また殿堂の求人出てますね…
劇場での仕事なんて応募殺到するだろうに、空きなんてそうそう出ないだろうに、意外と求人出てますよね。
いつも本気で悩みます。
そりゃ編集部のお仕事あったらたぶん今の生活捨てる気で応募しちゃうけどねえ。
殿堂のお仕事だってその辺のスーパーのレジ打ちなんかよりも500兆倍は楽しいでしょうし、ちぎちゃんみたいにOGさんが来てくれたりスカステ収録があったりして平静を装いながら立ちながら失神することもできるでしょうしねえ。
意外と応募少ないんでしょうかね。
編集部の求人もいつも正社員とか契約社員だけど、アルバイト枠ないんでしょうかね。
さて、とりあえず今のところ詳しい遠征の予定は立っていないんですが、次回は月組のカンパニーを観に行く予定でおります。カンパニーっていうか、ウエクミ先生の初ショーを。
すっごい楽しみなんです。
カンパニーの時はたぶんマチソワもせずバウもないし梅芸は観ない予定だし、1公演のみで日帰りになると思われますが、3月~4月は天河マチソワと義経をいっぺんに観るので泊まりになります。チケット取れればね。取れればの話ね。
そうするとまたその時にいちばん安そうなホテルをじゃらんで検索しまくるんですが、基本的にセリ美は5000円以内のビジネスホテルと決めています。100円でもオーバーしたらダメなの。それがルールなの。
もちろん、フリーライターなので平日に遠征できるという大きな利点があるからこそ5000円以内とか言ってられるんですけども。
で、どんなホテルを選ぼうとも、まずいちばんに言えることはこれです。
新しいホテルを選ぶこと。
とにかく、どんなに安くても新しければ居心地悪くないです。
逆に、古いホテルは7000円とか出してもやっぱり設備の老朽化もあるし、いくらしっかり掃除をしてもユニットバスの黄ばみとか便器の黄ばみが気になります。
エアコンもベッドもやっぱり新しいほうが性能いいしね。
あとは、新しいホテルのほうが室内サービス行き届いてますね。
空気清浄機とか飲料水1本プレゼントとかインスタントのカプチーノが2本置いてあったりとか、使い捨てのスリッパがあったり、寝間着も人間ドックみたいなやつじゃなかったり。
数年前に耐震工事の偽造とかが発覚して、あんまり安いビジネスホテルは何かあったときに非常階段とか火災報知器とか大丈夫なのか…?という気持ちもありますが、そこまで気にしていたらシティホテルとかになってしまいますので、1泊2泊ならまぁ大丈夫!何もない!と言い聞かせてます。あ、でも念のため非常階段の場所は確認するようにしてます。
ここ数年でセリ美が泊まってきた梅田界隈のビジネスホテルは以下。
ホテルリブマックス梅田中津
リブマックスはなぜか吉本若手芸人をイメージキャラクターに採用しているのでなんか変な印象がありますが、いたって普通の綺麗なビジネスホテルでした。無料朝食つき。
梅田から徒歩15分だったかな。
ただ、ここはもうリピートしないかなーと思います。
どうやらこのリブマックスグループは小さい土地を安く買ってたくさんホテルを建てているようなので、このホテルもビジネスホテルにしてはとても規模が小さいんですね。
で、例えばチェックイン可能時間より30分早く着いちゃっても、時間きっかりにならないと部屋に入れてもらえず、なにしろ狭いのでフロントロビーで待機できる場所がありませんし、フロントの方からもホテル内では待てる場所はないですね~と言われました。
普通、フロント前にはソファとかイスとテーブルが並んでいたりして、そこで周辺情報をチェックしたり軽く飲み物を飲んだりできるものですが、そういうスペースが一切ありませんでした。
チェックイン1時間ほど前に着いてしまって追い出されてしまったセリ美は、酷暑の中ぽてぽて歩いて近くに市営のスポーツセンターみたいな施設を発見、外より多少は涼しかったのでそこのベンチでボーーッとしながら1時間を潰しました。
ただ、リブマックスは同じく梅田にもう1店舗あって、どうやらそっちのほうがフロントロビーが広くてソファなどもあるようなので、もし泊まるならぜひこちらを。
ホテルサンプラザ梅田東
こちらが先日の不滅&ポー遠征の時に泊まったホテルです。
梅田から少し遠くて、梅芸までならゆっくり歩いて徒歩30分は見ておいたほうがいいですね。
でも新しくて綺麗だしスタッフの皆さんもとても親切丁寧で、例によってチェックイン30分前に着いてしまったセリ美でしたが(余裕を持った到着時間のバスに乗っているので)、「もう部屋のクリーニングは済んでいますのでどうぞ」って部屋に入れてくれました。
到着すぐは高速バスのせいでエコノミー症候群チックになっていて早く靴を脱いで体を横にしたいのでとてもありがたかったです。
部屋の中もとても綺麗で、シングルルームなのにバスタオルやフェイスタオル、使い捨てスリッパも2セットずつ準備されていてなんだか嬉しかったです。
セリ美は仕事柄もあってひどい肩こり持ちなので、時間があるときは朝晩と湯に浸かることもあります。
そんなときにバスタオルふたつあると嬉しいですね。
無料朝食もスクランブルエッグとサラダ、トーストというごく普通のものですが、コンビニでパンでも買えば数百円は支出しますので、やっぱり無料朝食はホテル選びの必須項目です。
あとなかなかいいなあと思ったのは、5~6種類の枕が選べること。
廊下に枕コーナーがあり、そこから自分好みの枕を選んで使うことができます。
セリ美はそれほど枕にこだわりがないので部屋に備え付けてあった枕をそのまま使いましたが、硬めが好きとかもっちりが好きとか、「枕が変わると眠れない…」という方は自宅の枕と似てるタイプが選べますよね。
マイナスポイントといえば梅田から少し遠いということぐらいですが、歩くのがそれほど苦じゃない方にはぜひおすすめのホテルでした。
たぶんセリ美はしばらくここを定宿にします。
そして、宝塚近辺での宿泊は、ヅカファン内で有名な「ルノアール」さんにも2度ほど泊まったことがあります。
フロントには歌劇やグラフが並び、部屋にはスカステ完備というヅカファン専用ペンションです。
平日なら1部屋に1人で泊まらせてくれますが、混雑時はゲストハウスのように部屋をシェアします。
とにかく安いですし、日本全国から集まるヅカファンとの楽しい交流が持てちゃったりしますし、そういうのが苦手な方は1人部屋を選んだりできます。
…ただ。
セリ美は2~3年前に久しぶりに泊まりに行ったのですが、なんとオーナーご夫婦のお体の具合があまり芳しくないようで…。
奥さまは認知症で、その奥さまを看病されているご主人はパーキンソン病ということでした。
ベッドメイキングや掃除・洗濯、朝食作りなど、肉体労働もそれなりにあるお仕事ですから、相当お体に負担もあるでしょう。
セリ美が泊まったときはまだベッドメイキングができていない状態で、ご主人が
「すいませんねえ今からやりますからね~」
とシーツを持って部屋にいらっしゃったのですが、お体が不自由なのでもう見ていられなくて、セリ美は「いいですよ~」と自分でやりました。
寒い季節だったので電気パッドを敷いてくれたり、とても親切にしていただいたんですけどね。
きっとあのお体の感じだとお掃除などもなかなか難しいのではないかな、と思います。
昔に泊まったときは快適な印象でしたし、お元気だった奥さまと彩吹ゆみちゃんの代表さんの話とかいろいろと盛り上がったりした思い出もあるのですが、だいぶ施設も老朽化していましたし、きっとお掃除もままならないこともあってかなり心配になりました。
ホームページを見ると今もまだ営業しているようなので、老夫婦オーナーが今も頑張っていらしゃるのだと思います。
今こそ泊まりに行って差し上げたい気持ちも充分あるのですが、ご主人が足を引きずりながらベッドメイキングや朝食作りなどを大変そうにやっていらっしゃるのを見ているのがしのびなくて…つい足が遠のいてしまいます。
そして、不滅&ポー遠征で初めて訪れた有馬温泉。
なかなかどうしていい温泉でした。
ただ、全体的に価格はお高めですね。オフシーズンの平日でも1万越えばかりなので、奮発しないと泊まれない感じですかね。
「たまには!」と景気づけに行ってみるにはとてもいい温泉街でした。
で、セリ美は実家が東京なので今までは上京する際は実家に泊まっており1週間でも10日でも好きなだけ滞在していられたのですが、諸事情ありまして今年から東京でもホテルに泊まることになりまして。
でも貧乏なセリ美は東京でも5000円のビジネスホテルに泊まるという余裕はなく、今回ついに初のゲストハウスに泊まることになりました。
特に下町エリアには、セリ美と同じようにお金のない外国人旅行客のために激安のゲストハウスがたくさんあります。
でも、セリ美はあまりそういうリア充的な交流が好きではないので、「いえあ!」みたいなノリでビールとかおごられても困るなぁ…施設もちゃんと掃除とかされてるんだろうか…と非常に不安でした。
でも、今回の東京遠征は特にお金が無かったので、背に腹は代えられぬということで、非常に不安ながらこちらへ。
Guest House TRACEさん。
なにが不安って、ホームページが無いんですよね…
じゃらんで画像も見られますけど、そのじゃらんでさえクチコミがほとんどない。
ふ
あ
ん
でしたよね、そりゃ。
でも、コミュニケーション必須の4人部屋とかではなく、大部屋にダーッと二段ベッドが並べられているということだったので旅行者みんなでワイワイやる必要もなさそうだし、女性専用フロアもあるし、どうやらここも新しい施設のようだったので、これまでの
新しければなんとかなる
というポリシーに従って、思い切って予約してみました。
なにせ、
1泊1500円
ですもの!!
で、日比谷から徒歩1時間半かけて到着しまして。
入口はこんな感じで、外国人仕様な感じですね。
場所はほぼ両国ですけど、住所は東日本橋のようです。
フロントがどこにあるのか案内が無いので非常に分かりにくく、セリ美がチェックインしたあともおじさまがウロウロしていたので案内してあげました。
左側に「和だち」という看板が見えますが、こちらは定食屋さんで、なぜかその中がフロントになってました。ちゃんとそういう案内してよねえ?
チェックインでバスタオルと靴箱のカギをもらい、ベッドナンバーを告げられ、マイベッドへ行きます。
で、女性専用フロアの入口がこちら。急いで撮ったのでブレてますが。
これをご覧になって分かるように、本来ならオフィスとかが入るような普通のテナントビルを無理やりゲストハウスにした感じです。
フロントで聞いた暗証ナンバーをここにピピピっと入力して、入ります。
中はこのように木製の二段ベッドが巣穴のようにズラーッと並んでます。カプセルホテルよりはまだマシじゃないですか?
カプセルホテルだって一般価格は3000円くらいしますから、だいぶここは良心的価格ではないかと思います。
で、セリ美はこの廊下バージョンではなく、小部屋の中に二段ベッドが2台設置してあるほうの上段を案内されました。
もちろん全体的に簡素ですけど新しいのでそんなに問題なかった感じですね。
それでも2段目は寝返り打つとギシギシ言ったのが気になりました。セリ美の真下には寝てる人いなかったけど、小部屋内に響き渡ってたのでね…
あとは、1段目と2段目の体感温度の違いがすさまじかったです。
2段目だったセリ美はもう暑くて暑くて夜中に汗びっしょりで目が覚めてしまいました。
たまらずにごそごそと着ていた服を脱ぎ、ブラトップとパンツ一丁になりました。
でもかといって下に降りるとすごくスースーしたので、みんなが適温になるのは難しいんでしょうね。サーキュレーターとか回してくれると嬉しいんですけどね。
こちら、右のドアがトイレ、左のドアがシャワー室。
全部埋まってる!ってこともなく、どちらも綺麗でしたよ。男女兼用だときっともっと汚されちゃうんでしょうが、女性だけなのでその辺は皆さん綺麗に使ってくれてるんだと思います。
シャワー室の中。掃除は隅々までちゃんとしてありました。
シャンプーコンディショナーボディーソープは無料で使い放題です。
今回セリ美はまだ怖かったのでお風呂に入る準備はしてきませんでしたが、次回からは使ってみようかと思います。シャンプーなどの質はまたその時にご報告しますね。
こちら洗面台コーナー。
撮り忘れましたが、この反対側にも洗面台がありまして、よくアパートなどにある普通の洗面台が3台並んでいます。
水がすごく跳ねているとかゴミや髪の毛がめっちゃ散乱してるとかそういうこともなく、皆さん綺麗に使ってくれている感じでした。
で、ここが最上階にあるコミュニティスペースと呼ばれるところ。これはセリ美のパソコンです。
左にこたつも見えますし、窓にもすべて障子があり、外国人向けに少し和風になっています。
アクアクララ的な飲料水も飲み放題だし、座椅子や座布団もあり、ちゃぶ台やテーブルも全部で4~5台あったんじゃないかな。ちなみにジェンガもありましたので1人ジェンガもできます。
各国の若者がここに集って酒やつまみを持ち込んで騒いでたら退散しようと思っていたのですが、いつ行っても1人か2人しかおらず、それぞれ静かにパソコンやったり雑誌読んだりしていましたので、セリ美も仕事がしやすくて助かりました。
電源コンセントもたくさんありますし、フリーWi-Fiも使えますので、寒い思いして遠くの図書館に行って「Wi-Fi入んねえなぁ~」とかイライラするよりずっと良かったです。
しかもチェックアウト後も居ていいのがホントに助かった。
ひざ掛けとか水筒を持ってくるといいですよ。
という感じで、初めてのゲストハウスは非常に快適で、チェックアウト後の居場所もあってなんならビジネスホテルよりもセリ美は使い勝手が良かったです。
皆さんも遠征時に開演時間までだいぶ時間があって暇を持て余してしまうこと、あると思います。
ここなら本でも読みながらエアコンの効いた部屋で何時間も待てますのでね。
上京時の宿泊はここを定宿に、ということで決定です!
ここで小話をひとつ。
こういう施設はさすがに外国人宿泊客が多く、フロントやコミュニティスペースでも遭遇することが多かったのですが、セリ美チェックイン後、寝る時間までコミュニティスペースで仕事をカタカタしていたら白人の男の子が2人入ってきてセリ美の向かい側に座りました。
ディナーであろうパンをかじりながらとても大人しく2人してスマホをいじっていたのですが、その直後に日本人女子が2人入ってきまして、そちらはこたつに入ってお菓子を食べながらキャッキャとトランプを始めました。
あらー健全な女子旅って感じでいいわねえ、なんておばちゃんは目を細めていたのですが、夜のいい時間にせっかく出会った男女2グループ。そしてここはコミュニティスペース。なかなか出会うことのない人種同士。
コミュニケーション、取っちゃう?
ほら、男子!取りなさいよ!
いけいけ!!白人パワー全開で「はーい」っつって行け!
って、まじめーな顔してカタカタ仕事しながらセリ美は2グループの動向に全神経を注いで動きが出るのを待っていました。
しかし、男子全然行かない。
なんだよ~海外でもゆとり教育やってんのか~?だらしねえなぁ~セリ美が声かけてきてやろうか~?
異文化コミュニケーション取って帰国しろや~
とか、おせっかいババア全開で歯がゆく思っていたんですが、
あれ?
もしや
お呼びでない?
セリ美お邪魔虫?
と気付き、あとは若い人たちで~と植木等のようにヒョイヒョイっと自分のベッドに帰っていきました、とさ。
気が利かなくてごめんなさいね~
双方にとって素敵な夜となったことを願うわ。
若いっていいわねぇ~
でもセリ美がもし10代に戻れるならやっぱり男子とのエンジョイより音楽学校受験するよね~
劇場での仕事なんて応募殺到するだろうに、空きなんてそうそう出ないだろうに、意外と求人出てますよね。
いつも本気で悩みます。
そりゃ編集部のお仕事あったらたぶん今の生活捨てる気で応募しちゃうけどねえ。
殿堂のお仕事だってその辺のスーパーのレジ打ちなんかよりも500兆倍は楽しいでしょうし、ちぎちゃんみたいにOGさんが来てくれたりスカステ収録があったりして平静を装いながら立ちながら失神することもできるでしょうしねえ。
ちぎちゃんが殿堂で羽を背負ってるのが話題ですが
— ちゃま🛵🌹 (@mnm_628) 2017年12月19日
ここの体験コーナーお姉さんがポーズ指示してくれるよね、このちぎさんとは全く違うポーズ笑!指示される前に自分でセッティングして「はい、お願いします!(ニカーッ😁)」って感じだったんだろうか笑 pic.twitter.com/QTRd1iU1v2
意外と応募少ないんでしょうかね。
編集部の求人もいつも正社員とか契約社員だけど、アルバイト枠ないんでしょうかね。
さて、とりあえず今のところ詳しい遠征の予定は立っていないんですが、次回は月組のカンパニーを観に行く予定でおります。カンパニーっていうか、ウエクミ先生の初ショーを。
すっごい楽しみなんです。
カンパニーの時はたぶんマチソワもせずバウもないし梅芸は観ない予定だし、1公演のみで日帰りになると思われますが、3月~4月は天河マチソワと義経をいっぺんに観るので泊まりになります。チケット取れればね。取れればの話ね。
そうするとまたその時にいちばん安そうなホテルをじゃらんで検索しまくるんですが、基本的にセリ美は5000円以内のビジネスホテルと決めています。100円でもオーバーしたらダメなの。それがルールなの。
もちろん、フリーライターなので平日に遠征できるという大きな利点があるからこそ5000円以内とか言ってられるんですけども。
で、どんなホテルを選ぼうとも、まずいちばんに言えることはこれです。
新しいホテルを選ぶこと。
とにかく、どんなに安くても新しければ居心地悪くないです。
逆に、古いホテルは7000円とか出してもやっぱり設備の老朽化もあるし、いくらしっかり掃除をしてもユニットバスの黄ばみとか便器の黄ばみが気になります。
エアコンもベッドもやっぱり新しいほうが性能いいしね。
あとは、新しいホテルのほうが室内サービス行き届いてますね。
空気清浄機とか飲料水1本プレゼントとかインスタントのカプチーノが2本置いてあったりとか、使い捨てのスリッパがあったり、寝間着も人間ドックみたいなやつじゃなかったり。
数年前に耐震工事の偽造とかが発覚して、あんまり安いビジネスホテルは何かあったときに非常階段とか火災報知器とか大丈夫なのか…?という気持ちもありますが、そこまで気にしていたらシティホテルとかになってしまいますので、1泊2泊ならまぁ大丈夫!何もない!と言い聞かせてます。あ、でも念のため非常階段の場所は確認するようにしてます。
ここ数年でセリ美が泊まってきた梅田界隈のビジネスホテルは以下。
ホテルリブマックス梅田中津
リブマックスはなぜか吉本若手芸人をイメージキャラクターに採用しているのでなんか変な印象がありますが、いたって普通の綺麗なビジネスホテルでした。無料朝食つき。
梅田から徒歩15分だったかな。
ただ、ここはもうリピートしないかなーと思います。
どうやらこのリブマックスグループは小さい土地を安く買ってたくさんホテルを建てているようなので、このホテルもビジネスホテルにしてはとても規模が小さいんですね。
で、例えばチェックイン可能時間より30分早く着いちゃっても、時間きっかりにならないと部屋に入れてもらえず、なにしろ狭いのでフロントロビーで待機できる場所がありませんし、フロントの方からもホテル内では待てる場所はないですね~と言われました。
普通、フロント前にはソファとかイスとテーブルが並んでいたりして、そこで周辺情報をチェックしたり軽く飲み物を飲んだりできるものですが、そういうスペースが一切ありませんでした。
チェックイン1時間ほど前に着いてしまって追い出されてしまったセリ美は、酷暑の中ぽてぽて歩いて近くに市営のスポーツセンターみたいな施設を発見、外より多少は涼しかったのでそこのベンチでボーーッとしながら1時間を潰しました。
ただ、リブマックスは同じく梅田にもう1店舗あって、どうやらそっちのほうがフロントロビーが広くてソファなどもあるようなので、もし泊まるならぜひこちらを。
ホテルサンプラザ梅田東
こちらが先日の不滅&ポー遠征の時に泊まったホテルです。
梅田から少し遠くて、梅芸までならゆっくり歩いて徒歩30分は見ておいたほうがいいですね。
でも新しくて綺麗だしスタッフの皆さんもとても親切丁寧で、例によってチェックイン30分前に着いてしまったセリ美でしたが(余裕を持った到着時間のバスに乗っているので)、「もう部屋のクリーニングは済んでいますのでどうぞ」って部屋に入れてくれました。
到着すぐは高速バスのせいでエコノミー症候群チックになっていて早く靴を脱いで体を横にしたいのでとてもありがたかったです。
部屋の中もとても綺麗で、シングルルームなのにバスタオルやフェイスタオル、使い捨てスリッパも2セットずつ準備されていてなんだか嬉しかったです。
セリ美は仕事柄もあってひどい肩こり持ちなので、時間があるときは朝晩と湯に浸かることもあります。
そんなときにバスタオルふたつあると嬉しいですね。
無料朝食もスクランブルエッグとサラダ、トーストというごく普通のものですが、コンビニでパンでも買えば数百円は支出しますので、やっぱり無料朝食はホテル選びの必須項目です。
あとなかなかいいなあと思ったのは、5~6種類の枕が選べること。
廊下に枕コーナーがあり、そこから自分好みの枕を選んで使うことができます。
セリ美はそれほど枕にこだわりがないので部屋に備え付けてあった枕をそのまま使いましたが、硬めが好きとかもっちりが好きとか、「枕が変わると眠れない…」という方は自宅の枕と似てるタイプが選べますよね。
マイナスポイントといえば梅田から少し遠いということぐらいですが、歩くのがそれほど苦じゃない方にはぜひおすすめのホテルでした。
たぶんセリ美はしばらくここを定宿にします。
そして、宝塚近辺での宿泊は、ヅカファン内で有名な「ルノアール」さんにも2度ほど泊まったことがあります。
フロントには歌劇やグラフが並び、部屋にはスカステ完備というヅカファン専用ペンションです。
平日なら1部屋に1人で泊まらせてくれますが、混雑時はゲストハウスのように部屋をシェアします。
とにかく安いですし、日本全国から集まるヅカファンとの楽しい交流が持てちゃったりしますし、そういうのが苦手な方は1人部屋を選んだりできます。
…ただ。
セリ美は2~3年前に久しぶりに泊まりに行ったのですが、なんとオーナーご夫婦のお体の具合があまり芳しくないようで…。
奥さまは認知症で、その奥さまを看病されているご主人はパーキンソン病ということでした。
ベッドメイキングや掃除・洗濯、朝食作りなど、肉体労働もそれなりにあるお仕事ですから、相当お体に負担もあるでしょう。
セリ美が泊まったときはまだベッドメイキングができていない状態で、ご主人が
「すいませんねえ今からやりますからね~」
とシーツを持って部屋にいらっしゃったのですが、お体が不自由なのでもう見ていられなくて、セリ美は「いいですよ~」と自分でやりました。
寒い季節だったので電気パッドを敷いてくれたり、とても親切にしていただいたんですけどね。
きっとあのお体の感じだとお掃除などもなかなか難しいのではないかな、と思います。
昔に泊まったときは快適な印象でしたし、お元気だった奥さまと彩吹ゆみちゃんの代表さんの話とかいろいろと盛り上がったりした思い出もあるのですが、だいぶ施設も老朽化していましたし、きっとお掃除もままならないこともあってかなり心配になりました。
ホームページを見ると今もまだ営業しているようなので、老夫婦オーナーが今も頑張っていらしゃるのだと思います。
今こそ泊まりに行って差し上げたい気持ちも充分あるのですが、ご主人が足を引きずりながらベッドメイキングや朝食作りなどを大変そうにやっていらっしゃるのを見ているのがしのびなくて…つい足が遠のいてしまいます。
そして、不滅&ポー遠征で初めて訪れた有馬温泉。
なかなかどうしていい温泉でした。
ただ、全体的に価格はお高めですね。オフシーズンの平日でも1万越えばかりなので、奮発しないと泊まれない感じですかね。
「たまには!」と景気づけに行ってみるにはとてもいい温泉街でした。
で、セリ美は実家が東京なので今までは上京する際は実家に泊まっており1週間でも10日でも好きなだけ滞在していられたのですが、諸事情ありまして今年から東京でもホテルに泊まることになりまして。
でも貧乏なセリ美は東京でも5000円のビジネスホテルに泊まるという余裕はなく、今回ついに初のゲストハウスに泊まることになりました。
特に下町エリアには、セリ美と同じようにお金のない外国人旅行客のために激安のゲストハウスがたくさんあります。
でも、セリ美はあまりそういうリア充的な交流が好きではないので、「いえあ!」みたいなノリでビールとかおごられても困るなぁ…施設もちゃんと掃除とかされてるんだろうか…と非常に不安でした。
でも、今回の東京遠征は特にお金が無かったので、背に腹は代えられぬということで、非常に不安ながらこちらへ。
Guest House TRACEさん。
なにが不安って、ホームページが無いんですよね…
じゃらんで画像も見られますけど、そのじゃらんでさえクチコミがほとんどない。
ふ
あ
ん
でしたよね、そりゃ。
でも、コミュニケーション必須の4人部屋とかではなく、大部屋にダーッと二段ベッドが並べられているということだったので旅行者みんなでワイワイやる必要もなさそうだし、女性専用フロアもあるし、どうやらここも新しい施設のようだったので、これまでの
新しければなんとかなる
というポリシーに従って、思い切って予約してみました。
なにせ、
1泊1500円
ですもの!!
で、日比谷から徒歩1時間半かけて到着しまして。
入口はこんな感じで、外国人仕様な感じですね。
場所はほぼ両国ですけど、住所は東日本橋のようです。
フロントがどこにあるのか案内が無いので非常に分かりにくく、セリ美がチェックインしたあともおじさまがウロウロしていたので案内してあげました。
左側に「和だち」という看板が見えますが、こちらは定食屋さんで、なぜかその中がフロントになってました。ちゃんとそういう案内してよねえ?
チェックインでバスタオルと靴箱のカギをもらい、ベッドナンバーを告げられ、マイベッドへ行きます。
で、女性専用フロアの入口がこちら。急いで撮ったのでブレてますが。
これをご覧になって分かるように、本来ならオフィスとかが入るような普通のテナントビルを無理やりゲストハウスにした感じです。
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中はこのように木製の二段ベッドが巣穴のようにズラーッと並んでます。カプセルホテルよりはまだマシじゃないですか?
カプセルホテルだって一般価格は3000円くらいしますから、だいぶここは良心的価格ではないかと思います。
で、セリ美はこの廊下バージョンではなく、小部屋の中に二段ベッドが2台設置してあるほうの上段を案内されました。
もちろん全体的に簡素ですけど新しいのでそんなに問題なかった感じですね。
それでも2段目は寝返り打つとギシギシ言ったのが気になりました。セリ美の真下には寝てる人いなかったけど、小部屋内に響き渡ってたのでね…
あとは、1段目と2段目の体感温度の違いがすさまじかったです。
2段目だったセリ美はもう暑くて暑くて夜中に汗びっしょりで目が覚めてしまいました。
たまらずにごそごそと着ていた服を脱ぎ、ブラトップとパンツ一丁になりました。
でもかといって下に降りるとすごくスースーしたので、みんなが適温になるのは難しいんでしょうね。サーキュレーターとか回してくれると嬉しいんですけどね。
こちら、右のドアがトイレ、左のドアがシャワー室。
全部埋まってる!ってこともなく、どちらも綺麗でしたよ。男女兼用だときっともっと汚されちゃうんでしょうが、女性だけなのでその辺は皆さん綺麗に使ってくれてるんだと思います。
シャワー室の中。掃除は隅々までちゃんとしてありました。
シャンプーコンディショナーボディーソープは無料で使い放題です。
今回セリ美はまだ怖かったのでお風呂に入る準備はしてきませんでしたが、次回からは使ってみようかと思います。シャンプーなどの質はまたその時にご報告しますね。
こちら洗面台コーナー。
撮り忘れましたが、この反対側にも洗面台がありまして、よくアパートなどにある普通の洗面台が3台並んでいます。
水がすごく跳ねているとかゴミや髪の毛がめっちゃ散乱してるとかそういうこともなく、皆さん綺麗に使ってくれている感じでした。
で、ここが最上階にあるコミュニティスペースと呼ばれるところ。これはセリ美のパソコンです。
左にこたつも見えますし、窓にもすべて障子があり、外国人向けに少し和風になっています。
アクアクララ的な飲料水も飲み放題だし、座椅子や座布団もあり、ちゃぶ台やテーブルも全部で4~5台あったんじゃないかな。ちなみにジェンガもありましたので1人ジェンガもできます。
各国の若者がここに集って酒やつまみを持ち込んで騒いでたら退散しようと思っていたのですが、いつ行っても1人か2人しかおらず、それぞれ静かにパソコンやったり雑誌読んだりしていましたので、セリ美も仕事がしやすくて助かりました。
電源コンセントもたくさんありますし、フリーWi-Fiも使えますので、寒い思いして遠くの図書館に行って「Wi-Fi入んねえなぁ~」とかイライラするよりずっと良かったです。
しかもチェックアウト後も居ていいのがホントに助かった。
ひざ掛けとか水筒を持ってくるといいですよ。
という感じで、初めてのゲストハウスは非常に快適で、チェックアウト後の居場所もあってなんならビジネスホテルよりもセリ美は使い勝手が良かったです。
皆さんも遠征時に開演時間までだいぶ時間があって暇を持て余してしまうこと、あると思います。
ここなら本でも読みながらエアコンの効いた部屋で何時間も待てますのでね。
上京時の宿泊はここを定宿に、ということで決定です!
ここで小話をひとつ。
こういう施設はさすがに外国人宿泊客が多く、フロントやコミュニティスペースでも遭遇することが多かったのですが、セリ美チェックイン後、寝る時間までコミュニティスペースで仕事をカタカタしていたら白人の男の子が2人入ってきてセリ美の向かい側に座りました。
ディナーであろうパンをかじりながらとても大人しく2人してスマホをいじっていたのですが、その直後に日本人女子が2人入ってきまして、そちらはこたつに入ってお菓子を食べながらキャッキャとトランプを始めました。
あらー健全な女子旅って感じでいいわねえ、なんておばちゃんは目を細めていたのですが、夜のいい時間にせっかく出会った男女2グループ。そしてここはコミュニティスペース。なかなか出会うことのない人種同士。
コミュニケーション、取っちゃう?
ほら、男子!取りなさいよ!
いけいけ!!白人パワー全開で「はーい」っつって行け!
って、まじめーな顔してカタカタ仕事しながらセリ美は2グループの動向に全神経を注いで動きが出るのを待っていました。
しかし、男子全然行かない。
なんだよ~海外でもゆとり教育やってんのか~?だらしねえなぁ~セリ美が声かけてきてやろうか~?
異文化コミュニケーション取って帰国しろや~
とか、おせっかいババア全開で歯がゆく思っていたんですが、
あれ?
もしや
お呼びでない?
セリ美お邪魔虫?
と気付き、あとは若い人たちで~と植木等のようにヒョイヒョイっと自分のベッドに帰っていきました、とさ。
気が利かなくてごめんなさいね~
双方にとって素敵な夜となったことを願うわ。
若いっていいわねぇ~
でもセリ美がもし10代に戻れるならやっぱり男子とのエンジョイより音楽学校受験するよね~
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