予想外にポーの一族が好みでなかったセリ美でしたが、フィナーレは絶対に良さそうだという確信を持っていた通り、やっぱりフィナーレはすごく良かったです。



衣装も素敵だったし群舞もデュエダンも素晴らしかった。

私はかのちゃんも好きでしたが、ゆきちゃんとのデュエダンも大人っぽくてとても素敵でした。

本当にゆきちゃんは実力が高くていいですね~。



前髪を下ろしたままでデュエダンやパレードをするトップさんというのは非常に珍しいので、そこにも「おおおお!」と。



宝塚にフィナーレという文化があって本当に良かった。
どんなに駄作でも悲劇でも、あれで大概のお芝居は救われますよね。





さて、観劇は不滅とポーで終了しましたが、今回は非ヅカファンの同行者がいたので、「せっかくならいい湯に浸かっていこうか」ということになり、ヅカ歴20年のセリ美が初の有馬温泉に足を踏み入れました。


宿泊したのは、「有馬ビューホテル うらら」さんです。



…え?

そうです、名前で決めました。



うらら。

なんだかとっても美しくて高貴なホテル、という感じがしません?




あ、あと阪急グループということも決め手だったかな。
スカステ映るかなと思って…


映りませんでしたが…

でもフロント脇のチラシ置き場にカンパニーと天河のチラシも置いてあったので、それで満足。




ほら、美しくて高貴なホテルでしょ?



有馬温泉街は宝塚から1時間半ほどかかる意外と遠い場所だったのですが、山や川がすぐそこにあって、そのさびれた感じがとても「温泉」という雰囲気で良かったです。


夜は千と千尋の神隠しみたいな、オレンジ色の灯りがぼんやりとあちこちに灯って風情ありましたね~




16時に終演だったので有馬温泉に着いたのは18時近く、夕飯の最終スタートは19時半ということだったので街ブラはできませんでしたが、街を楽しむというよりやはりここはゆっくりと湯を楽しむ場所のようでしたね。




あ、ほらタモさんも来てる。

湯治場っていう言葉がぴったりな、のんびりした田舎でとても良かったです。



旅館のご飯って最高に美味しいものはあまり期待できないので、今回もあまり期待はしていませんでしたが、なかなか悪くなかったですよ。

食べ物の写真を撮るという若者っぽい行動がしみついていないセリ美なので、まんまと写真撮りませんでした。



思い出は心に刻み込め!!!!



とか都合よく男前なことを信念にしていますが、撮らなかったことをいまここに後悔していますはい。

代わりに公式写真置いておきますね。




あ、夕食に温泉サイダーを飲みましたがちょっと硫黄の匂いがして微妙でした笑



有馬ビューホテルうららさんは日帰り温泉施設の隣にホテルが隣接した複合施設になっているので、とても楽しめました。

セリ美は1泊2食付き13500円にしましたが、この温泉施設にフードコートもあったので、素泊まりにしてそこでお安く食べるのも良かったな。


もとはそんなに新しい施設ではないようですが、部屋もお風呂も必要な部分はそれなりに綺麗にリノベーションしてあったので、快適でしたよ。

宿泊者専用大浴場にはフェイスタオルが積んであって使い放題なので、湯に浸かるだけなら手ぶらで何度も来れちゃうのも地味に嬉しかったです。



そして何よりの評価点は、泉質の良さ。

いろんな種類の温泉を引いているようでしたが、金の湯と呼ばれている泥水のような濁り湯がとてもお肌に良かった感じがしました。



これまで泉質を「あ、いい!」と思った温泉は三重県の「湯の山温泉」というところにある、アクアイグニス(こちらも日帰り温泉施設)(宿泊もできます)(しかもごはんめっちゃ美味い)(でも混んでる)。




三重県の超マニアックな場所に突如現れる、オサレーな温泉施設でして、あの有名パティシエ、辻口さんもこちらの施設の中にケーキ屋さんを構えています。
美味しいパン屋さんもあったりして、ほんとオススメです。


ここの泉質がとっても良くて、無色透明で硫黄のにおいもほとんどしないのに、肌にぬるーッとまとわりついて「あら!つるつるになってる!」と即実感しました。
日帰りでまた行きたいなー。こんど1人で行ってこようかな。




んで、有馬温泉もなかなかの泉質でした。古来から多くの人が湯治に訪れた歴史を感じましたね~。

宿によっては加水したりしているところも多いので、観光よりも温泉目的で温泉に行ったなら源泉かけ流しがいいかなーと思いますね。


その金の湯は、温泉成分が強すぎて湯あたりするので気を付けてと注意書きが添えてあったほど成分が濃厚のようですよ。



onsen



セリ美が行った平日でもそこそこ人がいたので、ハイシーズンは結構混んでるんじゃないかなあ。

今回の遠征ではちょっとご褒美を足して温泉でも…という方は、若水さんとかの宝塚温泉もいいですが(行ったことないけど)、有馬温泉もぜひオススメです。

有馬ビューホテルうららさんなら素泊まりにしちゃっても温泉施設側の方にフードコートありますので街に出てわざわざお店を探す必要もないです。




そんで、翌日は7時からビュッフェ朝食がスタート。




朝食ビュッフェは9時半までやっているようですが、朝イチだとその場で板さんが出汁巻きを焼いてくれるのでほかほかの出汁巻き卵が頂けてお得です!
7時半頃にはもう板さんいなくなってたな。


他の和食ビュッフェもどれも胃に優しいし美味しいし、ヤクルト飲み放題もあって(万年便秘のセリ美にはとても嬉しいサービス)、胃が大きければもっと食べられたのになーと己の老化を恨むくらいでした。


お正月にもセリ美は家族で伊豆長岡の温泉「楽山やすだ(らくざんやすだ)」に行きましたが、まぁハイシーズン料金ということもあるでしょうがそこは一人27000円も取ったくせに料理がどれもまずくて手抜き、食器もいかにも安物で使い古してあって、おまけにお雑煮に髪の毛まで入っていて最低でした。

他にもいろいろとトラブル続き、その後のフォローも無かったしねーこちらが言うまで。
皆さん、この旅館お気を付けください。




古い温泉街にある良さそうな温泉施設という点はどちらも同じなのに、雲泥の差でしたね。



本当はチェックアウトまでにもうひとっ風呂浴びたかったのですが時間がなく、我々は京都へ向かいました。

兵庫在住の友人(非ヅカファン)と京都で合流して3人で祇園近辺をブラブラ散策、土日祝や大型連休では長蛇の列すぎて行かれなかった人気店で甘味などを食し(女3人も揃っていながらまた写真を撮らない)(他人様の画像を置いておきますね…)






ディナーは一見さんお断りの創作居酒屋さんへ。



 
↑ こちらは一見さんでも行かれる方の店舗です。ランチも激安ですがディナーもそんなに高くないですよ。まずはこちらに行けば一見さんお断りのほうの店舗を紹介してくれます。



このお店はセリ美が紹介したのですが、「一見さんお断り」という魅力的なフレーズで女子は既に酔っちゃいますよねー。
友人たちは大変満足しているようでしたし、セリ美は残念ながらお酒を受け付けない体質なのですが、どうもワインとお肉がとても美味しかったようです。

3人でお刺身のお造りや肉など好きに注文して1人はお酒3杯、セリ美はノンアルカクテル2杯など飲んで合計2万円でした。
京都の一見さんお断りの店で一人当たり6600円ならまぁ安いほうではないでしょうか。



あと、そのお店の一角に個室があり、そこでは5人限定で寿司コースが5000円で頂けちゃいます。
もちろんこちらも一見さんお断りです。

最終的には「もう食べられないよ~」とか漫画の寝言のようなセリフが出てきてしまうほど寿司をたらふく食べさせてくれます。

ウニなどの高級食材ももちろん入って5000円で寿司を食わせてもらえるなんて…!

しかし、予約はなかなか取れません。

また行きたいなー。





お土産もしっかり買ったし、20時のJRバスにまたライドオンして帰路に着き、2018年第1弾の遠征の幕を下ろしました。

ヅカ仲間、Cさんにはだいもん卓上とだいもんマグネットラムネを買い、
納税ファン活動家のNさんにはポーの紅茶を買いました。

あ、マグネットラムネは劇場入ってすぐ左側のお土産屋さんには「売り切れ」となっていましたが、キャトルには5人全員分あったので、お気を付けくださいね。




今回は宝塚とは少し離れた内容でしたが、女子旅の参考にでもしてくれたら嬉しいでっす。

京都はよく行っているので、オススメのお店とか興味ある方はメールなどくださいまし。


そして次回は温泉オプション無しの普通の遠征の際にセリ美が利用してきたビジネスホテルをお伝えしてみたいと思います。



最近また昼夜逆転になってきた…