランキング」では、その100選のうちここが全国1位になったこともあるんですって!!
日本一の名水が岡崎市に?!?!?!
ということだけでも、知らない情報が手に入って、やっぱり美容院での情報収集ってバカにならない。
ということで、「水が合わない」という意味を知らなかった店長の勘違いから面白い方向に話が行きまして、さっそくその週末にセリ美もこの湧き水を汲みに行ったんです。
今の家から車で1時間くらいなのでそんなに遠くないし、めっちゃ山奥というわけでもなく、普通にアスファルトの道路沿いにちょろちょろと湧き出していました。
しかも名水100選の中の1位だっていうのに、セリ美以外に誰も汲みに来てる人はいない……
ほんとに名水なのかよ!!!と思いながらダイソーで買ったタンクに4リットルほど頂戴して、家に帰ってさっそく紅茶を淹れてみました。
…………あれ????
美味し…い……??
なんだか美味しいような気がするけど…ほら、プラシーボ効果ってあるじゃない?
「薬ですよ」と言われて飲み続けたら症状が軽くなったけど、実はそれは薬ではなくただのラムネだったって話。人間なんて結局思い込みの生き物なんだよねって話。(あ!あがたバウのテーマに沿っている!!)
山から沁みだした澄んだ水ってことでなんとなく美味しいような気がしてるだけだろセリ美?しっかりしろセリ美!!!!と思って、いつもの水道水で紅茶を淹れてみて、じっくり飲み比べてみました!!!
うん………明らかに……美味しい……
ありがちな表現だけど、まさに「まろやか」。
特に後味がすごく良くて、水道水だって沸騰させてるんだからそんなにまずいわけはないけど、やっぱり後味になんとなくキンとした雑味が残ってて、でも湧き水のほうはスンッ……と体に吸い込まれていくような感じがして、「これが美味い水かーーー!!!」と驚きでした。
少ししか汲んでこなかったので、次週は20Lタンクを持ってヒィコラ運んで持って帰り、お米を炊いたりおでんを煮込んでみました。
うん………明らかに……美味しい……
出汁なんてどこだか知らんメーカーのやっすいだしの素しか使わない、みりんもスーパーの激安「みりん風調味料」しか使わないセリ美のしょーもないおでんが、なんてまろやかに…!!!
そろそろセリ美の鼻は花粉を検知してるんですが、前にも紹介したかな?「なた豆茶」というのがけっこう花粉に効くんですね。
もともと美味しいお茶なんだけど、この湧き水で淹れたらやっぱり美味しい!!!
そう考えてみると、けっこうお水って使うんだな、と。こんなに使うお水なんだから大切だな、と。
しかも無料で手に入るんだから、これはできるだけ毎週通ってこのお水と共に生活してみようかな、と。
都心部にお住まいの皆さんはお水ってスーパーで買ったりウォーターサーバー導入したりしてけっこう支出あると思いますが、無料で手に入るってとても恵まれたことですねえ。
SDGsによってようやく自然との共存を意識し始めた我々ですが、ただの雨や雪をこんなに美味しい飲み水に変えてしまう魔法を持つ大地ってすごいですね。
さて、本題に入りましょう。
あがたバウです。配信の前日(前楽)に行ってまいりまして。
オデッセイがあんなことになり、兵庫県もまん延防止態勢に入り、ああ、あがたたちはせめて最後まで公演できますよーに…と毎日のウォーキングでピクミンたちと一緒に神社にお願いしておりました。
そのみんなの願いが通じ、休演なく千秋楽を迎えられて、どうやらあがたは大号泣してしまったようですねえ。
ちょうど歯医者の時間と配信の時間がかぶってしまったので仕方なく配信を諦めたんですが…諦めるべきは歯医者のほうだったようですね……
月組へ行くあみちゃんに向けて粋なサプライズもあったようで、プロミセスで花束をサプライズプレゼントされていた息子の姿を思い出しました。
ああして宙組のみんなから別れを惜しまれて、でも背中を押してもらって雪組に合流したというのにねえ……うっうっうっ……
でも…でも…ゼッタイに夢介のあとに公演してくれるって信じてるから!!!!!
息子のカルメン観ずに死ねるもんですか!!!!!!
あがたバウのレポでしたね……気が緩むとすぐに嘆いてしまう癖が……
そうですね~~~作品レベルとしては、う~~ん、コントに近いかな(笑)
かなり吉本新喜劇に近かったですね。
よく新喜劇で「お~~う!邪魔するでええ~~~!!」みたいにのれんくぐって入ってくるチンピラみたいなまぬけな悪役が出てきたり。
でも、あがたの魅力が出つつも課題もクリアできるような演目ってことで中村A先生が考えた結果、ああなったんだろうなということは理解できました。
そりゃね、セリ美直近のバウが夢千鳥なんていう天才作品ですから、「バウ作品の振り幅の広さよ!」とは思いましたが、あがたの良さって、あの「若さ爆発!!!」な粗削り感ですから、夢千鳥のような「高い技能なきゃ不可能」みたいな繊細な作品はまだまだ先の話で、まずは0番に立つことの意味とか、お芝居ってどうやるのかとか、男役の神髄って何かとか、そういう課題を見つけてもらうための作品だった感じがしました。
特にああいうコテコテのコメディーってとにかく血管切れそうなハイテンションを維持しつづけなきゃいけなかったり、「恥」なんてすべて捨てきって体当たりで力技で一発ギャグぶちかまさなきゃいけないので、気品あふれるタカラジェンヌたちにとっていちばん難しいことなんじゃないかと思いますねえ。特に下級生が多かったですもんね。
まだ舞台に立ち始めて数年の子たちに、「はい、面白いことやって」って難しいですよねえ。
そういう脚本を書くほうもすごく大変だと思いますし。
なので、作品としては正直声出して笑っちゃうような部分はあまりなく、とにかく「ハイテンションコメディーってこういうものなんだ」っていうことを下級生たちが学ぶ場だったような感じですね。
あ、唯一愛すみれさんに笑いました。めっちゃ縦横無尽でした。無双してました。
登場第一声が「新学期ふぉぉぉぉぉぉぉう!!!!」ですもんね~。
昔で言ったらすーさんみたいな、ああいう娘役さん素晴らしいですよね。
うちの息子のこと、可愛がってやってくださいね…
あと、原作がシェイクスピアの『から騒ぎ』ということで、セリ美も仕事で予習記事を書いたりしてまして、「このカップルをあがたと夢白ちゃんが演るなら、あんまりオイシくないよねえ…?」なんて思っていました。
やっぱり、あんまりオイシくなかった感じでしたねえ。
役柄がなんであろうともあがたはその存在感でこちらの視野にグイグイ入り込んでくるのでまぁ別にいいんですが、な~~~んにも知らない人があの作品を観たら、いちばん印象に残るのは眞ノ宮くんと華純沙那ちゃんカップルじゃないのかなぁ~。
から騒ぎって2組のカップルが主軸だから、あがた夢白、あみ音彩がそれを担うんだと思ってたら、まさか眞ノ宮くんカップルにも大きな役割があるとは思わなかった。
から騒ぎをざっと予習した感じだと、一組のカップルが人の噂によって「大嫌い!」から「大好き!」になって、もう一組のカップルが人の噂によって「大好き!」から「裏切者!」になる、という皮肉を表現した物語なんですけどね。
中村Aバージョンはそれを3組にバラけさせましたね。
Pの意向なのかな?
でも、作品の内容がどうあれ、あがたの魅力を出すにはピッタリの作品だったように思いますし、これからまだまだ別箱主演作が待ってるでしょうから、一発目はこんなもんでちょうどいいように思いますね。
あがた含め、下級生たちもコメディーの難しさを体感したと思いますし、「恥を捨て去る」という舞台人としての大切さを学べたのではないでしょうか。
バウホールの存在意義ってまさにそれだと思うしね。
それにしても、あがたの暑苦しさって本当に素晴らしい。
ボン乃セリ美@bonnoserimi
胸焼けするほど暑苦しいのに終わった後のこの爽快感、あがたのこのなんとも言えない中毒性って何なんだろう、何かに似てるな、何だっけな…と観ながら思い出してたんですが、サウナですね。
2022/01/24 17:56:58
劇場出て冷たい空気浴びて「あーーースッキリしたーー!!整った!明日からまたがんばろう!!」みたいな
ボン乃セリ美@bonnoserimi
これを【あがた跳び】と命名します。
2022/01/24 17:31:03
あがたによって編み出された特殊な秘技であり、現在のところ体得しているのは世界であがた1人。
男役としての胸焼けするほどの暑苦しさと若さゆえの荒削り感も必要とされる大変貴重な技である。
継承… https://t.co/iyVHEXN3DT
ボン乃セリ美@bonnoserimi
【解説】
2022/01/25 09:07:47
季語は「あがたバウ」です。2022年1月の季語になります。
この句のポイントは、パンやサンドイッチではなくしっかり握り飯を食べてエネルギーを蓄えて臨まなければあがたのパワーに負けてしまうから、というあがたの迫力と暑苦しさ… https://t.co/o31A306941
ああいう昭和の男役みたいな暑苦しさって今や無形文化財だし、世界中で男役しか出せないオーラですからね。
飛龍つかさくんとかルイマキセも似たようなものを持っててすごくいいですよね。
本編がアメリカンハイスクールだからか、フィナーレはスタンダードなレビュー系というのも「さすが中村A!!」という感じ。
最近やけに多いK-POP系のはちょっといいかな……
念願だったであろう黒燕尾のセンター、あがたのほとばしる暑苦しさに胸やけしまくって殺されるかと思いました。
しかし、「宴会芸ってこういうところで活きるんだなあ」なんて感心してしまうような場面がいくつかあり、まなはるさんをはじめとしてみんな一発芸みたいなのを頑張ってやってましたけど、でも宴会なんてもう2年もやれてないでしょうに、そういうところで舞台人として学ぶことも絶対多いのに、そういう機会もどんどんなくなって、若い子たちはほんとに芸や舞台度胸を磨くチャンスを奪われちゃってますよねえ。
確か組旅行なんて、幹事になってる学年が必ずひとつテーマを決めて、それになりきった旅行プランを徹底的に考えて皆さんを盛り上げるとか、舞台人集団である彼女たちならではのすごい旅行だと聞いてますからねえ。
一見アホみたいなおふざけですが、そうやって自分で一生懸命アイデアを練って、皆さんに楽しんでもらうために徹底的に考え抜くって、役作りの過程と同じですもんね。
スベることへの恐怖心もそうやって鍛えられていくんでしょうしね。
うちの息子もよくお茶会で「はいスベった~~あはは~」とかって自虐してました。
スベることなんてもう当たり前すぎてなんとも思わない、ってそれこそ舞台度胸ですもんね。
音楽学校のあの軍隊のような厳しさがすべて舞台に通じているように、宝塚の独自文化ってぜ~~んぶ「素晴らしい舞台をお届けする」っていうひとつの目標に向かって用意されてるってのがほんとに「よくできてるなあ」って何度も感心しちゃいます。宴会も組旅行もぜ~~んぶ。
だから、いい舞台人をどんどん育てていけるように、お茶会や入り出なども含めて早くすべて元通りになってほしいものですね。
入り出なくなってホッとしてるジェンヌさんもたくさんいるでしょうけども…(^^;)
生徒さんの負担を思えば「入り出もお茶会も大変だよなあ」って気持ちはもちろんあるんですが、朝に続々と美しい人たちが美しいお洋服を着て颯爽と現れて、我々一般人を引き連れて大名行列するってやっぱり宝塚の名物のひとつだし、「他の舞台に負けない宝塚の良さは華やかさ」って皆さん自負しているように、やっぱり出勤風景も華やかであることって売りでもあると思うんですよね。
麻乃佳世さんだったかな?学生時代にゴリゴリの涼風さんファンで、会にもガッツリ入ってて、もちろん入り出にもいつもいて、とても可愛いお嬢さんだったから皆さんにも「宝塚受験しなよ!」と言われまくり、確か涼風さんご本人にも「可愛いから」ってことで背中押されたんじゃなかったかなあ?
それで一念発起して受験して合格して、見事に涼風さんの相手役を射止めるというシンデレラストーリー。
それってやっぱり入り出でお姉さまがたのプッシュがあったおかげもあるし、入り出で目立つほどの美少女だったから涼風さんの目にも留まったわけで。
つまり、あの華やかな入り出に参加して「私も受けてみよう!」って思う少女もたくさん輩出されるわけだから、やっぱり後進の育成という面でも大事な文化のように思いますね。
あとは「入り出に参加したいから」って理由で会に入る人もたくさんいるから、各ファンクラブの潤いのためにも、やっぱり入り出は復活してほしいなあ。
まぁとにかくあがたですよ。
お芝居も歌もダンスも、まだまだ粗削りで発展途上。「もっと丁寧に!繊細に!」と思う部分はたくさんあります。
なんでも最初から天才的にお出来になるうちの息子とはまた全然違ったタイプだけど、だからこそ放出される「放っておけない感」があって、下級生を応援する醍醐味って「成長過程を楽しむ」ってところにあると思うんですが、まさにそれにはうってつけの人材ですね。
これからきっと「歌えるようになったじゃん!!!泣」とか、「下級生にあんなに慕われるようになって…!!泣」とか、そういうステップをたくさん踏んでいくんだろうな、という輝きがとても眩しかったです。
その輝きがアメリカンハイスクールという舞台にぴったりハマっていたのではないかな。
あの熊みたいな大きな体で、千秋楽にぼろぼろ泣いてたというところも本当に可愛いですよね。
普段の喋り声はずいぶん高いし、わたるさんに少し近いかな?
わたるさんのようなパッショネイトな男役になって、昭和の男役カラーの継承者としてノバボサとかやって大暴れしてほしいですね。
さて、次の観劇はようやくご縁にありつけた月組です。
ムラのBB席で観せてもらおう~っと♪とかいって呑気に構えてたらあっという間にチケット完売して、「やっぱり月組さんにはご縁が無いなあ…」と河原で石を蹴っていたら友会でダブってしまったからという有難いお声がけがありまして、東京で観られることになりまひた。
お披露目作品って結構当たりハズレ大きいけど、どうやられーこちゃんは当たりだったようですねえ!
意外にも感動系のお話ということで楽しみにしております!
そしてそうこうしてる間にネバセイが始まりますねえ。
「ええっ?!まかぜがネバセイ?!」って驚愕したのはつい先日だったように感じるのにねえ。
宙組資金まではもう捻出できないので観に行けませんが、こちらも無事に初日から千秋楽まで休演なしにみんな元気に舞台に立てることを願っていますです。
それでは皆さんも最後までコロナから逃げきって、入り出ありお茶会ありのヅカライフを取り戻しましょうぞ!!!
ムラ遠征の時は家から巨大おにぎり4個にぎって水筒2本担いで、山岳部みたいな荷物で行くんだ…
おかげで電車賃以外は1円も使わないよ…それでも5組ぜんぶは観られないんだ……


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