いやですわね~~3ヶ月ぶりの更新ですって!!!
「ブログは義務感が生まれたら書かない」という信条を持っておりますので、まぁそんなこともあります。気にしない気にしない。
フリーランスってのは自分で自分の仕事量をコントロールできることが大きなメリットですからね。
忍が我が家に来てからのここ数ヶ月はとにかく設備投資費がかかりますので、キャットタワーやら好きなカリカリやらおもちゃやらを試行錯誤したりで相当な出費がありました。
そのために仕事量を一気に増やしておる日々で御座います。
一体今までの合計で何十万円使ったんだろ…?
でも、出会いがあるからには別れがあります。
いつお別れが来てもいいように、「私は忍の為にできるすべてをやった!!!かけられるだけの全てのお金をかけた!!!」と言い切れるよう、これでよいのです。
人間都合で生き物を家の中に閉じ込めるというのはそれだけの覚悟が必要だというのも分かっていましたのでね。
忍との奇跡のような日々をしっかり生き抜きたいと思います。
なんかね、セリ美は目に見えないものは一切信じないというポリシーがあるので、死後の世界もスピリチュアルの世界も全く信じてないんですが、もし、もし本当にそんなものがあるのだとしたら、死ぬのが少し楽しみになってきたりしています。
あの世で先に忍が待っていて、「あ~ババア~ようやく死んだんだね!忍ここでずっと待ってたよ!」って忍がどこからか現れて急に日本語を喋り出して、「忍ぅぅぅぅぅ!!!!!!」って涙の再会をして、「忍、ひとつだけお願いがあるんだ…忍を抱っこさせてくれないかな…」って言って、そこで初めてふわふわの忍を抱っこさせてもらうのが夢だったりします。
忍は本当に抱っこが大嫌いで、きっと一生させてくれません。
だから、あの世でさせてもらうんだ。
「ねえ忍、どうして抱っこさせてくれなかったの?」
「え~だってなんか自由を奪われてる感じがしてさ~」
「あ、それはわかる!やっぱり自由をいちばん大切にしたいもんね、精神的にも、身体的にも」
「そうだよ~だからどうしても嫌だったんだ…ババア、ごめんね…?」
「いいんだよいいんだよ~~忍は存在してくれてるだけでいいんだもの~~」
「でもこの世界では抱っこしてもいいよ!」
「え!!いいの?!そんなこと言ったらババア、一日中忍を抱っこしちゃうよ?!」
「いいよ~」
「夢のよう!!もう死んでもいい!!!」
「死んでるっつーのww」
みたいなやりとりをするのが夢なので、セリ美の人生あと何年、何十年あるか知りませんが、この楽しみがあるのでもうちょっと頑張ろうと思います。
忍は毛がとても柔らかいので、もう本当に極上の毛並みなんです。
つやつやツルツルサラサラふわふわ、って感じです。
忍はふわふわであったかくてふにゃふにゃしてて…
それなのに忍はとても神経質な猫なので毛づくろいのしすぎですぐにハゲ作っちゃって…
あんな極上の毛並みを引っこ抜いちゃうなんて……
そんなワイルドなところも好きなんですけどね。
ってことで、今までは、ヅカ・ヅカ・仕事・ヅカ・ヅカ・ヅカ・ヅカ・仕事・ヅカ…という日々でしたが、忍が来てからは違うフェーズに突入した感じですね。
忍・忍・忍・仕事・仕事・忍・ヅカ・仕事・忍・忍・忍・忍・仕事・ヅカ…
こんな感じです。
観劇回数は今までのヅカ人生の中でいちばん少なくなったけど、面白いもんですね。
それとは反比例して、宝塚との関わり方ってのは今なぜか深くなっていて。
とある生徒さんからのご依頼で、なぜかセリ美がお茶会の司会をやるというとんでもねえ事態になりまして。
「自分のお茶会をやったことがあるから」
という謎の理由で。
確かにセリ美茶は自分で司会もしましたけども、あんなふざけたレクリエーションみたいなものと、現役タカラジェンヌのガチのお茶会ってのは全くイコールにはなりませんものねえ。
それでも、「年に1回は何かにチャレンジする」という自分の生きる目標みたいなものもあったり、これも人助けだ!という気持ちもあったりで、お引き受けいたしまして。
お茶会スタッフって、意外とムラのほうではあまり人員がいないらしく、皆さん司会の確保に結構頭を悩ませているそうです。東京のほうがスタッフ確保には困らないんですって。
確かに司会ってやっぱりスタッフの中ではいちばん矢面に立つし、その技量によってお茶会の評価を左右する責任重大な役割ですもんね。
自分次第で「あんまり楽しくなかったね」なんて言われちゃうかもしれないなんて、怖くてそうみんなホイホイ引き受けてくれないですよねえ。
でも確かにセリ美はたった1回だけではあるけど、司会進行という場は経験している。
その経験が誰かのお役に立つのなら、お力添えしてみよう!ということで。
プラス、今までさんざんノベルティグッズとして封筒やらレターセットやらを制作してきたので、ここでも紙代だけで多少のお役に立てるのなら、ということで、その生徒さんが演じてきた役のイラストを散りばめたレターセットなんかも無料配布しちゃおうかしら、なんて申し出てみました。
やっぱりさ、いま宝塚歌劇団いろいろ問題ある中で、ようやくコロナから脱出して生徒さんみんな本当に頑張ってるので、セリ美にできることはしてあげたいと思いましてね。
「なんかめっちゃ面白いお茶会だったね!なにこのふざけたレターセット!!(笑)」とか言って皆さんが盛り上がってくれるなら本望ですよ。
あとは1人参加の方も割といらっしゃったようで、お茶会に1人で行く寂しさってのもセリ美は知ってるので、1人参加の皆さん同士で「なにこのレターセット(笑)」とかいって話題のタネになったらいいな、っていうのもあったり。
まぁそんなわけで、セリ美はじめてのお茶会スタッフデビュー、と相成りました。
グッズ制作もいろいろ経験があったりもするので、そこもお手伝いさせていただいたり、なんかもう文化祭みたいで本当に楽しかったです。
下級生ちゃんはやっぱり予算が限られているので、とにかくいろいろ手作りで用意して、でも「アットホームないいお茶会だったね!」と言っていただけることを目標に、生徒さんのママさんやお身内の皆さんとグループLINEで毎日深夜まで打ち合わせしたり。
でも司会進行部分はもうセリ美がすべて請け負っているので、自分なりに台本用意したり質問集をまとめてみたり。
それでもやっぱりぶっつけ本番な側面はどうしてもあるので、「もうなるようになれ!!!」と清水の舞台から飛び降りてきました。
一応セリ美も今までいろんな人のお茶会に顔出してきましたが、司会の方がカチンコチンに緊張して生徒さんとうまく意思疎通できなかったり、あまりに丁寧になりすぎてまわりくどくなってしまったりするのがいちばん良くないなという感想を持っていたので、とにかく、普通のガールズトークのようにフランクに楽しく話そう!というのは心に決めてました。
だって、いらっしゃる皆さんが求めているのは、主役である生徒さんの素顔が垣間見れたり、他では聞けない裏話がたくさん聞けることですもんねえ?
下級生ちゃんはやっぱりスカステに登場する機会も少ないし、「どんな子なんだろう?」「どんな喋り方をする子なんだろう?」っていうのはすごく知りたいだろうし、それが「可愛い子~!!!」「お話が上手~~!!」ってなったら、もっとファンが増えたり、「もっと好きになりました!」ってなるわけですもんねえ。
「こんな風に考えて役作りしたり、髪型やメイクを考えてるんだ!」っていう仕事との向き合い方とかも、応援するにあたってすごく大切なことですしね。
そういうのをバンバン引き出すのが、司会としていちばん大事なことだ!!!というのは経験値として感じてるところだったので、そのあたりは上手くいったように思います。
いや~~なにせさ~~~セリ美と直接お会いしたことのある方はご存知だと思いますけど、セリ美は大変に声が低く、なんなら電話だと男性に間違われるレベルなんですね。
南海キャンディーズのしずちゃんっぽい感じ?
ガサガサの低い声で、お世辞にも「美声」とは言えない声なので、こんな声を皆さんにマイクで聴かせるなんて…というのがいちばんの不安要素でして……
でも意外や意外、アンケートを見てみたら「司会の方がとても聞きやすかった!」というお声が多く…
司会をお褒めいただく声をずいぶんたくさんお寄せいただき、予想外のことで本当に泣いてしまいました。。。。
いや実は、お茶会の1週間前に酷いエアコン風邪を引いてしまいまして……
ビジネスホテルってさ、カードキーを差さないと通電しないじゃないですか。
だからチェックインして入室した時ってエアコンが効いてなくて、駅から大荷物背負って汗だくで必死に歩いてきたのに部屋がモワっと暑いってもう我慢ならんかったんですわ。
それでもう温度19度とかにして強風にして一気に部屋を冷やしたら、涼しくなって心地よくなって椅子でそのままウトウトしてしまいまして……
目覚めた時には部屋は極寒だよね。(ブラトップとレギンス姿)
「あ~~これはやった。完全にやった」
と思いました。
案の定、やりました。
翌日から喉が痛くて痛くて水も飲めなくなっちゃって、水も飲めないならもちろん食べ物も飲み込めない。
熱が出てきて喉がカラカラだというのに飲めない地獄。
でも飲んで水分出さないと菌も排出されないから治らない。でも飲めない。
唾も飲めないほど痛いから眠れない。でも眠らなきゃ治らない。
という地獄ループに陥りまして、でも迫るお茶会本番。
早くレターセットも完成させなきゃいけないのに、熱も出てきてあまりに辛くて座っていられない。
でも「風邪引いたので、約束してたレターセットは作れませんでした。声も出ないので司会もできません」なんて絶対にいやだ。
もちろん、病院には行きました。
そこでいろいろと薬もらったけどさ、結局風邪なんて薬では100痛いのが99になる、くらいのもんじゃん?
時間をかけて時が過ぎるのを待つしかないわけよ。
でも、その時間が無い。
とはいえ、あと1週間あるんだから、それまでには多少は……
と、己の老化を軽んじていたのがまた良くなかった。
老いると風邪の治りが遅くなるという噂はかねがね聞いてはおりましたが……
3日経っても4日経っても、なんにも良くならない。1ミリも快方に向かってない。
なんならどんどん悪化している。
コップ1杯の水を飲むのに、1時間くらいかかるわけですよ。
ひとくちゴクン、と飲みこむたびに、激痛で涙が出てくるんですね。
出血止めの薬ももらったので、ほんとに喉から血出てたんだと思いますね。
それでも脱水症状起こしちゃいけないから、泣きながら飲んで、おかゆも1時間くらいかけて泣きながら飲みこんで。
で、また夜な夜なレターセット制作に向かう。
定規を当てて、切って、両面テープ貼って、折って、パッキングする。
いやそれもね、元気ならなんてことないんです。
なんならそういう単純作業好きなのでね。
熱と水分不足で朦朧とした中で、でも「汚い仕上がりのものを皆さんにお渡しするわけにはいかない!」という職人魂を発揮しつつ、「でもこのまま休まずに作業を続けて、ほんとに当日起き上がれなくなったらどうしよう」という、限界に挑戦するアスリートのような闘いでした。
ぶっ倒れないギリギリのところで身体を起こして調整を続ける、あの絶妙なコントロールが非常に難しかったですね。
アスリートの皆さんも、怪我しないギリギリのところまで身体を追い込んで準備するわけじゃないですか。あのさじ加減は相当難しいですね。
お茶会スタッフの皆さんに「セリ美ちゃん、なんか体調悪くない?」と絶対に悟られないよう、二重マスクも絶対に外さないよう、司会の途中で殉職しないよう、とにかく必死でやりぬきました。
まぁそんなトラブルがあったので、アンケートで「司会がとても良かったです!」「頂いたレターセットのイラストのグッズが欲しいです!」という声をたくさん見たらそりゃ泣きますわ!
アスリートがメダル獲得したらそれまでの辛い日々が吹っ飛ぶ気持ちも本当によく解りましたし、新公主演者が本番までに必死にお稽古して、本番迎えて無事に幕が降りた後に泣いちゃう気持ちも本当に本当によく解りました。
あの達成感、爽快感!!
翌朝、高速バスに揺られながら、車窓の向こうの山々を見て「世界はなんて美しいんだろう!!!さぁ僕と一緒に歌おう!!」ってバスの乗客たちと肩組んで歌い出すところでした。あぶなかったわあ。(やっぱり男役がやりたいらしい)
でもやっぱり、挑戦って怖いけど、こうして新しい景色を見ることができて、新しい価値観が知れて、とても大切なことだよな、と改めて感じましたね。
「あの…良かったらこれ…」とか言って変な絵のレターセットを背後から急にニュッと取り出して渡してきたりするガサガサ声の変な司会者を皆さんが面白がってくれて本当に良かったです。みんないい人で良かった。
そして不思議なことに、お茶会が終わった瞬間に喉が一気に治りまして…
あんなに何も飲めない食べれない、だったのに、帰りに寄ったラーメン屋で平気でとんこつラーメンすすってましたから。
やっぱり精神的なこともあったんですねえ。身体って不思議ですね。
ということで、さすらいの司会びと、まだ続投のようです。
皆さん、どこかのお茶会で変なレターセット配ってる人いたら盛り上げてやってね。
こうなったら「〇〇ちゃんの西のお茶会、めっちゃ面白いんだけど」って話題沸騰させてやる…!!
「ブログは義務感が生まれたら書かない」という信条を持っておりますので、まぁそんなこともあります。気にしない気にしない。
フリーランスってのは自分で自分の仕事量をコントロールできることが大きなメリットですからね。
忍が我が家に来てからのここ数ヶ月はとにかく設備投資費がかかりますので、キャットタワーやら好きなカリカリやらおもちゃやらを試行錯誤したりで相当な出費がありました。
そのために仕事量を一気に増やしておる日々で御座います。
一体今までの合計で何十万円使ったんだろ…?
でも、出会いがあるからには別れがあります。
いつお別れが来てもいいように、「私は忍の為にできるすべてをやった!!!かけられるだけの全てのお金をかけた!!!」と言い切れるよう、これでよいのです。
人間都合で生き物を家の中に閉じ込めるというのはそれだけの覚悟が必要だというのも分かっていましたのでね。
忍との奇跡のような日々をしっかり生き抜きたいと思います。
なんかね、セリ美は目に見えないものは一切信じないというポリシーがあるので、死後の世界もスピリチュアルの世界も全く信じてないんですが、もし、もし本当にそんなものがあるのだとしたら、死ぬのが少し楽しみになってきたりしています。
あの世で先に忍が待っていて、「あ~ババア~ようやく死んだんだね!忍ここでずっと待ってたよ!」って忍がどこからか現れて急に日本語を喋り出して、「忍ぅぅぅぅぅ!!!!!!」って涙の再会をして、「忍、ひとつだけお願いがあるんだ…忍を抱っこさせてくれないかな…」って言って、そこで初めてふわふわの忍を抱っこさせてもらうのが夢だったりします。
忍は本当に抱っこが大嫌いで、きっと一生させてくれません。
だから、あの世でさせてもらうんだ。
「ねえ忍、どうして抱っこさせてくれなかったの?」
「え~だってなんか自由を奪われてる感じがしてさ~」
「あ、それはわかる!やっぱり自由をいちばん大切にしたいもんね、精神的にも、身体的にも」
「そうだよ~だからどうしても嫌だったんだ…ババア、ごめんね…?」
「いいんだよいいんだよ~~忍は存在してくれてるだけでいいんだもの~~」
「でもこの世界では抱っこしてもいいよ!」
「え!!いいの?!そんなこと言ったらババア、一日中忍を抱っこしちゃうよ?!」
「いいよ~」
「夢のよう!!もう死んでもいい!!!」
「死んでるっつーのww」
みたいなやりとりをするのが夢なので、セリ美の人生あと何年、何十年あるか知りませんが、この楽しみがあるのでもうちょっと頑張ろうと思います。
忍は毛がとても柔らかいので、もう本当に極上の毛並みなんです。
つやつやツルツルサラサラふわふわ、って感じです。
忍はふわふわであったかくてふにゃふにゃしてて…
それなのに忍はとても神経質な猫なので毛づくろいのしすぎですぐにハゲ作っちゃって…
あんな極上の毛並みを引っこ抜いちゃうなんて……
そんなワイルドなところも好きなんですけどね。
ってことで、今までは、ヅカ・ヅカ・仕事・ヅカ・ヅカ・ヅカ・ヅカ・仕事・ヅカ…という日々でしたが、忍が来てからは違うフェーズに突入した感じですね。
忍・忍・忍・仕事・仕事・忍・ヅカ・仕事・忍・忍・忍・忍・仕事・ヅカ…
こんな感じです。
観劇回数は今までのヅカ人生の中でいちばん少なくなったけど、面白いもんですね。
それとは反比例して、宝塚との関わり方ってのは今なぜか深くなっていて。
とある生徒さんからのご依頼で、なぜかセリ美がお茶会の司会をやるというとんでもねえ事態になりまして。
「自分のお茶会をやったことがあるから」
という謎の理由で。
確かにセリ美茶は自分で司会もしましたけども、あんなふざけたレクリエーションみたいなものと、現役タカラジェンヌのガチのお茶会ってのは全くイコールにはなりませんものねえ。
それでも、「年に1回は何かにチャレンジする」という自分の生きる目標みたいなものもあったり、これも人助けだ!という気持ちもあったりで、お引き受けいたしまして。
お茶会スタッフって、意外とムラのほうではあまり人員がいないらしく、皆さん司会の確保に結構頭を悩ませているそうです。東京のほうがスタッフ確保には困らないんですって。
確かに司会ってやっぱりスタッフの中ではいちばん矢面に立つし、その技量によってお茶会の評価を左右する責任重大な役割ですもんね。
自分次第で「あんまり楽しくなかったね」なんて言われちゃうかもしれないなんて、怖くてそうみんなホイホイ引き受けてくれないですよねえ。
でも確かにセリ美はたった1回だけではあるけど、司会進行という場は経験している。
その経験が誰かのお役に立つのなら、お力添えしてみよう!ということで。
プラス、今までさんざんノベルティグッズとして封筒やらレターセットやらを制作してきたので、ここでも紙代だけで多少のお役に立てるのなら、ということで、その生徒さんが演じてきた役のイラストを散りばめたレターセットなんかも無料配布しちゃおうかしら、なんて申し出てみました。
やっぱりさ、いま宝塚歌劇団いろいろ問題ある中で、ようやくコロナから脱出して生徒さんみんな本当に頑張ってるので、セリ美にできることはしてあげたいと思いましてね。
「なんかめっちゃ面白いお茶会だったね!なにこのふざけたレターセット!!(笑)」とか言って皆さんが盛り上がってくれるなら本望ですよ。
あとは1人参加の方も割といらっしゃったようで、お茶会に1人で行く寂しさってのもセリ美は知ってるので、1人参加の皆さん同士で「なにこのレターセット(笑)」とかいって話題のタネになったらいいな、っていうのもあったり。
まぁそんなわけで、セリ美はじめてのお茶会スタッフデビュー、と相成りました。
グッズ制作もいろいろ経験があったりもするので、そこもお手伝いさせていただいたり、なんかもう文化祭みたいで本当に楽しかったです。
下級生ちゃんはやっぱり予算が限られているので、とにかくいろいろ手作りで用意して、でも「アットホームないいお茶会だったね!」と言っていただけることを目標に、生徒さんのママさんやお身内の皆さんとグループLINEで毎日深夜まで打ち合わせしたり。
でも司会進行部分はもうセリ美がすべて請け負っているので、自分なりに台本用意したり質問集をまとめてみたり。
それでもやっぱりぶっつけ本番な側面はどうしてもあるので、「もうなるようになれ!!!」と清水の舞台から飛び降りてきました。
一応セリ美も今までいろんな人のお茶会に顔出してきましたが、司会の方がカチンコチンに緊張して生徒さんとうまく意思疎通できなかったり、あまりに丁寧になりすぎてまわりくどくなってしまったりするのがいちばん良くないなという感想を持っていたので、とにかく、普通のガールズトークのようにフランクに楽しく話そう!というのは心に決めてました。
だって、いらっしゃる皆さんが求めているのは、主役である生徒さんの素顔が垣間見れたり、他では聞けない裏話がたくさん聞けることですもんねえ?
下級生ちゃんはやっぱりスカステに登場する機会も少ないし、「どんな子なんだろう?」「どんな喋り方をする子なんだろう?」っていうのはすごく知りたいだろうし、それが「可愛い子~!!!」「お話が上手~~!!」ってなったら、もっとファンが増えたり、「もっと好きになりました!」ってなるわけですもんねえ。
「こんな風に考えて役作りしたり、髪型やメイクを考えてるんだ!」っていう仕事との向き合い方とかも、応援するにあたってすごく大切なことですしね。
そういうのをバンバン引き出すのが、司会としていちばん大事なことだ!!!というのは経験値として感じてるところだったので、そのあたりは上手くいったように思います。
いや~~なにせさ~~~セリ美と直接お会いしたことのある方はご存知だと思いますけど、セリ美は大変に声が低く、なんなら電話だと男性に間違われるレベルなんですね。
南海キャンディーズのしずちゃんっぽい感じ?
ガサガサの低い声で、お世辞にも「美声」とは言えない声なので、こんな声を皆さんにマイクで聴かせるなんて…というのがいちばんの不安要素でして……
でも意外や意外、アンケートを見てみたら「司会の方がとても聞きやすかった!」というお声が多く…
司会をお褒めいただく声をずいぶんたくさんお寄せいただき、予想外のことで本当に泣いてしまいました。。。。
いや実は、お茶会の1週間前に酷いエアコン風邪を引いてしまいまして……
ビジネスホテルってさ、カードキーを差さないと通電しないじゃないですか。
だからチェックインして入室した時ってエアコンが効いてなくて、駅から大荷物背負って汗だくで必死に歩いてきたのに部屋がモワっと暑いってもう我慢ならんかったんですわ。
それでもう温度19度とかにして強風にして一気に部屋を冷やしたら、涼しくなって心地よくなって椅子でそのままウトウトしてしまいまして……
目覚めた時には部屋は極寒だよね。(ブラトップとレギンス姿)
「あ~~これはやった。完全にやった」
と思いました。
案の定、やりました。
翌日から喉が痛くて痛くて水も飲めなくなっちゃって、水も飲めないならもちろん食べ物も飲み込めない。
熱が出てきて喉がカラカラだというのに飲めない地獄。
でも飲んで水分出さないと菌も排出されないから治らない。でも飲めない。
唾も飲めないほど痛いから眠れない。でも眠らなきゃ治らない。
という地獄ループに陥りまして、でも迫るお茶会本番。
早くレターセットも完成させなきゃいけないのに、熱も出てきてあまりに辛くて座っていられない。
でも「風邪引いたので、約束してたレターセットは作れませんでした。声も出ないので司会もできません」なんて絶対にいやだ。
もちろん、病院には行きました。
そこでいろいろと薬もらったけどさ、結局風邪なんて薬では100痛いのが99になる、くらいのもんじゃん?
時間をかけて時が過ぎるのを待つしかないわけよ。
でも、その時間が無い。
とはいえ、あと1週間あるんだから、それまでには多少は……
と、己の老化を軽んじていたのがまた良くなかった。
老いると風邪の治りが遅くなるという噂はかねがね聞いてはおりましたが……
3日経っても4日経っても、なんにも良くならない。1ミリも快方に向かってない。
なんならどんどん悪化している。
コップ1杯の水を飲むのに、1時間くらいかかるわけですよ。
ひとくちゴクン、と飲みこむたびに、激痛で涙が出てくるんですね。
出血止めの薬ももらったので、ほんとに喉から血出てたんだと思いますね。
それでも脱水症状起こしちゃいけないから、泣きながら飲んで、おかゆも1時間くらいかけて泣きながら飲みこんで。
で、また夜な夜なレターセット制作に向かう。
定規を当てて、切って、両面テープ貼って、折って、パッキングする。
いやそれもね、元気ならなんてことないんです。
なんならそういう単純作業好きなのでね。
熱と水分不足で朦朧とした中で、でも「汚い仕上がりのものを皆さんにお渡しするわけにはいかない!」という職人魂を発揮しつつ、「でもこのまま休まずに作業を続けて、ほんとに当日起き上がれなくなったらどうしよう」という、限界に挑戦するアスリートのような闘いでした。
ぶっ倒れないギリギリのところで身体を起こして調整を続ける、あの絶妙なコントロールが非常に難しかったですね。
アスリートの皆さんも、怪我しないギリギリのところまで身体を追い込んで準備するわけじゃないですか。あのさじ加減は相当難しいですね。
お茶会スタッフの皆さんに「セリ美ちゃん、なんか体調悪くない?」と絶対に悟られないよう、二重マスクも絶対に外さないよう、司会の途中で殉職しないよう、とにかく必死でやりぬきました。
まぁそんなトラブルがあったので、アンケートで「司会がとても良かったです!」「頂いたレターセットのイラストのグッズが欲しいです!」という声をたくさん見たらそりゃ泣きますわ!
アスリートがメダル獲得したらそれまでの辛い日々が吹っ飛ぶ気持ちも本当によく解りましたし、新公主演者が本番までに必死にお稽古して、本番迎えて無事に幕が降りた後に泣いちゃう気持ちも本当に本当によく解りました。
あの達成感、爽快感!!
翌朝、高速バスに揺られながら、車窓の向こうの山々を見て「世界はなんて美しいんだろう!!!さぁ僕と一緒に歌おう!!」ってバスの乗客たちと肩組んで歌い出すところでした。あぶなかったわあ。(やっぱり男役がやりたいらしい)
でもやっぱり、挑戦って怖いけど、こうして新しい景色を見ることができて、新しい価値観が知れて、とても大切なことだよな、と改めて感じましたね。
「あの…良かったらこれ…」とか言って変な絵のレターセットを背後から急にニュッと取り出して渡してきたりするガサガサ声の変な司会者を皆さんが面白がってくれて本当に良かったです。みんないい人で良かった。
そして不思議なことに、お茶会が終わった瞬間に喉が一気に治りまして…
あんなに何も飲めない食べれない、だったのに、帰りに寄ったラーメン屋で平気でとんこつラーメンすすってましたから。
やっぱり精神的なこともあったんですねえ。身体って不思議ですね。
ということで、さすらいの司会びと、まだ続投のようです。
皆さん、どこかのお茶会で変なレターセット配ってる人いたら盛り上げてやってね。
こうなったら「〇〇ちゃんの西のお茶会、めっちゃ面白いんだけど」って話題沸騰させてやる…!!
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