ウルスラが出ないって?!
なんじゃそりゃああああああ!!!!!






あ、取り乱しました。

ウルスラが出ないってことはカッシュのメインエピソードは無しなんですね…
そうなんですね…


せっかく愛される女の気持ちが分かったっていうのに…

愛す場面がないなんて…

じゃあ役どころとしてはただの軍人かー

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あっきーがまさかの女役というのは非常に興味深いですし、男役さんが女役を経験するのは絶対にいいことだと思います。

あとは、みっちゃん(ミッタンナムワ)はつるっぱげなので、ルイマキセが一体どういうことになってしまうのかとか、ついに共演となったキキララ兄妹にもなんだかムフフとなりますね。


ゴリゴリの原作ファンであるセリ美は、ユーリがヒッタイトにタイプワープして最初に親しくしてくれる可愛いティトは優希しおんくんで観てみたかったケド…愛海ひかるくんを初めてじっくり見てみようと思います。





さて、毎度集合日というのはこのようなワクワクの配役発表と耳をふさぎたくなる嫌な発表と同時に行われるという世界トップレベルのアメムチ日なわけですが、今回も嫌な発表がありました。

特に専科さんというのは劇団内でも非常に微妙な立場である上に神出鬼没なので退団の衝撃はとても大きいです。




ミレニアムあたりに俗称「新専科制度」というものができまして、当時の各組の2番手~3番手のスターさんが一斉に異動させられ、当時のヅカファンの衝撃と動揺は今もよく覚えています。

新専科というのが一体何を意味するのか、「トップ王手チーム」といういい意味なのか、それとも窓際族という悪い意味なのかさっぱり分かりませんでしたし、新専科さんをご贔屓とされていらっしゃる皆さんは特にどういう気持ちで応援したらいいのか分からないという心境だったと思います。




新専科から無事トップになられた方もいらっしゃいますし、なれずに退団されていった方もたくさんいらっしゃいました。

無事トップになれたといっても古巣の組に凱旋できた方もいれば、馴染みのない組でトップ就任された方もいらっしゃいます。


つまりは、新専科制度というのは、組ファンとしてはなかなか無条件で喜べない制度です。
当時セリ美の唯一のヅカ仲間だった方もその制度についてゆけず、ファンを辞めていかれました。

やっぱり、各会に所属している会員の皆さんが「うちの大将がいちばん!」と胸を張るのと同じように、組にだって「うちの組がいちばん!」という親心はありますよね。



しかし、現在もその制度は継続中で、専科異動となったスターさんの中で近年無事にトップ就任できたのはみっちゃんくらいでしょうか。


現在の専科の中で新専科にあたる生徒さんは、
  • 華形ひかる
  • 星条海斗
  • 沙央くらま
  • 凪七瑠海
の4名で、このうちお2人が既に退団発表済みであり、なんと残るはお2人…
あ、でもまりんさんだって可能性がないわけじゃないんだからねッ!!




結局、いまは新専科になってトップになれる生徒さんのほうが圧倒的に少ないんですよね。

ミレニアム大異動のときは新専科さんは合計11人で、トップになれた生徒さんは6人いらっしゃいますから、過半数がトップになれました。

つまり、現在で新専科に異動となれば「=トップ王手」というよりは…という意味になってしまいます。



特にかちゃは月組での貢献度も高いし、このままコマとマギーのように…というのはもう月組ファンが黙っていないでしょう。あれ、なんか月組経験者多いですね。

マギーなんて、先日のディナーショー(いま思えば退団フラグだったかー)なんてもう宝塚における新ジャンル開拓だな!とセリ美はなかなか面白がっていました。
V系ジェンヌってなかなか新しいじゃないですか!

トップになってもならなくても、V系ジェンヌパイオニアとして「マジか!ww」みたいな斬新なトライを見せてほしかったなあ。
でも、それなら宝塚という枠を超えてAKANE LIVさんのような活躍をしたほうがいいのかな。そういう意味での退団なのかな。



なかなかね、どうやったって枠は各5個しかないわけですから、魅力的な生徒さんたちを全員トップにするなんてことが叶うはずもないんですが、新専科制度ってセリ美はあんまり好きじゃないです。

それって誰得なのかなって。
だって組の路線に乗っていた生徒さんの「3月24日付で専科に異動となります」って文字を見て、「ヤッターーーーーー!!!」ってなるファン、いるのでしょうか。
いろんな組でいろんな組子やトップさん達と共演する面白さはあるとは思いますが、今のところ専科異動後って極端に仕事減ってますしね。



トップになれるのも運がかなり物を言いますから5つの椅子の空き具合次第ということももちろんありますが、残るお2人はこれからどうなっていかれるのでしょうね。

そして「新専科の人員、そろそろ減ってきましたね~」なんつって、劇団のお偉いさん方が今ごろ新専科入りをする生徒をどうするか、「おとめ」を開いて会議してないことを願います。